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女の体の一部始終なんて知らなかった
この体が欲望の塊になっても
女の体の一部始終を知ろうなんて思わなかった
女の体を興奮させるより先に自分が体が我儘に興奮してしまう
男のプライドなんてなかった ....
打ち寄せる波と引き返す波が交互に繰り返す 永遠
それはまるで時を刻む時計のようだ
大自然の時計のようだ
あるいは貴女の心臓の鼓動かも知れない

愛しい人よ 疲れたら眠りなさい
愛しい人よ  ....
死ぬ間際の呼吸を想像した
想像がつかない
生きているだけで活きていない自分が
履いているスニーカーの靴底のすり減り

脱いで眺めた

鏡を見るような眼で
そこに写る言いようのないさび ....
詩が書けなくても何も困らない
詩が書けなくても朝食は卵かけごはん
詩が書けなくても仕事は毎朝遅刻しないさ

だいたい詩を書く事に何の意味があるの
詩を書く事とマスターベーションの差って何だよ ....
夜更けに金縛りにされて
目が覚めているのに
体の自由が効かない

アパートの部屋の外は暴風と激しい雨で
なのに誰かがドアを思いきり叩いてる
訳がわからない言葉を叫び出して
ドアノブを回そ ....
雨にも匂いがある
その匂いを嗅ぎながら駅から自宅アパートまで歩いて帰った。さしていた傘が雨に打たれ、その雨音が私の耳に伝わってなりやまなかった。
傘から落ちる雨の滴が降りやまない雨に溶け込んで路上 ....
人格者も
非人格者も
見分けはつかない

人は見かけでは明確な判断つかないからさ
私自身
自分がいい人なのか
悪い人なのか
はっきりと分けられないし

人間は複雑で難しい仕掛けで
 ....
一寸先も闇だった
夜空から月も星も剥がれ落ちて
真っ暗な闇のなかに
いきなりサムライが現れて
刀を抜いてきた

人通りの絶えた道で
先を急いでいた商人は
足止めされて
殺気に身を構え ....
鵜飼千代子さんのこたきひろしさんおすすめリスト(68)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
殺したいほどに- こたきひ ...自由詩318-5-26
永遠に- こたきひ ...自由詩118-5-2
- こたきひ ...自由詩518-4-18
詩がかけなくても- こたきひ ...自由詩218-4-12
嫌になっちまった- こたきひ ...自由詩318-1-9
激しければ- こたきひ ...自由詩417-12-31
生きなければならない- こたきひ ...自由詩217-12-23
断崖- こたきひ ...自由詩217-11-15

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