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まどみちおさんの訃報に泣いている場合じゃない!ので、。ちょっぴり、あわい思いでなんかをですね。恥ずかしながら書いてしまうことにしました。
たぶん1996年頃です。フォンレター送りました。まどさんへ。 ....

H:「もっと前に,きみに出会ってたらどうだっただろう,って考えてたんだ」
S:「もっとステキだったかも知れないし,もっとつまんなかったかも知れない」
H:「プラスマイナス…ゼロ…」
S:「 ....
『冬の初めのごく小さな事』


こういう休日は大して珍しい事ではない。
俺は恋人と連れ立って街に出る。俺は本屋や古本屋、更に時間に余裕があれば図書館、ゲームもやるからたまに中古品を扱っている玩 ....
ポップアートが壁に飾られたバーで、女の細い手首を見ながら
フランス産の安物のワインを飲んだ。不味くも美味くもないワ
インが喉を通り、ただ、飲んだという事実と13%のアルコール
によって私は幸福を ....
 あれは銀色夏生の詩であったろうと思う。
詩集を探してみたけれど見当たらないから書きようがない。
君は出典を気にするだろうから探しておく。

 君が携帯のメールで「月がきれい」と送ってき ....
何かに追い立てられるように、死のようなものを感じながら詩を書いていた。何の意味があるのだろう、それ自体がそこにないことに。けれど何が確かなものとしてあるのだろう。原宿の中を歩き回っている。高校生の頃、 .... 『ハロウィンの日までは』


最近、目に余る位に恋人の食生活が乱れすぎてると感じ取った自分は、少々可哀想に思いながらも強硬手段に出る事にした。

恋人は甘党だ。

カフェなどに行けば当然 ....
?
 僕が大学4年生の時、図書館実習をしている時に地元の図書館で作業していたある日のこと。
 その日の作業は、図書館であまり貸出されることがなくなった図書をリサイクル本として、廃棄された図書の整理 ....
『視線』


最近雨ばかり続いて気分的に憂鬱だったが、今日は目の覚める様な青空で天気がいい。少し風はあったが、開け放つ窓から差し込む日差しが眩しく自分は思わず目を細めてしまった。洗濯物も溜まって ....
狂っている時に書けた詩が、書けなくなってきてしまった。
私はそれを、本当はものすごく、惜しんでいる。

正常な人間が書いた詩というものに、私はあまり惹かれない。
どこか狂っていて、病んでいる人 ....
 社長で資産家で妻がいて、年老いていながら若い愛人を囲う人物がこの小説の主人公です。その人物が、初めて恋した女の人を思い出しながら自分史を小説に書きます。その自分史の文章と、妻のことや愛人のことなど今 .... ある日85さいのうそ美がトイレでうんこをしたらうんこが流れなかった

よく見てみるとうんこに糸がついててじぶんのこうもんとつながってた

糸をはさみで切ろうとするが糸が鉄のようにつよくて

 ....
 8月上旬に水島さん(と呼ばせていただきます…)から、新詩集の「小さなものの眠り」を送っていただいた。1ヶ月越しとなってしまったが、その感想を述べたい。

 まず、一読して感じたことは、私が飯島耕 ....
「リンゴの味覚はリンゴそのものには無く、 リンゴ自体は味をもたない、 リンゴを食する者の口のなかにも無い、 両者の接触が必要である 」。
これはアルゼンチン出身の著名な作家で、また詩 ....
 



「なあ、お前は知ってるか?
 人間は自らの当たり前を正義と仮定し、それを侵すものを悪と定めていることを。
 俺は知らなかったんだ。だっておかしいじゃないか。
 当たり前を真っ向 ....
 植木鉢を抱えている人が増えたね。
 カミオは、トットに二杯目のワインを薦めた。このレストランで、一番の売れているワインだ。店が売り出しているということは、利益率が高いか、美味いかのどちらかだろうと ....
よく言われるのはスリーコードさえ弾ければ曲はできる。
だからFコードの壁でギターをやめた無限に近いスーパーギタリストに言いたい。
ローコードだって充分なんだ。 DとAとFが弾ければ立派なミュージシ ....
 詩はなぜ「難しい」のだろうか。詩はなぜ「わからない」のだろうか。それは、「わかりやすい」文章が一義的であるのに対して、詩は多義的であるからだろう。解釈が一通りに容易に定まれば、何も難しいことはない。 ....  では、ぼくの友人の話をします。名前を仮にNとしておきます。明るい、いいヤツでした。Nの実家は県境の山のすごく奥の方で、高校のときから市内に出てきてひとり暮らしをしていました。生物が好きで、生 .... 希望と文学の関係を知ろうと思った。そして、漠然と、ユーチューブで映画の批評を見てみた。単純に映画という作品のほうがたとえば文学的なものと比べて圧倒的に反応が多い。それ以上の理由は特にない。

漠然 ....
他人に僕を説明する必要がある時は本を贈る。
くどくどと説明するよりもいきなり感性をさらす。

かっこよくいえば多様な遺伝子を持った自由な人間になって欲しいから。

僕が贈る本は

トルー ....
、、、つづき

せむし「与志のじいさまも聖子のばあさまも死んだらしいの」
龍児 「もうだいぶ前に死によった。最後の60回忌が終わったのが5、60年前じゃなかかね」
せむし「ほー、もう100年以 ....
だいたい普通の人は家と職場の往復でなんてよくおっしゃる。
それが第一の場所と第二の場所。
では第三の場所とは?

それはこの現代詩フォーラムであり街の図書館や書店でもあり行きつけの飲み屋さんや ....
 夜中、眠れないので散歩に出かけた。
 とぼとぼ歩き、やがて近所のやや大きめな公園の方へ出た。
 すると。
 「んっ……」
 目の前にあやしい地上絵があった。
「何を意味しているんだろう ....
最近よく父のことを思い出す。私が現状、ときにしんどいこともあり、でも楽しいことも沢山あり、負けたくないと思うからかもしれない。


このままではおそらく病死、あと一年もつかもわからない父に、私の ....
それは引っ越しが終わり、ようやく新しい家に慣れたころ
突然やってきた。
        
我が家でなくても、彼じゃなくてもよかったはずだ。
何度そう思ったことだろう。
この時ほど ....
「釣りに行かないか」

彼がそう言いだしたのはめずらしく彼女が午前中に起きだしソファで寝転びながら、
いそいそとインテリアと家具の本を広げた時だった。
彼女はマンション購入が決まっ ....
「風邪をひいたな」
そう感じたのは、くしゃみに加えて咳が止まらなくなった2日目のことだった。
?止まらない?と聞いてどの程度を想像するのが一般的だろうか。
とにもかくにも止まらないのである。
 ....
その日は珍しく彼女の帰りが早かった。
「何食べたい?」
帰って真っ先に冷蔵庫を覗くなりそうわたしに問いかける。
           
頭をめぐらせ冷蔵庫にありそうな食材でなおかつ ....
もう冬休みに入り部活へ行く以外は毎日家にいる。
こうして彼女とふたりで休日を過ごすのは夏休みや冬休みの
彼女が休みの平日しかない。
          
「ねぇ、いい加減起きた ....
鵜飼千代子さんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト(345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
どんなにわたしがまどさんをすきかかくことにしたぞう(泣笑)- 阿ト理恵散文(批評 ...15*14-3-1
運河の夜- 藤原絵理 ...散文(批評 ...1*14-2-5
冬の初めのごく小さな事- くみ散文(批評 ...313-12-13
「花弁と惰性」- 宇野康平散文(批評 ...213-11-30
詩に関する雑文、あるいは恋文- bookofheaven散文(批評 ...1*13-11-8
僕の過去のことだとか- 番田 散文(批評 ...213-11-4
ハロウィンの日までは- くみ散文(批評 ...113-11-1
飯島耕一さんとのいくつかの出会い- 中川達矢散文(批評 ...6*13-10-23
視線- くみ散文(批評 ...213-10-17
正常というのはつまらない- 桐ヶ谷忍散文(批評 ...613-10-15
非力さと几帳面さと_勝目梓『恋情』- 深水遊脚散文(批評 ...4*13-9-22
うそ美の心霊体験。- うんち散文(批評 ...4*13-9-10
水島英己「小さなものの眠り」を読んで_〜引用を生きる〜- 中川達矢散文(批評 ...2*13-9-9
小さな視点(詩評)- アラガイ ...散文(批評 ...6*13-9-7
どんてんのすゝめ- 自転車に ...散文(批評 ...213-8-30
背負って生きられるのかね- 影山影司散文(批評 ...113-8-11
人生はスリーコード- 梅昆布茶散文(批評 ...2*13-6-30
山田亮太詩集『ジャイアントフィールド』について- 葉leaf散文(批評 ...9*13-5-19
人魚- ホロウ・ ...散文(批評 ...4*13-5-13
暗転、現実と前提- Ohatu散文(批評 ...213-5-6
本を贈る- 梅昆布茶散文(批評 ...513-4-28
戯曲「ノーパンガール」(習作つづき10後半その1)- 星☆風馬散文(批評 ...2*13-4-28
第三の場所- 梅昆布茶散文(批評 ...913-4-28
夜の底- 日雇いく ...散文(批評 ...2*13-4-26
三十万分の一の確率に勝った話- フゥ散文(批評 ...6*13-4-23
彼と彼女の中庭- 石田とわ散文(批評 ...3*13-4-17
彼と彼女とわたしの海- 石田とわ散文(批評 ...3*13-4-16
せきをしてもひとり?- そらの  ...散文(批評 ...1*13-4-16
彼と彼女とワインの夜- 石田とわ散文(批評 ...4*13-4-11
彼と彼女と綿ぼこり- 石田とわ散文(批評 ...6*13-4-9

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