何かを思うことははっきりしないのだが、コンビニが近所にあるということだけは知っている。TSMCという台湾の半導体メーカーは工場を世界各地に作っていて、知らないうちに日本の九州にも工場を作っていた。しか .... 昔のことを考えながら、今は見ている、何かを。電車の音がしている。そして知っている、そのことを。タイに、昔行ったときのことを思い出す。売却していなかった漫画本が本棚にはある。そして晩飯を食べに、あの .... 僕は夜を
遠くを見ることによって感じる
そして静かに公園を歩く
僕ではない存在を思いながら
ベンチの方へと歩く
桜を 色として感じ取りながら
その一枚を 手にとって
もう一枚を 掴み ....
海の前に立ち、思うこともなく、時を過ごす。遠くには、夏に来たことがある時に見たモニュメント。後ろにあったちょっとした高さの防波堤に腰を下ろすと、ここに来る時にあった、コンビニの中で手に入れた森永の値上 .... 目に何も無かった日々が、桜の開花によって目覚めさせられたかのように思えた4月、僕は歩いていた。目黒川の周りを。僕に抱かせた期待と、絶望が、そこには思い出としてあった。しかし桜だけは鮮やかに今年も咲 .... 一人 今日も
歩いた夜道に
光る コンビニ
雑誌と缶


店を出ると今日も
まばらな 人影
横切る姿の 電車


内見した部屋のアパート
また 通る 電車
僕の明日の不安から ....
ぼんやりとどこかを
歩く街で
川の光を知っている
遠くの車を見つめている
言葉を そして 聞いている


この体に知っているのだ
今日も何かを
思う 景色に
湖では観光客は歓迎されないもので
あまり良い思いを感じさせられたことはない
海とは違って 出したゴミは必ずそこに残されるからだろう
だからあまり行きたくはないと思う場所だった


ざわ ....
アパートの通路を歩く
何度こうして風を切ってきたのか
頬に知る
あの街でも そして
今日 ここでも


僕は何を思って
見ているのだろう 空を
夜に公園の周りを歩く
誰もいないブランコと
それから シーソー
木が揺らされている
向こうを電車が駆け抜けていく
誰もいない この 瞬間に
僕は昔東京で暮らしていた
春になると 桜のきれいな
近所には 川があった
そこで 僕は4月から仕事をはじめた


もう そこで今は 僕は働いてはいない
資生堂の遅くまで灯りのついていたビ ....
川を歩いた 海を思って
年老いた体ではあるが 動かせた
何度 でも この景色を 僕は
僕の見たい景色として訪れたというのか
今日も日はベンチに差していた
前に見たことのある 角度の記憶で
 ....
黒いバナナを卵に巻いて作る
僕はデザートを 今日も 食べる 
僕は いつのまにか
それに慣れてしまったけれど


僕はラジオを聴きながら
考える 知らないことについてを 目で
六本木の ....
冷たい風が吹く午後
サイゼリアに行こうか迷っていた
線路を越えて今日は行く
そう いつも思ってはいたけれど


今日はうどんを僕は煮込んだ
外は白い雪が見えた気がした
だけど明日はサイ ....
こうしていることを景色に
僕はいつも見ているのだ
その
始まりを感じない
ベンチの上で 今日も


暑すぎた日差しの差していた道は
もう 何の変哲もない時間
冬のある日 僕は
この ....
冬の散歩に出かける時に見かけた
カモメが 飛んでいた川
ここからは 海は 遠いのだが
きっと渡り鳥のように飛んできたのだろう
ここに 無かった エサを求めて


今は どこを 飛んでいる ....
今は通り過ぎていくだけの公園で
思い出す その中にいた役者だった 昔を
冬の僕はポケットに手を突っ込んだまま通り過ぎるだけだった
僕は 街の何処かを目指して


景色は駅前のコンビニと
 ....
何であるかを見ている
話すことで バーカウンターで
時の流れを
知っている


思い出す 夢を
無邪気だったあの頃を 僕は
一人で旅行に行っては 帰ってきて
また そこで 寝ていた
 ....
川べりの道を歩きながら
ここにいることを確かめる
ここを僕は歩いているということを
そして車の音だけがしている


川べりの道を歩きながら
魚の跳ねる音がすると 僕は すぐに 
そこを ....
何も考えていない夜は
そこに行くのだろう
夜はこうしていることの
こうしていることを
今日は見ていた気がする
曇りガラスに沈む夕日を
目で そして その 肌で
手に掴みとるものもなく
どんな 自分を ベンチに
想像していたというのだろう
部屋の隅で 一人で
カフェの中というのは、不思議な空間だ。そのついたテーブルは自分のものではあっても、同時にそのカフェの客のための場所でもあると言えた。カフェ全体は、街とは隔てられた場所でもある。そこは店であって、通行人 .... 昔僕はラジオを持っていた
赤いラジオを 夏に 僕は 
必死でチューニングしていたのだ
チェッカーズと そして あの
ユニコーンの大迷惑が流れていた頃


それを必死で追いかけていたっけ
 ....
生きていることは、何かを思わされることで知るのだと思う。知っていることだけらけならば、生きていることそれ自体が面白くはないだろう。そんなことを考えていたのだ。太陽光のような、LEDの光の下で。実際、扱 .... 見ているものから遠ざかる
感覚と それから
見ているものを知る 手足
山や 川 景色としての海


見ていることで それを
知っていることで
理解しているのだ
それを ここに書くこと ....
木を公園で見る
春は桜が咲いていた
木を通り過ぎる
仰いでいた 枝を
空に 今は
その枯れかけた葉を
幹の 目に 表皮を 
僕はぼんやりと見ていた
木の一生を感じていた
僕は部屋の窓 ....
何でも無い思いで
木を見ていた
それから 流れていた
突き当りの川を
ホットケーキの前で
来週の準備をしていた
僕は昔を思い出させられたのだ
カレーを作っていた
あの頃は いつも
肉 ....
何も言わない
誰かとすれ違っていく
夜の街灯の 道を 僕は
歩いていた 
誰かを追い越していった
何でも無い午後の風と
悲しい思いがする そんな
毎日の中を流れている
公園の前で


何でもない日々にある
今は そんな 感覚と
意識の中で生きている
電子工作の手を止めて


 ....
何も言葉を無くしたらどうなるだろうと、思いつつも牛乳をコンビニで買ってきた。知り合いのいないこの街で。川だけが友達のような気がする。履き慣れた靴を僕は履いていた。その存在すらも忘れていたような気がする ....
番田 (2085)
タイトル カテゴリ Point 日付
半導体と生活散文(批評 ...024/4/25 1:53
夢と後悔散文(批評 ...124/4/22 1:53
桜の思い出自由詩224/4/18 1:45
モナカの味散文(批評 ...024/4/17 1:57
4月の街で散文(批評 ...124/4/16 1:49
夜のコンビニ自由詩124/4/4 1:29
Something自由詩224/4/1 1:37
湖のルール自由詩024/3/27 1:58
通路の上で自由詩124/3/23 2:02
道を曲がって自由詩1*24/3/22 2:00
五反田の記憶自由詩124/3/21 1:56
川の景色自由詩3*24/3/18 0:50
13時の記憶自由詩024/3/15 1:40
まだ寒い日が続く自由詩224/3/13 1:37
2月の公園で自由詩324/2/29 1:54
ある冬の日自由詩124/2/5 1:46
コンビニの街自由詩124/1/24 2:05
白っぽい休日自由詩124/1/22 1:44
夜の散歩道自由詩224/1/18 1:46
夜道自由詩023/12/16 2:35
暮れの公園自由詩123/12/5 1:53
M街のカフェで散文(批評 ...223/11/24 1:44
夏の夜自由詩123/11/22 1:50
失われた時間散文(批評 ...223/11/20 1:34
瞼のファインダー自由詩123/11/9 1:38
クスノキと僕自由詩223/11/6 1:32
日曜日の記憶自由詩523/10/30 1:28
自由詩523/10/27 1:46
ある年の日曜日自由詩423/10/22 13:09
コインランドリーのテーブルで散文(批評 ...223/10/21 13:28

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