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電池が切れた。
電池は切れていた。

もうずっと前から、
電池は切れていたんだ。

嘘を付いていた、
まだ動くから。
切れてない、
演技していた。

怒る ....
地底人さんの朝は早い。

日の昇る前から働いて、
せっせせっせと働いて、
日が暮れたって、
月が笑ったって、
まだ働く。

地底人さんは穴を掘る。
くる日もく ....
陽は斜めに、
影は長く伸びる。

あの足跡まで、
もう少し。

ようやく影が、
足跡を捕まえた時。

旅人は、
部屋を出た後だった。

カーテン。
ふ ....
ひとしずく、
ひと掬いの時。
誰も振り返らない。

人しずく、
ひと救いの時。
誰も振り返らない。

ほら、
また落ちた。








 ....
生活習慣よりも、性格習慣を変えましょう!。 その岩は岩でしかない。
だからただ、そこに居る。

雨が降り、風が吹き、雪が積もり、雷が落ちても、
その岩は岩でしかない。
ただそこに居続ける。ちっぽけなふやけた岩だ ....
心のどこを探しても、
怒りも憎しみも憎悪もない。

それとは正反対の感情が、
海の様に広がって、凪を打っている。

愛情と愛しみと友情。
そして変わらぬ大切さ。
 ....
想い髪を切りにゆく。
君が嫌いだったこの長い髪。
君に逢うために切りにゆく。

あれから一度も切っていない。
そんな泣かせることは言わない。
何度だって切っているし ....
飛びたくて、飛べなくて、
逃れたくて、逃れられなくて、
おれたちは窓から堕ちてゆく。

毎日と一日と、ありったけの今日。
翼がないおれたちは羽ばたくしかない。
この腕で ....
夜のアンモナイトは仄かに蒼く光る。
海の恋人を想い出し、蒼くさめざめと光る。


遙か遙か白亜の海の底、アンモナイトの恋人達は。
手をつなぎ、心をつなぎ、ちゅらと散歩。
 ....
駅の階段を駆け下りていたら、膝が抜けた。

だらしなく、だらりと揺れる。
わたしの膝は、わたしの振り子。

心惹かれ、心揺れる。
わたしの心は、わたしの振り子。

額に ....
フォマルハウトさんのPULL.さんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_電池が切れたら、さようなら。_」- PULL.自由詩20*05-9-15
「_地底人さんがんばる!。_」- PULL.自由詩13*05-9-11
「_かーてん・こーる。_」- PULL.自由詩12*05-9-5
「_ひとすくい。_」- PULL.自由詩13*05-8-21
「_夏休みの課題。_」- PULL.自由詩5*05-7-29
「_いわ。_」- PULL.自由詩11*05-7-18
「_いつまでも土曜日。_」- PULL.自由詩7*05-7-16
「_想い髪。_」- PULL.自由詩8*05-6-22
「_落下笑。_」- PULL.自由詩4*05-6-11
「_夜のアンモナイト。_」- PULL.自由詩8*05-6-1
「_わたしは振り子。_」- PULL.自由詩4*05-5-23

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