魅惑
実、湧く。

アウラ
あ、裏。

恋人
来い、美と。


非、狩。

宙返り
忠、孵り。

祈り
異、乗り。

健康回復
剣、公開、福。

離婚
 ....
遠く 遠く 遠く

それは恋に似た
恋で

スタートラインの踏切り方も
ペースの配分も
わからなかった頃の
記憶の欠片で


遠く 遠く 遠く

それは辿れない
距離で
 ....
いつもの道を
いつものように
歩いてはいけない

恩師によく言われたこと

同じ道を
毎回同じように歩くのでは
いつまで経っても
ずっとその場所で
足踏みをしていなければならない
 ....
俺は勝手気ままに生きてる

そう思われてもしかたない

半分は認める

半分だけだぜ

紫の香が

ラベンダーの香りを運ぶ

何でもそろった座敷牢

それが俺の部屋

 ....
実をいえば

俺は

電話ってものが好きじゃないんだ

その俺が

真夜中に

水に浮くキャンドルの

揺れる炎をみて

無性に誰かと話したくなった

誰でもいいって訳 ....
この闇が続く限り

きっとどこかに

眠れない心を抱えた誰かがいて

その誰かもまた

違う誰かを求めてる

私もその誰かになりたくて

こうして今夜も眠れずに

昨日と地 ....
コーヒーには砂糖をいれない、
いま私はめちゃくちゃに機嫌がわるい、
人間なので機嫌が悪い日くらいあって当然なのだけれども、
こんなに機嫌が悪くなるとかえって気分がいい、
コーヒーにはミルクもク ....
愛する人

僕が君の何だろうなんて

もう聞かないよ

思ったより

色が白くて

胸が大きかった



僕の腕の中で眠っている

それで僕は何もいらない

愛す ....
太陽と月が

一緒に昇ることはない

ないというより

許されないだろう

いくら

太陽が月を愛しても

いくら

月が太陽を慕っても

一緒にはいられない

俺 ....
ぼんやり 新聞コラム 眺めてたら
女は 存在 男は 現象
つまり 全ての基本は女 だから
はじめに女ありき との文章

これはもう 現代常識である
聖書の記述は 間違えたのだ
好きに ....
桜が満開になると
たくさんの人々が
花見におとづれる

でも
桜が咲いている姿よりも
散っていく姿に
感嘆をもらす

どうして散っていくのに
感動しているんだろう

小さい頃か ....
サクラサク

桜 咲く

君の美しさは

僕を酔わす

恋の初めのように

桜よ

君の妖しさは

僕を惑わせる

恋の痛みのように

桜よ

君を誰もが愛する ....
絆ってものが

本当にあるのなら

目に見えればいいと

俺は思う

結ばれているのを

確認したいぜ

でも やっぱり

目に見えないほうがいいと

俺は思う

 ....
薄い光が
瞼の縁からにじみ
あまねく人々は夜をなくす
かくも永き不眠

頭骨の隙にガムテープを貼り
モジュラージャックから脊髄を
抜いて試みる

眠れない人々は言おうとするだろう
 ....
A case of Noble Dry Disease in our hospital


【緒 言】
稀な疾患である貴腐死病(NDD: Noble Dry Disease)の一例を経験したの ....
俺の部屋は

足の踏み場もないくらい

散らかってるけど

本当は何にもない

会話も無く

微笑みも無い

ここで過ごすようになってから

俺は

少しずつ

石 ....
君は僕無しでも生きられるかもしんない。
僕も君無しでも生きられるかもしんない。
でもね
君は君無しでは生きられないし
僕も僕無しではいきられない。
君の君には、僕がいた時間が含まれていて
 ....
白い花瓶が割れて

白い花が落ちた

僕ははっと驚いたよ

もう君はいないのに

君に何かあったのかと思ったよ

君は白が好きだった

花も白い花が好きだったね

初めての ....
たぶんヘンリー・カットナー(またはルイス・バジェット名義)が書いた古いSF短編だと思うのだけど、作者とタイトルは定かでない。むかーしのSFマガジンで読んだのだ。

その小説世界では、魔法がごく普通 ....
すうっ
大きく息を吸い込んで
毎朝高く昇った太陽と
朝食のトーストの匂いに
目覚める

目が覚める時に
吸い込む空気は
澄んでいなくちゃ
目覚められない

朝、吸い込んだ
空気 ....
起き抜けの
一杯の珈琲と一本の煙草
まだ寝惚けた頭には
今日が昨日で
昨日が今日で

起き抜けの
一杯の珈琲と一本の煙草
ボサノバなんて聴きながら
一日に一度しか味わえない
その味 ....
  はやく給料持ってこないかしら
  接待だから仕方ないのさ

三日に一度四人の家族は揃って食卓を囲み
おのおの世間話を披露する

  これで二日は帰ってこないわ
  あの女は気が狂って ....
今夜は

ウイスキーの水割りを飲んでるよ

僕はあんまり

ウイスキーは飲まないのに

なんだか

無性に君の声が聞きたい

別れを言い出したのは君なのに

僕を振り払った ....
心地いいくらいの
暖かな日差しに
桜の花びらを連れた
春の風

そんな
よく晴れた日には
陽だまりの中
嫌なことなんて
忘れ去ってしまうくらいに
走り回って

疲れ果ててしまっ ....
もともとから否定していた
きっとそれは意識してたせいで
こうやって考える最中も
絶対知ってるばずなのに
用意のない答えを手探りするみたいに
言葉だけを並べあう

「キミ」と手を伸ばすほら ....
私は
友達とか他人に
モノとか
何かして
あげるのが大好き

相手の
喜んだ姿とか
心から笑った笑顔を見ると
こっちまで
嬉しくなってしまうから

相手にもらうことばかりを
 ....
あいつの笑い声が
みぞおちのあたりを
握り潰す
きのう フラれたのに
今日も 同じ教室
誰も罪を認めない
誰も罰を受け入れない
そんな世界に僕は生まれた

自由気ままに
その日のままに
皆がそうして生きていた

自由が一番!!
そんな誘い文句の世界
そして彼らは恐 ....
雨の降る、
ひんやりとした夜、
あたしは かれ、と外食をしたあと
よれよれのビニル傘で相合い傘をする
パンプスをはいたあたしのズボンの裾はぐちょぐちょで
かれ、はやさしく、裾を折り曲げて ....
かわいいウェイトレスが
おれの投げだした脚につまずき
仔犬のような目で「もうしわけありません」をくり返す
こんなところにまで
潜在的な暴力の根がはびこっていたのか

びくびくしちゃいけ ....
Lily of the valleyさんのおすすめリスト(772)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
短詩の試み_3- 狸亭自由詩104-3-22
そっと閉じる- 霜天自由詩504-3-22
いつもの道は違う道- クラウン自由詩404-3-22
☆83_ラベンダー- 貴水 水 ...自由詩204-3-22
☆82_デンワ- 貴水 水 ...自由詩704-3-22
誰かの誰か- 快晴自由詩11*04-3-21
クソババアになりたい- 佐々宝砂自由詩9*04-3-21
★48_アイスルヒト- 貴水 水 ...自由詩7*04-3-21
☆81_シュクメイ_Ⅱ- 貴水 水 ...自由詩4*04-3-20
存在と現象- 狸亭自由詩1804-3-20
散る姿- クラウン自由詩304-3-20
★47_ボクノ…サクラ- 貴水 水 ...自由詩4*04-3-20
☆80_キズナ- 貴水 水 ...自由詩4*04-3-19
不眠- 田代深子自由詩504-3-18
当院における貴腐死病の一例- たかぼ自由詩1404-3-18
☆76_石ニナリタイ…- 貴水 水 ...自由詩504-3-18
さよならだけど- さち自由詩6*04-3-17
★44_シロイハナ- 貴水 水 ...自由詩504-3-17
独学の数学者また- 佐々宝砂散文(批評 ...504-3-17
透き通った- クラウン自由詩304-3-16
朝の慣わし- 快晴自由詩7*04-3-16
狭い海- 長谷伸太未詩・独白6*04-3-16
★42_ウイスキー- 貴水 水 ...自由詩504-3-15
うららかな春、物思いの春- クラウン自由詩504-3-15
うつむいて、少し笑う- yozo自由詩104-3-14
あげて、あげて、あげる。- クラウン自由詩304-3-14
とげ- さち自由詩504-3-14
世界の果てまで来てしまった。- りぃ自由詩204-3-13
修正液で消しちゃって- 自由詩104-3-13
港町ろきしい★チャンピオンズ- 角田寿星自由詩604-3-13

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