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はしゃいで飛び込んだプールの底に顔面を泣けるほど打ったけど
涙をプールの水に紛らせ笑った夏でした

カルピスが痰みたいに絡んだけれど
白くて甘い夏でした

台風で傘が根元から折れたけど
 ....
碧いカーテンの中に入って
僕を探して
とクスクス泳ぐ

すいみん
すいみん

君に許した部分が冷たくなる日が
ふと考える
非日常の中の非通知が鳴るみたいに

すいみん

くび ....
 靴の中でいつまでも残る小石
 無視できるほどのわずかな痛みなのだが
 私は歩くのをためらった

 寒い北風が忘れられない
 ただコートを羽織ればいいだけなのだが
 私はそれさえ考えら ....
今日が終わる
体の疲れ
笑顔
朝からつけていたコンタクトが
両目でうねっている
外して
眼鏡をかけ
横になりながら少し本を読む
10ページも進まず
眼鏡を外し
横におき
電気を消 ....
女のバラードを

聴きながら夜を走る

坂道をあがるOLの背中

くずれそうな光

思い出なんかつくらない


ひとはせつなくなりたくて

ひとはひとりでありたくて

ひ ....
思い出してごらん

街路樹だけがもだす

蝉のなかない通りのことを


ぼくはきみを見つけていない

きみともまだ別れてはいない


思い出してごらん

街路樹だけがもだす ....
もしもし、オレだよ。
3年前、心地よい概念に吸い込まれたオレだよ。
ほら、何でも二律背反にしてしまうオレだよ。
大変なことになったんだよ。
是非、振込んでほしい。

もしもし、オレだよ。
 ....
弟はいつの間にか
僕の背を追い越していた
身長をたずねると
三メートル五十七センチ
と言って悲しそうにうつむく
明日になれば
弟は遠いところに連れて行かれる
多分頭のてっぺんも見えないく ....
いろんな人生のベストセレクション

そんなものを読みとばすみたいに

生きてゆけないのが感情なんだよね


化学工場の煙突からは

ちいさな火があがっていた

夜の宙空をちろちろ ....
みち子さん 私は忘れない
あなたの白無垢が 石炭色に染まった日を

あの日 あなたは
彼といっしょに 旭岳のてっぺんに たどりつき
おにぎりを広げたときよりも
もっと高い山の頂にいた

 ....
ぎんいろの折り紙で
鶴を折る

ぎんいろ
それは
わたし自身を惑わす窓辺の色合い

ぎんいろの街で
あなたとの足跡を探してしまう
例え人違いだったとしても
あなたに良く似た後姿に
 ....
行ったことはたぶんない

空のうえならあるかも知れない

かわいたゆたかな光

人間と同質な植物たちの陰


テキサス

テキサステキサス

英語にも

言霊なんてものが ....
すべての生きものに終わりがあるように
今日という日が暮れてゆく


プラスチックの透明感が
美しいと感じられない
 
 空っぽのペットボトルを
 赤く染まった空に透かし
 屈折す ....
 僕は 僕は!!
 この粉をすべて掬いあげたい
 手から一つ一つが
 暗闇に吸い込まれていく
 僕は服を使って
 口も使って
 両手も使って
 全部残らず掬い上げる気持ちで
 かき ....
東京、ぼくの見た東京
髪や服に滲みついた煙草と、酒と青春と


01/06/2007
イヤフォンは四六時中、質問を繰り返す
だから答えばかり眺めている
きみのいないところで
間違い ....
 
 
 /雨が降ってる
  小さな砂漠なのだと思う
  講師は教壇に立ち
  黒板に自分の名を書く

  「倉持康雄」


はじめまして、倉持です
皆さんにとって実りのある研修 ....
ハチドリたちの季節、タービンは回る、小さな声で歌うように
頭上の日輪のように、熱死しながら、糸を紡ぐ、それは機械
赤い石楠花は大輪のままに、「儚げな」見せかけで、花弁を散らし
ただ地面に積も ....
きょうはいつもと違う降り口だった

彼といっしょに通勤したからだ

いつもと違うラッシュアワーであったのは

会話するひとがいたからではなくて

女性専用車両じゃなかったからかも知れな ....
男が肉を求めれば

女は魂を求めるもの

肉を満たせば

魂は吐き出される

観念に帰還する

エロは金で計るもの


溶けて

なくなりそうな

至福のとき

 ....
はは
わらうみたいになった
そのとき
しょうじょだった
わたしが
こぼれた
いつかの絵本
ちいさな
花のようなまぼろし
なんのために
おままごと
だれと、どこに、どのように

 ....
「なんで空は青いの?」

なんて聞くから

「みんなのカナシミを映してるから」

って答えた。

ほんとは
波長の短い青の方が光が散乱しやすいから。らしいから

そう、教えてあげ ....
サチ子先生は
理科室でメダカを飼っている
先生の白くて細い指が水槽に触れると
メダカは狂喜して泳ぐ


メダカは十六ぴきいる
一ぴきずつに名前をつけたいの
クラスのみんなの
と先生は ....
軌道を外れて落下する雨
待ちこがれる傘
からだを露骨に紅潮させ全開となった傘を
雨が狂ったように激しく打ちつける
すべてが終われば傘は
からだに付着した雨を丁寧に振り払い
雨は何事もなかっ ....
弱いものいじめ
しようと
手ぐすね引いてる人たち
たくさんいる
やっと咲いた花を
夜中にこっそり
折り取って
持って行ってしまったり
耳元で突然
大きな声出して
大喜びしたり
最 ....
何かを手に入れるということは
何かを落すことであって
手から離れていく
それが
いいものにしろ
望まないものにしろ
僕は満たされた
お腹いっぱいにもらったはず
欲したから
でも同時に ....
 生まれたんだ

 おはよう こんにちは これからよろしくね

 萌葱の栄える季節になりました
 子供のアナタはへたっぴな絵を描いたね
 だけどそれは
 あなたと一秒の創りだした足跡 ....
何もかも を
誰のことも
忘れたくないという
それだけの こと

たったそれだけのこと
を 願う
わたしの 願い
は それだけのこと

何から も
誰からも
忘れられたいという ....
もしも オレが困ったときは    遠慮なく 頼りに行く

だから つねに 心とサイフに  よゆうを持っておけ


信じる 未来のために 立ち向かうのがオトコ

落ち込んで 逃 ....
今夜は寒いな
夜空に白い亀裂でも走れば
心も躍るだろうに
残念ながら雨さえ降らず
今夜は静かだ

今夜は静かだな
夜道に赤いサイレンでも走れば
心も躍るだろうに
残念ながら涙さえ降ら ....
カップルよいちゃつけ
俺の目の前でいちゃつけ
公序良俗に反しない程度にいちゃつけ
俺がお前らのいちゃつきぶりを品評してやる
人前でいちゃついて人をムカムカさせるカップル品評委員会のこの俺が
 ....
soft_machineさんの自由詩おすすめリスト(1634)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
そんな夏でした。- もののあ ...自由詩34*07-6-13
ユラグ- 唐草フウ自由詩11*07-6-13
最後に呟いた- doon自由詩307-6-13
午後十一時- 秋也自由詩1*07-6-12
思い出をつくらない- 吉岡ペペ ...自由詩407-6-12
蝉のなかない通りには- 吉岡ペペ ...自由詩107-6-12
現在は細部を足蹴にして- ブルース ...自由詩9*07-6-12
てっぺん- たもつ自由詩1407-6-12
他人が書いた詩を読むように- 吉岡ペペ ...自由詩407-6-11
夕張の花嫁- 池中茉莉 ...自由詩10*07-6-9
ぎんいろ- 恋月 ぴ ...自由詩59+*07-6-9
テキサステキサス- 吉岡ペペ ...自由詩807-6-9
「黄昏る」- ベンジャ ...自由詩5*07-6-9
小さな君- doon自由詩307-6-9
東京無音日記- はらだま ...自由詩32*07-6-8
雨音- たもつ自由詩1607-6-8
ハチドリたちの季節- がらんど ...自由詩507-6-8
優しいメッセージ- 吉岡ペペ ...自由詩207-6-8
エロは金で計るもの- 吉岡ペペ ...自由詩107-6-8
おやゆび姫- 紀茉莉自由詩3*07-6-8
ぎもん- そらいろ ...自由詩1*07-6-8
メダカ- yo-yo自由詩13*07-6-8
雨音- 小川 葉自由詩6+*07-6-8
あなたは弱いですか?- チアーヌ自由詩907-6-8
欲する- 秋也自由詩1*07-6-8
賞賛できる私の人生- doon自由詩2*07-6-8
ダイアリー・ダイアリー_5・2- 平山ネム ...自由詩107-6-8
弟よ- 北大路京 ...自由詩12+*07-6-7
末の沈黙- 太陽の獣自由詩307-6-7
恋人達に告ぐ- 新守山ダ ...自由詩407-6-7

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