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ポエムちゃん、サヨナラ
汗ばんだからだでふたり抱きあった
昨日までの嘘は水に流して
今夜からは本は読まないで眠る
潔く、完璧な AI に譲ろう
思えば、想いはすべて映像だった
ことばは ....
愛って、皮を剥いた馬鈴薯だぜ
だから俺の故郷に愛なんかなかった
紳士録にも載ってねえ名前は
この街では沢山の愛の中のひとつだ
優しさは仕舞っておけ、
乱暴な拳もポケットに隠しておけ
奴 ....
土留色のナイショが蠢いている
秘めごとを沢山食べて大きくなった
巨大な海鼠にも似たナイショが床を這う
ナイショの匂いは潮風のようだった
こんなに丸々と育ってしまったら
きっといつかバレて ....
君がいないと、
もがくような夢ばかり見て
毎夜、悶々としている
きっと 繋がっている
ずっと、そう信じてきた
いつかボクは声になりたい
君の隣で、囁く声に
永い時が流れ ....
夢の橋を渡ると、
ショートボブの君がいた
会えて嬉しい
と、可愛い仕草で笑う
それからふたりは、
君の村まで歩いて行き、
南国風の立派な家で
沢山のキスを
揚げたての天ぷらで食べ ....
ラ、
ララ、ラララーン
高級食材が半額になる
奇跡の瞬間、魔法のシール
ら、
ら ら ら
シールが貼られるまでの
ワクワク タイム~♪
グルル、グァオウ!
飢えた 猛獣 ....
冨の神を崇める教義では、
あなたの身体と魂は誰よりも清く
その清い身体のために、
毎朝オレンジジュースを飲む
また、あなたの美貌のために
幼い夢を祭壇で屠り、鮮血を啜る
既に世界は ....
砂粒がかがやくと
水際はふたたび沈んだ
土用の波が音をたてて崩れる
台風前の静けさが
妖しい雲に包まれていた
あの賑わいは、
もうない
貸しボートも
焼きそばも
かき氷もやってい ....
ぼくはどこへゆくのかなぁ
ポケットにビー玉がじゃらじゃら
麦わら帽子に少し汚れたランニング
ビーチサンダルの鼻緒はブルーだった
あの頃のぼくはもういない
灼熱の街を黒い革靴でさまよう
....
降りしきる砂に埋もれてゆく
さまざまな過去が現れては消え
羽のない水色の鳥は
ぼんやりとした想いの空をとびつづけた
ここが幻だとしても
今は見ているものが現実だった
砂に埋もれてゆくからだ ....
渇いた瀝青の道に散る
ジュエリーの煌きと渦をえがく黒髪
鉛の銃弾は、みごと額を貫通し
――鮮血を枕に眠るオフェーリア。
たぶん、昨日。
黒いシークィンのトップが視線を浴びて
胸元のゴー ....
soft_machineさんのatsuchan69さんおすすめリスト
(11)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
素敵な嘘
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atsuchan69
自由詩
13*
24-8-20
暗黒街の馬鈴薯
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atsuchan69
自由詩
12*
24-8-4
ナイショ
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atsuchan69
自由詩
12*
24-6-16
想い
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atsuchan69
自由詩
7*
24-3-22
夢の橋
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atsuchan69
自由詩
11*
24-2-28
半額ゲッター
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atsuchan69
自由詩
12*
24-2-22
サクリファイス
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atsuchan69
自由詩
17*
24-2-14
終わらない夏休み
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atsuchan69
自由詩
8*
23-8-16
ビーチサンダル
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atsuchan69
自由詩
12*
23-8-12
砂の鳥
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atsuchan69
自由詩
10*
23-8-5
オフェーリア_☆
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atsuchan69
自由詩
9*
07-5-2
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