すべてのおすすめ
あますことなく陽気な容器にはい!ってわたしたち足し算、ひかないで
ミミにキレた理由をきくひともいないから、いくつものきそ(く)をやぶる
うるうるっとたてたクチビルとんでもないと ....
暑いとはいわぬトマトの涼しげな頬に紅さす今朝の顔
中味は見えないスイカは呆けた顔をして叩いてもほら知らん顔
おいしいトウモロコシにコガネムシの幼虫半分っこする
見てみてこれは甘唐辛子そのとなりの ....
空き地にはヒメジョオンの花盛りラブアンドピースアンド猫
ヒメジョオンってその名のとおり、可愛らしいいでたちで
あるのですが、群生していると、なんだかガールズトーク
....
誰ひとりみてない笑みがまたひとつ荒川で身投げしたような夜
誰ひとりみてない夜がまたひとつ荒川で身投げしたような笑み
『いつの日か魚になってあの人に食べられることそれが夢です』
海草が足に絡まり動けない傷付け合った二人の代償
唇は奪うものだと知った時魚の情事を悲しく思う
つま ....
弁当のおかず多くて純ちゃんの弁当箱へ玉子焼き2個
弁当に嫌なピーマン入ってて真希子の口へ運んであげる
ざりざりと行軍をするつむじたち、生活のため波に飲まれて
ストーブのやかんよろしくシューシューとため息を吐く汽車じゃないのに
ひそやかに皆息を詰めているのに足音電車耳を壟する
....
この雨が四十一度であったなら裸にシャボン蛙はうだる
いたるところにまち針をしるしておけば明日はそこから
淡い虹ふりむけばもう消え失せてことごとく逝く春も逝く
下敷きに静電気下書きに尖 ....
旅先に秘密を託す オフライン 海に流した小瓶と真珠
苛立ちを鎮める空想砂時計 記憶の棚に並ぶコレクション
「恋文の推敲は眠りのあとに」 掟に背いた罰は苦くて
「植 ....
ハイヒールひとつぶんだけ空高くわたしは結句さがしています
かたぐるまされてみたいなかたぐるまかるいっていいなよすぎるな
昨晩の雨はもうすでに誰かの雨でございます
ピアニカを初めて開け ....
春の野がどこまでも遠いこの{ルビ病室=へや}できのうさくらが終わったと知る
この年のさくらも終わりわが{ルビ病室=へや}はたとえようのなく北東を向く
春風が知らずにすぎる向きに建つ ....
サーカスの綱渡りから落ちた夢僕の知らない君がいた朝
冷静を保てる距離で精一杯君の寝顔を見つめてる夢
「好き」と言う口とそれを聞いてくれる耳のある幸せを失う
待望のデートを流す土砂降りはテルテル坊主のジェラシーのせい
両腕を広げて君は雨を待つ買ったばかりのレインコートで
黒鍵を叩くと赤い雨が降る涙が出ないピアノも独り
君を呼ぶ声を遮る雨音がAm(エーマイナー)からE(イー)に変わった
ため息で曇るガラスの向こう側あなたの傘を持って待つ人
雨の止むその一瞬でも唇を重ねた夜のメロディよ鳴れ
パフュームとやさしい雨に包まれて君の背中にR-a-i-nと描いた
ワッフルに君とふたりで挟まれて愛を失うことに怯える
ドーナツの穴から君を覗いても悩殺される(わかってて、した)
産む人とおろす人いる病院の男子トイレは二階奥だけ
よく喋る女の横でうんうんと頷きながら飲むハイボール
おもしろい人になりたい僕の名を聞いただけでも笑えるほどの
もう誰も飼ってないのに猫は自分の首輪をはずせない
猫がいる 怒りもせずに泣きもせず人のいない村で猫が生きている
バカにしか見えない服を買い与え妻も娘も全裸に見える
古い樹になれずに消えた若い樹は工事跡地に切り株もなし
梅昆布茶さんの短歌おすすめリスト
(676)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
うたう☆クラブ
-
阿ト理恵
短歌
5*
14-7-27
夏野菜のひと
-
たま
短歌
14*
14-7-23
梅雨の晴れ間にミスターハロー
-
そらの珊 ...
短歌
11*
14-7-17
夜_⇔_笑み
-
もっぷ
短歌
4
14-7-6
海に沈む
-
永乃ゆち
短歌
3*
14-7-5
弁当のおかず多くて純ちゃんの弁当箱へ玉子焼き2個
-
北大路京 ...
短歌
3
14-6-30
弁当に嫌なピーマン入ってて真希子の口へ運んであげる
-
北大路京 ...
短歌
4
14-6-29
駅で(冬に)
-
凍湖(と ...
短歌
1
14-6-29
パーソナルレイン
-
そらの珊 ...
短歌
9*
14-5-26
秘める
-
深水遊脚
短歌
3*
14-5-25
雨の消息
-
そらの珊 ...
短歌
8*
14-5-21
「かおるのおと」2014.04.19_(一五首)
-
もっぷ
短歌
8*
14-4-19
サーカスの綱渡りから落ちた夢僕の知らない君がいた朝
-
北大路京 ...
短歌
3
14-4-5
冷静を保てる距離で精一杯君の寝顔を見つめてる夢
-
北大路京 ...
短歌
4
14-4-3
「好き」と言う口とそれを聞いてくれる耳のある幸せを失う
-
北大路京 ...
短歌
4
14-4-2
待望のデートを流す土砂降りはテルテル坊主のジェラシーのせい
-
北大路京 ...
短歌
5
14-4-1
両腕を広げて君は雨を待つ買ったばかりのレインコートで
-
北大路京 ...
短歌
5
14-3-31
黒鍵を叩くと赤い雨が降る涙が出ないピアノも独り
-
北大路京 ...
短歌
2
14-3-30
君を呼ぶ声を遮る雨音がAm(エーマイナー)からE(イー)に変 ...
-
北大路京 ...
短歌
4
14-3-30
ため息で曇るガラスの向こう側あなたの傘を持って待つ人
-
北大路京 ...
短歌
4
14-3-29
雨の止むその一瞬でも唇を重ねた夜のメロディよ鳴れ
-
北大路京 ...
短歌
4
14-3-27
パフュームとやさしい雨に包まれて君の背中にR-a-i-nと描 ...
-
北大路京 ...
短歌
4
14-3-26
ワッフルに君とふたりで挟まれて愛を失うことに怯える
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北大路京 ...
短歌
4
14-3-24
ドーナツの穴から君を覗いても悩殺される(わかってて、した)
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北大路京 ...
短歌
4
14-3-23
産む人とおろす人いる病院の男子トイレは二階奥だけ
-
北大路京 ...
短歌
3
14-3-15
よく喋る女の横でうんうんと頷きながら飲むハイボール
-
北大路京 ...
短歌
5
14-3-14
おもしろい人になりたい僕の名を聞いただけでも笑えるほどの
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北大路京 ...
短歌
3
14-3-14
猫が生きている
-
そらの珊 ...
短歌
11*
14-3-11
バカにしか見えない服を買い与え妻も娘も全裸に見える
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北大路京 ...
短歌
4
14-3-8
古い樹になれずに消えた若い樹は工事跡地に切り株もなし
-
もっぷ
短歌
2
14-3-7
1
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