誰もいない部屋で
何も しかし 私は考えてはいないのだが 
私は自分自身の存在を疑っているのだ
パンを 朝は 一人 口にしている 


休日の落ち着かない街では 私は
人混みの中にいるこ ....
今年もサマソニの入り口を私はくぐった
ベテランバンドだとか古参のバンドばかりが出ていたサマソニ
新しい世代のバンドも元気な声を上げていた
私の世代の文化はもうすでにない
夜 スタジアムに向 ....
自転車で街を走れば
盆休みということだったので
人に奇異の目で見られてしまった 
どこか 物憂げな目をした そんな 私がいた


自転車で走り抜ける 
いつか 通った 通りを
悩ん ....
私は見知らぬ街へ行く
部屋に 一人でこもりきっていたのだ
意味はあるのだろう そこに しかし 部屋の中で
窓は いつの間にか 暮れてしまっていた


そして 資格のための勉強をしていた
 ....
あれは私がまだ 
私の親のことが思えていた頃のこと 誰もいない
誰にも会ってはいない きっと 眠りの中で
そして 私は思うような私でいられた


私は日差しのラインを感じる しかし ああ
 ....
私たちは何も変わってはいないのかもしれない 
友達と並んで歩いていた日々も幕を閉じるけれど  
風吹く街は 初夏の中
それにしても 同じ 時の中で 


何も無い日々の時の流れを通り過ぎて ....
今日は映画を見た
題材はニューヨークに住む
ビジネスマンである男の ある 物語
しかし彼は純粋な恋愛に対しては不能な男だった


そしてメディアをはじめとした性風俗などの悦楽にはまり
 ....
誰もいなかった休日
陽の光さえ浴びることはなかった 私は
部屋にいた それは なぜだろう
たっぷりとある 時間だけが流れていた


外に干しておいたタオルは乾くこともなく
パセリに芽を出 ....
私は川べりの道をSと歩いていた
何があるというわけでもなかったが しかし 日が
差していた 昼下がり そして
あまり私は幸せだったというわけでもなく


街は 五月の 光の中 すれ違う
 ....
友人が草間彌生を見ようというので
六本木にむかった 私は
目の前の長蛇の列に並びながら
カラフルな その 作品を思っていた


カラフルだった 色や形の 並べられた
彩られた絵は そ ....
休日は雨だったので 上州屋に釣具を見に行った
中学生の頃の私には
今では さらに 私の手には届かない品になっていた
その美しい釣具たちを見ていた


私は 店を ぼんやりと出たけれど
 ....
私は連休中に友人とすれ違ってしまった
今年は私は一人で休みを過ごさせられた
そして 近くの川に 私は出向いた
私はぼんやりと私の思うように釣り糸をそこで 垂らしていた


しかし垂らし ....
Sと昨日会った
物凄い人で原宿駅の前の溢れていた その日
私は しかし なぜ 連休となると
人と会わなければならなくなるのだろうと思う


そんなことを考えていた 私は
降られていた ....
日曜日は雨で 午後に馬喰町
久しぶりに私はSと二人だった
どこに行くわけでもなく行き慣れた喫茶店で
そこで 私たちは日常についての話をしていた


言葉は私たちから話された
そこに意 ....
寝床で思い出す
友人の顔 夜空に
私は砂の匂いのする 
そんなこともあったなと
自分の中にあるものを見ている時に
流れる景色を見ている
私は何かを見失う そこに
電車のシートで見ていた夢を
私は誰に会いに行くのだろう
誰もいない夜 
街を知らない月のように
波によって作られた影のようなものだけがそこに
子供の手を引いた人 そして
オークションで落札したコートを
私は着て歩く 他の誰に見せるというわけでもなく 


老人の目をして 行く宛をなく ....
私は一人で川べりの道を行く時に
私は一人で考えていた
頂上に美術館のある見覚えのある坂道 しかし
空の どこか色あせた風景の中で


山手線が遠くに通る
春なのに そして 重いコート ....
品川の道をぼんやり歩いていた
しかし自分の行き場を失ったかのように私は
3月の 川面を 私はたどった
去年も同じ道を歩いていた 私は憂鬱だった


街の見知らぬ子供も我を失ったかのよう ....
金曜日に友人と飲んだ
彼と会うのは十年ぶり 私の中学生時代の
彼は同級生だった そして 街は活気づいていた
いつの間にか痩せこけていた彼の姿も改札に立っていた


肌寒い夜 留まらない風
 ....
友人を失った私は一人だった
知り合いになど ビルの影で 会ったこともない
歩いていた 道を 川べりの
静かな人気のないベッドタウンを 


一角を行く 東京の 私は
大崎のある一角の ....
Yという友達と会ったその日私は彼を待っていた
彼は 喫茶へ来た そして酒場へ向かった
そんなことを思い出す
彼の目を見つめていた私がそこにいた


私と過ごした色々なことを忘れていた彼 ....
私は知り合いの画廊のオーナーに
そのわけを聞かされた 以前は 予定が立たないほどだった画廊
彼と会うのはもう十年ぶりぐらいだ
一年以上先になる 展示の予約のされていた
そんな時代もあった  ....
予定のないいつもの休日
私は友人の女の子のいる店へ歩いた
街の雑多な装飾の通りをぼんやりとまっすぐに歩いた
新宿の ビームスを抜けて
あてもない 休日を 過ごす人の群れの中を


私 ....
私たちはいつも二人で 友人と
いつもの街を 久しぶりに 二人で 歩いていた
何の変哲もない その いつもの 通り
誰のこともその言葉の中で忘れさせられて


どこへ この先行くのだろう ....
中古だったコートをネットで買って
私は歩き回る 街を
そんな日曜日の弱い日差しの中を
静かで寒い 一番 そんな日が落ち着くのだった


この先 私の人生はどうなるのかは
何もわからない今 ....
いつものようにぼんやりと通りを歩いていた私だ
休みボケしたような その 頭
私のいつのまにかパソコンの不良は復調したようだった
黄色い壁面に 夕暮れの光


休日と言えばAVばかりを 見て ....
私は川べりの道を一人で歩いた
新年の光の中を その 眩しい
まだ 暖かさのある 一月の 真昼 だが
色々な人の背中の中を私は追い越して


これから 一体 どうなるのだろう 私は
そ ....
恵比寿駅の出口
クリスマスの そんな 人混みの中で 
自分の苦しみの中で孤独死する道を選んだわけだが 
僕は どこへ行くのだろう


山手線ではどこか疲れた表情の
見た そこに 黒縁メガ ....
番田 (2086)
タイトル カテゴリ Point 日付
Last Summer Sunday自由詩117/8/28 0:34
透明人間自由詩117/8/22 23:29
IRAと盆休みと私と自由詩017/8/14 20:53
7月のたそがれ自由詩217/7/30 21:35
ぼやけた夏自由詩217/7/17 22:33
店のひととき 自由詩117/6/25 23:14
家で映画を自由詩117/6/12 0:00
End of holiday自由詩317/6/4 23:28
光の中で自由詩217/5/28 23:27
草間彌生、初夏自由詩117/5/21 23:16
渋谷の休日自由詩117/5/14 20:41
GWの多摩川で自由詩117/5/7 21:55
また原宿で自由詩217/4/30 21:36
四月のデニーズ自由詩017/4/23 21:45
夕闇自由詩117/4/2 0:31
自由詩017/4/1 0:11
探索自由詩317/3/30 23:25
道を行く日自由詩217/3/26 19:45
3月と生涯自由詩217/3/20 20:26
影の透明な街で自由詩117/3/12 19:23
友人と夜の赤羽で自由詩017/3/5 22:20
大崎のスターバックスで自由詩217/2/26 20:11
木曜日恵比寿で自由詩117/2/12 20:42
土曜日の銀座を自由詩117/2/5 18:46
私が求めていたものは自由詩017/1/29 22:36
ナイキのスニーカーで自由詩117/1/22 18:37
釣りの本自由詩217/1/15 18:54
夕暮れFake Plastic Treeを自由詩217/1/9 19:56
いつかの桜自由詩117/1/3 23:48
素顔のクリスマス自由詩116/12/25 19:07

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 
0.12sec.