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いろんな人生のベストセレクション

そんなものを読みとばすみたいに

生きてゆけないのが感情なんだよね


化学工場の煙突からは

ちいさな火があがっていた

夜の宙空をちろちろ ....
みち子さん 私は忘れない
あなたの白無垢が 石炭色に染まった日を

あの日 あなたは
彼といっしょに 旭岳のてっぺんに たどりつき
おにぎりを広げたときよりも
もっと高い山の頂にいた

 ....
ぎんいろの折り紙で
鶴を折る

ぎんいろ
それは
わたし自身を惑わす窓辺の色合い

ぎんいろの街で
あなたとの足跡を探してしまう
例え人違いだったとしても
あなたに良く似た後姿に
 ....
行ったことはたぶんない

空のうえならあるかも知れない

かわいたゆたかな光

人間と同質な植物たちの陰


テキサス

テキサステキサス

英語にも

言霊なんてものが ....
すべての生きものに終わりがあるように
今日という日が暮れてゆく


プラスチックの透明感が
美しいと感じられない
 
 空っぽのペットボトルを
 赤く染まった空に透かし
 屈折す ....
 僕は 僕は!!
 この粉をすべて掬いあげたい
 手から一つ一つが
 暗闇に吸い込まれていく
 僕は服を使って
 口も使って
 両手も使って
 全部残らず掬い上げる気持ちで
 かき ....
東京、ぼくの見た東京
髪や服に滲みついた煙草と、酒と青春と


01/06/2007
イヤフォンは四六時中、質問を繰り返す
だから答えばかり眺めている
きみのいないところで
間違い ....
 
 
 /雨が降ってる
  小さな砂漠なのだと思う
  講師は教壇に立ち
  黒板に自分の名を書く

  「倉持康雄」


はじめまして、倉持です
皆さんにとって実りのある研修 ....
ハチドリたちの季節、タービンは回る、小さな声で歌うように
頭上の日輪のように、熱死しながら、糸を紡ぐ、それは機械
赤い石楠花は大輪のままに、「儚げな」見せかけで、花弁を散らし
ただ地面に積も ....
きょうはいつもと違う降り口だった

彼といっしょに通勤したからだ

いつもと違うラッシュアワーであったのは

会話するひとがいたからではなくて

女性専用車両じゃなかったからかも知れな ....
男が肉を求めれば

女は魂を求めるもの

肉を満たせば

魂は吐き出される

観念に帰還する

エロは金で計るもの


溶けて

なくなりそうな

至福のとき

 ....
はは
わらうみたいになった
そのとき
しょうじょだった
わたしが
こぼれた
いつかの絵本
ちいさな
花のようなまぼろし
なんのために
おままごと
だれと、どこに、どのように

 ....
「なんで空は青いの?」

なんて聞くから

「みんなのカナシミを映してるから」

って答えた。

ほんとは
波長の短い青の方が光が散乱しやすいから。らしいから

そう、教えてあげ ....
サチ子先生は
理科室でメダカを飼っている
先生の白くて細い指が水槽に触れると
メダカは狂喜して泳ぐ


メダカは十六ぴきいる
一ぴきずつに名前をつけたいの
クラスのみんなの
と先生は ....
軌道を外れて落下する雨
待ちこがれる傘
からだを露骨に紅潮させ全開となった傘を
雨が狂ったように激しく打ちつける
すべてが終われば傘は
からだに付着した雨を丁寧に振り払い
雨は何事もなかっ ....
何かを手に入れるということは
何かを落すことであって
手から離れていく
それが
いいものにしろ
望まないものにしろ
僕は満たされた
お腹いっぱいにもらったはず
欲したから
でも同時に ....
弱いものいじめ
しようと
手ぐすね引いてる人たち
たくさんいる
やっと咲いた花を
夜中にこっそり
折り取って
持って行ってしまったり
耳元で突然
大きな声出して
大喜びしたり
最 ....
 生まれたんだ

 おはよう こんにちは これからよろしくね

 萌葱の栄える季節になりました
 子供のアナタはへたっぴな絵を描いたね
 だけどそれは
 あなたと一秒の創りだした足跡 ....
何もかも を
誰のことも
忘れたくないという
それだけの こと

たったそれだけのこと
を 願う
わたしの 願い
は それだけのこと

何から も
誰からも
忘れられたいという ....
もしも オレが困ったときは    遠慮なく 頼りに行く

だから つねに 心とサイフに  よゆうを持っておけ


信じる 未来のために 立ち向かうのがオトコ

落ち込んで 逃 ....
今夜は寒いな
夜空に白い亀裂でも走れば
心も躍るだろうに
残念ながら雨さえ降らず
今夜は静かだ

今夜は静かだな
夜道に赤いサイレンでも走れば
心も躍るだろうに
残念ながら涙さえ降ら ....
カップルよいちゃつけ
俺の目の前でいちゃつけ
公序良俗に反しない程度にいちゃつけ
俺がお前らのいちゃつきぶりを品評してやる
人前でいちゃついて人をムカムカさせるカップル品評委員会のこの俺が
 ....
(ミルクティを飲まなきゃいけないの
(ミルクティ、ある?
(歯を磨いたんだから、もう寝なさい


最近、きみは早く寝てしまうから
赤いランドセルの留金をひらいて
見てしまったんだ

 ....
花弁を剥きだしの裸にして、白い水仙が咲いている、
その陽光で汗ばむ平らな道を這うように、
父を背負って歩く。

父はわたしのなかで、好物の東京庵の手打ち蕎麦が、
食べたい、食べたいと、まどろ ....
人ごみの平日はどこにも排気口がなくて
呼び捨ての間柄がどれくらい大切なことかを知った
ひとりで歩く 眩しさが送っている

啓蒙とかスピリチュアルとか癒しとか
生き方の模索
悲しみの何割かは ....
肩が外れた
外れた肩を持って闇市に行った
拾ってきた新聞紙を広げ
粗末な店を開き肩を置いた
たくさんの人が前を通り過ぎた
みな急ぎ足だった
しばらくして
職業軍人らしき人が買っていった
 ....
カーテンと
鉄骨の隙間から覗いた
スカートを捲る
そこに、秘密はない
 
白く染まった床と
天井の間で眠る
ストッキングを破る
そこにも、秘密は見当たらない
 
 
ステンレスの ....
ひとり心に住むひとを

ひとり遊びに横たえて

想いのうちは哀れです


せわしく濡れて

しんと見つめる

とがるかなたに

吐息、はじける


ひとり心に住むひとを ....
夜の飛行場には
サヨナラが点在する
携帯電話のキーのような
小さな光の形をして

滑走路を疾走するもの
引き離されるもの
雲に呑まれるもの
星になるもの
僕らの住む街 ....
風船の顔をした 
君の彼氏が 
口先ばかりの愛を囁くので 
「 死にたくなった 」と 
君は深夜のメールをぼくに送る 

驚いて、瞳もぱっちり覚めたので 
深夜の散歩で月を仰いで 
川 ....
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