僕はサイトに詩をアップした
たぶん 書いていたのだ
それは一日中 なぜ書かれたのか 詩なのだが
ひどい産物 それは 暇な日だった
素敵な僕であるはずの虚しい一日が過ぎていくとき
寂しい音楽を ....
僕はなぜ生きる
若いときの問いかけが 浮かぶ
ノートに書かれた無意味な響きは
見えない 心の 落書きだ
僕は思い 旅立つ
伝えるべき思いを伝えようと
だけど その思いは 疲れ果 ....
君の部屋には誰もいない
夢を見たのだ きっと
僕の忘れていた風景の中にあるような
人があふれた 公園は 緑色
僕は何を思いながら空の下
たどりつくために歩いたのだろう 体は
忘 ....
誰もいない日に
川の流れとしぶきの境目を見ている
そうすることを
ひとり 見て 死んでいたことを
いつまでも ただ 口にせず
何もしないまま生きて行く
ただ 流れていく 何も ....
一体何をしているのだろう
そこへ行くには 言葉はいらない
歩く どこへともなく
向かう先の遮られた その 言葉を乗り越えて
理想の自分を思いながら生きてきた気もする
そんなことを考えて ....
またやってくる気がする 疲れている
誰であることも知らない 冬も そうだ
この部屋には 来ないのだろうか
わからない だけど それとも それは
身を凍えさせるのだろうか 風も
身を切るだろ ....
僕は歩いた
青山通りの道の暗闇の中を
歩いていく道の続いていくであろう方へ
僕は 道を たどった
きっと 消えていく
いつも 誰もが 吹かれてはいない
風の風景の中に立ち 見 ....
仕事をするように詩を書いていた
だけど頭や心が疲れ 何もかもが消え 空にした 自分を
そんな不毛さを テレビでも見て 紛らわす
かけ寄ってきた人に テレビや あるいは
そこに陳列された商品 ....
何もしないまま
折れた教科書のページを手にしていた
一日が 過ぎていた
壁に当たった水色のライン
そしてベッドで眠った
来年は 会おうと思った友達と会おう
今年は誰とも会わなか ....
駅に着くと電車が止まっている
なぜだろう
風が強いからだろう
僕は 暇をもてあまして 駅前をうろついた
やや疲れた顔の人たちと向かい合う
飽きた目をしながら見るフィレオフィッシュの掲げら ....
公園の中
友達の数はいつも少ない
一人でボールを蹴っていた
一体なぜだろう
秋だから そう
やがていじめがはじまる
日が落ちると
虫の音が辺りにこだましている
横たわる本州に見えた気がした
乾いた 毎日
夏の 終わり
少年ジャンプを手に持っていた
大人でいることは
たぶん 少し
くたびれるから 僕は
遊びたいな
校庭の匂い
埃が ....
多くが 寂しい
それとも
それについて 迷っているのは
予期しない 悲しさなのか
こごえるような 朝を迎える
北海道の
町外れの ホテルで
朝焼けだけが 美しい
コ ....
こうして書いていくことだけ
特に 思うことはない
寂しさを紛らわしたいだけ
そう思っていた
そう思うことだけ
過去の自分をうち消していく
得られるものは 何もない
無機質な職 ....
感じているのは 悲しい予感
誰もいない 寂しい街角で
風が いつも吹いていた
僕はまだ たぶん生きていた
ものを口に入れながら
会話をするのはなぜ
どこに行くのか
人に ....
誰もいない日
あれは 小学生だった頃
埃の舞う 帰り道を 歩いた
一人で帰るのが 好きだった
家に帰って それから
考えていた
新しいファミコンのゲームをしようだとか
面白い漫画を ....
何もかもが
具体的なことを語らないだろう
あるものがあるだけだ
夜は深い
どこにいく
体を寄せ合って
わからないまま だけど
匂いすらも感じない
木によじ登って
....
休みだというのに
僕だけが疲れていた
何もかもが夢の中にあって 確かめられないでいる
子供の頃のように
心の中から 流れ出している
生まれたばかりの頃のような思いが
表参道の墓場へと ....
誰もいない部屋の中
見ている地点からどこにいくこともなかった
何もすることもなく指で鼻をつまんだ
何かを見つめているのは寂しい
そして虚しい
遠ざかる学生時代の思い出の中で
濁った ....
部屋の鏡を
うごめく時の中で 見ていた
変わらない 笑顔の思い出の中で
それを思い出していた
過去のことではないと思う
風呂に 沈みこんでいた
ナイターのチャンネルを回 ....
きっと今
歩くことが できるのだろう
たった今来た 電車は 乗るはずだった 電車だった
何度も人の横顔を乗り継いではやってきた
この街から出て行くこと
無理のない 女に走っていれ ....
人の消えた風景の中
寂しい思い出がうかぶ
海の上に浮かんだ あの 木片
そして 夏が流れた
気づけば 過ぎた
寂しさとは つまり
二人の頭の中で営む恋愛ごっこ
手がつながれた ....
何にも意味は無かった
言葉は音楽の
時の中で疲れた思いの音楽だ
頭の中に いつも 埋まっているのだ
そのような街で眠るのは僕ではなく
出口の見えない そんな時代の光なのか
閉じられた目 ....
昔の思い出が不意によぎる
頭の中を
鏡の中として 部屋で 見つめる
友達がいたころとして
誰もいない 誰もが消えた 部屋は
孤独な誰もが 寂しい旅人
僕は 考えていた
そんな 窓は ....
何もすることもない
ひどく疲れ切っている この 人生
ペヤングを 開け 僕は食べていた
そして 考えていた 無意味な自分の存在について
詩を書く時間以外は何も約束されてはい ....
詩を書いている
詩を 今日も
電車に乗って 僕は
今日も仕事に向かうけれど
電車は 色々な世代の人が
出入りする だけど
走るだけ 電車は ただ いつも
走るだけ
....
誰も知らない部屋で
息を殺している
見ていた
遠い 街を
隣町まで行く
車に轢かれそうで少し怖かった気がする
ラーメン屋の前を 通り過ぎながら
自転車で こいでいく
....
白い鳥は
どこに飛ぶ
心の どこに
何を思って
黒い鳥は
何を描いている
遠い故郷に
傷ついて
鏡ばかりを見ていた
悲しかった 子供の頃の
寂しかった 思い出が
日没の玄関の彼方に
緑の芝の中で
埋まって そして 死んだ朝
あの頃は
女だった 時間を忘れられた
....
多くが寂しい
目の前におぼろげに見えるもの
遠くには 夜
思い出
そして山
星が
暗闇の中で
音楽で
西麻布で
いくつかの
暗い夜道を 女と
歩いてきた
....
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