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降りしきる 
スコールみたいな哀しみを 
突き抜けてゆく 
Poetry

暴力の間に 
道を切り開く 
見えない力の 
Poetry

愛欲の沼に溺れ 
腐った{ルビ屑=くず} ....
仕事の後に
友のライブを見ようと駆けつけた 
ライブハウスがある
渋谷・ホテル街 

時折ぬるい夜風が吹いて 
{ルビ娼婦=しょうふ}の亡霊が通り過ぎ 
地を這う{ルビ鼠=ねずみ}が路地 ....
結局ここまで21人の女の子と付き合い同じだけ別れた
俺は気にいった赤ワインを何本か手にしていた
皆、個性的でチャーミングだった
どの子も自分の人生を目一杯に楽しんでいるように見えた
残念 ....
まばらなようで
まったく同じ

涙は
ひとから流れゆく



雨のぬくもりを
手探りつづける日々と

かぜの横顔について
語りあぐねてみる日々と

だれか
上 ....
夜を歩く

夜を軽く

ひとりで歩く

ふたりは軽く

外灯は真っ白

雲は虹色

月は金色

あたまは薔薇


恋人の息子を

殴る

そんなじぶんを

 ....
まあ、炭酸でも飲みなさい。
そんな堅苦しいこと言って
論理矛盾が許せないとか
知性が霧散していくとか
考えなくていいから
まあ、炭酸でも飲みなさい。

まあ、炭酸でも飲みなさい。
そん ....
弱者が団結して自由の旅に出る
自由を目指したはずの道中にも社会は生まれ
不自由もまた生まれる

強者がいた時よりもっと厳しい社会
強者がいた時よりもっと強固な不自由

信仰を失うにつれ
 ....
僕たちは
自己愛が強いのか
愛情過多なのか

つまり
屈折していて
言葉を介して
真っすぐ伝え合う事が出来ない


濡れそぼるデュランタの儚さは
強さをもたないわけではないのよ
 ....
飛び立つ鳥のかたちの木と
降り立つ鳥のかたちの木とが
風のなかでとなりあい
はばたきと狩りを語りあう


常にどこかにいる冬と
めぐりつづけるものらとの
軋轢の色とかけらが ....
昇竜拳が上手く出せなかった
ヴェガのスライディングキックは卑怯だと思ってた
スクリューパイルドライバーなんて夢のまた夢だった

波動拳を喰らえば小声で
「イテッ」
友達にタイガーショットを ....
18歳のわたし

ジーンズにTシャツのシンプルな格好で
「もう、大人だよ」って自分に言い聞かせていた

でも 友達の言葉がわからなかった
わたしの頭が幼すぎて

友達のいってたのは
 ....
私の中で子どもの声が聞こえます
あれは 確かに子どもの頃の 私の声

    あんたは弱っちいフリしてる
    あたしがこんなにがんばってるのに
    ぶちこわしだよ!

    今 ....
ちいさな ちいさな
そらを見つけたのは
近所の公園で遊んでいた
三歳くらいのおんなのこの
瞳の中
よちよち
浮かんでいるようでした

おおきな おおきな
うみを見たのは
田舎の天文 ....
バカにすんなって、空に思わず毒づいたよ

昨日あいつに「顔も見たくない」

なんて言われてさ

酒かっくらって気付いたら朝で

カーテン開けたらさ、どピーカンでさ

あまりに眩しく ....
「宝くじ当たったんでここ辞めます」
山下がそう言った時
またいつものような嘘だと思った
だけど本当に次の日から
山下は工場に来なくなった
電話にも出なくなった

「彼女が出来ました」も
 ....
 鳴り 響く声 命は今
 戦いの真っ只中だ!
 おおっ、人々よ
 過ぎ去った深紅のレールが
 次の一手を攻めあぐねている
 鳴り響く
 キンキンと鋭く突き刺して
 叫び声が人々に
 ....
昨日の意味に縛られて
今日を呪い
有用の現実を拒絶するのは


喪ったモノ
喪いたくないモノ
それを決めるのは
自分以外のある存在



明日の理想に囚われて
今日 ....
別れの朝
ミルクコーヒーと
クロワッサンに
味はなくて

バスを待っている
海から海へ帰るバスを

外に出て
港のベンチは石造りで
日をためて暖かくて
漁師たちの船が出て ....
泣くな 10円玉
1円に笑って1円に泣かされる奴もいると言うのに
おまえが泣いてどうすんだ?
まだまだ諦めちゃダメだ 自分を諦めちゃダメだ
おまえは硬貨なんだからきっと効果があるんだ
なあ、 ....
ピアノの調律を数式化した教室で
黒板に書かれた文字を
僕たちは理解しようとしない

故郷の水不足を報じる朝日
此方では雨が降るけれど
牛の鞄ではダムにはならなくて
蛍に逢いたいと
彼女 ....
闇は町を飲み下していく
水性の夜空と
夜行性の水が交わる
境目を覗き見るように
島の火から水平に引いた補助線は
離陸していく
それが星だと気づくと
線は頭上を越えていく指先だった

 ....
シオリちゃんは わたしを見つけるといつも
はじめまして、と言う
わたしも はじめまして、と言う

たくさんいっしょに遊んでも
次の日には わたしのことを覚えていない
でもシオリち ....
あたたかい雨を
窓から眺めてて

ああ
私は孤独なんだ、と
唐突に気付く

もう
お前なんて
どうでもいいやって
そんなふうに言われるの
こわくて

 ・ ・

大粒の雨 ....
断続的に降る雨からハッカと血の匂いが漂った
あの徒刑の夏から、ハッカと血と雨とは混ざりあっていた

断続的に逃れる排水溝から排水溝へ、ひとの話を信じないぼくと
自分の話を話さないきみと、秒針の ....
夏の終わり、堤防の匂いが心地よく
僕らはまた夜を掻き混ぜるのです

僕の腕を引く君の手が少し、緩んで
近眼の僕の視界には唇

「好きです」

十号玉が一斉に横顔を照らして ....
 
たくさんの鳥

そして少しの懐かしい人を乗せ
他に何も無いような空港から
飛行機は飛び去って行った

覚えていることと
忘れていないことは
常に等量ではない

夏の敷石の上で ....
ムーミームーをポケットに入れて、
雨の街を散歩する。
ムーミームーは雨の子だから、
ポケットの中は大騒ぎ。
雨が、
ぴちょりと歌うたび、
ムーミームーも歌い ....
腋毛抜こうか
なあ
虹の出る
芝生の丘で
腋毛抜いたろか

なあ兵隊さんが砲台の横で
玉こめてるで
手伝わんでいいのか



なあ
めっちゃかなしーって
 ....
 私達は実に多くの物に触れていた
 いや、どこか語りに欠けるものがある
 触れていて
 生という得体の知れない獣に
 愛情の紅さを見ていたのだろう
 血色の涙が呼吸となる
 焔の雨
 ....
塩の臭いがした気がして
薄っすらと目を明ける
麻痺しているというのに
時々
思い出して
すぐに忘れる

寝返りをうった所
ペットボトルに足が当たって
空のボトルは
フローリングに
 ....
soft_machineさんの自由詩おすすめリスト(1626)
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