まだほとんどの人が働いているお昼の3時に
いきつけのスーパーに行くと
詩や日記を書いて汗を流さず暮らしている自分が恥ずかしくて
レジの女の子に好きだと告白できずに
照れながら表情には出さず左手 ....
傘もささず 雨の中の少年
そうっと
傘と琥珀を手渡して微笑む

ベンチで座り続ける老人
そうっと
煙草と指輪を手渡して微笑む

そんな野郎になりてぇな
少しでも誰かが笑ってくれりゃ良 ....
もう1度行きたい あの海に

もう1度見たい あの青い青い空を

もう1度逢いたい 優しかった君に

もう1度戻りたい 素直な僕に
「これ、どうかな?」
君は困ったような
でも嬉しそうな笑顔でボクに聞いてくる

今日は記念日
ボクらが出会った記念日
そんな記念日に
君はボクにプレゼントしたいって言った

ボクは君 ....
にゃんでか知らにゃいけど
「にゃににゅにぇにょ」
が言えにゃくて、全部
「にゃににゅにぇにょ」
ににゃる
日常生活に支障はにゃいもにょにょ
こにょままでは
僕が僕でなくなってしまう
 ....
弱気になってみるのもありだろう
強気になってみるのもありだろう

涙するのもありだろう
涙こらえるのもありだろう

はしゃぎまわるのもありだろう
部屋で物思いにふけるのもありだろう

 ....
貴方は愛情で真っ直ぐ あたしを抱く
たぶん
あたしは情に絆されて 貴方を抱く

貴方は情愛で素直に あたしを慈しむ
たぶん
あたしは友情と題して 貴方を慈しむ

いつから天秤はバランス ....
海沿いに走る防砂林を抜けると
右手に岬が見える
あの岬へ行こう
いつか交わした約束みたいなものだった



続いてる道は防砂林の中を
くねくねと曲がって上って下りて
右手に見えない海 ....
透明で
透き通った
ガラス玉

日にかざせば
きらり、と
希望の光を輝かせ

片目を瞑って覗き込めば
小さな自分が
逆立ちをして
自分を見ている

ガラス玉の世界は
ぴかぴ ....
いつまでも

俺の耳に残って離れない

哀しいピアノの旋律

昔は1番好きで

よく弾いた曲

今は1番つらくて

2度と弾けない曲

あなたの好きだった

ただ1つの ....
不安な気持ちと幸せな気持ち
量ってみたらどっちが重いかな?
ただの天秤じゃなくて 心の天秤で

誰かが言う、
「そんなの量れるわけがない。決められるわけない」

たしかにそう
量れるわ ....
いつもなら

腕を組んで歩くのに

君は

僕の後ろから

うつむいて歩いてくる

巡礼者のように

哀しい顔で

僕はほんの少し

君が戻ってくるのを期待していたよ
 ....
旅に出るなら
夜の飛行機にしよう

このまま
一緒になるとも
別れるとも
僕らは決められない

別れらない二人には
夜の飛行機がいいよ

君は僕のことだけを
僕は君のことだけを ....
くるくる
くるくる

いいことも
悪いことも
めぐりめぐる

くるくる
くるくる

自分がしたのと
同じように
めぐりめぐって

他人から
同じように
返される

 ....
居るような君の気配を探している沈まない陽の五月の駅で

不意に出るひとつ外れたアクセント「そやね」と夏がちかづいている

このまちが逆さにうつる残り水その向こう側に居るはずなのに

あ ....
薄曇の中途半端な昼下がりです


どうにかなるとつぶやいたあなたと
なんとかなると空を仰いだ僕と
いかがお過しでしょう
青混じりの雲は風に流れて
それでも僕等の真上です

少しずつ足 ....
夫になれない

父になれない

妻になれない

母になれない

自慢することじゃないけど

恥じることはない

俺はそう思ってる

俺は

若くして

ポンコツにな ....
ごく簡単な
普段なら
すっと
言えそうなことばが

今は
のどに詰まって
声にならない

ただ
あなたを
『好き』と言うことが。
批評は愛(詩や詩人のためを思っての行動)なのか。
批評はエゴイズム(己の利益だけを考えた行動)なのか。

私は、その人によって違うし、その時々によっても違うと思う。

どんなに酷評したって、 ....
詩を読んで

詩(のようなもの)を書いていたら

休日の半分使ってしまった。


「この詩の野郎!」

洗濯干しも 布団干しも

その前に 顔も洗ってないし、歯も磨いてないじゃな ....
思い出した 思い出した…
「これ以上 あたしから彼を盗らないでよ」

暗い部屋で独り泣いて泣いて
彼の面影ばかり追っていた
次第に何も出来なくなってた

思い出した 思い出した…
「理 ....
僕は

心から君を愛していただろうか

去り行く時は幻

去り行く季節は戻らない

忘れたつもりだった

諦めたつもりだった

なんで

こんなに

君のことを想い出す ....
空っぽになった
ジャムの瓶をさかさまに

逆立ちができない、と
言っていた友達を
さかさまに

意地悪なあなたの
『好きではない』を
『好き』に変えて

あなたの気持ちをも
さ ....
モノをあげたとき
素直に
ありがとう、と
たった一言
言われるだけで

自分の心に
ほんわかとした
あたたかい何かが
注がれるような
そんな気になる

自分が何かもらったとき
 ....
徒然なるままに
いろいろ考えたり 思い浮かべてみる
「答えは出るのか出ないのか」
答えを出すのが目的じゃない
考えるだけ
思い浮かべるだけのこと

それだけのために存在する
その場限り ....
俺たちは隣人の名前を知らない
だとすると現代詩や現代アートや現代絵画やつまり週刊現代の現代とは一体どんな現代なのか?
21世紀の現実とは?
大の大人にビジョンは?
生活が大事だというのなら鳥も ....
いま、右手首がひじょーに痛い。うちの飼い猫の血膿をふきとろうとしたら、ズタズタに深くひっかかれた。場所が場所だし、猫の爪は鋭くてカミソリみたいなものだから、自分で見てもリスカの傷に見える。おもしろがっ .... 二人の体は冷え切って
凍えた窓を滴が伝う
君が書いた僕の名前
そっと流されていく

「初めてなの」と
つぶやいた君
愛しくて抱き寄せた
君の肩 震えてた

ささやかな愛を
壊さな ....
この世界にはいったいいくつの色があるんだろう?
ボクの中にはいったいいくつの色があるんだろう?

心の色って何色なんだろう?
心に色があるとすれば...

君の心は何色?
ボクの心は何色 ....
今日は雨だな

職場に

自転車で通っているあなたは

不便だろう

俺は暇なのか阿呆なのか

あなたのことを心配している

こっぴどく

ふられて

電話も

留 ....
Lily of the valleyさんのおすすめリスト(772)
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