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地球という星がある
国境はない
猫に餌をやってから
今日のことを考えよう
子宮から出てきて随分経った
時々帰りたいが
もう帰れない
もう帰らない
もうひと眠りしたい
自転速度が速まっているのか
あっという間に朝が来る
太陽は影をつくるが道を譲らない
まあいいや
高校二年 夏だった 君の詩をつくった
思い込みの激しい一八行だった
傷 ....
今日もいい天気だが
銃声が煩い
早く来過ぎた春に
冬眠していた生き物も目覚めが悪い
あたりまえと思っていたことはもう古い
アスファルトの下に歴史が埋まっている
ぼくは小走りに通り過ぎる
もう起きるのか
朝から騒がしい 春と冬がもめている
どちらも「まだだ」と言い張っている
冬眠していた生き物も目覚めが悪い
始発の電車はすいていた
ゆっくり座席に座り
眠気の中で私の中のあた ....
向こう岸に行ったことはない
ずっと地元で暮らしている
此処が特に好きなわけではないが、気になるほどでもない
何かを諦めた訳でもなく、ここで何かをやりたいわけでもない
なんとなく成り行きでここで ....
産まれなかった選択肢もある
いったい何が生まれたのだろう
産まれた時は生物だった
しばらくして名前もついて人間だと気付いたが
人間になれたかどうかは分からない
時代 最善 言動
求めないよ ....
 猫も杓子も

上から下に水が流れるのに問いも答えもない
食べて、排泄し、寝て、育ち、全うする
何処に産まれようが
何処で死のうが

 自他画像 

まず、目の前に別の顔が合って 
 ....
絶対届かない詩がある
死者への詩だ
私はまだ生きている
そんなにじろじろ見ないでくれ
独り言は遠い
能登半島地震、羽田空港の事故火災
壮絶な始まりだ
多くの当事者がいる中
ぼくは表紙のような顔で
誰かに道を譲った
人類やってるね

えっ?
やってないのか。

 ・・・・
一番最初に火を付けた人がいるんだよね。
物理的発見であり発明の話だ
火を付けたというより、火を創ったともいえる
実用化したと ....
言葉の力は強い
それは特に詩でなくてもいい

人生に一撃を与える一行もあるだろう
それは特に詩でなくてもいい

言葉の造形はある その造形は刺激であり救済でありエネルギーである
イメージ ....
呼吸にも心拍にも感謝しかない
まだまだ寝ていたい 

誰に向けて書いているのかと問われた
・… 無いと答えた 自分でもない 

詩作のいいところは金がかからないことだ
生きてさえいれば  ....
11月2日、「Now And Then」がリリースされ、
11月5日、阪神タイガースが38年ぶりに日本シリーズを制覇した。
何かが終わり、何かが始まる。僕は足掻いた。

どこを漂流し、どうやっ ....
洗濯物は洗濯機が創る。
噂は風が創る。噂話は君が創る。
伝わる。沈黙が伝わる。宇宙は大騒ぎだ。
技術は待っている。手探りを。
呪縛。
人生はproject。Mission。何処に産まれようが ....
丸い朝が
四角いビルにやってきて
直角三角形の僕は
平行四辺形に駅で出会って
無数の三角錐をごみ箱に捨てた
朝からブラックホールだ
  *
なんだかんだと言って
あれやこれやと言い返さ ....
宇宙のどこかで超新星が爆発している頃
ぼくは縁側で爪を切っている
我々という混沌を気にもせず
おはようございますと近所を装う
猫が欲しい 人も欲しい お金も欲しい
そろそろ寝ますか
それと ....
縄文時代は一万年も続いたそうです ソファーに転がって本気でだらだらする
見過ごした(溜まった)ドラマ、映画を一挙に消化する
いつ死ぬか分からない 生死をかけて観ている
続きを観ずに死んでもいいやと思わせたら作り手の敗北だ
缶詰 ....
日曜日の夕方
猛暑です
私がどこで何をしていても
ここは猛暑です

この世に参加して随分経ちました
参加賞を貰いましたか
まだですか
もうぼろぼろですがいつもポケットに入れています
 ....
 夜

月明り
独り暮らしが始まっていた
絶望も希望も寝静まり
生活が一つ転がっている

 朝

目が覚めて思う
生きていた
しかも快晴だ
何にもないので
布団を干した

 ....
大きな欠伸だ
場の空気をすべて吸い込む
人々は乳児に戻る
はい 始めからやり直し
  〇
隣に座る
それしかできない
隣に座っている
それだけでいい
  〇
親から子へ 子から孫へ ....
豆腐は木綿の方が好きだ。同時に、現政権は嫌いだ。
微塵切りにした葱をのせ、ポン酢を垂らす。
降ってくるのは雨。
湿った土。

子どもの頃も子どもなりに世間と折り合いをつけてきたが、

生 ....
駅前で少し遅めの「朝定食」を食べる。
ご飯、焼鮭、大根おろし、味噌汁、生卵、漬物という定番だ。
客も少なく静かなテーブルに座り、ゆっくりした朝を過ごした。

バス停がある時代を生きている。僕は ....
五月のすがすがしい晴れの・・・と書きだしたかったが、
今日はどんよりした曇り空。
降りそうで降らない、何とか持ちこたえている
そこそこ生きてきたが
まだ答え合わせはできない
重なり合う未来、 ....
過去があり未来があり
望遠鏡があり顕微鏡がある
意味はないのに
生きる意味を考えてしまう
暇だからだろうか

心に弦を張り
白紙に戻す
人生とは と問われれば
後悔
無意味
成り ....
人生をくしゃくしゃっと丸めて
その辺に置いておこう
それでも僕は大通りを歩いている
路地の角を曲がっている
もうあっちいったりこっちいったりはしない
今此処を極める
と拳を握るのも疲れる
 ....
「ねぎま」がごろごろして
にゃおといった
戦争も災害も犯罪もない
一コマだった

雨の土曜日から
日曜日は青空を取り戻したのだが
底がないとどこまでも落ちていく
蓋がないといつまでも溢 ....
翼はあげないよ
と鳥がいった

人は進化の頂点ではないし、そもそも退化かもしれないので

と考えている間にも世の中は刻々と変化する
美味しく生きよう

昼前は肌寒かった
ごろごろしな ....
貧しくても陽は昇る
と慰められたが
富を握る1%にも陽は昇る
ご来光は闘いだ

「もう武器は造りたくない」
と彼は日記に書いた
書いただけで
今日も陽が暮れた

舗装された道路で
 ....
宇宙船の窓には地球が浮かんでいる
球面には雲が広がっている
雲の遥か下に屋根がある
屋根の下で誰かが炬燵でうとうとしている
余計なお世話だ
ナンモナイデスさんの空丸さんおすすめリスト(43)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
太陽は影をつくるが道を譲らない- 空丸自由詩1524-2-23
ラブレター- 空丸自由詩824-2-21
一過性- 空丸自由詩624-2-20
まだこれというタイトルが決まらない- 空丸自由詩924-2-17
向こう岸- 空丸自由詩6+24-2-14
- 空丸自由詩624-2-10
よくある話- 空丸自由詩524-1-31
独り言- 空丸自由詩924-1-13
年始- 空丸自由詩724-1-6
暮れの小さな会話- 空丸自由詩1023-12-28
書いてはいるものの- 空丸自由詩923-12-13
近況- 空丸自由詩623-12-2
November- 空丸自由詩623-11-9
13行- 空丸自由詩1623-10-9
起きてまた寝る- 空丸自由詩1223-9-1
外でも内でもなく- 空丸自由詩11+23-8-22
トイレ- 空丸自由詩323-8-18
人生の彩- 空丸自由詩723-8-1
日曜日の夕方- 空丸自由詩1523-7-9
One_Day_- 空丸自由詩1623-6-22
寝静まった後で- 空丸自由詩423-6-10
通行人2- 空丸自由詩423-6-3
通行人1- 空丸自由詩1023-5-27
昼ごはん- 空丸自由詩623-5-13
宇宙は無駄に広い- 空丸自由詩923-5-5
季節の変わり目に- 空丸自由詩7+23-4-24
5月を語るにはまだ早い- 空丸自由詩923-4-16
日曜日は、春だった。- 空丸自由詩923-4-2
陽気な季節になってきた- 空丸自由詩923-3-23
炬燵- 空丸自由詩423-3-5

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