すべてのおすすめ
新年だ。
また一つ、死に一歩近づいている。
年末に足首をケガして、正月はひきこもるしかなくなっている。
ネットやったり本を読んだりもしていたが、一向にヒマがつぶれない。
仕事をしてい ....
正直な話、私は、もう、どこかから活字の詩集を出したり、詩の賞を狙ったり、ということをやる気がなくなった。もちろん、どこぞが、お願い本だして、とか、お願い賞もらって、と言ってきたら、やぶさかではない(笑 ....
忘れる。人だとか物だとか、さまざまなものを人は忘れていく。今日を生き延びるために、無理矢理にあるいは自然に、忘れていく。だが、その一方で、忘れないでいるという選択もある。かつて一緒にいたけれどもいま ....
鳥を姪に返そうと思う。
昨日から預かっているのだが、どうにも相性が悪いので、鳥を姪に返そうと思う。
今日は休日だから、兄の家には誰かしらいるはずだった。
今朝の曇り方は酷い有様で、空全体が何 ....
何度も書いてきたのですりきれて穴が開きそうになってきたが、私は悪人になりたいのだ。それも大嘘つきの大偽善家の大悪人に、である。できれば新興宗教の教祖みたいなのがよろしい。しかしたぶん私にそこまでの才能 ....
一
先ほど、近所を散歩していました。友の唄声(CD)を聞きなが
ら布団に入っていましたが、来年から始まる新たな夢のことを思う
となかなか眠ることができませんでした。外に出ると、深夜3時半
....
ハルマゲドンこねーかなー。
37歳の先輩はそういう。
こないでしょうねえー。
僕は答える。
俺を殺してくれよ。
37歳の先輩はそういう。
僕は捕まりたくないから嫌ですよ。 ....
〜であるから、一番悪い一行を推敲したくないのです
脱字でも誤字でもいいから生かしておきたい
なぜなら完璧なものを書いたら
誰かを宇宙でたった一人ぼっちにしてしまう気がする〜
詩とはそもそも預言の性質を持っていると、
私は考えている。過去をさぐって、未来に役
立てるのが歴史とすれば、詩とはもっと漠然
としたものを、実証に基づかずに、さらに言
えば、無責任に ....
12月3日付の某朝日新聞に、小野十三郎賞贈呈式の記事が出てました。そこで、選考委員でもある詩人の金時鐘(キム・シジョン)さんの講演の要約が、本人の寄稿として載ってます。これをみて、(あーまたこれかー) ....
一
今、僕の手元には、「{ルビ思推=しゆう}」 落合朱美 という{ルビ凛=りん}とした縦書きの
文字が記された一冊の詩集が置かれている。朱色一色の表紙には、
白い輪郭で描かれた一輪の薔薇の ....
蘭の会http://www.orchidclub.netの二月詩集http://www.hiemalis.org/~orchid/public/anthology/200302/掲載の『おまん瞑目』 ....
{引用=
帰途
田村隆一
言葉なんかおぼえるんじゃなかった
言葉のない世界
意味が意味にならない世界に生きてたら
どんなによかったか
あなたが美しい ....
二年前、私は仕事を終えると毎日病院に通っていた。
夫を車椅子にのせ、夜の病院内をさまよった。病院から出ることができないなら、せめて外気にに触れさせてあげたいと思った。
屋上テラスの扉は鍵がか ....
夫は足に補装具をして杖をついているので、一人で階段を昇っていると、
「あちらにスロープがありますよ」
と親切に声をかけてくれる人があるそうです。
私も以前は、足の不自由な人は階段よりスロ ....
私はとうとう詩が書けなくなりました。ついては他人も巻き添えにして、全詩人を廃業に追い込むべく、「自動詩作成プログラム」を、世界征服の野望を持っちゃってる悪人のごとく作成する次第です。
そうです、 ....
昨夜は職場の女たちが集まって慰労会をした。
一年ぶりだった。
家計のためにパートタイムで働く女が、自分の楽しみのために一人家を空けるのは、それがたとえ数時間のことであっても容易なことではない ....
なんつーかこうこのフラットな光る画面の中を横切っていく情報のなかに含まれる暗号
みたいななものを切り取っていると
嘘をくっつけていいのかここにとか
これが本当の事だろうがこれが
みたいな
ど ....
記録 ビジョンと思考、閉鎖
十月十九日
PM07:00
午後七時、大量の薬を持って途方に暮れる。烏丸丸太町、を覆う倦怠。
PM07:30
携帯が止まっている事に気が付く。 ....
あの頃あたしは
モンパルナスの小さなアパートで
クローディアと一緒に暮らしていた。
暮らしていた、と言っても、三ヶ月くらいの間だったけど。
その小さなアパートには、
クローデ ....
電車に乗っている。短いトンネルをいくつも潜りぬけていく。トンネルをひとつ通り過ぎる度、窓の外の風景が街中から田舎へと変っていくのがわかる。そして、いくつめかのトンネルを出た時、急に視界が開ける感覚に ....
地デジがやってくる
大股で闊歩して
この街にもやってくる
くっきり画面を携えて
番組予約も楽々で
裏情報もばっちりで
夢の生活必需品
液晶画面の向こうでは
だけど
昨日と変わ ....
ネットはたまに嫌なこともあるけど、
自分の知らないいいことを顕在化してくれる。
ネットは匿名で悪口を言えたりするけど、
普段言いにくいことをいつもより気軽に言えたりする。
いい ....
音。
それを手繰りよせてミューズを降ろし、テキストを書くタイプの書き手にとって、音楽に加え他国言語の音感を獲得する事は必須であると思う。
テキストに横文字を出せ、という訳では断じて無い。むしろそれ ....
大きな書店に行くとあふれる本に圧倒されるが、もっとすごいのは、その閉じられたページというページに、無数の文字がちりばめられているということだ。書き手、すなわち文字を発信する側がこれほどに存在するという ....
花子は豚です。
山形県のある町で幸せに暮らしていました。
町はいつもとても静かで、響くのは、花子がブーブーとおじいさんを呼ぶ声くらいのものです。
朝六時、町のスピーカーが目覚ましの音楽を鳴ら ....
1
ここに文章がおかれる事により
おこる作用
について考えなさい
2
コミュニケーション
というものによりそう脚力を我々は失いつつある
この問いに対する答えを
丸かバツで表示せ ....
我が家独特。
テレビでゴン中山が「テレビのリモコンをチャンチェと言う」
と言ったのを見てから、我が家でも言うようになった。
ちなみに我が家では炭酸飲料を「しゅわっぷす」と言う。
ウチは ....
昨日は寝る前に、原民喜の「心願の国」を読んだ。被爆者である
彼は、自らが作家・詩人であるという使命感から、その体験を書き
遺した。戦後間もない頃、母も妻も失い自らに残された弧絶の夜を、
彼は歩 ....
突然ですが、最近結婚したんです。
っといってももう半年も前ですが…。
既に結婚されているかたはわかると思うのですが、
籍を入れるまでって一番盛り上がりますよね。
で、赤ちゃん生まれた日にゃもう ....
あおばさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(577)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
あけましておめでとう
-
日雇いく ...
散文(批評 ...
3*
07-1-1
詩の携帯性
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
10*
06-12-30
忘れること、忘れないでいること
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
16+*
06-12-27
俺と鳥
-
緑茶塵
散文(批評 ...
6*
06-12-25
表面以外はみんな嘘
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
8+
06-12-19
_あなた_への招待状_〜新たなる夢について〜_
-
服部 剛
散文(批評 ...
7*
06-12-18
一問一答。
-
もののあ ...
散文(批評 ...
21*
06-12-11
詩論Ⅰ
-
馬野ミキ
散文(批評 ...
5
06-12-8
わたしは、アルファであり、オメガである
-
杉菜 晃
散文(批評 ...
12*
06-12-7
短歌的抒情は現代詩の敵か?
-
umineko
散文(批評 ...
10+*
06-12-3
詩人・一期一会_〜其の一・落合朱美詩集「思推」を読んで(上) ...
-
服部 剛
散文(批評 ...
11*
06-11-22
鬼女紅葉とおまん
-
渦巻二三 ...
散文(批評 ...
1*
06-11-17
私的「詩とは何か」
-
青色銀河 ...
散文(批評 ...
3
06-11-16
そのとき「詩」は私を救わなかった
-
渦巻二三 ...
散文(批評 ...
28*
06-11-15
バリアフリーは簡単ではないけれど
-
渦巻二三 ...
散文(批評 ...
14*
06-11-14
全詩人を廃業させるべく作成する「自動詩作成プログラム」
-
紀ノ川つ ...
散文(批評 ...
4+*
06-11-12
女が家を留守にするとき
-
渦巻二三 ...
散文(批評 ...
16*
06-11-9
詩とかについて
-
モリマサ ...
散文(批評 ...
6
06-10-30
薬理記録_10/19・20
-
六崎杏介
散文(批評 ...
5
06-10-21
クローディアの死んだ日。
-
もも う ...
散文(批評 ...
16*
06-10-7
視界が開ける瞬間_——望月遊馬『海の大公園』について
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
3*
06-10-1
flower_〜地上波の花〜
-
umineko
散文(批評 ...
3*
06-9-25
詩をほわほわ投稿する理由について(diary)
-
とうどう ...
散文(批評 ...
28*
06-9-19
メモ_他国言語のミューズ請い
-
六崎杏介
散文(批評 ...
4*
06-9-1
文字という星々の
-
umineko
散文(批評 ...
7*
06-8-27
花子とおじいさん
-
チアーヌ
散文(批評 ...
5
06-8-24
10の質問
-
モリマサ ...
散文(批評 ...
8
06-8-11
親父
-
虹村 凌
散文(批評 ...
7*
06-8-6
「踏み切りの前に立つ人」_〜原民喜「心願の国」を読んで〜
-
服部 剛
散文(批評 ...
13*
06-8-4
結婚生活★
-
万里
散文(批評 ...
3
06-7-20
1
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