すべてのおすすめ
声をかけずに
放っておいたら

影も形もなくなっていた

扉が開く音はしなかったので
窓から吹いていったのだろう

これでようやく
名前がつくかな

はじめまして
トゲが
こころに刺さる時があります。
ささいなトゲであれば
トゲはぬくこともできるでしょう
人知れずに



終わる
時が来るまで
私は
覚めない
夢を見ているのだ

・ ....
ラ、
ララ、ラララーン
高級食材が半額になる
奇跡の瞬間、魔法のシール

ら、
ら ら ら
シールが貼られるまでの
ワクワク タイム~♪ 

グルル、グァオウ! 
飢えた 猛獣 ....
夜行性の葬列は
闇へと深まってゆき
闇の音は門をたたくと
葬列はちりぢりと解(ほど)けて
天の星々となった



何かを求め続けるのは
命が原初から欠けているからだ
けれど
足 ....
 「そうだったのかい。清吉さんて…たしか、縁日で逢った時
  おりんちゃんと一緒だった、あの手代さんだよね。」

 勇次は、縁日でおりんから紹介された事のある
 清吉の顔だけは知っていた
  ....
恋せよ、去勢後。
こいせよ きょせいご


ナイス、闇! 親しみやすいな。
ないす やみ したしみやすいな


猿が集り、青い恋を有難がるさ。
さるがたかり あおいこいをありがたがる ....
そういやこんなシーンは
ジョーのどこにもなかったな
殴られっぱなしじゃ話にもならない
今頃脇腹が痛みだす
こんな夜繰り返すのは
アイツのテレフォンナンバー
酔い潰れちまってザマは無いけれど ....
この夜陰、
黒々と
林立する
樹木に囲まれ
蒼い途を歩んでいく
私という絶対の孤独 
 自我
その神聖を
授かり受け留め

 この肉身の己を実感し
 この肉身の己から逸脱し
  ....
あなたは枯れた蔓を集めて、血管をこしらえた
わたしは綿毛を集めて心臓を作り、それを繋いだ
なにも無いこの地にはいつも、優しく撫でるような風が吹いていて
そのせいでわたしはいつだって落ち着かな ....
月と鏡はお似合いの恋人だから
同じ夢を語りあっているのだろうか

耳をすませばその囁きが
少しは聞こえてくるかもしれない

梅の花はほころび
君たちに祝福を歌ってくれている

ねえ… ....
ペットボトルを飲みかけた
裸をつつむバスタオルは
少量のバターの匂い

ああ、まばゆいね
ミトコンドリアに
きざまれるみたいだ

糖質が正常に機能する
血液は順々だよ
産毛だっで風 ....
三寒四温の山と谷を
喘ぎながら

自律神経と前髪を
弄ばれるまま

季節のせめぎ合いを
掻い潜り

遊歩道をふうわり漂うのも
それほど悪くない

視界の端に色を感じて
振り仰 ....
陽炎揺れる鉄路を
赤い焦点絞りながら
辿ってゆく、何処までも
明るい光に包まれ

 見知らぬ白い女の顔、
 しなだれる様その抱擁
 ぽっと浮かび忘れ難く

赤い鉄路は伸びてゆく
真 ....
よく噛み付く、神憑いた屍体。罪が靴磨くよ。
よくかみつく かみついたしたい つみがくつみがくよ


歪。春ハッピー。
いびつはるはっぴい


垂れ幕。芽を摘みつつ、蜜を恵まれた。
た ....
 「ねえ、勇さん、どうしたのよぉ?」
 「いや、ちょっと。…わるいね、先に行っててくれないか。」
 三味線屋の勇次が 連れ添う年増りの女の手を握り
 甘い声で答える
 「分かったわ。早くね!」 ....
いつが最後か
わからないから
何度も繰り返し
言うの
大事な事を



一日の終りに
何はともあれ
今日を終えられることに
ほっとする
ありがとうございました。


 ....
かつて幼い女の子の髪を結んだリボン
うすももいろでつるりとしたサテンの手触り
持ち主をなくして
しょげかえっているかといえば
案外そうでもなくて
虹へ続く路を
しゅるっしゅるるる
先頭で ....
無い島、凍結。冷たさが傘溜め続け、疎ましいな。
ないしまとうけつ つめたさがかさためつづけ うとましいな


ゆっくりとした歪み。水浸しと陸、梅雨。
ゆっくりとしたひずみ みずびたしとりくつ ....
眠くなった海の話を
しようと思った
暮らしていくことが
一日の中にあって
踏むこともたまにあり
替わりのものもいくつか
色で決めておいた
人は残していく
大切なもの
捨てられ ....
○「地球温暖化」

人間がいくら偉くなったといっても
雨が降るのをやめさせることはできない
風が吹くのをやめさせることはできない
相変わらず
ヒデリノナツハナミダヲナガシ
サムサノナツハ ....
母は とっても母である

家に虫がでれば 騒ぎながらも冷静で

しかしスプレーが見つからないと慌てていた


ある時

アシダカグモが 卵を抱えて現れた

「ぎゃ」といいつつ 母 ....
橋は爆破された
ただの子競り合いだと
ささいなことだと言う
生まれてきて生きて
そして死ぬ
やせ細るまで続くはずの
一本の糸が
ふいに断ち切られる
何本 ....
花言葉は骨董品の、
作者不明の〝まだき〟にあるらしく
水平線のたまり場で
流行らないアドリブを繰り返す


やさしさレモンシトロンと
素材の文庫本をひらいた

『またね、けなげな ....
お気に入りのコンバース
とうとう底が抜けちゃったな
くるぶしがぬるりとつめたくて
出来たての靴擦れを二月の風が撫でて過ぎる
お気に入りのスニーカー
ぼろぼろになっても一緒に歩いて行きたかった ....
耳障り
血腥い
最後の狩猟は
たったいま為され
墨染の首級をぶら提げて
おれはメトロを待つ

おまえの胴體と四肢はもう要らぬ
墜落する空に抱く明日への危惧こそが
仔を孕む幸福にとり誤 ....
 「ほんとにさ、どうしちゃったんだろね?」
 手代が店を閉めると 丁稚小僧と店内清掃済ませたおゆうが
 夕飯のお膳の準備をしているおりん捕まえて話す
 「そうね。…。」
 二人は、この一ヶ月以 ....
メレンゲの夜
それはそうだ、
固まってしまう

色の無い刺繍糸で
編みこんでいく
君の体は
気持を置いて
でていってしまった

ここにあったのは
変色した果物
片方しかない手袋 ....
○「生きるってこと」
生きるってことは
死へ向かうということである
人間は
死に向かって生きているのだ

○「妬み」
妬みは
知らない間に買うから
こわい!
健康自慢
孫自慢
 ....
ただの一言も発することがない
二月の青空はとても孤独だ
ひとみを綴じた兎が
木の袂でうたた寝をしている

冬は自我をうしない
薄く目を開けて、この青い空を
くちびるをかすかに動かして
 ....
一日中、降っては止みを繰り返した雨に濡れた街が、僅かな街灯の明かりに照らされて終末のようだ、新しい靴のソールは穴だらけの歩道の水溜りを完全に拒んだ、俺はそれをいい兆候だと感じていたんだ、風が弄るみ ....
soft_machineさんの自由詩おすすめリスト(1635)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
風歌- やまうち ...自由詩5*24-2-22
※五行歌_六首「役目といういのちがある」- こしごえ自由詩4*24-2-22
半額ゲッター- atsuchan69自由詩12*24-2-22
※五行歌_六首「今につながっている」- こしごえ自由詩3*24-2-22
のらねこ物語_其の二十四「おりん」(二)- リリー自由詩3*24-2-22
青い恋_O.A._(回文)- 水宮うみ自由詩2*24-2-22
Broken_Heart_in_the_Night- 板谷みき ...自由詩3*24-2-22
自我のうた- ひだかた ...自由詩6*24-2-21
はばたきは、いつか- ホロウ・ ...自由詩3*24-2-21
蜜月- レタス自由詩8*24-2-21
月色(げっしょく)- トビラ自由詩4*24-2-21
鳥の春- 夏井椋也自由詩8*24-2-21
陽炎のうた- ひだかた ...自由詩424-2-21
回文のカーブ- 水宮うみ自由詩1*24-2-21
のらねこ物語_其の二十三「おりん」(一)- リリー自由詩4*24-2-21
※五行歌_六首「いつが最後か」- こしごえ自由詩4*24-2-21
聖列がゆく- そらの珊 ...自由詩10*24-2-21
氷の中で回っている文学(回文)- 水宮うみ自由詩3*24-2-21
眠くなった海の話- たもつ自由詩224-2-21
独り言2.21- ホカチャ ...自由詩3*24-2-21
母のこと- 短角牛自由詩13*24-2-21
海の向こうで- 藤原絵理 ...自由詩424-2-20
晴曇- あらい自由詩624-2-20
スニーカー- 46U自由詩10*24-2-20
不死論- 医ヰ嶋蠱 ...自由詩224-2-20
のらねこ物語_其の二十一「木彫りの虎」(ニ)- リリー自由詩4*24-2-20
メレンゲ- はるな自由詩624-2-20
独り言2.20- ホカチャ ...自由詩3*24-2-20
誕生日- 山人自由詩12*24-2-20
三文芝居の夜- ホロウ・ ...自由詩4*24-2-19

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55