君の使っていた香水を買ってみた

香りは忘れてしまったけど

名前は覚えていたよ

リメンバー・ミー

Remember Me


手首に少し付けてみると

君の香りが甦る
 ....
夕暮れの後の雨はどこも優しい
平静な音が響いて
空間が深まっていく、窓の外
思い返すほどに
心落ち着いていく


世界は円になっている
そんな
額面通りにはいかないらしい
言葉が繰 ....
「今日はどんな話をしようか」
たまに空を見たりして ずっと頭を掻きながら 苦笑いも浮かべて
思い浮かべている

一瞬マッチのように閃いたのはいつのことだったんだろうか
今朝のことだったか ....
私が新しく作り替えられても
朝はいつでも同じ時間だ
野原の奥がくすぶっている

伸びる
伸ばされる
空になって、消える

遠くでサイレンの音
迎え入れる朝は窓
コーヒーの黒
空 ....
ぽすっ・・・ぼすっ・・・
   ぽすっ・・・ぼすっ・・・









ぼす・・・










   ぽ ....
彼の背後はなかなか困難である。

もともと幸福な人の幻覚を離れて、
世界を睨んでいるのが神々の仕業だとしたら、
実感することのなかった日々の生を
ただ正確に自分で創造し続けていないといけない ....
ぱらぱらぱら・・・・・

何気なしにめくったアルバムに一つ
「これからいくつもの壁を乗り越えて・・・」
十年前ながら笑えてきた 苦笑い

きっと今はこんなこと書けなくなってしまったかも ....
静かな
室内に
響き渡る
君の
甘い寝息

月光に
照らされ
妖艶に輝く
君の
細い首筋

触れる素肌に
微笑みを返す君
まるで――

息を呑む感想

白い羽が見 ....
   かぜがさらいます ワタシ
   かぜにすくわれた アナタ
       みつめる ワタシ
       みおろす アナタ
    まっくらヤミに ワタシ
       カガやく ....
俺は時計を持たない営業部員でつまり仕事ができない
もらい物の手帳に不明瞭な単語だけ書きつらねて
昼間を秋葉原で過ごし歌舞伎町に立ち寄ってとにかく帰ってくる
今日は何本のエロビデオを店に突っ込んだ ....
凛として揺らめいて
   貴女の風が吹く
風が過ぎ去りし後も
   面影が漂う 華のように
夏が過ぎて秋が来て

君はすこし変わったね


突然のスコールみたいな

涙を流さなくなった


突然熱くなって

我侭も言わなくなった


そういう君も好きだったけど
 ....
Boo-law Karn no mook our g wa
Cut Co. two KEITA, kitt hey , it tie , gat
In-Dian wow, uu chew tao  ....
現代詩フォーラムに投稿すればどんなにくっさいうんこだって詩になるんだぜ よるのなかに

おちているあめを

ひろえないかってかんがえる

ねむれないから

「おはよう」

「じゃあね」

「ばいばい」

って

それだけ言って

もう
 ....
好きな女の子とデートして
「何処か行きたい?」と訊ねたら
「何処でもいい」とその子は答えた
今までの経験上、大概の女の子は
「何処でもいい」が口癖らしい

だけど突っ立っていても仕方がない ....
ネオンの中にまぎれてばかりやと
体に悪いって信じててん

今日なんか変なルートたどってるねん
あのままじゃ、きっと
なじみのないBARで
40代の男の近くに
しらじらしく座りそうやったわ ....
遠いお話を
忘れないために
僕等は
指を折りながら
花の咲くのを待っている


寝返りの度に
蒸発してしまう夢を
朝のそばで
取り戻そうとしている


見つからないままでいる ....
俺は夜の空を漂流する

ただ風にのっているだけだ

怖くはないぜ

ただ悲しくなるだけだ

寂しくはないぜ

ただ色んなことを思い出すだけだ

夜の空は

俺の知っている夜 ....
山と田んぼを切り裂いた直線道路
東から西へ進行している
開通したばかりの道路を
わき目もふらず
流れに沿った大勢に混じって
移動している

大きく夕日が見える
はるか遠くへ けれど近く ....
ゆらゆらゆったり恋をして
気付いたら戻れない道に立っていました

ゆらゆらゆったり蝋燭流れて
気付いたら固まって動けなくなっていました

あたしの辞書に『後悔』はありません
素直に感情に ....
雨の音以外何も聞こえない

死んだような街

月も星も見えない夜

お前は誰かを愛し続けているのか

それとも

お前は誰かを探し続けているのか

俺は

ハードな仕事 ....
心は泉

穏やかなときは
湖畔のように
優雅になびいて

嬉しいときや
楽しいときは
泉の水は溢れ出て
他の人にも
しみわたってゆく

悲しいときや
苦しいときは
カラカラ ....
次から次へと
浮かんでくる
悲しい思いを
言葉にしないで
静かにそっとしておきます
息を吹きかけたら
どんどん膨らみ
動きまわりそうだから

おとなしくしてなさいね

しばらく
 ....
「世の中の不条理を一掃せよっ!」
脳内 後方部からの指令
「さて、どうしたものか?」
躊躇う 右方部を尻目に
「もう、止まってんな! 走れ!」
脳内 前方部に従う身体

これが僕です。
 ....
駅前で
ギターで歌い続ける少年の
声を誰も覚えていない
ギターの音色が日付を越える頃
繰り返している月のかたちを
誰も答えられない
すっかり冷えきった自動車の
エンジンをそっとかける
 ....
気がついたら雨が降り出していました
三十号が上陸しました
って
季節はずれだけど今年は特にしょうがないでしょう
って
聞こえたから、しょうがないでしょう
って
言うしかないんです

 ....
どこまでも続くこの空は 徒然

それぞれの 秋 思いを乗せた 雲は 流れて行くそうな

明日といふ日を追いかけもして

夕暮れに 辿り着く あかね色に染まりながら

伝えて

 ....
もし君が欲しいなら

僕の時間をあげるよ


もし君が欲しいなら

僕のすべてをあげるよ


君の罪は僕の罪で

君の痛みは僕の痛み


二人だけで

星の海に小船を ....
ロウソクが一つ増える度
アンテナの数は減っていく
小さなことに喜んで
小さなことに傷ついていた頃
ガラスのような脆さと透明感を
恐る恐る抱いて生きていた

今はもう少し図々しくなり
そ ....
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