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一日一つかふたつインターネットに書き物を投稿している
それを家族は知っている
だけどね
何の関心も示さない
だってさ
それは幾ら掘っても何も見つからない宝物探しのようなものだから

家族 ....
カップラーメン 菓子パン コンビニ弁当等など
そんな物ばかり食べていたら
健康も人生も灰色になるってよくよく知ってしまったから
極力コンビニには行かなくなった

コーラ ジュースなんかには砂 ....
おんなの乳房と先端の乳首が昂ぶるのを見せられたら
おとことしてどうなんだ?なんて
冷静に観察してられる訳がない

性の衝動は本能の領域
アクセルとブレーキの調和なんて
到底無理だから

 ....
がっこうの鉄棒にぶら下がって必死に見上げた空
何度挑戦しても逆上がりは成功しなかった

でもねそんなの数学といっしょ
難しい計算式なんて生きていくのに何の役に立つのさ

数学者にでもなるな ....
柿の木には柿の実がなる
栗の木には栗の実が
畑には麦や蕎麦が
田んぼには稲が米を実らした

貧困を絵にしたような暮らしの家は
藁葺きの古くて粗末な佇まい
それでも庭はそれなりにあった
 ....
どんなに辛い目にあっても
どんなに悲しい思いをさせられても

そこは大人だから
人前に弱音をはいたり
涙滲ませたり
できない

そんな事したら
見せかけの同情と裏に隠された
嘲笑を ....
人波に飲まれたら、人塵に流れ着く

首都東京
その四文字に魅入られて最寄りの駅からJR線の電車に乗った

地方に産まれて、地方に育ち、最終学歴は地方だった

卒業すると地元に居場所を失っ ....
過ぎた昔を思い出して
くよくよするのは止めようよ

苛められたり
辛く当たられたり
差別されたり

そのせいで鬱になったり
そのせいで手首に剃刀あてたりした

過ぎた昔を思い出して ....
家の財布からお金が出払ってしまった

家を買ったら
すっかりお金に余裕が無くなってしまったのだ

なのに嫁さんは家計簿つけてなかった
俺はそれなりに稼いでいたけれど
嫁さんは事情があって ....
極ありふれた日常って人それぞれに持っているものが違うだろう

極極幸せな気分だって人それぞれに持っているものが違うだろう

極ありふれた日常の中の所々に幸せな気分が一輪の花みたいにぽつりぽつり ....
青ざめた紙面の上に文字にできない言葉は蹲って
悲惨に陰った時のこの胸の奥には言葉に出来ない思いがひしめきあったりした

似てるようで寡黙と無口は違うから
普段は陽気で雄弁な人も
時には無言を ....
平凡にとか
普通がいいね
とか
探ればあやふやな形をした
幸福の模型をずっと欲しがっていた

それは
平凡で普通な人の形をして生きているに他ならないんだけどさ

なのに何でかな
ど ....
嫁入り道具の鏡は夫婦の寝室の隅で埃を被っている。
女がもっぱら使うのは手鏡

手鏡に写すのは何も首から上ばかりじゃなかった
時には股間の様子も鏡に写して見た

それは大概夫婦の営みの後だっ ....
好きな人はいません
その分
嫌いな人はいません

誰からも愛されてなどいません
その分
誰も愛してません


他人に関心ありません
その分
無視されてます

人の前では笑いま ....
幸福を満載に積んだトラックも
ガタガタの悪路を走っていたら
荷台から落ちるよ
幸福は縛り付けておけないからさ

人は誰でもするよね

誰かと自分を比較したら
自分は幸せだって
でも
 ....
ちまたには暗いニュースばかりが続いているから
明るい話題が欲しくなる

そんな思いを数にたとえるなら
きっと算数だよね
数学じゃなくて

悪い噂は
それがたとえデマでも
一度立つと
 ....
道端に彼岸花が咲いている
家の近くの細い道に

道端に曼珠沙華が花を咲かせている
家の近くの畑と畑に挟まれながら通り抜けてく農道に
車一台やっと通れる道に

工場の屋根の煙突が
白い煙 ....
お刺身の正式な食べ方は
刺身の上にお好みの量のわさびを乗せて
醤油につけて食べる
らしい

それは
とても美しい作法かもしれないけれど
田舎生まれ田舎育ちの俺には
それを受け入れられな ....
耳を塞いで
音楽を聴いている

心をいっぱいに開かないと
聞こえてこないメロディ

やさしさ
とか
愛しさ
とか
切なさ
とか
刹那さとかが
入り交じって
この胸の奥底から ....
好きでこの世界に産まれて落ちた
訳じゃない
俺を産んだ母親も
選んで産んだ訳じゃないんだからよ

いくらこの世界の居心地わるくて窮屈でもさ

今さら母ちゃんの腹には戻れないさ
本人とっ ....
ねぇ
あたしの事愛してる?

勿論
愛してるよ

本当に?
本当だったとしたら
どのくらい愛してくれてるの?

正真正銘
本当に決まってるよ
だけどどれ程ときかれてもな

 ....
当事
彼は三十代の半ばで独身だった。アパートで単独生活をしていて、恋人も同性の友達もいなかった。
職場まではバスで通勤していて、毎日が単調な日々の繰返しだった。
実家にほとんど帰る事がないのは、 ....
あたしが
まだ赤ちゃんだった頃
産んでくれたかあさんの乳房は
あたたかい海のようだった

あたしが
まだ赤ちゃんだった頃
とうさんは
ただの一人の男の人だった

あたしがまだ赤ちゃ ....
一般庶民の一般ってどれくらいなんだろう
お金に換算すると幾らなんだろう
愛情で見積もるとどのくらいの重さよ

何だか的はずれな事を言葉にしてるな

残念ながら
私は一般庶民の域に達してな ....
風俗以外の女性は知らなかった。
不潔かな。欲望が一人で歩き出したら抑えきれない。男子の体の仕組みはそうなってる。
そんな時は誰にも迷惑をかけられないからマスターベーションで欲望を鎮める。
不潔か ....
産まれる前から誰の体にもついてる匂いがあるのかも
しれない
その匂いについての
生物学的な
もしくは化学的な根拠は
指し示せないので
ないとも
否定できるけど

なにぶん
これは論 ....
とっくに賞味期限がきれています
それでも、よかったらお召し上がりください

味はそれなりについてますから
何も足さず引くこともありません

どうぞイヤらしい眼で見てください
ご遠慮なく見 ....
昨日と変わらない今日
今日のまんまで明日も来て欲しい

人生を一変させてしまう
革命的な変化なんて起こる訳がない
とは言い切れないけれど
それを望まない自分が確かにいて
どこまでも平凡の ....
俺が死んだら
死亡届けを役所に出して焼くだけは焼いてくれ
葬式は望まない
葬儀をするには金がいる
俺の弔いに集まる人間はいないから
葬式は望まない


嫁に言ったら
どっちが先に逝 ....
日本語と格闘します歌詠みは傷つく事で1首詠む

今はもう夫婦生活ありません歌詠む事で忘れています

詩人より歌人に惹かれる私です文字を数えて指を折ります

妻一人娘二人の暮らしです家族は歌 ....
鵜飼千代子さんのこたきひろしさんおすすめリスト(68)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
私と言う物語には- こたきひ ...自由詩520-12-11
得体の知れてる不安に- こたきひ ...自由詩420-12-10
昂ぶる- こたきひ ...自由詩320-12-5
俺の体温は熱くて- こたきひ ...自由詩420-12-5
無花果の木に無花果の実がなる頃に- こたきひ ...自由詩1320-11-22
極力、眼を現実から反らしたい- こたきひ ...自由詩420-11-15
喪失- こたきひ ...自由詩420-9-26
未熟と完熟- こたきひ ...自由詩320-8-24
お金が無いのは何も無いに等しい- こたきひ ...自由詩4*20-8-22
極ありふれた日常の中に- こたきひ ...自由詩120-6-20
支離滅裂の嘘ばっかり- こたきひ ...自由詩520-6-3
幸せに生きているって- こたきひ ...自由詩420-6-2
- こたきひ ...自由詩320-5-14
好きな人はいません- こたきひ ...自由詩320-2-9
幸福を満載に積んだトラック- こたきひ ...自由詩919-12-24
誤算だらけのラブソング- こたきひ ...自由詩719-11-4
ぜんぜん面白くない- こたきひ ...自由詩1019-10-3
お刺身の正式な食べ方- こたきひ ...自由詩419-9-6
耳を塞いで- こたきひ ...自由詩619-9-4
口内炎が出来てしまって- こたきひ ...自由詩319-8-31
求愛のない日々は- こたきひ ...自由詩419-8-29
世にも不思議じゃない出来事- こたきひ ...自由詩419-8-27
夜明けがくる前に- こたきひ ...自由詩819-8-16
私は一般庶民にもなれなくて- こたきひ ...自由詩419-5-24
ネット詩人は- こたきひ ...自由詩719-4-8
世の中捨てたもんじゃないのに- こたきひ ...自由詩319-1-10
賞味期限が切れないうちに- こたきひ ...自由詩418-12-19
悪意の連鎖- こたきひ ...自由詩218-9-24
不完全な燃焼- こたきひ ...自由詩318-9-22
歌詠みは- こたきひ ...短歌318-5-26

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