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最初から決められた運命を
憎らしく思ってしまう

出会ったときから
彼はずっと両想い
私はそんな彼に
ずっと片想い

なのに時計の針だけは
私を置いてけぼりにしたまま
ただ前へ、前 ....
言葉が降ってくる、というのは


           よく聞く表現だけれど


  その降ってくる様子を語る人は


あまりいない


        例えば ざあざあ、だと ....
けだるい毎日
くり返すだけの毎日
そんなのつまらない

刺激をちょうだいよ
これ以外に何もいらない、
って思えるような刺激を。

破滅に向かうだけなら
{ルビ未来=あす}なんていらな ....
その日は
大切な人と永遠に
別れた日だった

早すぎる別れに
苛立ちを隠せなくて

一刻も早く
一人になりたかった

それでも
夜空は私を
一人にしてくれなかった

悲しく ....
たとえ傷ついても
人前では泣かないと決めたんだ

できるなら
涙よりも
笑顔を見せてあげたいから

悲しみよりも多く
喜びを分かち合いたいから

たとえ傷ついても
弱音は吐かない ....
なかなか誰かや何かを
“信じる”ことってできない

どうしても
疑う心が目立ってしまうから

ちょっとやそっとのことでも
疑ってしまって
信じるということを
すっかり忘れてしまう
 ....
あの人苦手だ
そう私が思っていると
相手も私が苦手になる

あの人好きだ
そう私が思っていると
相手も私のことを
好きにはならなくても
気分は悪くない

だから
元から相手を
 ....
心は泉

穏やかなときは
湖畔のように
優雅になびいて

嬉しいときや
楽しいときは
泉の水は溢れ出て
他の人にも
しみわたってゆく

悲しいときや
苦しいときは
カラカラ ....
純粋で
裏の世界なんて
まるで知らない
素直な君

僕は
どっちかというと
素直ではなくて
裏の世界の住人
かもしれない

悪口を絶対こぼさない、
なんてキレイゴト
言えるは ....
私は
天然石が
好き

磨かれたものとは違って
尖っていたり
傷だらけだったり
形がヘンだったり

あまりきれいとは
言えないかもしれない

でも
天然石は
私たちと同じよ ....
透明で
透き通った
ガラス玉

日にかざせば
きらり、と
希望の光を輝かせ

片目を瞑って覗き込めば
小さな自分が
逆立ちをして
自分を見ている

ガラス玉の世界は
ぴかぴ ....
くるくる
くるくる

いいことも
悪いことも
めぐりめぐる

くるくる
くるくる

自分がしたのと
同じように
めぐりめぐって

他人から
同じように
返される

 ....
ごく簡単な
普段なら
すっと
言えそうなことばが

今は
のどに詰まって
声にならない

ただ
あなたを
『好き』と言うことが。
空っぽになった
ジャムの瓶をさかさまに

逆立ちができない、と
言っていた友達を
さかさまに

意地悪なあなたの
『好きではない』を
『好き』に変えて

あなたの気持ちをも
さ ....
モノをあげたとき
素直に
ありがとう、と
たった一言
言われるだけで

自分の心に
ほんわかとした
あたたかい何かが
注がれるような
そんな気になる

自分が何かもらったとき
 ....
晴れた空と
涼しい風に吹かれ
散歩に出た

ふらりふらり
行くあても無く
ただ歩く

見慣れた景色を
初めて来た道みたいな
不思議な感覚を感じながら
見回し 歩く

やがて
 ....
なぜか
私が持った傘は
必ずというほど
曲がっている

傘を
すっ、と差したいのに
曲がっているせいで
ゆっくりとしか
差せない

そのことを
友達に言うと

え?いいじゃ ....
きちんと
切符を買って
改札に通したのに
ブザーが鳴った

若い駅員さんが
とんできた

ああ、この切符では
電車には乗れませんね

そう呟いたかと思うと
私に有無を言わせる間 ....
理由もなく
ただ
流れてくる涙を
流れてくるがまま
流す

信号待ちが
もどかしい

ずっと
立ち止まらずに
歩いていたいのに
止まらなければならないのが
もどかしい

 ....
コンクリートに
さりげなく咲く
たんぽぽ

それを見ると
不思議と
幸せな気分になる

土のない
コンクリートに落ちた種が
一生懸命に咲いている

それが
なんだか私に
お ....
パイ生地を
幾重にも重ねた
ケーキ菓子

食べるのには
ぼろぼろなって
食べにくい
でもケーキの中では
最も好きなもの

味や食感も
もちろんだけれど
幾重にも
試行錯誤を繰 ....
何をするにも
ことばは必要で

最も重要なもの
といっても
過言ではないかもしれない

それなのに
単純なことばでも
たったひとことでも
自分の意思を
示すことができる

『 ....
まだ言葉がまったく
しゃべれなかった頃
私に与えられた
くまのぬいぐるみ

UFOキャッチャーで
とったものらしい

でもそんなこと
小さかった私には
関係なかった

その頃か ....
よーい、ドン!
じゃないけれど
私の朝は
いつも慌しい

目覚ましの音を
5回くらい聞いてから
やっとふとんから出て

その後は
ひと通りの仕度を
毎朝と同じように
寝ぼけなが ....
いつもの道を
いつものように
歩いてはいけない

恩師によく言われたこと

同じ道を
毎回同じように歩くのでは
いつまで経っても
ずっとその場所で
足踏みをしていなければならない
 ....
桜が満開になると
たくさんの人々が
花見におとづれる

でも
桜が咲いている姿よりも
散っていく姿に
感嘆をもらす

どうして散っていくのに
感動しているんだろう

小さい頃か ....
すうっ
大きく息を吸い込んで
毎朝高く昇った太陽と
朝食のトーストの匂いに
目覚める

目が覚める時に
吸い込む空気は
澄んでいなくちゃ
目覚められない

朝、吸い込んだ
空気 ....
心地いいくらいの
暖かな日差しに
桜の花びらを連れた
春の風

そんな
よく晴れた日には
陽だまりの中
嫌なことなんて
忘れ去ってしまうくらいに
走り回って

疲れ果ててしまっ ....
私は
友達とか他人に
モノとか
何かして
あげるのが大好き

相手の
喜んだ姿とか
心から笑った笑顔を見ると
こっちまで
嬉しくなってしまうから

相手にもらうことばかりを
 ....
ぽっかぽかの
日干しされたふとん

お日様のにおいが
ほんわか
あたたかくて

心が
溶けてゆくみたい

そんなふとんを
頭まで
すっぽりと
かぶったら

その日の
嫌 ....
Lily of the valleyさんのクラウンさんおすすめリスト(30)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
片想い- クラウン自由詩306-3-20
言葉が降る- クラウン自由詩405-7-29
未来(あす)を撃て!- クラウン自由詩2*05-4-8
おつきさまの涙- クラウン自由詩4*05-3-14
たとえ傷ついても- クラウン自由詩205-2-24
信じたい- クラウン自由詩305-2-23
気持ちは通じる- クラウン自由詩304-11-20
心の泉- クラウン自由詩504-10-11
つみびと- クラウン自由詩604-7-18
天然石- クラウン自由詩304-5-22
ガラス玉と小さな私- クラウン自由詩504-5-16
周旋- クラウン自由詩304-5-14
言えない想い- クラウン自由詩304-5-12
さかさま- クラウン自由詩12*04-5-11
ありがとう- クラウン自由詩2*04-5-11
旅人- クラウン自由詩304-4-11
おじぎ傘- クラウン自由詩304-4-7
幸せ行きの切符- クラウン自由詩304-4-5
涙と花吹雪- クラウン自由詩5*04-4-4
たんぽぽ- クラウン自由詩7*04-4-3
ミルフィーユ- クラウン自由詩204-3-26
ことば- クラウン自由詩3*04-3-25
宝物- クラウン自由詩304-3-25
徒競走- クラウン自由詩3*04-3-23
いつもの道は違う道- クラウン自由詩404-3-22
散る姿- クラウン自由詩304-3-20
透き通った- クラウン自由詩304-3-16
うららかな春、物思いの春- クラウン自由詩504-3-15
あげて、あげて、あげる。- クラウン自由詩304-3-14
そうじ- クラウン自由詩504-3-13

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