音楽を聴き疲れた頭で
街を徘徊すれば 
音楽の無い静けさのある場所を求め
昔行っていた場所の 中華料理屋へ向かう 
店員は私のことを忘れていた 
それにしても
安くておいしいことには変 ....
初めて訪れた
白い空間の中
パスタ屋のドアを押し 初めて
白い空間の中で おばさんに席に通された私は
慎重に何を食べるか決めた そして
彼女からメニューを手渡され
おすすめは 何ですか ....
浜辺を歩いた
ここでは きっと どんなことでも
許されるのかもしれない そう思いながら
私は 浜辺を歩いた


ウミウシ そして 砂底にいる
カレイの姿を見た 確かに
海の中にいた ....
友達と会い
原宿を歩いた 私は
友達といつもと変わらない
あの 喫茶で コーヒーを飲む


私たちのいつもの話
いつのまにか 慣れていた この街
あの店でいつか食いたいものだね
 ....
湘南へ向かう
電車に乗りながら
私は流れていく風景を見つめるでもなく
友達との話に 夢中になっている
こういった時間は
もう長くは持てなくなるだろうと思っていた
そして そうしようとも ....
私は代々木公園の特設ライブ会場にいた
しかし 友達に呼ばれた 私は
すでに興味を無くしていた 似ているものに
何も興味を覚えなくなっていた


だけど 似ていないものとは
一体なんだ ....
私は通りかかる
今日も美容室の前を 私は
窓際で頬杖をついて 彼女が
客が来るのを待っているのを見る


雨の中
彼女は何年もそうしてきたかのように
じっと 通りを行く人を見つめていた ....
私は一人でライブに出かけた
コブクロを人混みの中で鑑賞した
暗闇のステージの上 私は二人に完全に魅せられていた
まだ寒かった頃のこと
私は見ていた
今年もサマソニのステージの前に私
今年はストーンローゼスが登場する
興奮する 私たちはそのことだけで
私はアブリルラビーンを見た
昔 サマソニで覚えている 私は
座りこんだピアノの上で 彼女が
彼女の心の中から響かせていた あの歌を
私は多くの人の前で
私の歌を歌いたかった
ギターで 鳴らしたかった
そんな 頭の中で いつもいる
昔CDが売れていた頃
私はステージに立ちたかった
人の心を動かす歌詞で
歌を歌いたかった
私は髪を切った
地元の美容室で
彼女はもう二十五年も美容室をやっているらしい
そんな話を聞いた ひどい眠気の中で


以前は 二人 男女の従業員がいたらしいが
結婚して独立したのだという ....
友人が忙しいらしかったので
雨の中 私は
何を求めるわけでもなく
人混みの中
どこにいくあてもなく渋谷のざわめきの中を歩いた
ただ 歩くことだけ
多くの若者が同じではないだろうか
一本  ....
いつものように電車に乗った私は
日差しを見ていた
未来の約束されていない
この街が過ぎていくということを
彼女たちは足が床につかないほど短い長さで
私はぼんやりと一人一人に名前を付ける
今日も赤羽駅で乗り合わせる女の子
何を考えているのだろうと
朝 私は池袋駅で
素敵な娘にヒザをぶつけられた
いつも 確かな 余韻を残して
いつも 彼女たちは電車のドアから消えていく
私は今日川縁を走った
一時間も走ったのは学生の頃以来だったが
走っていると色々なランナーとすれ違う
その体に 色々な人生を抱え
私も走った
短い時間を縫って
対決を見守る少女たちや
 ....
私は風邪で寝込んでいた
友達の誰もいない街で
言葉を無くした
フトンの上で
あまり眠れるというわけでもないまま
何かを感じていた
しばらくして起き上がると
イスに座って
窓からの風に吹 ....
私は今日も渋谷にいた
スクランブル交差点の人混みに紛れていた
疲れているときは ただそうすることだけが
私自身を確かにする

今日 友人は予定があるのでいなかった
私はドトールコーヒー ....
ぼんやりと苦いコーヒーを飲んでいた
今週も私は友人と原宿で二人
こういった喫茶店だけが
街の中では人を等価にするのかもしれない

私は そんなことを考えていた
話し疲れた 私たちは 歩 ....
夕暮れを見ていた
私に何も思うことは無い
マンションの上に沈んでいった夕暮れ
私は近所の通い慣れた道を歩いていた

久しぶりに見た 夕暮れ
そして 明るすぎる 街並み
子どもの笑顔が ....
今日近所を 私は歩いた
そこにある だれもいない路地を
赤い花を見た でも できることなら
友達とお好み焼きが食べたかった

明日からまた望むことなく
新しい一週間が はじまる
ビル ....
私は高校生の頃
誰がケンカが強いのかをいつも考えていた
卒業するその日まで 考えていた
そして 最後の日にいつものように校門をくぐると
それは 終わった

あれから 私はどこを歩いてき ....
私はこの長期連休のある日、渋谷で、友達とあるアイドルのライブを見るために待ち合わせた。私たちがそういったライブを見るのは初めてで、少しだけ緊張した。私たちにはあまり金は無く風俗に行くにしてもAKB .... 私は昔家に帰るとすぐに寝ていた
高校生の頃だった
学校から帰ってきて そして
疲れた体でフトンに入るとよく眠れた
雨戸を閉めたこともある

窓に西日が沈んでいく部屋
私は 寝ても何の ....
私は昔千葉県の松戸に暮らしていた
それは天気の良い日だった
そして 忘れた 失業中だと言うことを
同じ通りにはヘルスと百貨店が見渡せた
そして ソフトバンクが あった

松戸は東京と埼 ....
若い頃私は新宿の歌舞伎町で遊んだ
女性経験が無かった 私は
しかし すこしばかりの金だけは持ち合わせていた
友達と 待ち合わせている間
歌舞伎町に ぼんやりと 足を向けた

私は路地を ....
私と彼の趣味はかぶらないのだが
なぜ今でも会うのだろう
そんなことを暗闇の中で考えていた
しかし口に出しても 仕方のないことだ
今では昔のようにわかりあえる部分も少ない
いくら気があっても
 ....
私は昔何を望むわけでもなく、その日暮らしのような日々を過ごしていた。ある日私は失業し、コストを削る生活をしていた。しかし、そのときの私はまだ若かった。私がラーメン二郎で出されたラーメンを食べている横顔 ....
番田 (2085)
タイトル カテゴリ Point 日付
2015 サマーソニックの終わりに自由詩215/8/16 20:40
あるパスタ屋で自由詩015/8/9 23:13
一色海岸の思い出自由詩315/8/2 22:36
どこへいくということもなく自由詩215/7/26 23:04
湘南の幻自由詩115/7/20 21:09
ある土曜日自由詩215/7/12 22:16
あいづち自由詩315/7/5 22:57
コブクロ自由詩015/7/3 13:47
興奮自由詩015/7/3 9:55
アブリルラビーン自由詩115/7/2 12:30
帰りの電車で自由詩115/7/1 22:36
古いCD自由詩015/6/30 9:59
夕暮れの美容院で自由詩115/6/28 20:01
ある日の人混み自由詩115/6/21 23:50
朝の山の手線自由詩215/6/20 12:10
赤羽で自由詩015/6/19 9:36
モーニング自由詩115/6/18 9:59
多摩川の夢自由詩215/6/15 7:47
誰も知らない日自由詩115/6/7 22:04
渋谷の喫茶自由詩215/5/31 23:45
原宿の土曜日自由詩115/5/24 21:39
日曜日の魚たち自由詩415/5/18 0:14
デニム雑誌自由詩015/5/11 0:07
歩道橋の上から自由詩215/5/6 23:22
GW、渋谷で友達と散文(批評 ...315/5/6 0:25
帰り道自由詩115/4/28 0:19
松戸の幻自由詩215/4/19 23:03
あの日歌舞伎町で自由詩215/4/12 23:31
学生時代の友達と自由詩315/4/5 22:48
五反田にいた頃散文(批評 ...115/3/29 21:35

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