言葉では とても云えないので
つたない文章で
想いを綴ろうと思います

どこまで伝わるか分かりませんが
僕は
君がいるから 笑えていて
君の隣にいるのは
いつも 僕でありたいと

 ....
ぼくは うれしかった

誰でも良かったの と
きみは 言った

誰でも良かったと言われても
ぼくは うれしかったんだ

だって
誰でも、にたまたまぼくが遭遇したんだ


絶妙な ....
君は僕にとって
かけがえのない人だった

僕だけの人だった

僕は君にとって
かけがえのない存在だった

僕は君だけでよかった

なのに
僕達はそれを失っていった

互いの心 ....
僕は

名前を呼ばれたような気がして

君に呼ばれたような気がして

振り向いた

薄紅色の花びらが1枚

ひらひら

ひらひら

落ちてきた

僕は

あわてて
 ....
ドーナツの穴から覗くと
世界はいつも
いいにおいがした
食べ物で遊んではいけない
そう教えてくれた人が
今ではもういない
風が舞い桜花散らす

花は散っても樹は倒れない

また咲かす 一巡りして
悲しかったことも
苦しかったことも
忘却の彼方だ


今では もう
デパートの屋上から 夕陽を見ても
電車の窓から あの坂道を眺めても
涙も でない


大切なものに 出逢えたこ ....
わたしだって
さびしいよ
 
ほめられたら
うれしいよ
 
わたしがきらいなひとより
わたしがすきなひとのこと
すきになったって
 
わたしがけなしたひとが
おこったって
 ....
潮が干くように

人の気持ちも

満ちることなく干くことがある

あなたが

俺に手を差し出した時

俺は迷った

俺が

心を開いた時

あなたは心を閉じてしまった
 ....
鳥は自由に飛ぶ
一本の線によってへだてられた空間を
風つかいのグライダーのように滑空し
大気をはらんだ凧のように静止し
熊蜂のように羽ばたいて流れの外に飛跡を残したりして
そして時には それ ....
さよなら国は
朝でも 夜でも
「さよなら」とあいさつします。


みんな みんな
笑顔で「さよなら」をかわします。


時には おじぎまで
時には なみだまで


ボクがいる ....
疲れた体を横たえる

君の上に

疲れた体を横たえる

君の肌と僕の肌が合うように

隙間の無いように

君を抱いて眠る

やっと

幸せだと思える

やっと

気 ....
誰も分かってくれないと
出来るだけ軽く呟いて
アスファルトに転がった
ビールの空き缶蹴り上げる
それは闇に吸い込まれ
遠くの方でカランと鳴いた

目を{ルビ瞑=つむ}っても歩けてしまう
 ....
突然の雨に
掌で傘を作ってみたけれど
隙間が多くて
無抵抗に濡れていく私です

傾きかけた夕暮れに
落ちてくる雨は暖かい


いつのまにか
大切なことを忘れてしまったようで
メモ ....
サヨナラ 君が言うから
サヨナラ アタシも返してた
帰り道の 別れ際

本当は 言いたくなかったんだよ

サヨナラ ある日 あたしが言うと
サヨナラ 君からはその返事が無くて

 ....
サクマ式ドロップスのあのレトロな缶を見ると、私は必ずある映画を思い出す。そう、言わずと知れた傑作アニメ映画「火垂るの墓」である。あの映画は今までに何度も見たが、その度にいつも居たたまれなくなり、思わず .... 誰か俺におやすみと言ってくれ

そうじゃないと

また俺は眠れない

また俺は悪夢を見る

せっかく作ったゆりかごから

落ちちまうだろう

誰か1本だけ寂しげに咲く

赤 ....
ずっと着いてきたもの

性格 容姿

投げかけられた言葉たち

どんなに拒んでも

馴染んで離れはしない



ただただ

輝く瞬間は

いつでも大切で

どんな時 ....
俺の

小さくて無数の傷を癒してくれるのは

赤い

赤い

作り物のバラ

白い

白い

作り物のバラ

その横の

かわいい熊のぬいぐるみ

見ているだけ ....
病院の待合室で

楽しげに話してる人達

顔なじみなんだろうが

病院だぜ

俺は覚悟はできれるけど

何度も救急車の世話になって

覚悟はできてるけど

胸がどきどきする ....
昨日までの花びらが
はらはらと零れていきます
それは通り過ぎていく当たり前ですが
惹き付けられてしまうのです

せめて止まってくれたなら
ふわふわと漂ってくれたなら
どんなに優しくなれる ....
きみの涙は

ぽろぽろこぼれて

真珠になった

ダイヤモンドみたいに輝かないし

エメラルドみたいに色鮮やかじゃないけど

とても

きれいだ

きみにとっては

良 ....
誰か

痛み止めをくれないか

俺は

恋に破れて

あちこち痛くてたまらない

死にはしないぜ

よくあることさ

誰にでもあることさ

何度でもあることさ

分 ....
会いたい。 でも会えない・・・
 外はずっと雨が降ってる
WATASHIには分かるの。
 雨がWATASHIたちを遠ざけようとしてるの・・・
でも、濡れないように 優しさに包み込まれるように
 ....
地下鉄の駅のホームで
私はずっと待っている
ただ立ち尽くす私の前を
もう何本もの電車が通り過ぎた
しかし自分の本当の行き先を
私は未だに見付けられないでいる

電車はホームに止まる度
 ....
震える右手で

左手を必死で押さえつけた

階段を降りる

彼女の背中を 押さないように
今にも
空へ溢れていきそうな桜の花弁や
空へ昇っていくような雪柳の白さに
そろそろと背伸びをしながら
私も溢れていきそうな
春 です


南向きの坂道を
とんとんとん と降りていけば ....
僕がやっと言えた一言

君が好きだよ

ぼそぼそ

やっと言えたんだ

はにかんだ君が

私もと言ってくれた時

僕たちの時間は一瞬止まった

君のためなら何でもするなんて ....
 とうとう、自動式回転ドアで死者が出たというニュースが新聞に載った。

 あれが登場し始めた頃は本当に怖かった。その前にあった、手で押すタイプの回転ドアも怖かったけれど、自動式のは容赦なく回ってい ....
昭和生まれの私の肩を
平成の雨が容赦なく打つ
汚れや痛みは流されず
ただ剥き出しの私だけがここにいる

昭和という時代の終わりを
私は祖母の墓参りの帰り道
高速道路の車の中で聞いた
ま ....
Lily of the valleyさんのおすすめリスト(772)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
返事はいらないので- 黒蝶自由詩2*04-4-3
誰でも- 望月 ゆ ...自由詩2*04-4-3
★57_ユメノオワリ- 貴水 水 ...自由詩204-4-2
★56_ハナビラダヨリ- 貴水 水 ...自由詩204-4-2
世界- たもつ自由詩3904-4-2
一巡り- ukiha未詩・独白104-4-2
悲しみも苦しみも忘却の彼方- 望月 ゆ ...自由詩5*04-4-2
もの、いう- 白糸雅樹未詩・独白3*04-4-2
☆96_シオノ、ヒクヨウニ、オレタチハ- 貴水 水 ...自由詩204-4-1
鳥は自由に飛ぶ- ダーザイ ...自由詩2904-4-1
さよなら国- 望月 ゆ ...自由詩24*04-4-1
★55_スナオナボクデ…- 貴水 水 ...自由詩404-3-31
月はいつでも- 快晴自由詩7*04-3-31
紐解かれる- 霜天自由詩1404-3-31
君が。- 黒蝶自由詩1*04-3-31
サクマ式ドロップスの思い出- 快晴散文(批評 ...7*04-3-31
☆95_ツバキ- 貴水 水 ...自由詩7*04-3-30
愛しくて- 小宮自由詩2*04-3-30
☆94_チイサナキズ…フカイ、キズ- 貴水 水 ...自由詩204-3-30
☆93_病院- 貴水 水 ...自由詩204-3-30
昨日までの- 霜天自由詩104-3-30
☆91_シンジュ- 貴水 水 ...自由詩604-3-29
☆90_イタミドメ- 貴水 水 ...自由詩304-3-29
無題- 絢奈未詩・独白1*04-3-29
遅刻の理由- 快晴自由詩11*04-3-28
殺意- takase自由詩304-3-28
春色- 霜天自由詩604-3-28
★53_ボクタチノジカン- 貴水 水 ...自由詩6*04-3-28
回転ドアの恐怖- 白糸雅樹散文(批評 ...404-3-28
雲の切れ間- 快晴自由詩9*04-3-28

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26