すべてのおすすめ
俺は歩道を歩かない 時速2キロで車道を歩く 
だから 沢山の運転手に迷惑をかけた
運転免許は持っているが 乗り物がないから
もう10年も運転していないペーパードライバーだ

俺を轢き殺した乗 ....
彼女ができたので、
野球場へ行って泣こうと思った。
電話は夜の十時だ。
俺はありったけのバンソウコウと、
傷薬を準備して、
ノートには一から十二までの手順で、
軟着陸について記してあった。 ....
ジョニーは昔バンドをやっていた
ジョニーはギターでヴォーカル
音楽の才能は全くなかったが
どうしてもやると言ってきかなかったので
仕方がなく俺はベースをやり
アキラがドラムをやった
俺は素 ....
※この詩は、下の行から上の行へと読んでください。





人間というものを。
私たちは知らなかったのです。
私たちアンドロイドは、母の葬式で涙を流しませんでした。
だから私たちアン ....
※この詩は、下の行から上の行へと読んでください。





全ての水は蒸発し 消えて無くなってしまうのである
〇〇がどう在るべきかを 考えていかなければ
それを霊的な目線で あなたがた ....
女にふられたので、
祖国へ行って死のうと思った。
だが俺は日本人なので、
ここが祖国だった。
それはちょっと困るような気がした。
日本は大好きだが、
祖国は遠くになくてはならん。
日本の ....
友達が一人 幸せになった
それを知って俺も幸せになった
そして俺の幸せを見たおまえも幸せになった
三人で幸せだね幸せだね幸せだねと言っていると
あいつもこいつもそいつもどいつも
みんななだれ ....
ららら〜るるる
僕が魔法をかけてあげよう

ほんのひととき
空き缶が倒れただけで
大笑いできる魔法

どれだけ頑張っても
報われないってことは
必ずある
いつか君もそれを知るだろう ....
ジョニーがお風呂へ行きたいと
俺の下宿を訪ねてきたんだ
パチンコで八万円勝ったらしいんだ
四万円ずつで行こうというんだ
川崎まで行こうというんだ

俺は川崎までの電車賃だけでいいんだ
だ ....
ジョニーの本名は青木イサオだが
もちろんゴルファーではなかった
革ジャンは合皮だが
アメ横で買ったわけでもなかった
初めての給料で輸入雑貨屋へいき
ブリキの看板を買ってきた
SUMMER  ....
縛り付けたいと子供のような駄々をこねているだけ
母に似ていること
それは嬉しくもありどうしようもなく苦しいこと
何か怖いものから母は必死に逃げてきた
理由の無い恐怖が母に安らぎを与えることなく ....
俺コンビニ入り口付近にある紫色の蛍光灯にバチッとやられた羽蟻
命って一瞬なんだな
煙草吸ってるおっさんその瞬間を見てたけど
おっさんボーっと宙を見つめるばっかりで何のリアクションも無かったな
 ....
世界中のどこもかしこも蒸し暑い夏の日を背景にした舞台劇場になり
油彩画のように凸凹している駄菓子屋の背景の前に群がっている子供達
誰が主役なのかという事でモメテイル口論の際中だにゃ〜こりゃ〜
ど ....
複雑なことを単純にして、単純なことを複雑にして
丈夫な歯になるように、これでもかって言うぐらい噛む
噛むと旨味が口の中にじわじわと広がってくるから欲望を満たすけど
なんか疲れちゃって、顎が外れた ....
風呂に入るとなめくじがいた
たいていの人はここでキャーあるいはギャーとなって
塩か砂糖か胡椒か何かを持ってきて
ヤツを殺しにかかるのだろうが
俺は別段気にならないし
こんな生き物でも殺すのは ....
都会の川で子供の変死体が発見された

それと同時刻に、屠殺場で豚が悲鳴をあげた
恐怖は肉に染み渡っていった
鶏舎で一列に並べられ管理されている鶏たちは
産み落とす卵の中に自分達の気持ちを込め ....
天下無双の剣豪  出産間近                           
柔は剛を制す  心は体を制す                          
怪しい気配  どかどかん     ....
家は日当たりで選ぼうよ  駅の日溜まりで遊ぼうよ                
記号化された駅員さん  産道くぐって夏祭り                   
早々と終わりを告げて菜の花の   ....
毎度のことながら、
女にふられたので、
ラブホへ行って死のうと思った。
どうしてラブホかといえば、
情死かと思われるかもしれないからだ。
死んだ後のことなどどうでもよいかと思えば、
にんげ ....
浮気とかもあったみたいでさ                           
東京タワーは家にも寄り付かず                          
家庭を顧みない砂糖が多すぎる牛丼 ....
ある晩
月の灯りをあびて
一匹のカエルが
言論の自由を主張した
そしてほんとうのことを言った

それはほんとうに
ほんとうのことだったのに
ほんとうに
ほんとうのことだったので

 ....
いつかの冬に、どこだか遠いところへいった。
帰りは夜行バスで
何度目かのサービスエリア
昨日知り合ったばかりの赤い女と話しながらプルタブを引くと
コーヒーが飛んだ。
熱い 煮えくり返りそうな ....
サンドイッチマンがはさまっていた
紫外線とアスファルトのあいだに
商店の右通りと左通りのあいだに
絶望と希望のあいだに
木の板とプラスチックの板のあいだに
ポルノの看板とストリップのポスター ....
気になる
気にする

木になる
木にする

おなじ「キ」なのに、「木にする」はおかしい
何を木にするのだろう
あの人を木にすると魔法使い
ぼくが木になるとお友だち
知らない ....
見るたびにラストシーンが違うという映画が、
場末の名画座で上映されている。
だけれどそれは感傷で、
いま街のどこにも場末などなく、
洒落た銀巴里の名画座などもない。
女は赤いパラソルをさして ....
女にふられたので、
川へ行って死のうと思った。
留守番電話に就職試験の結果が入っていた。
今日が面接だった。
洗濯物がたまっていたのでコインランドリーに行った。
着ていた服も汚れていたので、 ....
葉っぱのジョニーは
うそつきジョニー
さよならジョニー
枯れ葉のジョニー

空き地に捨てられた
冷蔵庫にもたれて
ぬるいコーラを飲んでいた
おれたちは明日
銀行強盗にゆくんだって
 ....
加瀬さんの実家にイチゴ狩りに行った
シーズンが過ぎると職場の同僚とその家族を呼び
完熟して出荷できなくなったイチゴを取らせてくれるのだ
妻も娘も毎年その行事を楽しみにしている
昨年も一 ....
想いはどこへ連れて行こう
涙はどこで手放そう
忘れられないことばかりを持って
僕らは何度もここに生まれた

円く繋がった道を歩こう
いつまでも終われない街を抜けよう
ガードレールの上で両 ....
やいたほねをくったことがある
ざらついたにがみと
のどにひっかかるかんしょくは
それがおとといまで
ねむり おき くって ゆめもみたのだ とは
にわかにしんじがたかった

こどもだったこ ....
soft_machineさんの自由詩おすすめリスト(1626)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
仮死因- 狩心自由詩3*06-7-11
野球場へ行って泣こう- しゃしゃ ...自由詩606-7-7
ジョニーのロックンロール- しゃしゃ ...自由詩406-7-1
後ろでは軽い調子の音楽が流れています- 狩心自由詩17*06-7-1
一時の気の迷い- 狩心自由詩3*06-6-30
祖国へ行って死のう- しゃしゃ ...自由詩606-6-29
連鎖反応- 新守山ダ ...自由詩5+06-6-29
僕の魔法- みもる自由詩6*06-6-27
ジョニーと風呂へ- しゃしゃ ...自由詩606-6-26
ジョニーの夏休み- しゃしゃ ...自由詩706-6-24
隔離病棟- 暗闇れも ...自由詩5*06-6-22
バチッとやられた羽蟻- 狩心自由詩8*06-6-21
誰が主役なのか- 狩心自由詩4*06-6-20
噛み応えのある- 狩心自由詩4*06-6-20
梅雨時- 新守山ダ ...自由詩606-6-19
ミキサーで作られた100%の生- 狩心自由詩6*06-6-19
悪趣味な変換- 狩心自由詩2*06-6-19
命が宿るまで- 狩心自由詩4*06-6-18
ラブホへ行って死のう- しゃしゃ ...自由詩1906-6-17
嫁の夢- 狩心自由詩5*06-6-15
言論の自由- しゃしゃ ...自由詩1006-6-14
コーヒーと女- ソラノツ ...自由詩106-6-13
サンドイッチマン- しゃしゃ ...自由詩306-6-13
ふたつのキ- 石川和広自由詩11*06-6-13
ラスト・ショー- しゃしゃ ...自由詩506-6-10
川へ行って死のう- しゃしゃ ...自由詩1506-6-9
葉っぱのジョニー- しゃしゃ ...自由詩506-6-7
僕たちは声を押し殺して手をつなぐ- たもつ自由詩14*06-5-28
蒼送- 霜天自由詩1606-5-25
ほね- 窪ワタル自由詩5*06-5-20

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55