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人は
可能性がある限り
その可能性を信じ
どこまで行けるのか
力尽きるところまで
走り続ける

人は
未来がある限り
その未来を信じ
どこまで望めるのか
見通せるところまで
進 ....
馬鹿と呼ばれ
アホ扱いされ
ガキだと笑われた
助走をつけてラバーソールでドロップキック
突き抜けた先には俺の葬列

紫色のグラデーションの上から飛び立って
クレーターの上に着地する

 ....
ありえない数の
人の涙は
知らぬ間に
雲へと吸い取られ
雨となる

(僕の目の前で雪が死んでゆく)

神はそれを固体化し
白くペンキで色をつけた
人はそれを
「雪」と呼んだ
 ....
キリンの夢はネコに預けてしまったので
眠りっぱなしのネコのせいで
キリンは今日も眠れない

腫れあがった両の目玉を
涙でぐしょぐしょの長いまつげで押さえている

細長い紫色の舌を伸ばして ....
うすずみ色の空はひくく 
ピアノ線を地におろし 
哀しみという歌をかなでる 
さえずる鳥さえもいない 

こんな午後は 
暴かれてしまうことをおそれて 
いくどもたしかめた肌の  ....
僕はとうとう戦争に行くことになった
もしやとは思っていた
それでも皆
今でも半信半疑なのだ
ほら、そこの上官だって
皆が本当に自分のいうことを聞くのかと心配顔だ

僕はといえば、さっきか ....
月は泣く
また一人だけ
真っ暗闇に照らされて

遠い遠い昼間の
あの太陽へ

手を伸ばせども
届かない
もし辿り着いても
か弱い彼女の体はきっと
丸焼けになってしま ....
勤める店のある街には
空は上にしかない
疲れた街路樹から
遥かに上
高く遠く硬い

季節は駆け足で過ぎてゆく
日々は戻らぬから
私は大人にしかなれず
この街が似合う年になって
こ ....
あぁ神も希望も俺には目をくれない

働いて、くたくたになるまで働いて
毎日あんたを拝んでるのに
あんたは背中をむけやがる

仕事終わりのバーボンと
ゆっくりくゆらすマルボロだけが
幸せ ....
庭に落ちた夕焼け、それだけじゃ
君を好きになる理由にはならないけれど
よく挨拶を交わす新聞配達夫がいつもよりも少し急いで
豆腐屋のラッパがいつもよりも何だか妙に心地良い
ご無沙汰だった静寂を内 ....
こぼれ落ちる涙に
いとしさを聴く

ときには
いらだちを聴き
いたずらもいましめも聴く



わたしたちは温度を知っている

あるいは
温度の選択を知っている



 ....
 
秘密の愛になっちまった、
僕らはこれからどうしよう。

君は一人のさみしさに
ほとほと疲れて傘の中。
勝手な恋のお付き合いに
ごめんなさいって言いながら、
しっかりと僕を引く君の白 ....
  
久しぶりの
雨の
窓叩く音が
私を招く

人影もない
真夜中の
常夜灯に雨は
照らされて
絹糸のように
白く光っている

時折過ぎる車の
雨の飛沫が
耳を掠めて
 ....
最近口うるさくなってきた


前からずっとうるさい


つまらないギャグを連発の


無口で謎だらけの


しゃべらないけど騒がしい
フェレットの紅と
亀のもじもと ....
もっと細くしなくちゃ

あなたとのペアブレスが入らない




片想いだけど

そんなこと考えながら
います
ミチ
ススム


私と
一緒に


ミチ、好きだよ
思い出のクリスマス。

第十位
二十三歳のクリスマス。
お歳暮の配送センターでアルバイトをしていた。
朝のデパートの開店時間に合わせて、
そっちの方角にみんなでお辞儀をする。
馬鹿馬鹿し ....
想いと
ことばは
まったくのべつもの

あまりにも似通っている、べつもの


うまれた想いを、
そのままことばに乗せられる、と
そんな気がしてしまう

ことばの背中に、
 ....
だるまさんがころんだので
うしろを振り返ると
大切な人たちはもういない

草原のように広いものがただ延々と続き
中くらいの動物が
美味しくなさそうに草を食んでる

わたしは組成 ....
ロマンチックにおなり猫
あまりにも淋しすぎて
おまえに何ができるというの
ロマンチックにおなり猫
夕冷えのする野原の中に
ひとつだけ咲いた白い花
おまえのようだと言いたいけれど
ロマンチ ....
サンタになる
と 義父が言ったのは 六十歳になったあたり
子供の頃からの夢だと言い
衣装をそろえ 駄菓子を買い込み
白い布など用意したので

義母は 義父用に衣装をつめたり
白い袋にした ....
東京で買ったお洒落な服を着て街を歩く。
けど、通り過ぎる女の子の
誰も俺を見てない。
むかつくから母に下駄を買ってくるように命じ(海で裸足で遠くまで歩いてたら盗まれた。)
下駄を履いて街に出た ....
田舎に帰ってきた。
就職して始めての一日、職安で見つけたんだ!会社に向かう途中、
チャリキがいきなりパンクして
うなった。
考えた。
会社いくの、やめた。
自転車を思いっきり、コンビニに向 ....
今年も女にふられたので、
大そうじして死のうと思った。
捨てられるものがあるうちはまだいい。
でもぜんぶ捨てたら、
それから、どうしたらいいのだろう。
考えても仕方がないので、
どんどん捨 ....
 ピセラン ポエリア 鳥の歌


あたしが夢の扉を叩けば
ピセランポエリアが 眠りのはじっこを
嘴でついばんで そのままぐんぐん飛んでいく



 ピセラン ポエリア 鳥の歌

 ....
クリスマスなんて関係ないねと
モテない奴らが強がってる
そして俺もその一人で
この時期だけ仏教徒になっている
メリー メリー 南無阿弥陀仏
お手々のシワとシワを合わせて年の瀬
祇園精舎のイ ....
きみはクリスマスの夜、街角に立ってコンドームを売っている
かごいっぱいのtrojan
ゴムはいりませんか?
性病予防にゴムはいりませんか?
ピルは妊娠しないけど、病気はうつりますよ
STOP ....
ハレルヤ
例えば
線路に人が立ち入った為に30分停止していた夕刻の下り埼京線車内で
四方といわず八方を
ミニスカートの女に囲まれてさえ
音符が揺れる空中から視線を離すことのない
日系キムの ....
あるところに男と女がいて
であって 好きあって
子供ができて 家庭を持った

あるところにできた二人の家庭は
明るい家庭で
子供は二人
跳ねて 飛んで

子供の頃によ ....
コーヒーカップの横に、本がある。
『「待つ」ということ』 そう本がささやいている。
私の心に問われた。私は何を待っているのか?
コーヒーをかきまぜてみる。
耳が頭がカラダがざわざわしている。
 ....
soft_machineさんの自由詩おすすめリスト(1631)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
羽ばたく日が必ずある- ぽえむ君自由詩9*06-12-28
紫色クレーター- 虹村 凌自由詩3*06-12-28
死ぬ雪- ゆうさく自由詩2*06-12-28
キリンの夢- A.おじや自由詩406-12-28
冬の雨- 落合朱美自由詩29*06-12-28
戦争へ行く- ノボル自由詩4*06-12-28
月が泣く夜に- なかがわ ...自由詩5*06-12-28
大人になる- さくらほ自由詩17*06-12-28
- chica自由詩3*06-12-28
○○○- はらだま ...自由詩6*06-12-28
いのちの音階- 千波 一 ...自由詩16*06-12-28
傘の中- ネコ助自由詩7*06-12-28
冬の雨- LEO自由詩27*06-12-28
・家族・- はち自由詩406-12-27
・手首・- はち自由詩406-12-27
・ミチ・- はち自由詩106-12-27
思い出のクリスマスベストテン- しゃしゃ ...自由詩806-12-25
わたりゆく手紙- 千波 一 ...自由詩19*06-12-25
- たもつ自由詩12*06-12-25
ロマンチックにおなり猫- 未有花自由詩13*06-12-25
トナカイの夢- 砂木自由詩22*06-12-24
1999年_火曜日- 馬野ミキ自由詩1006-12-23
1999年_月曜日- 馬野ミキ自由詩506-12-23
大そうじして死のう- しゃしゃ ...自由詩1606-12-23
ピセラン_ポエリア_鳥の歌- もも う ...自由詩25*06-12-22
ある男のクリスマス・ソング- 新守山ダ ...自由詩806-12-22
コンドーム売りの少女- ゼッケン自由詩206-12-21
ハレルヤ- 馬野ミキ自由詩606-12-20
あるところに- 水在らあ ...自由詩74+*06-12-19
昼下がりのテーブル- 石川和広自由詩12*06-12-18

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