すべてのおすすめ
悲しみの透明なあり方よりも楽しみの存在の軽さに
たちまちにうっかりうかれ浮遊するさみしさをのむホットチョコレート
そこからはおはようさまにこんにちはさよならにさよならする憎しみ ....
わたしにふれてと誘う水銀のふれればおかされてゆく毒
水の系譜もとをたどってゆく指先で、彗星ながれる
熱の朝水銀のメモリゆっくりと伸びてゆく儀式、生殖
だれとも手をつながないでどこへゆ ....
ちょっとだけ君の布団にもぐろうかあした天気になりますように
3分で終わらなかったクッキングあした天気になりますように
線路を歩くと迷わないんだなああした天気になりますように
或る日
椅子座り笑顔浮かぶる妻の顔かわゆらしとひとえに思う
伝道にいでゆく妻に声かけて頑張ってねと妻うなづきてゆく
昨夜には二人してとも二杯のカクテルをあけ気持ちよかり
賛美 ....
虫の音は過去から届くメッセージ紐解きながら浅い夢みる
つかめばするりと逃げてゆくとかげのしっぽに似た夜だ
まだら雲見ている猫の背中にもまだら雲がひとつぽっかり
朝起きて歯医者の予約を ....
疲れてる あの人この人言うことの悪意ばかりを追いかける夜
打ち付ける雹と雨とが塞ぐ息 冷える身体を削る轟音
雷に震え蹲る子ら二人 水を防げぬ傘で覆った
光る空 二秒遅れの雷鳴に打たれて震え まだ生きている
子ら二人近くの ....
もうひとり私の中にいるやつが決まっておまえと呼ぶ近場から
もし薔薇に棘がなければ退屈だ死にそうなほどでないにはしても
おそらくは見えないだけで居るこども「ほら自動ドアちゃんと開いたよ」
....
もうすこしよりそっててもよかったかな ミートソースをまきこんだ昼
常温のコーヒーカップに腰かけてめまぐるしいねとブレずにきみは
あれは冬 お店のなかスクロールして 値段で選んだカレ ....
つうこんのいちげき君の手料理をキメラと呼んでしまってゴメン
雀の子鷹から産まれて捨てられて母を探して悔いのなく逝く
みあげてもみあげても空は足りなくて骨になったら海に行きたい
何もない一日 雲を泡立てて貝殻模様のカップを洗う
花の雨 眠るわたしのこめかみにふれているのはくちびるですか
モノクロのアネモネきっとあなたならうすむらさきを選んで写した
....
KISSのことAって呼んでいる人の頭上に浮かぶ藤子不二雄A
木漏れ日の愛される日の四季がありひとの心の一点の闇
携帯に入っていない言葉たちばかりと暮らす病棟の日日
キレイから綺麗に変わる24時「逆シンデレラ」と君に呼ばれる
夕方にややふくらんだ足があり人も満ちて夜をむかえる
それぞれの耳にはそれぞれの音あてがわれてイヤフォンの白い線
半分にきっちり分けること出来てやっぱり冷たいアイスモナカ
飛び立ったば ....
旅先で立ち寄った老舗鞄店店主の指の骨の雄弁
彷徨の心が余る夜のなか自転車輪は地球を走る
指の肌膚崩れて少女冬の底床拭きながら母はまぼろし
ぶらんこの夕べはいつもさみしくて百を数えておしまいとする
日陰にはどくだみの花みっしりとわたしは毒を愛しています
砂山に取り残されたスコップは誰かの置いた傘の中にて
夏になるほんの少 ....
絵日記に行ってない海描いてるやけに激しい風が吹いてる
くちびるから悲しみのエコーもう二度とさよならなんて言いたくないのに
金色の雨になって会いに来て閉じ込められた私はダナエ
ひとしずく君の涙がこぼれたら小瓶に入れて取って置きたい
聴こえ ....
造花だと言えなくなった青い薔薇君の奇跡は奇跡のままに
駄菓子屋で万札出して食べ放題やけに激しい風が吹いてる
ジョジョ2部を読んだ影響見え隠れやけに激しい風が吹いてる
「私」として生きてて背負うかなしさをたとえる形容詞がみつからない
生きることに疲れて橋に向かいつつ靴は脱げないことは知ってた
春の暮れもしくは初夏への道すがら黒い縁取り一通拾う
....
梅昆布茶さんの短歌おすすめリスト
(676)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
悲しみの透明なあり方
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阿ト理恵
短歌
12*
15-11-2
第12族元素より
-
そらの珊 ...
短歌
12*
15-10-22
ちょっとだけ君の布団にもぐろうかあした天気になりますように
-
北大路京 ...
短歌
5
15-10-22
3分で終わらなかったクッキングあした天気になりますように
-
北大路京 ...
短歌
6
15-10-22
線路を歩くと迷わないんだなああした天気になりますように
-
北大路京 ...
短歌
5
15-10-22
_或る日
-
生田 稔
短歌
6
15-10-16
秋のあをぞら
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そらの珊 ...
短歌
10
15-9-11
~2015.08.20
-
もっぷ
短歌
4*
15-8-20
バスを待つ
-
深水遊脚
短歌
2*
15-8-9
ブルームーンかと思ったら意外と普通に満月でした
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そらの珊 ...
短歌
11
15-7-31
スイミ
-
さわ田マ ...
短歌
12
15-7-28
つうこんのいちげき君の手料理をキメラと呼んでしまってゴメン
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北大路京 ...
短歌
3
15-7-16
雀の子_*
-
もっぷ
短歌
2
15-7-6
_*
-
もっぷ
短歌
4
15-7-6
詩歌集「うずく、まる」より自選十五首
-
夏嶋 真 ...
短歌
14*
15-7-4
KISSのことAって呼んでいる人の頭上に浮かぶ藤子不二雄A
-
北大路京 ...
短歌
7
15-6-26
木漏れ日_*
-
もっぷ
短歌
3
15-6-24
ケータイのそと_*
-
もっぷ
短歌
2
15-6-24
キレイから綺麗に変わる24時「逆シンデレラ」と君に呼ばれる
-
北大路京 ...
短歌
4
15-6-24
水の月
-
そらの珊 ...
短歌
9
15-6-21
老舗鞄店_*
-
もっぷ
短歌
2
15-6-16
彷徨の心_*
-
もっぷ
短歌
2
15-6-16
冬の底_*
-
もっぷ
短歌
2
15-6-16
公園だより
-
そらの珊 ...
短歌
13*
15-6-10
絵日記に行ってない海描いてるやけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
5
15-6-4
悲しみの季節
-
未有花
短歌
11*
15-6-3
造花だと言えなくなった青い薔薇君の奇跡は奇跡のままに
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北大路京 ...
短歌
3
15-6-1
駄菓子屋で万札出して食べ放題やけに激しい風が吹いてる
-
北大路京 ...
短歌
2
15-5-27
ジョジョ2部を読んだ影響見え隠れやけに激しい風が吹いてる
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北大路京 ...
短歌
3
15-5-21
「すみれいろそら、あかねいろそら」_2015.05.16_( ...
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もっぷ
短歌
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15-5-16
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