「友達が調子ええときに
 心から応援したるのが
 本当の友達や」

 そう呟く誰かの言葉が
 今の私には 
 少し・・・
 沁みた
お兄ちゃん、と
呼ぶのが
照れくさくて
そのまま
僕たちは年をとった。

あなたは家を出て
後を追うように
私も出て
あなたは戻り
あるいは他所の国へ
私は
死ぬまであなたの弟 ....
しあわせをしりたいとき
かなしみの真ん中に座る
つめたい池にうかぶちいさな小島で
月を抱くようにみあげる

うたをうたうことも
愛をささやくことも
記憶を掘り返すことも
夢をえがくこと ....
陽に焼けた黄土色の文庫本を開くと
なつかしいあなたの横顔が
鉛筆で、薄く描かれてていた

添えられた文字は
照れくさくって読むことは出来なかったが
横顔はまったく記憶の通り



 ....
今夜は 泣いたって大丈夫なんだ

明日は休みだから

まぶたがはれても

あなたを 想いつづける・・・
   暗闇の中に、
   わたしはあなたの
   横顔を探したい
   満たされて静かに微笑む
   十六番目の月のように
   もういいのだと言った
   あなたの横顔を、
  ....
花の表紙のノォトの中に
それはそれは
大切な風に書かれていた


日記であったのか
詩であったのかも
定かでない
淡き恋の想いについて
吐き出された拙い言葉の塊


まるで ....
何を
見ているの
何を
感じているの

あなたは
誰のコト
想っているの
かつてのように
君と僕
戻れないの
少しずつ
でも確実に
離れていく
君が
僕はまだ
好きだ ....
あまつぶが
ぽとりぽとりと
じめんにおちては
きえてゆく

おちては
きえて
きえては
おちて

そのなかの
ひとつぶに
わたしの
なみだが
ぽとり

でも
そのあま ....
わたしはわからない
 口をきけない
  あなたの悲しみ


わたしにはわからない
 耳がきこえない
  あなたの悲しみ


わたしにはわからない
 目が見えない
  あなたの悲 ....
灼熱の夏のうらがわで
たいようがかなしげにゆれているのを
みのがすひとにはなりたくなかった

カラフルなひよこがちいちいと泣く
こどもがそれを買ってとねだる
ゆかたのわたしはそれをみて
 ....
好きな人には 好きと言えるのに

うなだれている人には 温かい励ましの言葉をかけるのに

つまづいて,転んで,立ち上がれない人には 手を差し伸べるのに

心がボロボロになってしまった人には ....
見えない津波に怯えながら
呑みこまれてたまるか
油断せずに流されずに
後悔
しなくてもいいように

慌てている日々は
自分を失う
人は
機械じゃありませんから
繊細で
こころのこ ....
夢へと落ちてゆく瞬間

貴方を想う
不幸は甘い蜜の味がする。
だから一度でも
不幸を味わうと、その甘美さを忘れられず
毎夜毎夜、
幻覚に捕らわれてしまう。

自分の不幸は蜜の味。

不幸の一滴を口に含んでみる。
初めは ....
不覚にも

こころときめき

きみの一挙手一投足に

いちいち振り向くこの僕



恋なんぞ

有り余っているのに



何故またこんな

浮かばれぬ思いを
 ....
四六時中の想いは

必要以上に
君と僕とが不可欠だから

必ず壊れてしまうよ


はぐらかそうって魂胆じゃなくてさ

短命に舌鼓は
哀しいなって思うんだ



ほのか ....
パクッと食いつく
鼻の下と上唇の間に
何か鋭利な物が貫通したのを
僕は確かに感じるんだ
この水よりも遥に冷い何かを


魚には痛覚神経がないという
心地よく泳いでいてふと目 ....
なぜ
こんなに
落ち着くのか

このグラデーションが
この雰囲気が

僕の心を優しくつかみ
一時の安楽に
導く
勝ったり、負けたり
哀れんだり、妬んだり
心はとても忙しいね

自分だけは正直だと
勘違いして
誰も信じられなくなって

分かってるんだ
何もかも
まるで綱渡りのように
バランス ....
その昔、人間は言葉という
原始的な道具で意志を通わせていた

言葉によって人は傷つけあい
愛し合い、殺し合ってきた

やがて、言葉は時代と共に衰退し
意志を通わせる必要のない
今日の世 ....
良き友よ

お前の肩を
叩かせてくれないか
軽く 一度だけ

そして
良き友よ

おれの肩を
叩いてはくれないか
軽く 一度だけ


渾身の力を注がない分だけ
渾身の ....
あれは3年前の夏

お前と出逢った

同じバイト先だった

明るい笑顔と優しさに

どんどん惹かれた

初めてデートして観た映画は

今でも覚えているよ


あれは2年前 ....
青白い蛍光灯 壁はなおさら真っ白で
音は何も聞こえてこない 聞こえない

この部屋に体二つ 呼吸は一つ
とても不思議 とても不思議

線香の香りは 僕の吸ってる煙草の匂いを消せない ....
肌の色も言葉の壁も乗り越えて友ができる今

地球上の世界を3つに分けるとしたら
あなたならどのように分類しますか

政治的 宗教的 経済的 地理的或いは何?

歴史は繰り返すと思いますか ....
いちわ 
いちわ

はだけられた
よい の くち

ちぢこまって 
のがれられない

ひざし に
いぬかれる なら

もう みえない 
だきしめて

あたためてい ....
降り立った駅のホームには
潮の匂いの風が吹いていた
タクシー乗り場では
タオルを首に巻いた運転手が
ワイシャツには不釣り合いなほど
日焼けした顔で機嫌よくドアを開けた

エア ....
生活習慣よりも、性格習慣を変えましょう!。 貝殻の中で

「                         」
こだまする

「                         」
思い過ごしのような軽い頭痛


 ....
ずっとまえ ぼくはとてもめがよかった
とおくのとおくのほうまで
ぼくはみえていたよ
そこにはないものまで
ぼくはみえていたよ

おとうさんとおかあさんはとてもめがわるい
ぶあ ....
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