スタンドライトだけ付けて
ひとり想いを描いてる
ベッドの上寝そべって
ラジオを付けたまま眠る

あの曲だけをリピートで
ひたすら流し続けてる
他の誰かの言葉に
自分を重ねてみてる

 ....
加減乗除の果て。

らくだのコブには

梅酒が満ち満ちていた。
草原の秘密基地
今はもう影だけで

虫取り網を振り下ろす
残像が目に焼きついた
夕暮れの蝉時雨を
いつまでもそこで聞いていたっけ


通りすがりの車窓から指差した
この草原は僕なん ....
嘘つきではないけれど
全てを語らない人や、
嘘しかつけない優しい人や。

いろんな嘘で
できあがった
この街に、
のんびり暮らしていることが。

日常になってしまった
僕がいる。
壊れてしまった

ふとんばさみが

とりのような

弧を描いている。

夏のベランダ
僕は1人で飲んでた

酔ったのか

風に当たりたくて

塀にもたれてた

僕の髪が中途半端に

自分に絡みつく


風に聞いても

夜の空に聞いても

答えなんて無い ....
窓枠から漏れている気持ちを
ガムテープで目張りする
それで安心かというと
そうでもないらしい

困ったな
僕はそれ以上のすべを知らない


進みようのないことを
あれこれと堂堂巡り ....
街に忘れかけられた
公園のベンチに座って
西日の中の滑り台の上では
始まりかけた夏が
くるくると回っている

夜に向かっている
夕暮れの片隅で
ジャングルジムの天辺じゃ
出たがりの金 ....
捨て猫は泥濘で踊る

お婆さんの膝の上の心地好さを思い出しながら

捨て猫は泥濘で踊る

水たまりに映る汚れたトモダチと共に


雨降りの病みは、月明かりを遮り
大好きなトモダチを ....
俺の心のドアをノックする

あなたの幻

俺にだけ聴こえる

なつかしい声

男と女として出逢ってしまったから

男と女として別れたんだぜ

俺のあなたに対する想いが強すぎて
 ....
果てしない虚しさを抱え
今、ここに生きている
悲しみは何物にも宿るが
虚しさは人の心にしか宿らない

どこまでもまとわり続ける
過去という名の悲しい亡霊
今にも千切れそうな胸を軋ませ
 ....
ウィリアム・テルがリンゴ落っことした
息子の頭にのせようとした
リンゴ落っことした

子供の髪の毛は柔らかいからね
ツルッとすべったのでしょう
でもそれじゃあ、勝負にならん

・・・つ ....
僕は君となら

地の果てまで行ってもいいよ

海の彼方まで行ってもいいよ

だけど

君と僕だけでは生きてはいけない

砂漠で骨になるか

海に浮かぶかもしれない



 ....
僕の部屋の窓ガラスが

強い風で音を立てる

今にも割れそうだよ

嗚咽か慟哭のようだ

僕の心の傷跡にしみる

僕も君も

そんなふうに泣いたね

君が僕を好きだと言って ....
胸中に走る恐怖心を打ち消して
一口分の甘い水

リアルと理想が一つじゃないから
至福の罠を{ルビ食=は}む

やっと 今居る場所を把握しました
此処は貴方の部屋でしたね
さっさと退散し ....
少し長くなります。
もし、目の前で死にそうな人がいたら、僕は助けられるだろうか?
目の前には大きな炎が立ちこめ、僕は助けるためにその中へ飛び込まなければいけない。
僕は三人の友人がいて、彼らは僕 ....
学校で教わった中いちばんに役立ってるね。と、体育座り

信長もアムロもブッシュも捨てさって君だけの声をあげるなら今

快楽と達するときの絶望は炭酸みたく溢れるしかなく

僕らなど愛とダ ....
頼りたくても頼るものがなくなったとき

それはきっと自分に与えられた試練なんだよ

だから逃げちゃだめなんだ

失敗してもいいから立ち向かわなければいけないんだ

今がちょうどその時な ....
最初に会った時

子供っぽい子だって思った

現実を知らない 純粋すぎる子供のようだって

でも あの夜

君の強い瞳をのぞいて気がついたよ

大人って 子供にだってなれるんだ
 ....
女は家庭に入るのが幸せ
と語るハナコさんは
コブラを殺せる

名前に因んでか、草花が大好き
洗濯が終わったら
いつくしんで育てた
色とりどりの花たちに
水をやるのが日課
庭を掃いたら ....
ねぇ あんた寂しい人だね

テレビもつけないで

CDも聴かないで

ただ ぼんやり

煙草をふかしながら

扇風機の音を聴いてんのか

俺と同じ

俺と同じだぜ
あと三日、
レポートの提出期限はいつかの午前0時ちょうど。

かちこちかちこち

時計は無機質に、それでも確実に一秒一秒時間を刻んでいく。
レポートのテーマは・・・・ない。

テーマの ....
この空をあなたも見ているのかな?

遠く離れた距離を感じながら

それでも空は続いている事だけが

唯一の僕の救いで

今日 嬉しかった事とか

昨日 悲しかった事とか

こん ....
鍵盤の流れ
書斎の壁
狂った額に優しく
私は受話器を落とす

「悲しみを愛せよ・・・」


無数の音符に巻かれて
加速する刃
氷を突き、宙を舞った

私は目覚める

衝撃は ....
俺の夜空には

今日も星は見えない

鈍く光る三日月が死神の鎌みだいだぜ

俺は

いつ死んでもかまわないと思ってきた

体も悪いし運もないんだから

仕方ないだろう

死 ....
背中から君を押すように
ボクの体を南風が通り過ぎていく

北風も 独特の北の空気もないのに
背中あわせの君は何を見ているの?

背中でそっとといかけてみるけど
ボクのといかけは
君 ....
この街は地図に載っているのに
どうして迷ってしまうんだろう


いつも見る夢のイメージで
飛び越えてみようとしたけれど
上手くいかないものだね
今日と明日の境界線は
思いのほか広い
 ....
僕と君が出会って付き合いだしてから

僕は楽しかった

公園のベンチでも

絶叫マシーンの順番待ちでも

なにか僕たちは話していた

君の笑顔はこぼれるようで

僕も心から笑っ ....
僕がもうすこし大人になるまで

待ってくれるかい

僕の心がもう少し穏やかになるまで

待ってくれるかい

君が言いといってくれるなら

僕はずっと君といたい

すっと君のそば ....
100点をとらなきゃいけいよぉー。
どうしてもわからなきゃいけないようなきがする。
イヤダヨォ。


誰かを追いかけて模倣していたい。
常に常に下であることで構わない。
イヤダヨォ。 ....
Lily of the valleyさんのおすすめリスト(772)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Some_day- 或本仲一 ...自由詩204-6-30
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青空- 涼(すず ...自由詩604-6-27
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流れ_零れ_落ちる- 霜天自由詩1004-6-25
忘れかけの公園のベンチで- 霜天自由詩904-6-24
泥濘- 自由詩904-6-23
☆148_オレノ、ココロヲ、ノックスル…- 貴水 水 ...自由詩404-6-23
瞼の向こう側- 快晴自由詩5*04-6-22
未来への伝言- 木葉 揺未詩・独白2*04-6-21
★92_カタスミデ…- 貴水 水 ...自由詩9*04-6-21
★91_ボクトキミノキズ- 貴水 水 ...自由詩7*04-6-21
Sugar_Rain- HEDWIG自由詩4*04-6-21
純粋正義への架橋1- チャオ散文(批評 ...3*04-6-20
なつこうかい- yozo短歌404-6-20
Don't_run_away- BLACK JACK自由詩104-6-20
- BLACK JACK自由詩204-6-20
専業主婦- 木葉 揺自由詩1504-6-19
☆145_ネェ_アンタ- 貴水 水 ...自由詩4*04-6-19
ホームワークが終わらない- もこもこ ...自由詩3*04-6-18
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トリプルアクセル- 木葉 揺自由詩10*04-6-17
☆143_ヒトメダケデモ- 貴水 水 ...自由詩604-6-16
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空は僕で僕だった- 霜天自由詩804-6-15
★90_カナシイケレド…- 貴水 水 ...自由詩5*04-6-14
★89_ハードル- 貴水 水 ...自由詩304-6-14
いい子- 未詩・独白204-6-14

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