カレーうどん振興会
ジム・プリマス

人の大切なモノをとって
羨ましがらせて
人を傷つけて
優越感に浸るのが
楽しい
それ以外は何をしていても
虚しくてつまらない
そういう悪意に満ち
虚無感に満ちている
人間がいる
それも集団で存在している
それが彼等
カレーうどん振興会だ
彼等は神様から盗んだ言葉を
巧みに使い
愛想のいい笑顔を浮かべて
君の傍らにやってくる
そして君を餌食にしようとするだろう
そうすることでしか
彼等は自分の作り出した虚無を
埋められない
でも本当は誰が餌食になっても
現実の世界に
自分たちが築き上げた
生き地獄からは
抜け出すことが出来ないことを
彼等は理解出来ない
でも
神は知っている
天界は理解している
彼等もまた神や天界と
一部、繋がった人間だからだ



自由詩 カレーうどん振興会 Copyright ジム・プリマス 2020-11-10 15:41:29
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