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痒い

と気がついた時にはもう
君の影も形も見つからなくて

胸に赤くて丸い穴ができていた

血と共に全てを吸い取られ

僕に残ったものは
涙だけ
長い長い夢を見た

右腕の窮屈さに起こされて
見ると君が猫のように丸まって
僕にしがみつくように眠っていた

君を起こさないように
こっそり右腕を抜き出す

それに気がついて
君は ....
何もかもくだらなく思えてきて
途方もない真っ直ぐな道を当てもなく歩き続けていた

しばらくすると海が見えてきて
老若男女が海辺や海に入って楽しくやっていた

誘い込まれたように
気がつく ....
あなたは言った
「もっと頑張りなさいよ」

あなたは言った
「まったく君はだめな奴だぜ」

あなたは言った
「優柔不断な人って嫌いなの」

あなたは言った
「良かったら付き合っても ....
車窓の向こうが止まる
けれど流れている家や小道
その車窓のガラスに溜まっている
眩しい海は
俺と君が辿り着きたい瞳
そしてその光りに
その海に
今日は君の悲しみも揺れる

器用に生き ....
海を見に来た
レモンイエローが眩しい
無数の砂に混ざる一つの割れた貝殻を海が抱く
破片となった貝殻も
またこの地球上のどこかで冒険を

波の音は小さいほうがいい

汗無き対話で安定を望 ....
いつかきみと、


ぽえむ坂上で。



********************



世界中のすべての坂道を


世界中のすべてのくだものが

 
転 ....
七日目の夕暮れ
悲しみの中身は今だあなたへの切願なる想い
大切にしてきた海の滴が
少しづつ込み上げて重ねた後の唇を辿り
瞬きという時に忘失を委ねていた
 
いつも夕立が来たら虹を見る
そ ....
笑顔の底

瞳の夢

想う都


あの子が摘んだ紅葉

彼女の子供が摘んだ紅葉

どこまでも続く

想う都


そう想えばの夕暮れに

風は鈴の 音の 色を

 ....
高層ビルの近くにいるやつは震度21がきたとき全員死ぬ
ピザの斜塔のようなものがないサバンナでも毎日鹿がチーターに食われているんだから、死ぬんだよお前らは
アリコの保険に入ったやつは全員死ぬ
死ぬ ....
朗読会の打ち上げで
ポテトサラダを
よそって、
くれた
きみ-

き、きききみリルケが好きだといったきみぼくは
きみの言っていることが
ぜんぜん分からなかった
魚民で
となりの席で ....
よるの薬を飲んだ後にみなで喫煙室で煙草を吸った

ここ出たら何とか障害者認定の何とかの年金がいくら入るとかそんな話をしてた

精神障害者だって沢山ずるいこと考えているんだぜ

ピンクののー ....
ぼくには常に、悪が充満している
であるからなるべく「いい人」であろうとする
俺とはこれから死ぬまでの時間に、多くの建前を貫こうとする一切の流れだ
それが人間の理想になる

ぼくがすごくよい歌 ....
空洞/
小さな花が咲いている/
単にマグマ/
ドラゴンホール七つ/
龍がいる/
まばゆいクリスタルが台座のうえで回転している/
金庫/
ワープゾーン/
古いコンピューター/
壊れかけ ....
外で誰かが ドアをドンドン叩いている
そのあとにありえない音がする
最近同じ二階で引っ越していった中国人がいたのを思い出す
この前アパートの消火器の箱を開けたら包丁が入っていたのでうちで ....
銀世界にばっ と
傘を広げ
足元の銀をざっ と
凍てついた湖に浮かべた
微笑みも

溶けることはない
世界は銀と冷たかったから
女は笑えなかった
ここでひとりだった

銀はほこり ....
夕暮れ部屋の中で
君はキットカットと
出掛ける支度に夢中
俺は鱈のムニエル作りに夢中

いつものまな板の周りに
時々の鱈が甘塩で二切れ
その親愛なる白身を
俺から奪わんとするエノキとシ ....
カット!

違うんだな そのコーヒーカップに入ったスプーン
もっとクルクル回して
ユダヤ人ならもっとクルクル回すんだよ
そう 頭の中で目の前の恋人のことも考えるし
干してきた白いシャツが乾 ....
高速道路の外の景色に包まれる

愛しいさよならの君は助手席で


きっと二人の意思で車は走ってる

緑色の看板が迫って

あと何キロ走ればというよりも

君が降りる土地の名前を確 ....
瞳孔が広がってきたな
俺も一生廻りあえないほどの汚ぇ顔してんだろう
金があっても無くても奴らからのモノはいつもカルキ混じりだな
ったく、口の中が臭くなるんだよ

ケイなんでそんな楽しいの
 ....
晴れた空は、あまりに眩しくきれいだ

幼い頃、一番欲しいものはなあに?と問われて
そら とは答えられず
むきかごーぶつ と答えた
(空は大きすぎて僕のおもちゃ箱には入らないとわかっていたから ....
冷え切った校舎の裏
ささくれ立った言い訳をした日
嘘をつくのは単なる処世術ではなく
空気と同じなんだと信じることにした


地球は今この瞬間も律儀に回っている
無数の嘘を繋ぎ止めながら
 ....
汗臭いほんとうのことにはもう付いて行けず
けれど 瑞々しい嘘をよけながら
照れ笑いで誰かと話すのが好きだ

政治とか宗教とか戦争とか
どうだっていいことじゃないからつまらないんだ たぶん
 ....
おおきなみずいろのそらを
とんでいるとりはじつは「か」で、
じんせいこんなもんだと
しんみりおもうのです。

きみがとっぴょうしもなく
かたをポンポンするから、
なきそうになります。 ....
悪魔と取引を終えた朝に
許しを乞う俺がいるかのように
小雨降る元町商店街、仔犬が俺を見つめる
仔犬が俺を信じている
路地裏で初対面なのに何か俺の非道さを圧巻するぐらい俺のことを信じて黒目が ....
蝉は何て言っているのか?
やりたいやりたいやりたいやりたいやりたいやりたいやりたいやりたいって言ってる
路上とかの脇に植えてある木なんかの幹で、
あーもーまじやりたいやりたいやりたいやりたいやり ....
倉吉病院にきちがいを連れて行くと5000円もらえる
倉吉病院の裏山には隔離施設と秘密の沼と竹林があって山を越えると
東伯郡になって梨園に出て夏になるとおいしく食べられる
竹林の奥の井戸のトタン板 ....
コンビニで何弁当を買うの?

のり弁当だろう

図星だ

他のはみんな、

花火の客が 買ってしまったもの。

チンしてる間に、週刊何とかや月刊何とかの表紙を

元野生の狩猟本 ....
『みきくん、私たちの関係って一体なんなん?』



「関係に名前がなかったら、マユちゃんは人を愛することも出来へんの?」







実際あの頃はまだ若かった

幼稚園を ....
フゥー…ンと

電気で動く電車は走る


「兄弟仁義」を歌う
酔っぱらいのオジさん乗せて

オジさんをを見つめているのはサラリーマン
プリンスホテルの紙袋をぶら下げて

その紙袋 ....
soft_machineさんの自由詩おすすめリスト(1626)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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日曜日の朝- みもる自由詩204-12-27
海の住人- みもる自由詩204-12-26
みもる- みもる自由詩404-12-25
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竿灯祭り- 純太自由詩9*04-11-14
想う都- 純太自由詩404-11-13
せいかつ- 馬野ミキ自由詩12*04-11-12
ポエム坂上- 馬野ミキ自由詩7*04-11-12
Yonago/米子- 馬野ミキ自由詩504-11-11
- 馬野ミキ自由詩504-11-8
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君の詩集には何が書いてあるのか分からない- 馬野ミキ自由詩904-11-8
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ムニエル- 純太自由詩9*04-11-2
カット!- 純太自由詩13*04-11-2
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関係。「下敷きで光を」より- 馬野ミキ自由詩7*04-9-7
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