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let go
あなたの服に嘘が付着する
夜がこぼれミルク瓶に詰められ
わたしの朝に届けられる

speak
濡れ衣という緑茶に茶柱がたつ
旋律をねり込んだスコーンを焼く
あ ....
あ オチタ
 あ オレタ
  あ コロガッタ
   あ キエタ


もう 何も無い
ただ 結果だけが
自由な行為の結果だけが
ひろくひらき広がっている
高曇りの薄白い空の許
モノ ....
       卒寿となった いま
 大脳皮質を 横ぎるフェアリーは
 
       そうだ・・・それは
  いつか 訪れる「死」の陰影だ

青い春 赤い夏 白い秋 を経た後
    黒 ....
私たちが普段
眺めている雲は
お尻だ
顔は宙に向けられている

中空を飛ぶ飛行機が
教えてくれた

お尻は垂れて
砕けて
地に届く

顔は
白い炎のようで
群がる羊のようで ....
               160123

ラジオは浄瑠璃の義太夫節を鳴らしている
声は無いから三味線だけだ
第一放送は「今日の短歌」読者投稿に選者が好意的な評をつけ、相づちを打つコンビを組 ....
器官の短詩(四作)





畑に落ちた目は農薬まみれ
瞬きをひとつして
流す涙

バブル経済でも畑には朝露(ほうせき)
ひかりと温もり、太陽が
労働の背中を見つめていた
 ....
http://golconda.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=5297070#11473220
即興で詩を書くサイト 即興ゴルコンダ仮の今回の御題は【はなして】です。
みな ....
蒼い月が
乱れた肌を露に
妖しく浮かぶ
宇宙の風は
涙を一滴
そして
又一滴

荒野に花は
咲いたのに
望まない雨を創り
枯らして
枯らされ
慌てて流す
レクイエム

 ....
冷たい風が鼻を折る
国道を挟んで対面から歩いてくる
久しぶりに見た欅の少年
あれはいつか晴れた日の青空に
いつも手を引かれた二人連れ
くねくねと大きな身振りと直角に折り返す手足
何かを ....
『詩を書くなんて姉さんみたいに自分は患っていないから。』

会話の中に突如ぶっ込んできた言葉
患う、煩う...
ここで初めて自分が「患ってる」
ことを知った
子供の頃作詩の授業で先生に褒め ....
私の雀を買ってください
5羽で2アサリオン
珍しい声で鳴きます
夜は静かに眠ります
寝言は言いません
寝返りも打ちません
夢はよく見ます
汗びっしょりで
目が覚めることもあります
け ....
飛ぶ日まで

それはいつかの晴れた日 君は空を眺めてて
飛びたくなくなったって 寂しそうに愚痴る
どうしようなんて そんなこと僕に聞くなよ
僕に大層なこと 言えるはずもないだろ

けど誰 ....
静かな時の流れ
 空白を充たし
  ズレていく思念と思念の
   溝を埋める
    子供達のはしゃぐ声
    花はカンバスに咲き
   瑠璃色鳥が跳び出し飛び立つ
  続く晴天、遠い ....
    けさも 軍手をはめて
 P・C のキーを叩いている
   骨・皮・筋(すじ)衛門

        卒寿になって 
        初めて知った

   暮しのなかの「偶然」も
 ....
けだるい朝
仕事に行くのもおっくうで
とりあえずコーヒーでも飲んでみる
そういえば
全てのものには重さがあった
部屋のサッシのガラスにも重さがあるし
この蛍光灯にも重さがある
 ....
悲しみの数だけ微笑みを
そんな願いが虹を創るの?...
神様はいつも何も答えずに
空は捻くれ厚い曇を呼ぶ

今夜も雨がこの街を冷やしてる
正しい温もり持つひとを
試すように降り頻るよ
 ....
私は部屋の隅にあった、
鍵穴のような小さな穴を覗く。
ぐりぐりぐりぐり、
視線の針先が穴をまさぐる。
私はその触覚が擦れあう音のような、
快感に歓喜する。
ぐりぐりぐりぐり、  ....
    きょうは「大寒」ですと
テレビの気象予報士が言っている

       どうりで 昨夜は
      ゆめまくらのなかで
        ウラノスからの
     純白な結晶をむす ....
ピークだ!

見上げれば
樹木生い茂る急傾斜の山道の先 雪を被った一際高い平らな山影
鉛と化した両脚 スッと軽くなり
速足半ば駆け足 息切らし到着
してみれば またしても山腹の丘 泰然と平 ....
言葉が
みちを歩いている
道先の
小さき花とであい
言葉は
それを喜びと感じる

言葉は
鳥とであい
空に恋をする

こころは
言葉の
指揮をとり

幾年の
こ ....
そいつのことを「はんだめん」と呼んでいる
そいつは自分のことを 「たぬき」と自称している

初めて「半田麺」と云う食べ物を知った時は
なぜまた溶接面を商品名にするとはなんと奇抜で夢のある ....
かつてできたことのなかった 恋人
そんな友人が 婚活でできた 女の子
二人は手をつないで 夜の街へ
とても恥ずかしがり屋だった二人の手のひら
今 春を生きるかつての手のひら
ぬるいまどろみのなかでみた
せつなの夢の裾の感触が、
この指に絡みついてはなれない。
けれど、
ひとつの、
拭いきれない痛みがある。
痛みはこの胸を貫こうとするが、
せりあがる熱に溶かさ ....
口笛の奏で、目覚めてこの夜
澄んで響く何処から

明るい旋律音色のループ
微妙に低く高く魅惑の相

聴き入るうちに潮騒磯の香
漂いザワメキ布団が波打つ

扉開いて弓形の白浜
広がり ....
ユキがフッた!
アタリつもって
デンシャ止まって
カイシャ困った
ユキにフラれた
つもりで当たって
あわれ荒れアレ
おわる恋かな
風吹くママに
ユキは降り降り
フリフリチラリ
シ ....
吹雪いていたその日
子供のころは犬になって走り回ってた
溶けかけた雪膝が骨を出しては
小さく苦笑い
だんだんと汗を拭い
だるまもう少し頑張れ
頑張れと強く息を吐き
雪が降る雨になる ....
          ---気のせいか


寒桜の幻
枯れ木に薄雲
夜より青い暁は
壊れた月へ注がれよ
舞い散らぬ桜はみな幻
恋の朧は夢幻
点くは幻灯、消えるは焔
火 ....
まだ蕾とも見えない 小さな突起の
春を待っていた梅の枝は 雪の重みに折れる
うららかな鳥の声を聞くこともなく
清冽な香を漂わせることもなく


淀みに映った空は 日に日に冷たく
緩や ....
電線にとまるカラス
黒い数珠のように
とおくで丸く連なる

夕暮れの黒に
まぎれようともせず
ひとりがすきなくせに群れている

だれかが羽ばたけば
みんなとんでゆく
その連なる黒い ....
 しんしんと降りしきる雪のなか
 そうっと手を伸ばしてみるけれどからっぽをつかんで
 クソっ! って舌打ちしたとき、ふとひとりで戦ってるともだちのうたがきこえた

 彼は世界を暴くために言葉を ....
レモンさんの自由詩おすすめリスト(1410)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
はなして- かんな自由詩8*16-1-23
切断〇補強- たけし自由詩6*16-1-23
風と光の変奏(八)- 信天翁自由詩316-1-23
雲の顔- イナエ自由詩7*16-1-23
はなして- あおば自由詩6*16-1-23
器官- 乾 加津 ...自由詩6*16-1-23
はなして- るるりら自由詩14*16-1-23
蒼い月のループ- 颯太@自由詩3*16-1-23
ピノキオ(欅の少年)- アラガイ ...自由詩7*16-1-23
無題- 自由詩2*16-1-23
わたしのすずめ- やまうち ...自由詩416-1-22
飛ぶ日まで- itukamitanij ...自由詩3*16-1-22
空無オン- たけし自由詩4*16-1-22
風と光の変奏(七)- 信天翁自由詩416-1-22
重さ- 葉leaf自由詩416-1-22
虹が架かる夜- 颯太@自由詩1*16-1-22
針先- あおい満 ...自由詩616-1-21
風と光の変奏(六)- 信天翁自由詩116-1-21
魂の営み- たけし自由詩3*16-1-21
空還し- 溶融自由詩216-1-21
鋳掛屋- るるりら自由詩15*16-1-21
初めての春- 番田 自由詩216-1-21
ねがいごと- あおい満 ...自由詩516-1-20
告知- たけし自由詩416-1-20
フラれ歌- ただのみ ...自由詩10*16-1-20
だるま寒い中ごくろうさま- アラガイ ...自由詩9*16-1-20
寒桜- 凍月自由詩5*16-1-19
冬の香- 藤原絵理 ...自由詩616-1-19
夜のカラス- 朧月自由詩416-1-19
-273.15- 霧慧未央自由詩416-1-19

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