僕は歩いた
青山通りの道の暗闇の中を 
歩いていく道の続いていくであろう方へ
僕は 道を たどった


きっと 消えていく
いつも 誰もが 吹かれてはいない
風の風景の中に立ち 見 ....
仕事をするように詩を書いていた
だけど頭や心が疲れ 何もかもが消え 空にした 自分を
そんな不毛さを テレビでも見て 紛らわす
かけ寄ってきた人に テレビや あるいは
そこに陳列された商品 ....
何もしないまま
折れた教科書のページを手にしていた
一日が 過ぎていた
壁に当たった水色のライン


そしてベッドで眠った
来年は 会おうと思った友達と会おう
今年は誰とも会わなか ....
駅に着くと電車が止まっている
なぜだろう
風が強いからだろう
僕は 暇をもてあまして 駅前をうろついた
やや疲れた顔の人たちと向かい合う
飽きた目をしながら見るフィレオフィッシュの掲げら ....
公園の中
友達の数はいつも少ない
一人でボールを蹴っていた
一体なぜだろう


秋だから そう
やがていじめがはじまる
日が落ちると
虫の音が辺りにこだましている
横たわる本州に見えた気がした
乾いた 毎日
夏の 終わり
少年ジャンプを手に持っていた

大人でいることは
たぶん 少し
くたびれるから 僕は
遊びたいな

校庭の匂い
埃が ....
多くが 寂しい
それとも
それについて 迷っているのは
予期しない 悲しさなのか


こごえるような 朝を迎える
北海道の
町外れの ホテルで
朝焼けだけが 美しい


コ ....
こうして書いていくことだけ
特に 思うことはない
寂しさを紛らわしたいだけ
そう思っていた


そう思うことだけ
過去の自分をうち消していく
得られるものは 何もない
無機質な職 ....
感じているのは 悲しい予感
誰もいない 寂しい街角で

風が いつも吹いていた
僕はまだ たぶん生きていた

ものを口に入れながら
会話をするのはなぜ

どこに行くのか
人に  ....
誰もいない日
あれは 小学生だった頃
埃の舞う 帰り道を 歩いた
一人で帰るのが 好きだった
家に帰って それから
考えていた
新しいファミコンのゲームをしようだとか
面白い漫画を  ....
何もかもが
具体的なことを語らないだろう
あるものがあるだけだ
夜は深い


どこにいく
体を寄せ合って
わからないまま だけど
匂いすらも感じない


木によじ登って
 ....
休みだというのに
僕だけが疲れていた
何もかもが夢の中にあって 確かめられないでいる
子供の頃のように
心の中から 流れ出している
生まれたばかりの頃のような思いが
表参道の墓場へと  ....
誰もいない部屋の中
見ている地点からどこにいくこともなかった
何もすることもなく指で鼻をつまんだ
何かを見つめているのは寂しい
そして虚しい
遠ざかる学生時代の思い出の中で
濁った ....
部屋の鏡を
うごめく時の中で 見ていた
変わらない 笑顔の思い出の中で
それを思い出していた


過去のことではないと思う


風呂に 沈みこんでいた
ナイターのチャンネルを回 ....
きっと今
歩くことが できるのだろう
たった今来た 電車は 乗るはずだった 電車だった
何度も人の横顔を乗り継いではやってきた


この街から出て行くこと
無理のない 女に走っていれ ....
人の消えた風景の中
寂しい思い出がうかぶ
海の上に浮かんだ あの 木片
そして 夏が流れた


気づけば 過ぎた
寂しさとは つまり
二人の頭の中で営む恋愛ごっこ
手がつながれた ....
何にも意味は無かった
言葉は音楽の
時の中で疲れた思いの音楽だ
頭の中に いつも 埋まっているのだ
そのような街で眠るのは僕ではなく
出口の見えない そんな時代の光なのか
閉じられた目 ....
昔の思い出が不意によぎる
頭の中を
鏡の中として 部屋で 見つめる
友達がいたころとして
誰もいない 誰もが消えた 部屋は
孤独な誰もが 寂しい旅人
僕は 考えていた
そんな 窓は  ....
何もすることもない
ひどく疲れ切っている この 人生


ペヤングを 開け 僕は食べていた


そして 考えていた 無意味な自分の存在について
詩を書く時間以外は何も約束されてはい ....
詩を書いている
詩を 今日も
電車に乗って 僕は
今日も仕事に向かうけれど


電車は 色々な世代の人が
出入りする だけど
走るだけ 電車は ただ いつも
走るだけ


 ....
誰も知らない部屋で
息を殺している
見ていた
遠い 街を


隣町まで行く
車に轢かれそうで少し怖かった気がする
ラーメン屋の前を 通り過ぎながら
自転車で こいでいく


 ....
白い鳥は
どこに飛ぶ
心の どこに
何を思って


黒い鳥は
何を描いている
遠い故郷に
傷ついて
鏡ばかりを見ていた
悲しかった 子供の頃の
寂しかった 思い出が
日没の玄関の彼方に


緑の芝の中で
埋まって そして 死んだ朝
あの頃は
女だった 時間を忘れられた


 ....
多くが寂しい
目の前におぼろげに見えるもの
遠くには 夜
思い出


そして山
星が
暗闇の中で
音楽で


西麻布で
いくつかの
暗い夜道を 女と
歩いてきた

 ....
不安な面持ちを抱えながら、頭を抱えて家の外を歩いている。そこには、いつもと同じようなつまらない街並みがどこまでも続いている。そして、いつもと同じ路地を、僕は歩いている。ここに引っ越してきたばかりの .... 何もないレールの上
一人で行ける場所とは きっと この部屋だけ
絶望の出口であるドアがきしんでいる
外にあるものは何だろうと 僕は腕を組む


それともどこにいるのか 僕は
帰り道の ....
頭の中には何にもない
僕は本をめくる
思いの手がかりを 君に 掴もうとする
目をこらしながら 夢の中で 


柵の 白い ベッドの上
そして 僕の手は 凍えるほど冷たい
眠りを誘わ ....
何もない生活
一人の暮らしの中で
コンビニで食事を手にしては
あるべき金を探していた


アスファルトへ
次の季節を刻みつけた
理想の自分を手がかりに
僕は走り続けている
孤独と語りあってきたその数を
忘れてしまった 僕は
僕の波の波紋が背びれのウロコで
たぶん交錯するのを感じた 今日も 


そして 海の家の出口にいた 僕は
僕らの今日の帰り道を思い ....
働いていたら多くの時間を失ってしまった
僕に得られるお金は少ない
これからも きっと そうなのかもしれない
詩を書くことに 時間をかけたいと
ぼんやりと僕は手のひらを見つめていた


 ....
番田 (2122)
タイトル カテゴリ Point 日付
青山通りのごろつき自由詩013/10/21 1:23
山手通りを巡る夜自由詩213/10/19 23:53
アパートの影自由詩113/10/18 0:46
いつもの最寄り駅自由詩213/10/16 11:07
新学期と僕自由詩113/10/15 0:34
本当は子供で自由詩313/10/13 2:11
旅の果て自由詩413/10/12 0:47
白い壁に手を自由詩213/10/10 23:55
歓楽街の景色から自由詩113/10/9 23:33
一人の日自由詩213/10/9 0:08
人生はつまらない自由詩113/10/8 0:33
山手線の左の方で自由詩313/10/7 1:02
いつかのアポイントメント自由詩213/10/3 23:58
友達の話自由詩213/10/3 0:54
ホームの隅で自由詩213/10/2 0:40
君の夏自由詩113/10/1 2:01
毎日が自転車自由詩113/9/30 2:06
青い荒川自由詩213/9/27 1:41
詩といた日自由詩413/9/26 1:14
誰かと歌舞伎町自由詩113/9/25 1:49
エレクトロデイズ自由詩113/9/24 0:28
電線自由詩313/9/17 1:43
昔の漫画の1コマに自由詩313/9/10 1:24
真夜中の青山通り自由詩413/9/9 0:57
虚ろなアパート自由詩113/9/8 2:00
読書の影自由詩113/9/8 1:56
シーツにゆらぐ砂漠自由詩213/9/6 1:58
二十五歳の幻自由詩113/9/4 1:13
ナポレオンフィッシュと白い海自由詩213/9/1 16:08
回遊魚自由詩413/8/26 1:21

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