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鏡の中に写る顔は好きになれない
他人の眼に写る顔は
怖くて覗き込めない

どうしても
自分に尋ねたい事がある
あんたの
存在理由って何だと思ってる

ねぇ何してるの
また詩なんて書 ....
生きている道
生きていく道

途中踏み切りにぶつかる事は何度もあった
無情に遮断機がおりているときは
じりじりと待たなければならず
運よく遮断機が上がっていても
慎重に渡る必要があった
 ....
人生の負け犬も
人生の勝ち犬も

最期は一緒だよ
ダスターシュートに落とされて
焼却炉まで運ばれて
燃やされるのさ

果たして俺はどっちだよ
負け犬か
勝ち犬か

人生の負け犬 ....
私は何者此処は何処
私の存在理由
私の正体

それを聞きたい
確かめたいのは此方だ
何てったって
誰も招待していない
かってに来るな

迷惑この上ない
さっさとあっちに行け

 ....
ある朝
目が覚めたら
周囲の環境はがらんとしていた

それで
まばたきした
耳をすませた
火がついたように泣き出してみた

その時布団の上に寝ていた私は
明らかに幼い子供だった
 ....
涅槃にはいけない
ただの凡人だから

命は尽きるのであって
けして
滅びるんじゃないと思ってる

どんなに崇拝しても
神の側にはいけない

でも
死んだら
誰だって
仏にはな ....
学校の教科書には書いてなかった事が
この社会にはふんだんに転がしてあって

それを意図的に転がしているのは
先に社会を歩いている大人たちでした

自分が足を躓かされたからという理由で
後 ....
性格の明るい人と
性格の暗い人が何で存在するのか理解出来ません

それがもし生まれつきの個性だったら
それを
不公平の極みとしか判断できない私は
もしかしたら心の浅い人間かもしれません
 ....
どうせ死ぬんだからさ
生きている間は楽しまなくちゃね

そんなの誰だって思うことだけどさ
現実は
この世の中楽しめる事より
楽しめない事の方が断然多くてさ

たとえば
セックスなんて ....
蟻みたいに地道に生きてきた筈なのに
キリギリスみたいに何も蓄えられなかった

冬が訪れてきて
寒さがしみじみと身にも心にもこたえる

冬の先に春は待ち構えてない
季節は断崖に続いているだ ....
好きな人はいません
その分
嫌いな人はいません

誰からも愛されてなどいません
その分
誰も愛してません


他人に関心ありません
その分
無視されてます

人の前では笑いま ....
雨上がりの空から雲が一掃されて
青空があらわれて
お日様が顔を出しても
美しい七色の虹が橋のようにかかるなんて
事はなくなってしまったな

子供の頃は頻繁に虹を見たような記憶があるのに
 ....
ありきたりだけど
俳句は松尾芭蕉がいい

ありきたりじゃないかもしれないけれど
歌人は山崎方代が好きかな

詩人は誰も思いあたらない

小説は太宰治なんて言わない
芥川龍之介が好き
 ....
誰だって気が触れる可能性を持っている

たとえば目の前で我が子が轢き殺されたり
たとえば
愛する女が
たとえば
愛する男が他の誰かに奪われたりしたら
誰だって冷静じゃいられなくなるだろう ....
産まれた時から生まれた日から
人より多くが欠けていたから

きっと私は充たされていたんだろう
何だか辻褄が合わないな

産まれた時から生まれた日から
人から見下されたりはしないかもしれな ....
結婚式の披露宴なら違和感ないけど
いくら自宅葬とは言え葬儀の模様をビデオ撮影するなんて、常識から外れた行為だ

確かに母親の最期を映像に残して後に鑑賞しながら故人の思い出に浸りたい気持ちは理解で ....
ずっと気になって仕方ない女性がいた

齢六十過ぎても
三十年連れ添った妻がいても
三十路近い娘がいても

他にずっと気になって仕方ない女性がいた

相手の女性もきっと結婚しているに違い ....
唇を重ねていたら冬の揺れ

喪を忘れ投函したの?叱られる

隙間から寒気も入る倦怠期

いさかいの後に沈黙息凍る

店先に売れ残ってる寒椿

地下にある喫茶の店へ冬籠る

寒く ....
光のもたらす恵みは計り知れないのに
空気より空気感ないよな

太陽光がなくなったら
きっとパニクるぜ
ムーンライトがなかったら
暗黒の夜になっちまう

その昔
俳人松尾芭蕉は旅の途中 ....
近所の薬局の前の自動販売機。
明らかに避妊具を売っていた

その前を通るのはいつも深夜だったから街は寝静まっていて
暗闇の中にぼんやりとしか見えなかったのに。

ある日自宅アパートに帰宅す ....
時間は止まらない
止めてから
後に戻せない

だから
後悔が生まれるんだ

時間はなくならない

人それぞれに与えられた時間が
日々目減りしてはいくけれど

足らない
足らな ....
女子の 体だけならお金で買える
体だけでいい
心はいらない

男子の 体だって買えない事はない
体だけでいい
心はいらない

結婚と言う契約には経済が重要な役目を果たしている

結 ....
過ぎて去ってしまったから過去。
未だ来ていないから未来。

過去へと下る河は人の記憶の中を流れ
未来へと上る河は人の夢の中へと流れ込む

懐かしさに帆を孕ませて
舟は下り
わくわくに胸 ....
知らない街の
知らない家で
殺人事件が起きた

知らない間に
知らない家族が
知らない殺人者に
惨殺された

凶器は知らない
動機は知らない

命は盗まれたが
他にも何か盗ま ....
いちめん真っ青な空
段差に躓いて転倒しそうになる

何してんだよ俺
足下には気をつけろ!

自分で自分に無性に腹がたった
怪我でもしたらどうするんだ!

いちめん真っ青な空の下にだっ ....
昨夜遅く何のまえぷれもなく
母親があらわれた

彼女と最後に会ったのはいつだったか
彼女と最後に別れたのはいつだったか

薄情にもそれを忘れてしまった
十年か二十年か、それさえも分からな ....
ズボンの下にスカートの下に
ヒトは何でパンツを穿くんだ
そしてせっかく穿いたパンツを
何で脱ぐんだ

ズボンの下にスカートの下に
あるパーツは
そんなに特別なのか

そこは
凹凸の ....
娘よ
お前の遺伝子に
私の劣性が伝わらないかと危惧していた
訳じゃない

そんな事気にかける余裕なんてなかったよ

私は働く事に必死だったんだ
働く事で得られる生活の糧
そこから涌き ....
毎夜午前零時に明日は今日になり
今日は昨日になる
何でなんだ
何で
午後の零時ではないんだろう

そこら辺のところ
学者にでも聞けば明確な答えが得られるんだろうな

明日は明日さ
 ....
餓鬼の頃
駄菓子屋で引いた籤は
紐が何本もあって
その内の一本の先に当たりと外れが出た
当たりが何で外れが何だったかは忘れてしまった

俗説なのか何なのか知らないが
男と女は運命の赤い糸 ....
ひだかたけしさんのこたきひろしさんおすすめリスト(465)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
私の存在理由なんて- こたきひ ...自由詩120-3-15
踏み切りの前で- こたきひ ...自由詩820-3-14
ノイズ- こたきひ ...自由詩520-3-7
私は何者此処は何処- こたきひ ...自由詩220-3-4
目が覚めたら- こたきひ ...自由詩320-2-29
彼岸- こたきひ ...自由詩220-2-25
学校の教科書には- こたきひ ...自由詩120-2-16
遥か遠くに- こたきひ ...自由詩220-2-16
どうせ死ぬんだからさ- こたきひ ...自由詩220-2-14
泥濘が何処までも続く- こたきひ ...自由詩320-2-12
好きな人はいません- こたきひ ...自由詩320-2-9
雨上がりの空に- こたきひ ...自由詩420-2-9
正と負の重さと軽さ- こたきひ ...自由詩120-2-8
無題に- こたきひ ...自由詩220-2-2
産まれた時から生まれた日から- こたきひ ...自由詩320-2-2
メモリーボックス- こたきひ ...自由詩320-2-1
何となく呟いている- こたきひ ...自由詩220-2-1
邪推の- こたきひ ...俳句220-1-25
無明と暗黒の差って- こたきひ ...自由詩520-1-25
平成にカムバックしたい- こたきひ ...自由詩220-1-24
時間が足らない- こたきひ ...自由詩520-1-20
世界はすでに終わってる- こたきひ ...自由詩220-1-19
昨日今日明日- こたきひ ...自由詩420-1-18
知らない街の- こたきひ ...自由詩220-1-18
詩のネタが尽きる- こたきひ ...自由詩220-1-16
詩にうつつを抜かしている- こたきひ ...自由詩420-1-12
くだらない詩だけど- こたきひ ...自由詩420-1-11
優性と劣性を兼ね備えてヒトは人になれるのさ- こたきひ ...自由詩320-1-11
明日は明日さ- こたきひ ...自由詩420-1-5
当たりと外れが有るから籤なのさ- こたきひ ...自由詩620-1-4

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