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クランクを回す
上りのエスカレーターが動き出す
人が乗る
負荷がかかる
乗る人の数は徐々に増え
更に力を込めて回す
見上げると人が
下りのエスカレーターを待っている
上り ....
有馬二郎(英語: Arimajiro)は、哺乳類有馬目に属する動物の総称。有馬二郎科のみが現生する。
【分布】
北海道からアルゼンチンにかけて分布している。
【形態】
最大種はオオ有馬 ....
女とカネの話以外はもうここでするな
一生働かないで済むほどの大金が俺は欲しい
誰でもいいからとにかく女とやりまくりたい
住まいはワンルームのアパートで構わない
食う物も吉野家とかコンビニで全然 ....
男と女のことを白昼の往来に叫ぶのはよそう
ほらあんなにも冷たい視線が僕に向けられて
それだけでまた少し勃起角が上向きになって
巡査と巡査部長が早歩きにこちらへ来るから
男と女のことを白昼の往来 ....
わたしが金魚の頭を
撫でているころ
ぼんやりとした扇風機は
薄暗がりの中で首を振り
幼い子どもが一人
どこかで帰る家を探している
ここだよ、と言っても
それはきっと
ただの ....
彼女はきれいなシールをたくさん持っていた
そのシールを貼れば
どんなに汚いところもきれいに見えるようになった
彼女は通る道通る道にシールをどんどん貼っていった
それまで汚かった道も
....
明日、死のう
明日は必ず死のうと思って、今まで生きてきました。
ものごころついたときから、ずっと
ひたすら命を絶とうとしています。
戦争があり、革命があり、
結 ....
やめてください!
写メ撮るのやめてください!
ネットにアップなんかされたら、家族や友人に見られるかもしれんやろ。
めっちゃ恥ずかしわ。
ブログにアップとか 絶対やめてください って ....
量子力学のパラドックスに「シュレーディンガーの猫」というものがある
じつは原子爆弾もコンピュータも
シュレーディンガーさんの方程式で動いているらしい(多分)
入門書を何度読み返してみても
一向 ....
わたしの名はサラ
サラ・リーマン
ミシガン州は
デトロイト
モーターシティ出身の
ドイツ系アメリカ人
日本企業で働いていたの
自動車部品のカンパニー
資材調達がわたしの役目 ....
スポーツカーを購入したら サイドミラーがパープル
でもでも全然大丈夫 だってぼくはもう二十一歳だもん
仕事は全然していないし 保険料も払ってないけど
でもでも全然大丈夫 だってぼくはもう二十一歳 ....
白熊が死んじゃう、と言って
つけっぱなしの電気を
消してまわる君は
将来、かがくしゃになりたい
という
撒き散らかされた
鳥の餌のシードを片づけていると
芽がでればいいのに、なんて
....
死んでいくことだけが
残された
夜、最後に何を
わたしはしたの
か、分からない
まま、いつの
まにか
閾を越え出ていった、夜が明ける
はるかまえ
きみは目ざめる、きっと
....
もしあたしがのっぽになったら、
高いところのものを自分で取ってみる。
もしあたしがのっぽになったら、
男子を見下ろしてみる。
ついでに
学校も見下ろしてみる。
すると、学校があまり ....
すうっと堕ちていくような感覚と
鈍いしびれがあるという
それでいて苦痛ではないらしい
幼なじみのあの子も
隣の席の委員長も
さらにはわたしのママまで
患ったことがあるらしい
大人 ....
彼女と仕事をしてると楽しかった
たぶん仕事が終わればそんな気持ちもなくなるって思ってる
ぼくはクリエーターだ彼女は実務をしてくれてる
この広告の小冊子づくりが終わればチームは解散する
ちょ ....
女が父親と住んでる家に泊まった
父親はアボジで通称アボ
アボは晩から登山に出掛けている
ひとんちでこんだけ寛いでしまうのは才能だろう
大学のとき開花した才能だ
自宅生なのに家には一ヶ月に数度 ....
その頃・・・・
「 さよなら、えんぴつくん 」 作 (ボク)
(どこにいっちゃったの?)
書けば書くほど
....
スライドする
月が笑う
夜の窓辺
憂鬱を孕んだ
胸が冷える鼻先
わたしはわたしの行方を
ポケットに押し込んだまま
吸い込まれる
終電の渦
たった1mgの錠剤で
繋ぎ ....
pointを下さい
下さい下さい下さい
1pointじゃ足りません
もっとpointがほしいんです
ランキングに載る位、
もう誰も
僕の文字を読んで呉れない
pointがpo ....
私は三ツ矢サイダーやカルピスウォーターがのたまう青春に惑わされずに生きてきた。
それが甘いことに腹が立つからだ。
水に砂糖を混ぜるのは
テレビで人を騙すのと同じ
アンタはそれを ....
「お詫び」 作 えんぴつくん
いつも「鉛筆くん」をご愛読下さり
誠にありがとうございます ただ今、
作者テガ―ム・ヨルノ氏はえんぴつくんと共 ....
まぶたを閉じると幾重ものプレパラアトが幾重もの君を幾重にもして
毎晩夢の中へ押し込んでくる
光など もう射してはくれない道を歩く
凝視したってみつからなかった
君はとても軽薄で精子しか私 ....
「忍者えんぴつくん」 作 鉛筆くん
ボクが赤ペンでマルをつけようとすると、
サッと
えんぴつくんが入れ替わっている、驚愕の黒マル!
葉 ....
くさなぎ君が怒られるのは
やっちゃたから
くさなぎ君が庇われるのも
やっちゃたから
やっちゃたね
くさなぎ君
和を乱しちゃった
裸になって何が悪い?
なんも ....
ボクがペンで前に書いてフラれたラブレターを
えんぴつくんに見せると
ぜんぜんダメだね
なってないね と言われる
それがこれだ
「 ....
「あらすじ」 作 (ボク)
何をやっても
ダメな(ボク)は 部屋の大掃除をする
すると 引き出しの隅から ふでばこが出てきて
中から ....
親指で攻撃して
人差し指で不愉快にして
中指で暴言を吐いて
薬指で縛り付けて
小指で嘘をつく
ろくほんめがあったら
優しい人になれるのかな
貴方と居ると 詩が書けなくなる
そう言って 私は泣いた
お前が居れば 言葉はいらない
そう言って 君は泣いた
「かいかん」 作 えんぴつくん
削られて キモチいい
削られると キモチいい
刃物で削られて
ボクは 鋭利になっていくね
もっと ....
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