言葉が降ってくる、というのは


           よく聞く表現だけれど


  その降ってくる様子を語る人は


あまりいない


        例えば ざあざあ、だと ....
この世の天国かと思っていた
右も左もわからない
何も見えない天国への入口
痛みも無ければ
快感も無い
暖かくも寒くも無く
匂いも無く
生きている感覚すら危うく

そうか
全ての ....
紫陽花を見て

死のうとしていた

そんな時

僕は君に会った


君は悲しみをしっていて

苦しみも知っていて

僕と同じだった


月日は流れて

紫陽花を思い ....
俺は飲んだくれて泣くことはできても

死ぬことはできなかった

もしかしたら

もう1度

お前にあえるかもしれないと

思っていたからだろうぜ


生まれ変わっても

 ....
心のどこを探しても、
怒りも憎しみも憎悪もない。

それとは正反対の感情が、
海の様に広がって、凪を打っている。

愛情と愛しみと友情。
そして変わらぬ大切さ。
 ....
左腕に刺青がある。
16の冬に自分で入れた。
自傷って奴に夢中になっていた。
自分を傷つけて、
汚れた血を流したら、
綺麗になれる気がしていた。
穢れ腐ってゆく日々 ....
十二番目で
いつも言葉を間違えてしまう君は
その次の交差点では
左折ばかりを繰り返している
東京
狭い夕暮れで
夢から覚めたばかりの抜け落ちた体を
ついでのような角度でドアの隙間に潜り込 ....
六月、朝は煙の中から浮上していく
昨日積み残してきたものは
もう何処にもないかもしれないと
溜まってしまった風の中に体を傾けて
もう一度目を閉じていく
泳げない朝に見る夢は
煙った街から突 ....
君に触れたことはない。
君を弾いたこともない。
だけどこんなに心惹かれてる。

これは君のため息。
心弾かれて、今夜も音を愛撫する。








 ....
夜、歩道橋の上。
缶コーヒーで、煙草を4本吸う。
そんな処では詩が生まれない。知っている。
実際に、詩は生まれなかった。いい場所だ。
夜は、昼間よりも、詩が溢れている気がする。
例えば、近所 ....
I'm a Sonic.
I'm a Snake.

I'm Born To Be Sonic.
And I Die As a Snake.

I Crash InTo T ....
I'm always close to you
「そばにいるよ」

歌声の素敵なあなたは天に召されてしまって

ずっと悲しくて、つらくて、どうしようもなく
落ちるところまで落ちて

 ....
そう言えば、書こう書こうと思って、ずっと書いてなかった話がある。
思い出した。そして時間があるので書いてみる事にした。
一昨年の夏に、岐阜に行った時の事だ。
…が、その前に、面倒な人間関係を説明 ....
『後三日で貴方は抹殺されるかもしれません』

いや、√2みたいな事言われても
生憎 手前は0か1かの判断基準しかないもんで
そいつが罠か 真偽を確認したくなる訳

『後三日で貴方は抹殺され ....
言葉でなにを伝えられるのだろう?。
言葉でなにを伝えたらいいのだろう?。
言葉でなにを伝えればいいのだろう?。

言葉でなにを言えばいいのだろう?。
言葉でなにを言えるの ....
梅雨入り前の風は
しっとりと
雨の色を含んで
部屋に吹きいる
私はひとり
読みかけの本をそっと置き
その匂いをかぐ
君と辿ったいくつもの夜
ふたり描いた夢のかけら
せつなく胸を締めつ ....
羽根




白い羽根の付いたペンを持って言葉を書き連ねていこう。

眩しい光の中で怯え自分の背中に生えた羽根で自分を覆い隠していた

誰しも飛び発とうとするときは不安だ
 ....
波が波に描く絵が
次々と現われては消えてゆく
海を覆う点描が
鳥を照らし点滅する


蒼い光のひとがいて
歌い舞う花のうしろで
草に沈む岩を見ている
海からも声のなかから ....
あさはかな話をしましょう

あきらめじゃなく
最近は とても素直な気持ちでいるのです
あれほど 誰かを愛することなどない日常で
無理して だれかと添えなくても いいかと思っている
流れてい ....
傾斜した視界には、
卑猥なモザイクもないから、
グロテスクなまでに素敵にエロティック。

桃を剥くみたいにピンキーな、
林檎の芯みたいなニードルで、
カカオの噴水はエレ ....
真夜中のとばりに一人きり
風の音に目を覚ます
横に眠っているはずの君は
ここにはもういなかった

君は私の右腕に頭を預け
その髪の匂いに微睡んだ夏
あれからいくつもの季節が過ぎたけど
 ....
何度目かの電話の奥で
口笛が聞こえた気がする
鼻歌だったのかもしれないけれど
もう遠くて追いつけない

近づいてくる海岸線からは、遠くは見えない
近くなら、というとそうでもない
指先はど ....
眠れない夜の為に
眠れない夜の為に
眠れない夜の為に
眠れない夜の為に
眠れない夜の為に

側にいて欲しいが為に
側にいて欲しいが為に
その為だけに

ただその為だけに
誰かを欲 ....
こうして私は
詩なんて書いてはいるけれど
本当のところ 
言葉なんてちっとも信じていないのです

全てを書いたと思ったその瞬間から
何も書けていないことに気付き始める
どんな言葉でノート ....
The World Is The End.
In My Eyes.

My Eyes Of Melting The World.
My Eyes Of Maki ....
{引用=かみなりさまの おとおりだい
そこのけ そこのけ おいらがとおる
くすぼった 心 雨なんか降らせないで

そら
ななめ 一直線に駆け巡って
そら
隅っこから 満面 真っ黒

 ....
帰ろう
と何時でも君は言うので
何処へ、とは聞かない
ヘッドライトが線になるまで
ただ通り過ぎるように

覗くことをしない
触れるなら静かに
斜めになった窓から
射し込んでくる光が
 ....
涙の理由が知りたけりゃ。
ここに堕ちてこい。

涙と一緒に、
同じ速度で、
ここに堕ちて砕けてみな。

俺が受け止めてやる。
この雨のように、


堕ちてこい!。 ....
うん。
そうだ例えばね。

歳の離れた少女に、尊敬の念を感じたり。
歳の離れた、おっさんの人生を心配したり。

また。
そうかと思えば。

歳の離れた青年のケツを、思いっ ....
{引用=今は まだ 木々の向こうを望む事のできる山間の
風の長閑けきは 彩りの草原にみゆ
姿 まだなき 落ちる川のほとり
下り行く向こうに 届かない思いは馳せり}
Lily of the valleyさんのおすすめリスト(772)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
言葉が降る- クラウン自由詩405-7-29
レベルD- 虹村 凌自由詩4*05-7-29
★133_アジサイト、キミ- 貴水 水 ...自由詩10*05-7-22
☆193_オマエニ- 貴水 水 ...自由詩7*05-7-21
「_いつまでも土曜日。_」- PULL.自由詩7*05-7-16
「_流砂の朝。_」- PULL.自由詩5*05-7-14
トーキョータワー- 霜天自由詩4305-7-12
泳げない朝に- 霜天自由詩1105-6-30
「_グランドピアノのため息。_」- PULL.自由詩8*05-6-22
破壊的衝動による狂乱の独白- 虹村 凌未詩・独白7*05-6-19
「_Sonic_Snake._」- PULL.自由詩1*05-6-16
そばにいるから- もこもこ ...自由詩6*05-6-15
或る夏の日- 虹村 凌散文(批評 ...5*05-6-12
自虐的自己肯定- HEDWIG自由詩2*05-6-8
「_月曜日の言葉。_」- PULL.自由詩3*05-6-6
雨の色- 快晴自由詩12*05-6-5
羽根- 自由詩2*05-6-5
水霊譜- 木立 悟自由詩605-6-1
世界の断片で見つけた真実- 月夜野螢未詩・独白205-6-1
「_傾斜。_」- PULL.自由詩4*05-6-1
私の横に今いない人- 快晴自由詩11*05-5-31
- 霜天自由詩905-5-31
ただ- 虹村 凌自由詩6*05-5-30
言葉- 快晴自由詩6*05-5-26
「_The_Eye._」- PULL.自由詩1*05-5-26
かみなりさま- ひより未詩・独白9*05-5-24
帰宅- 霜天自由詩705-5-21
「_涙の理由。_」- PULL.自由詩4*05-5-20
「_うん。_」- PULL.自由詩7*05-5-16
さくらの滝にて- ひより未詩・独白2*05-5-15

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