僕は一人で海を見ていた
そして 家に帰って エロ本を読もうと決めていた
水色の海の色を見たのはいつだっただろう
だけど 僕は いつも わからなかった
外国にあるものは 雑多だった だけど
 ....
僕は秋葉原を歩いていた
今日も自分自身の思いが 邪魔だった
詩は 人を殺してしまうのかも知れない そんなふうに
色々な裁判のできごとを思い浮かべながら歩いていた
似たようなタッチのエロアニ ....
言葉もなく
確かな声もなく この
何もない日に
寂しい眠りに落ちていく


風が吹いていくばかりだ だけど
この街は 何故だろう 不確かに流れていく
詩を書くことに何も意味はないの ....
何かを
枯葉の行方を追っていた
公園の中
子供の消えた世界で
心の笛を 吹いていた
何にもなかった
時の中で
目に見えるものほどあてにならないものはない
自分に出来ることは何なのかを探していた


それは一体何故だろう
見ていた
いつも見ていないものを 取り込んで
 ....
波紋の中には何がある
そう思っていると
消えてしまった 波紋を 見ていた
時が生み出すものとはなんだろう


部屋からほど近いスーパーで新しい食べ物を探せば 夕暮れだった
トンカツ定 ....
詩を書くことは人には言えない
だけど 僕は 人前で何を口にするべきだろう
カートコバーンのことについてを 呟いている
暮れかけた 帰り道の 路地裏で


誰にも話したりはしないだろ ....
君の髪の毛を見つめていた
子供だった頃 透きとおっていた 公園の向こうに広がる風景についてを
君から与えられた言葉についてを
休み時間の給食室の前で見せた 冷淡な 君のかわいい笑顔のことを
寂 ....
詩を作った
僕はこれからその詩の言葉を書こうと思っていた
しかし もう駄目だ
眠いのでこの行為の続きは明日にしようと思った
社会人にとっての有効な休日の過ごし方というのはあるものなのだろうか。私などは、普段からパソコンにしがみついている毎日を過ごしているので、パソコンの画面からは即刻離れたくなる。しかし、正社員ともなる .... 川面を見つめていた
この色彩の中にいる魚の姿を思い浮かべていた
風が吹いた
夜が来るまでの時はまだあるのかもしれない


今の仕事は 続かない
だけど やめはしなくても
他の仕事は ....
フランスの通りを歩いたことがあるが綺麗だと思える建物は見たことなど無かった。シャンゼリゼ通りもただの道に見えた。そういったことが起こってしまったのはなぜだろう。視覚的に美しいものを捉えること自体が .... 死にたくなるほど疲れていた
早く寝た方が 幸せになれるのだろう
何よりも 一人でいることが うれしく思えた
音の無い水曜日のフトンの中で

好きな物など 何もない
毎日が 恥ずかしいほ ....
僕は何も知らないという事実だけが
僕には 理解できる事実なのかも知れなかった
早朝の街のビルの影をたどっていく
遠い過去の自分の姿だけがやけにはっきりとしていた
それは 一体 なぜだろう
 ....
新しいと呼ばれる表現はもう古い。古い物こそが、新しいのだ。最古の部類にはいるようなエジプトの棺を先日ブリジストン美術館で見た。それは古いとか新しいを超えた鋭さを持っていた。新しいものは、最古のもの .... 友達のいない街で、駄目になってしまいそうな心の中をしていた。車窓の向こうには、一体何が見えたのだろうと思った。光のような物なのかもしれない。手にするには、それは、あまりにも立っている場所からは遠すぎた .... 今日も詩を書こうと思う
僕は書くことに何も満足してはいないのだ
だけど 一体 何故だろう
憂鬱な気持ちだけが妙にはっきりとしている

君は読むことをしないままだった
そんな ぼやけた毎 ....
この会社を辞めたら楽になれるのだろう
いつも 僕は 何でもないことを思っていた
誰のためでもなく きっと 僕は
目には見えない魚を釣りに出かけるのかもしれない だけど
何にも釣れないまま帰 ....
素敵な女の子とのランデブーの時のような思い出が思い出される時、いつも僕はよだれを垂らしているような気がしている。良い本を読みたいものだと心から願う。そして、おいしい料理と、広い空間を感じさせる絵画 .... 何でも良いと思った
はみ出すことこそ俺自身に思えた
そんなことは どうだっていい ただ 疲れている
煙が一筋昇る
この 灰色の 空に

昔 通っていた 潰れた会社のこと
自分について ....
アイコの曲はたぶんもう売れないだろう
会社の中で そんなことを思っていた僕
なぜかというとかける気が全くしないからだ
車の中でも 気軽に聴けない
そんな痛々しさが漂っていた
それは 一体 ....
暗闇の中で
豪雨がたたき付けていた
森は 揺れている
死体も濁流の中に巻きこまれた
山小屋は跡形もなく崩壊し
鯨の体は 岩の間に 沈んでいく

船が 護岸にこすれた
重苦しい音が街 ....
思い出されるのはかつて見た物や、手に入れた物。僕は、誰だろうと思った。休み時間になると、ぼんやりと過去の風景を思い浮かべる。僕はいつでも、子供の頃の世界に戻れた。進学塾の重いドアを開けて、中に入る .... 2000年に入っても芸術や音楽の中では目立った動きを容易に見いだすことはできない。そのようなことを考えていたら、すでに2010年すら通過してしまっていた。恐らくもう、我々の前には我々自身の感覚を驚 .... セザンヌ展で
僕は 絵を 見ていた
その文学性を 画面の中に感じ取っていた
まどろむ色彩の中に潜む物とは何だろう だけど はっきり言って
お世辞にもあまりうまいとは思えないから
ここの鑑 ....
憂鬱な日には
いつも太陽が見えなかった そこに
見るべきものが
僕には 何も 見えなかった

言葉もなく
朽ち落ちていくときに そこから
僕は どこに 歩き出すのだろう
流れる 時 ....
人は一人になってしまうのだろう
こうして詩を書いたりしていても
大金を 儲けようとしていても
一人の人間にできることは限られている そして 多くの人のために生きたいと思うことはない
誰もが ....
僕はもう、誰とも友達になることはできないのだ。はしゃいでいた頃が懐かしい。考えてみると、友達なんてものは薄っぺらな関係である。暇つぶしの道具に似ている。40歳にもなると、誰もが、一人でいる方が好き .... 言葉が出なかった
僕は そして
見えない
絵を見ていた
何もない日に
何故だろう 僕は 見ている風景に寂しさを感じた
辞めた会社の空気が頭をかすめる
僕は ずっとひとりだった
僕は 生きるべき場所を 間違えたのだ
君と二人で抱きあっていただけ ....
番田 (2088)
タイトル カテゴリ Point 日付
海の模様自由詩112/7/11 2:51
路地裏の松屋で綴った詩自由詩212/7/10 2:30
一つの流れを見つめている自由詩112/7/9 3:16
ベンチの公園で自由詩212/7/8 2:52
いつかの旅立ち自由詩112/7/8 2:43
ウルトラマリンの夕暮れに自由詩4+12/7/6 2:15
眠い頭で書いてみた自由詩112/7/5 2:17
色々な鎖につながれながら自由詩112/7/4 2:55
机上のえんぴつの空間論自由詩012/7/3 2:28
失敗した休日を過ごした人へ自由詩012/7/2 2:08
赤、青、黄色自由詩212/7/1 2:15
海外旅行は簡単ではない自由詩0+12/6/29 2:11
明るい人とはいたくない自由詩112/6/28 2:24
一人でハチ公前自由詩212/6/27 2:03
自分が感じていること自由詩012/6/27 1:58
東京の海の中で自由詩112/6/26 2:10
詩に興味のない君の僕自由詩512/6/25 1:13
竿を片手に思いを巡らす自由詩112/6/24 2:38
君と別れた日の作品自由詩112/6/23 1:21
知らないことなどわからない自由詩012/6/22 1:51
アイコの歌のこと自由詩012/6/21 2:27
終電の終わりに自由詩312/6/20 2:18
グリニッジビレッジからの道自由詩212/6/19 1:05
終わっていく文化自由詩1*12/6/18 2:37
作品の中にある風景自由詩212/6/17 2:34
踏みしめられたものとして自由詩412/6/15 2:36
イーストビレッジで生まれたならば自由詩012/6/14 2:25
君はあの頃、友達だった自由詩212/6/13 2:26
何も言わない自由詩112/6/12 2:22
生ぬるい日々自由詩312/6/11 2:14

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