すべてのおすすめ
『他人様の』作品紹介第二弾は、現代詩フォーラム以外のサイトで見つけて紹介した他人様の作品群です。サイトのURLも貼ってるので、興味のある人はネット詩サーフィンをしてみましょう。
◇つきコメントは私の ....
2012年からツイッター上で私が『他人様の』というハッシュタグをつけて紹介した作品で、現代詩フォーラム内から見つけたものをドドッと書き込みます。順番は、私が作品を見つけて紹介した順(古いものから)です ....
藤永健さんの『もうすぐ現代詩フォーラムがができて11年経つという事実と11のレコメンド(http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=283829)』に触発されて、ぼくも ....
日曜の休日、遮断機は私の手をとって踊る。
黄色と黒の手を肩にかけようとするがスルス
ルと抜けてしまう。誰もが寝静まったころに
始まった踊りはいよいよ激しさを増していく。
心音の高まりは ....
1.現代詩をめぐる状況
現代詩の読者は減っている。団塊の世代のある詩人と話したとき、「私の若い頃は詩が若者たちの普通の話題に上がってきたが、いまはそんなことはないだろう。」と話していた。現代詩 ....
一人の旅人が、小さな舟で、川をくだり、終には海へとやってきた。
舟の上には、本と、万年筆とノート、わずかな食糧、そして旅人に似つかわしくない、毛足の長いつやつやとした毛布がのっている。時計は ....
彼女が日記を閉じるということを知ったとき、わたしはロンドンにいた。初めて彼女の日記を読んだときに、いったいぜんたいどこにいる人なのかわからない日記で、それは遠い国にいらっしゃることだけはわかったので、 ....
ミツバチの午後 井坂洋子
恋人に会いにいくときは
緑樹の濃い反射がほしい
幾重にも層をつくる
日射しのプールの水面下
顔をあげると
ミツバチの唸りが耳もとをかすめる
肉体(からだ ....
血が流れた、青髭の家で、――屠殺場で、――円形競技場で。(「大洪水のあと」ランボー、宇佐美斉訳、『イリュミナシオン』所収)
文章には流れがあります。それは、時系列に沿ったストーリーの流れであ ....
私はこの公園の風景自体のことを、すでにもう飽きていた。最近私はまた原宿に行ってきた。だが、この街自体にすらも私はすでに飽きていた。イチョウが代々木公園の入り口で舞っていて、そこに落ちた葉はすでに腐 ....
mixiより転載。
2008年6月28日に開催した朗読会のお礼の文章です。
*****
お客様には、いやってほど我々の愛が伝わったのではないでしょうか(笑)
もし、お腹いっぱいになっ ....
何かに追い立てられるように、死のようなものを感じながら詩を書いていた。何の意味があるのだろう、それ自体がそこにないことに。けれど何が確かなものとしてあるのだろう。原宿の中を歩き回っている。高校生の頃、 ....
風が吹く。生きなくてはならない。
教会(という名前の映画館(という名前のゲストルーム))に
僕たち読者は座っていて、目の前のスクリーンに、
それぞれ違った夢を見る。
「それぞれ違う」こ ....
アスパラガスさん讃 2
彼女は軽やかだし、あまり恐ろしそうではないではないか。という不如意。
この、デザインできない不如意で多義的なラインを、彼女は、推敲と時間によって作り上げることが ....
ある日85さいのうそ美がトイレでうんこをしたらうんこが流れなかった
よく見てみるとうんこに糸がついててじぶんのこうもんとつながってた
糸をはさみで切ろうとするが糸が鉄のようにつよくて
....
僕は一応古書店主だが店舗はまだない これからできるかどうかも不明だ
でもどうせ店舗を構えるのだったら 居酒屋かコーヒーハウス ライブハウスとか併設したいもんだ
古道具屋もいいかな 俺に似合って ....
幼い頃から海が大好きだった。
道産子なので北の大地も僕の遊び場だったが函館という港街に長く住んだ。
洋風の風が吹くこの街で潮の香りが好きだった。
朝市のような活気に満ちあふれた世界はとても心 ....
銀で出来た蒸気機関車が黄金の煤煙を噴きながらプラチナのレールを走ってくる。よく見ると煤煙は大量の金粉だ。噴射され空中へ舞い上がったあと、キラキラと輝きながら草原に降り積もる。煙突から噴き出る大量の金 ....
入口と出口はいつも開かれていて
それでも
どこかへ向かうなら
繰り返す色身を
考えていくほうがよい。
宗教、政治、個性、悲しみ、楽しみ、etc.
場を作るのは私達
モードの先端いくような ....
(手前にいくほど新しい作品(…;)になる予定です。
* * *
2013/08/26 その2。
青い空。白い雲。緑の木かげ。
いい天気だ。
やっとやっと、
おれは ....
他人に僕を説明する必要がある時は本を贈る。
くどくどと説明するよりもいきなり感性をさらす。
かっこよくいえば多様な遺伝子を持った自由な人間になって欲しいから。
僕が贈る本は
トルー ....
だいたい普通の人は家と職場の往復でなんてよくおっしゃる。
それが第一の場所と第二の場所。
では第三の場所とは?
それはこの現代詩フォーラムであり街の図書館や書店でもあり行きつけの飲み屋さんや ....
俺にも誰かと付き合うという機会はあるもので、大抵相手のその寝顔を見ながら夜を明かした。俺は眠れないことが多かった。
寝たいか。と、問われればイエス。
俺を殺せ。が、アンサー。 ....
若手漫画家の登竜門としてCOM並びにガロはぼくらの教科書だった。
その女流の中でも異彩を放っていたのがこのやまだ紫氏と岡田史子氏だったと記憶する。
やまだ紫さんはもともと詩人だった ....
秋葉原は今日もぼんやりとした欲望が渦巻いていた。かつて起きたおぞましい事件のことも忘れて、僕は歩いていた。まるで夢を見ているかのように歩く人たち。ビルは空の色で空は夏の色をしている。僕もうしろめた ....
仙台は、あの大きな揺れのあとも、不気味な地鳴りの音が鳴り止まずに、世紀末感、たっぷりでした。それから駅のエスパルから煙があがってた。ヘリが空を飛び、警官は、津波が来るから高台へ!と叫んでた ....
どうもよくわからないのは、これ見よがしに、被災地の追悼式に来ました、とか言ってる連中。まだなにがあるかわからないんだから、そんなに被災地に人が集まっちゃったら、またたまたま大地震がきた時に ....
わが家でも震災を追悼して、石油ストーブでカレー作らない?と妻に提案したら却下された。あの日食べたカレーは人生で一番うまかった。
11日当日の夜は、カップ焼きそばを、石油ストーブで温めた ....
RT @copy_writter: 私に詳しい人がたくさんいると、そこは地元になる。 (タウンワーク/岩崎亜矢)
私は、秋田で生まれ育って、高校卒業後、仙台で二十年暮らし、再び秋田に ....
詩は本当のことを語っているのでしょうか。つまり、詩はノンフィクションなのでしょうか。それとも、詩は嘘のことを語っているのでしょうか。つまり、詩はフィクションなのでしょうか。
岩が 吉野弘
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あおばさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(577)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
他人様の作品紹介その2(ツイッターで私が紹介した作品いろいろ ...
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こひもと ...
散文(批評 ...
4*
14-1-23
他人様の作品紹介その1(ツイッターで私が紹介した現代詩フォー ...
-
こひもと ...
散文(批評 ...
6*
14-1-15
極私的レコメンド:11人の詩人による11編の詩
-
大覚アキ ...
散文(批評 ...
9*
14-1-6
「遮断機と渡り鳥と休日の月」
-
宇野康平
散文(批評 ...
2
13-12-22
詩を救うための音楽——榎本櫻湖『増殖する眼球にまたがって』
-
葉leaf
散文(批評 ...
7+
13-12-21
わだつみの木
-
アオゾラ ...
散文(批評 ...
3
13-12-2
ない日記の感想
-
渡邉建志
散文(批評 ...
2*
13-12-1
詩の構造について_詩と向き合う
-
葉leaf
散文(批評 ...
8
13-11-26
列挙する能力_詩と向き合う
-
葉leaf
散文(批評 ...
6
13-11-26
私のいた場所
-
番田
散文(批評 ...
2
13-11-12
(転載)第一回朗読会;「アスパラガス、詩集。」
-
キキ
散文(批評 ...
4
13-11-7
僕の過去のことだとか
-
番田
散文(批評 ...
2
13-11-4
多義性のデザイン(アスパラガスさん讃3)
-
渡邉建志
散文(批評 ...
6*
13-11-1
不如意な恐ろしさ(アスパラガスさん讃2)
-
渡邉建志
散文(批評 ...
4
13-10-7
うそ美の心霊体験。
-
うんち
散文(批評 ...
4*
13-9-10
古書店日記
-
梅昆布茶
散文(批評 ...
13*
13-7-13
海と風と僕のねじれたこころ
-
梅昆布茶
散文(批評 ...
9
13-6-9
蒸気機関車
-
済谷川蛍
散文(批評 ...
2
13-6-9
みちの話
-
はなもと ...
散文(批評 ...
2
13-4-29
(何かについて打った、何かをまとめるスペース)
-
(1+1 ...
散文(批評 ...
3*
13-4-28
本を贈る
-
梅昆布茶
散文(批評 ...
5
13-4-28
第三の場所
-
梅昆布茶
散文(批評 ...
9
13-4-28
隣で死んだように眠っていた横顔は
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榊 慧
散文(批評 ...
2
13-4-9
トリビュートやまだ紫____性悪猫
-
梅昆布茶
散文(批評 ...
9
13-4-8
秋葉原の幻
-
番田
散文(批評 ...
5
13-3-22
震災の記憶
-
小川 葉
散文(批評 ...
4
13-3-12
被災地はいつもそこにある
-
小川 葉
散文(批評 ...
9
13-3-11
追悼
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小川 葉
散文(批評 ...
3
13-3-11
地元
-
小川 葉
散文(批評 ...
3
13-3-10
詩とフィクション_詩と向き合う
-
葉leaf
散文(批評 ...
5
13-2-25
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