夢よりも一歩、現実に近かったから
振り返ることはたやすかったはずなのに

もうお風呂にはいった?
という彼の、決して難しくもない問いに
眠りに引き込まれるにまかせて
わたし、答 ....
保育所に通っていた頃
家で、積み木を積んで遊んでいたっけ
積んで、積んで、積み上げて
だけどそれは、バベルの塔ほどではなかった

小学校に上がって
年を重ねることを覚えた
それからアタマ ....
チャーリーブラウンは後退なんかしない
あの頃に踏みとどまっているだけ
英語の勉強になるならと
無理して読んでみたけれど
やっぱし後退なんてしてくれなかった
それがリアルってやつ
細い線で描 ....
もう昔のこと
ある国があった
その国の人々は
自分が良いと認めたものしか作らなかった
自分が気に入らないものは作っても全て壊した
自分が良いと認めたものしか使わなかった
自分が気に入らない ....
きっかけはくだらないことだった。
私が楽しみにしていた
高級バニラアイスクリームを食べてしまったのだ。

私「何であのアイス食べたん?!」
彼「えっ?うまそうやったし」
私「そんなんが答え ....
ココロの色が、変わりましたか。

上塗りではなくて。
一度、無色に戻して。
変えましたか。

今は、何色でしょうか。

何度も、何度も。
変えられる、色は。

何度も、何度も ....
昔の自分を振り返り
今恥を知る

ぁあこれで成長するなら
いろんな恥を感じ大人になるなら


私大人になんてなりたくない
これ以上後悔したくない

そう思っても

大人になって ....
ブランコの順番を並んで待っている
子ども達の笑い声が響き渡る
傍らで親達は井戸端会議
夕飯の献立で頭がいっぱい

この場所にミサイルは届かない

滑り台で横入りしたと
些細な事で喧嘩が ....
ホカホカ鍋をつつきましょう。
自分の立ち位置も分からないのに
理論構築に躍起になっても仕方ありません。
ネギが好きなのか、ササミが好きなのか
豆腐なのか、タラなのか、はたまたうどんなのか
そ ....
夏の僕らに
色をつけるなら、たぶん
それは透けてゆく、ライトブルー

てのひらに載せた水を打ち上げると
はじける あなたの 歓喜、にも似た
飛沫が 止められない光を集めて
虹を降 ....
今夜は 君の部屋にあがれないんだ
意気地がないワケじゃないんだ

今夜は 君の部屋にあがれないんだ
君が嫌いなワケじゃないんだ

靴下に穴が開いていて 靴を脱げない
ただ 今日は靴下に穴 ....
もてない男が集まって
深夜のファミレスで話した
しみじみとふかぶかと話し込んだ
夜も更けて
やっぱりぼくらはもてないままだった

『もてないことのかなしみは
近代的な発明にすぎない』
 ....
端的に云うと「死にたい」、自分嫌いも程々にしろと思うが年々酷くなり好きになれそうな気配は皆無、時間を巻き戻すことは出来ないことで、どうして私はいつもこうなんだろって嘆く 嘆く 嘆く なのに性懲りもなく ....  詩と詩論
〔序〕
 27のとき詩人になりたいと思い立った。その頃小説も短歌も翻訳もやっていたが、最もなりたかったのが詩を書く人であつた。詩を熱心に読むことが好きだつたせいでもあろう。
 大学へ ....
ここらへん

なんて言う曖昧な言葉を

覚えてしまったから

いつしかそれが氾濫して

妙な心地よさを覚えてしまった

今日もここらへんがくすぶってる。
僕が握っている
ボールペンの
インクの中に
君が詰まっていたらいいのに

朝ごはん食べる
フルーツヨーグルトの
フルーツといっしょに
君が混ざっていたらいいのに

にゃんが時々つか ....
 確かに 彼の家系は
イギリスでは卑しかったものの
今やアメリカにおいては、彼は大富豪
夢を追いかけ、ついに想いを実現させた

愛用のジェットで空をゆく
まぶしい空に白い軌跡を残して

 ....
こんな自分にも意地があるから
誰から見ても
意味がないことをしていたとしても
それが自分であると信じる限り
誰から見られても
その意地だけは伝えたい

狭い自分がそこにある
小さい自分 ....
真実と幻想で 信じるのはどっち?
愛情と友情で 無視できないのは?

アクセス拒否して メアド消したって
思い出だけは 消去できない

ウソツキを許せるのは どこらへんまで?
それが関係 ....
そうじゃないんです

気持ちはうれしいんですが

そうじゃないんです

うなずいてはいますが

そうじゃないんです

ずばりと解決策をしめしてくれますが

そうじゃ ....
例えばさ このコーヒーが世界だったとしようじゃないか

コーヒーには なにを混ぜる?

なにを混ぜる?

お砂糖

ミルク

シロップ

そんな感じ

混ぜたらコーヒーはど ....
止まりますか?
進みますか?
アズユーライク

もしも進んだら
パトカーに見つかって
罰金を請求されるかもしれない

もしも止まったら
後続車に追突されて
鞭打ちに ....
お昼時しか食べられない
よし牛の牛丼
なんだか
味が変わったような気がする
不思議だよね
東京タワーは郵便ポストより真っ赤だし
飯倉の交差点には
いつも機動隊の車両がとまっている
交差 ....
喫茶店の中は
小さなロッジを思わせた
ランプの橙色の明かりは
それでもやはり薄暗くて
カウンター席の後ろでは
まだしまわれていないストーブ
季節に似合わなくても
この店には似合ってい ....
珍しく田舎から餅が届いたので。
食欲は無かったが食べないのも申し訳ないから。
焼餅にでもしようと箱から三つばかし取り出し。
オーブントースターに並べて焼いたみた。
すると餅の入ったダンボール箱 ....
ハンドルを握る君の横
喋らずに僕は目を瞑ってた

ラジオのボリュームを少しあげて
懐かしい歌に耳を傾けてた

きれいなメロディ 啜り泣くギター きっと君の知らない歌

あの子も好き ....
東京と東京のあいだは
やはり
びっしり東京だった
銀色のパチンコ玉で{ルビ犇=ひしめ}いていて
覗き込めば
ひとつ、ひとつ
{ルビ歪=ゆが}んだ顔を映す

冷たい光の反射に
じっと身 ....
寒波襲撃
そんなニュースを聞いた 真冬の14時
近くの雑木林に 散歩にいったときの できごとです

季節はずれに咲いてしまった
きいろい ぽぽんたと 出会いました
冬の装いにも 物おじしな ....
春めくのか夜になると
もぞもぞするもの
それは
あなたのつくしんぼう
今夜のわたしは疲れているのに
背中を向けた闇のなかで
何かを探し蠢いている
辛抱が足らないから
貧乏なのか
芯棒 ....
冬の北海道は寒い・・
君の手は温かいよ・

「「あ、雪」」
って言おうとした

『あ』


口の中に雪


数えきれないほどの

全国に少しずつ降る


その一 ....
kazさんのおすすめリスト(1581)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
しあわせのメロディー- Rin.自由詩17*07-1-25
71、積み上げる_【つみあげる】- 雨宮 之 ...自由詩4*07-1-24
チャーリーブラウン- 恋月 ぴ ...自由詩29*07-1-24
もう昔のこと- ぽえむ君自由詩10*07-1-24
私達の馴れ初め- 愛心自由詩4*07-1-24
恋色模様。- 狠志自由詩407-1-24
・成長過程・- はち自由詩207-1-24
公園- 1486 106自由詩10*07-1-24
ナベ・トランスレーション- ブルース ...自由詩3*07-1-24
蒼透色- Rin K自由詩30*07-1-23
靴下- 北大路京 ...自由詩19*07-1-23
もてない- しゃしゃ ...自由詩12+07-1-23
「決して眠れない夜のメランコリックな散文」- 朽木 裕散文(批評 ...2*07-1-23
詩と詩論(その一)- 生田 稔散文(批評 ...15*07-1-23
ここらへん- 來稚自由詩4*07-1-23
蜜柑- とうどう ...自由詩18*07-1-22
なんちゃって- atsuchan69自由詩12*07-1-22
こんな自分にも- ぽえむ君自由詩8*07-1-21
story- まりも自由詩2*07-1-21
親身- ポップこ ...自由詩8*07-1-21
こーひーわーるど- 朱桜天  ...自由詩307-1-21
黄信号- 1486 106自由詩5*07-1-21
クロスロード- 恋月 ぴ ...自由詩24*07-1-20
初めての記憶- Rin.自由詩31*07-1-20
焼餅と誕生日。- もののあ ...自由詩17*07-1-19
Car-Radio- 北大路京 ...自由詩8*07-1-19
東京パーラー- 佐野権太自由詩31*07-1-19
ぽぽんた- りん自由詩7*07-1-19
つくしんぼう- 恋月 ぴ ...自由詩32*07-1-18
・本日、口の中に雪・- はち自由詩607-1-18

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53