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ぬかるみのあかるみにふと気をとられ 忘れたことを忘れて傾ぐ

筆先に闇がぼそぼそ溜まっている 想いもないままはしるからだと
ひきだしがタイムマシンになってないまた新しい春が来ました 「春の土」
よりそひて小川とあぜ道蛇行せる二月の畠に耕人ひとり 

音なくて雨降りゐたり 静かにも春を見上げて庭辺の千草

うんうんと地よりわきたつ緑児を雨とお日さま交互にあやす

一坪 ....
「通話しよ」ただそれだけが言えなくてLINEの吹き出し増え続けてる

感情を語れば少し軽くなる 空っぽになる ひび割れていく

期待だけさせてあなたは去っていく あなたのあなたは私じゃないね
 ....
喋っても一緒にいてもさみしさがゆっくり体を貫いていく

愛でられる桜は嫌い ぼろぼろに踏みつけられる花びらが好き

裏切った人をそれでも憎めずに悲しいんだよ何か言ってよ

あなたには軽い気 ....
眠れない夜に数えた星たちの光を借りて空へ落ちゆく 会話なくずっと見ている窓の外地下鉄だから光などない 祝砲に実弾使うバカがいて隣の村が地図から消えた トラックに跳ね飛ばされたエロ本の熟女ページへ春雨が降る 出来損ないの風船みたいな赤い丸答案用紙に不時着をして

さびれたふうの手芸屋で鮮やかすぎるフエルトの青

今そこをよぎっていったリスこそが運命だったとキミは知らない

犬たちが水平線を見て ....
通勤の人の流れに逆らえず職失くしても締めるネクタイ ずぶ濡れで帰宅リュックに折りたたみ傘が二本も入ってた夜 ノーヘルのバイク追うミニパトカーを運転してるパンダを2度見 また明日! 笑顔で別れいなくなるどこかで生きているような、死

朝と夜ぼくらは器用に行き来しておはようおやすみおはようおやすみ

死ぬことの本当なんかえいえんに教えてくれずまた春が来る

 ....
「わたしってブスよね?」という女ほどエロいときいて校門で待つ シャンプーとリンスを間違えるように私のことをヨーコと呼んだ 誰かより自分に届く歌を詠む私よ私あきらめないで うれしいに
まみれてますは
れんあいの
かわにながされ
わたし、さらさら


わくのなか
かまわれまして
れれれのれ
またのこしつき
うまくまうくま



[う ....
担任は校長に造られたロボ 中身はたぶん教頭先生 自称詩を互いに誉める奴等から早く地獄に堕ちれば良いな

初投稿俺も詩人と勇んだが夏の宿題以下の出来映え
公園に置き去りの花寂しそう誰かに渡すはずの花束

虹の色七色の幸せ映し出す制限されたものなどなくて

何年か前の約束生きている微笑みながら見つめる未来

桜咲く頃は天気が咲く不安定肌寒い日 ....
俺が子の頃もばばあだったくせに自称三十路のばばあの駄菓子屋 あったかいひざにはにゃんこ足元にも猫が寄り添う冬の寒い日

今もなお大きな体でひざに乗る重たいけれど嬉しいにゃんこ

移動するたびにどこでもついて来るストーカーだねほんとに君は

引っかか ....
鉄板に触れたとこから溶けていくバターのように君に溺れる 育たない私の胸を好きと言う君の部屋からFのブラジャー しんという音身にまとい天空とダム湖に浮かぶ寒月ふたつ

うららかな小春日和に鬼が棲むおれとあなたと隠れた月に

手術から九年目の冬いまめぐりきてきみは喋らず食べられもせず

不幸など笑って ....
風のない日にはアナタを見た場所で磁石の如く北を向いてる 会いたいと呟く声はすぐに消え白い塊だけが残った なにごとも笑いのタネになるようなよい一年でありますように  

コチコチと終わりが終わりはじまったみんなで見つめせーの、おめでとう


重箱で溺れかけてる黒豆を救出に向かう朝だよろこべ


ほらごらん炭酸水の泡たちがからだを巡り、やがて星にな ....
梅昆布茶さんの短歌おすすめリスト(676)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あかるみ- はるな短歌215-5-14
ひきだしがタイムマシンになってないまた新しい春が来ました- 北大路京 ...短歌715-5-12
詩人サークル「群青」4月の題詠「土」- 木原東子短歌6*15-4-30
ゴミ6- メンヘラ ...短歌115-4-28
ゴミ3- メンヘラ ...短歌415-4-24
眠れない夜に数えた星たちの光を借りて空へ落ちゆく- 北大路京 ...短歌315-4-17
会話なくずっと見ている窓の外地下鉄だから光などない- 北大路京 ...短歌5*15-4-16
祝砲に実弾使うバカがいて隣の村が地図から消えた- 北大路京 ...短歌415-4-1
トラックに跳ね飛ばされたエロ本の熟女ページへ春雨が降る- 北大路京 ...短歌115-4-1
まだら猫の予言- そらの珊 ...短歌10*15-3-29
通勤の人の流れに逆らえず職失くしても締めるネクタイ- 北大路京 ...短歌515-3-28
ずぶ濡れで帰宅リュックに折りたたみ傘が二本も入ってた夜- 北大路京 ...短歌415-3-26
ノーヘルのバイク追うミニパトカーを運転してるパンダを2度見- 北大路京 ...短歌415-3-16
リ・ターン- そらの珊 ...短歌815-3-11
「わたしってブスよね?」という女ほどエロいときいて校門で待つ- 北大路京 ...短歌215-2-25
シャンプーとリンスを間違えるように私のことをヨーコと呼んだ- 北大路京 ...短歌415-2-23
誰かより自分に届く歌を詠む私よ私あきらめないで- 北大路京 ...短歌715-2-5
うまれかわ- 阿ト理恵短歌4*15-2-5
担任は校長に造られたロボ_中身はたぶん教頭先生- 北大路京 ...短歌315-1-30
自称詩人短歌2- 花形新次短歌1*15-1-27
公園- 夏川ゆう短歌115-1-27
俺が子の頃もばばあだったくせに自称三十路のばばあの駄菓子屋- 北大路京 ...短歌115-1-26
猫溜まり- 未有花短歌18*15-1-23
鉄板に触れたとこから溶けていくバターのように君に溺れる- 北大路京 ...短歌415-1-23
育たない私の胸を好きと言う君の部屋からFのブラジャー- 北大路京 ...短歌315-1-20
寒月- 草野大悟 ...短歌3*15-1-19
風のない日にはアナタを見た場所で磁石の如く北を向いてる- 北大路京 ...短歌415-1-16
会いたいと呟く声はすぐに消え白い塊だけが残った- 北大路京 ...短歌415-1-16
なにごとも笑いのタネになるようなよい一年でありますように- 北大路京 ...短歌6*15-1-8
はじまりの星- 石田とわ短歌7*15-1-8

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