すべてのおすすめ
 
 
見渡すかぎり牧場でした
穴がありました
さりさりと音をたてて
ショベルカーが掘っていました
人が幾人か落ちていきました
むかし近くにあって駅みたいでした
僕と僕の大切な人は
 ....
まよなか仁
いとしい人の名をよぶ止
猛烈にさびしくな留

ウタヨミ賀
幸せになること波
許されないのでせう可


ゆめに病んで流す夜長のなみだか奈





http:/ ....
死を決意した人が創造した作品は
不思議と人を惹きつける
死ぬために遺す形あるものには
必ずあるはずだ
目を逸らすことの出来ない共通項が

遺書というものは
あまり人目には触れないが
遺 ....
A こんにちは Aです
B Bです。
A よろしくお願いします
B お願いします
A 突然ですが、夢があるんですよ
B 夢って、なんやのん?
A うちな 超一流の鍼灸師になりたいねん!
 ....
音もなく

無窮の果ては闇に落ち

虚空の下で

{ルビ貪婪=どんらん}な渇きは癒えず


玲瓏たる

銀の雫に月は盈ち

秤の上で

静謐な{ルビ焔=ほむら}を煽る
 ....
脊髄と

神経


神様が創った僕らの感覚


夜空に散らばる幾億の星から
伸び縮みする点と線

破れてぶつかって

新世界の音が響く



人類は

あらゆる森 ....
沖縄では
瘠地に植える木だという
防風林でもあり防潮林でもある

陽射しを遮り
風を冷まして
木陰を作り
木漏れ日を躍らせ
さやさやと歌まで歌う
ミモザのような花をたくさんつける
 ....
真新しいクレパスの
いっぽん、いっぽんに
なまえを書いてゆく
きみのなまえだ

先端恐怖症の妻は
体育着の胸に
名札を縫いつけてゆく
今日は調子がいいの、と言って

慈しみの雨が屋 ....
父のポケットに
ときどき手を入れてみたくなる
そんな子どもだった

なにもないのに
なにかを探してしまう
いくら背伸びしても届かない
指の先がやっと届きそうになって
そこには父はいなか ....
すとんっと落ちた釣瓶の井戸に響くあっという間の出来事の
外はもう闇
急に冷え込む閉店準備の店内で
夜には強すぎる冷房で涼む集積回路
ホッとしながら「もっともわずかな安堵の時期である」と言った
 ....
{画像=081005021659.jpg}

砂浜の風が
朝夕に向きを変えるように
君は気分で風を変える

冷めている空気が
暁の光に変色する時
君は急に大人びた表情を見せ
自足の笑 ....
小さな頃の砂場の匂いを覚えてる

太陽と土と水と消毒液と、

子供の手のひらの匂い

如雨露の水をさぶさぶとそそいで

川ができた 虹ができた

おやつの時間だから

でも、お ....
    (わたしは秋
     枯れゆく落ち葉のしたで
     春の夢を待ち焦がれている)



北国の夏はぬるい
日焼けした肌
汗臭いTシャツ
サングラス
海と空がひと ....
{画像=081001232707.jpg}


想う

無責任な放埒さを

道は幾つもあった
途中には
見えて来たものが色々あった
それはそれで良い

片意地を張り両手を拡げた ....
ほどなく
空は なだめるように
いくどかのまばたきをした
何度目かの夏
もうすぐ花柄の猫たちが
砂丘のほしに
帰ってゆく

波の音
水平にひろがる
君のこきゅうと 両腕
ほど ....
伸びきった髪を
バリカンで刈るような作業
稲刈り後の田んぼは
すっきりとしていて
その清々しさが
秋の空気を絹のようにする


***


新米は少し水を少なくして炊く
十代の ....
蟻が
わらじの死骸を
運んでいく

気持ち悪い、とか
すごいちからだ、とか
そのさまに向ける言葉は
まったくの自由だ

だがそれは
彼らにとって
とても重要な生命の営みで ....
「逃げる」を見つめてました


ある時は空腹から逃げました
耐えきれずに食べてしまったのです
あんパンは美味しかった
すぐに食べられることの幸せで
逃げていたことを気づかないふりをしまし ....
ビルは氷柱(つらら)のようであって
交差点に、滴る微笑の鋭角が
夜はひときわ映える

空は無限の海にはあらず
月のマンホールに、僕らは吐き捨てる
ばらけた感情語

それを生 ....
強くなれなくたっていいじゃないか
弱虫のまんまだっていいじゃないか
みっともなく泣いてばかりいたって
いいじゃないか もう

貴方がいなくなってしまう
ただそれだけが怖くて眠れない夜
そ ....
正直今日の日はえぐれるような1日だった
いろんな意味で
あたしはもっと強くなっていかねばならない
昨日よりももっとぐるぐるめまいがした
あたしはもっと強くならなければならない

 ....
ラピスラズリは、青い。

惑星に似た丸い石は、原石のまま磨かれずにいて、
濡れてもいないのにいつも冷たい。

時々、水脈を聞く。

明かりを知らない水の奏でる音楽を。
明かりの届かない ....
書いて逆らうことを止め
暫く闇に流されてみる
空白は私を包んで
静かに冷える


蓄光時計は
カウントする
ゼロ−ワン、
光や熱の胎内で
確かに私たちは始まったが


彼 ....
どうやら僕は
今迄の思い出を 
大事にしすぎたようだ 

部屋の中は 
まだ終えてない宿題みたいな 
山積みの本  

ポケットの中は 
札は無くともささやかな記念日の ....
黄昏色の空の果て
ひとりっきりの帰り道
誰を待っていたのだろう
誰を探していたのだろう
電信柱の長い影
淋しいようと風の吹く

黄昏色の空の果て
家路をいそぐ鳥の群れ
どこへ行くとい ....
いつものことだ
水色が果てしないどこまでもいくひろがり
それを俺たちは空と呼びます
焦燥感に腹を蹴られ
挫折に身を切られながら両腕をのばし
手のひらをひらく
真実はいつだって指 ....
下り坂を歩いているとどうやら
駆け出す事を自制している事に気付く

しばらく考えたがその抵抗に意味はなく
停滞よりも前進を望む解放の欲求が最後には勝る

久々の加速度
肉体もさながら運動 ....
生まれてすぐに言葉を食べた
降る雪のように冷たい言葉
それは小指の爪のように
やわらかく甘く
そっと僕の心臓に住まった


なんだか涙が出そうで
手のひらを握ったりしていた
つぼみが ....
{画像=080907104708.jpg}

想いを繋ぐのはいつも
言葉だった。

小学生の時、
友達と口げんかをしても
さよならは忘れなかった。
またね、と別れると、
次の日はまた ....
疲れ果てて
色褪せた
繁華街の朝を通り抜け

ガラガラの電車の
ドアのすぐ側の席に座り
手すりに頭を預けたまま
揺られる

 満員電車とすれ違うたび
 何かが足りないような
 そ ....
りゅうのあくびさんの自由詩おすすめリスト(2155)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
牧場- たもつ自由詩1508-10-13
夜長- 三州生桑自由詩208-10-13
死と芸術- あきな自由詩4*08-10-12
超一流の鍼灸師- 北大路京 ...自由詩8*08-10-12
ヘルメスの月- 朱雀自由詩2*08-10-11
Konstellation- 自由詩5*08-10-9
相思樹の森- 海里自由詩208-10-7
アヴェ・マリア- 佐野権太自由詩24+*08-10-7
- yo-yo自由詩24*08-10-6
6CO2_+_12H2O_→_C6H12O6_+_6H2O_ ...- 西日 茜自由詩17*08-10-5
君からの風- beebee自由詩2008-10-5
におい- 自由詩108-10-3
わたしは秋- 乱太郎自由詩29*08-10-3
フリー_/_自分らしく生きるということ- beebee自由詩1308-10-1
くじら- はな 自由詩3208-10-1
新米という季節- 小原あき自由詩14*08-10-1
蟻をおもう蟻- 千波 一 ...自由詩11*08-10-1
「逃げる」- 小原あき自由詩11*08-9-30
さかさまの都会- Rin K自由詩3608-9-28
たぶん、それを愛とは呼ばないだろうけど- 涙(ルイ ...自由詩3*08-9-27
レター(ミクシーより)- モリマサ ...自由詩40*08-9-25
旅の、あなた- rabbitfighte ...自由詩3008-9-25
創書日和【夜】夜に向かって- 大村 浩 ...自由詩18*08-9-25
Freedom_Song_- 服部 剛自由詩32*08-9-22
黄昏色の空の果て- 未有花自由詩27*08-9-16
サンドペーパー- モリマサ ...自由詩29*08-9-14
下り坂の考察- qqqqqqqqq自由詩6*08-9-14
詩人と海- アヅサ自由詩11*08-9-13
コトバ_/_想い- beebee自由詩2608-9-7
夏の終わりという駅で- 皆月 零 ...自由詩18*08-9-3

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