すべてのおすすめ
あの人と
昔に
会えて
こころが
咲いた





さびしい
地球
宇宙に一つの

零れる





持っていても
使わなければ
持っていないのと同じ ....
日の暮れ方の川辺り、{ルビ湯女=ゆな}の手の触るる神の背の傷痕、
  ──その{ルビ瘡蓋=かさぶた}は剥がれ、金箔となつて、水の中を過ぎてゆく……


({ルビ魚=いを}の潰れた眼が、光を取り ....
 
 薄い霧の 
 晴れない朝
 軽い ハイヒールを器用にさばいて
 舗道をいく 女が美しい

 昨夜 花開いたに違いない女の性が
 そのすんなりした 脚を
 わずかに恥じらわせ
  ....
ありがたい
ああ
つながっている
どんなに遠くても
宇宙の内だ
 栗の焼けるにおい
 私が一人 歩いている街中に
 ほろ苦く
 かさかさと
 音を立てて秋が 散る

 雑踏をさまよいながら
 ほのぼのと胸うずめるなつかしい思いが
 何と暖か ....
わたしを煮詰めたら
わたしが凝縮されて
甘く甘くなるかしら?

あなたは
欲しくてたまらなく
なるかしら

ずっと
吊り下げておこうかしら?
あなたを
おびきだせるかしら?
 ....
心には川があり、
その汀に宇宙はある、
そこでは死んだ人たちも生きていて、
私は彼らがみんな大好きで、彼らは、
カプセルみたいな私の心を、
ぶち割ってくれる、
私の心は水になる。

泣 ....
朝が砕けて 光は消えた
悲しみのない 破裂した日々
私の靴は 磨り減っていて
終わりの旅に 今日も出られない

静かに 光る あの太陽が
幾億の夢を灼き尽くしていく

消えない痕を 肌 ....
クリストシュトレンとおせち料理
 

みんな忙しくて家族バラバラ
熱い肉はでない年始の食卓で
シュトーレンを食べながら
、おせち料理を食べている

クリストシュトレンとおせち
三日三 ....
 或る 雨の朝

 しぶきに打たれる鋪道の

 流れる水の勢いを 感じながら

 あなたを久しぶりに思った


  夏の始めの山は緑だから

  美しいし

  君は 緑の年 ....
友だちは欲しかったけど
仲良くなると怖いから駄目
正しいことは知っているけど
息が苦しくなるからお終い

薬じゃ治らない恋をした
私から私へと手に手を握って
大丈夫だよと言って欲しかった ....
さまざまな
物事は
一概には言えませんね
それぞれがそれぞれだ
でも地球は一つだけ
あの人の まなざし深く静かな
群青色は列をなして
宙を見つめている

人類の亡んだ地球の岸で、
あの人の亡霊が釣りをしている
風はそよそよと光り
空には雲が
ぽっかりぽっかりと浮かんで ....
何をやるにしても
やる気がなければ
上手くいかない

続けることが難しく
途中で止めたくなってしまう

自分を信じる
やる気が湧いてくる
やることが上手くいく

その流れが続いて ....
海と山に挟まれた街の

湾を照らす黄金色の夕日

風の流れる音が聞こえる

鳶の群れが警告を与えている


世界の底にその街はある

虹の彩りが世界を縁取る

空は人の脆さを ....
それにしても
藤井聡太8冠は
あの時の澤穂希選手の活躍と同様の
明るいニュースです

世界に蔓延るダークなエネルギーを
光に換える灯台の出現は
日本ではお馴染みの真の天才装置

社会 ....
  めざめ



なにか黒っぽい

いくえにも重ねた

すき間だらけのガーゼ的なにかに

ゆっくりと眠りは

溶かされ絡まりながら

そろそろ吐きだされそう

視界の芯 ....
いつしか秋の色もしみじみ深く
高くさはやかな空のすきまには
うまれなかつた光のかなしみなど
きよくちいさくはりつめてゐる

 こんな日はきみとはなしてゐたいなあ
 いつしよにあをぞ ....
夏と秋の狭間には
あらゆる変化が現れる

蜜吸う蜂に入れ替わり
黒い揚羽がやってきた

やつれて籠った極暑の日
でも愛おしい夏だった

夏の終りの寂しみを
振り向かないで次は秋
 ....
これは骨
これは皮膚
血もある肉も内臓もある
食べたことはないけど
食べたら美味しいかもしれない

これはぶよぶよ
これはどろどろ
よくわからない生き物で始まった
すぐに名前がつけら ....
もうひとつの夜の街が動き出す
灯火はみな偽蛍
背筋を伸ばした猫は
糸を池に垂らしてザリガニを釣り
夢遊病者たちは公園に集い
おとがいを比べ合う
看板描きの落としていった
無邪気な絵筆は
 ....
 手をかざし見通す むこうに段々畑
 咲き揃っていた向日葵はもう
 どれも 天を仰がず

 吹き来る風に 
 あぜ道の 緑濃い草影
 ころがる日差し

 ああ、好い天気なのに

  ....
あなたと見た県境のダムはゆたかな思い出をたたえ
ときをへて今もわたしのもとに春の潤いをとどけてくれる
ふたりでダムのうえを歩いて堤体の縁をなぞり
底にしまわれた互いの想いを胸にだきいれたあの ....
愛着心の余りある感情に、時計の針を噛む、
キーボードは、とてもプラスチックで、かちゃかちゃ鳴るのがいいです、
待って欲しい!、って、ビーカーの赤い目盛りに声を掛けるみたいに、
舐めていく感情の舟 ....
洗濯物は洗濯機が創る。
噂は風が創る。噂話は君が創る。
伝わる。沈黙が伝わる。宇宙は大騒ぎだ。
技術は待っている。手探りを。
呪縛。
人生はproject。Mission。何処に産まれようが ....
{ルビ蟇蛙=ひき}よ、泣け。


泣くがいい。


ぎやあろ、ぎやあろと


泣くがいい。


父は死んだのか、


母は死んだのかと


泣くがいい。


 ....
ハゲはサイコパスなのかな?
悪戯に自分の髪の毛を
皆殺しにしておいて
その後藁にもすがる思いで
育毛剤だの何だのと
髪の毛を生やそうとする
そのくせ髪の毛のあるやつに対して
難癖をつけて ....
まっすぐ転がれない実 跳びはねたいふくらみ
ひそみ音にうまれ
みどりの波にたゆたう星の娘たち
まっすぐに見つめる こころをつなぐ

つないだ胸をあかるい笑顔で満たし
しなやかな手足に結ばれ ....
もさもさとはえてきますな
ふつふつとわいてきますな

なんでしょうな?なんなんでしょうな?

たかぶるたましい包む無限の慈愛 微笑み、

無言の沈黙の のびやか色づき
無機を有機を つ ....
静かに狂う
私を
認めつつ詩を
書いていたのであった
私は昔

こころの底に
流れていた
川の音を
ずっと聴いていた
生まれることが出来なかった私の子は
愛を知ることもなく
や ....
由木名緒美さんの自由詩おすすめリスト(3105)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
※五行歌_三首「使わなければ_持っていないのと同じ」- こしごえ自由詩5*23-10-16
陽の埋葬- 田中宏輔自由詩8*23-10-16
ハイヒール- リリー自由詩5*23-10-15
※五行歌「どんなに遠くても_宇宙の内だ」- こしごえ自由詩3*23-10-15
秋冬- リリー自由詩5*23-10-15
Jam- ルルカ  ...自由詩4*23-10-15
巡礼- 由比良 ...自由詩3*23-10-15
終わりゆく日々- 由比良 ...自由詩1*23-10-15
クリストシュトレンとおせち料理- 足立らど ...自由詩723-10-15
雨の朝- リリー自由詩10*23-10-14
虹のスープ- 妻咲邦香自由詩4+*23-10-13
※五行歌「でも地球は一つだけ」- こしごえ自由詩4*23-10-13
限界の先を夢見る- こしごえ自由詩5*23-10-13
自分を信じる- 夏川ゆう自由詩523-10-13
世界の底で- 自由詩5*23-10-12
八つ目のニュース- 足立らど ...自由詩2*23-10-12
めざめ- soft_machine自由詩6*23-10-12
口笛_(旧作)- 石村自由詩2*23-10-11
狭間- けいこ自由詩5*23-10-11
してしまう生活- 妻咲邦香自由詩7*23-10-10
よるのぜんまい- そらの珊 ...自由詩11*23-10-10
遠雷- リリー自由詩4*23-10-10
ダムは今もゆたかな孤独をたたえ- 菊西 夕 ...自由詩5*23-10-9
- 由比良 ...自由詩2*23-10-9
13行- 空丸自由詩1623-10-9
陽の埋葬- 田中宏輔自由詩9*23-10-9
風通し- リィ自由詩2*23-10-8
ひそみねの星- soft_machine自由詩5+*23-10-8
根っこのうた- ひだかた ...自由詩10*23-10-8
未来の私の影- こしごえ自由詩8*23-10-8

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