詩人は不幸を売っている 疲れていた
疲れた 詩を書くことに


僕は モナコで
蹴飛ばされたことがある 金持ちに


無印良品のパジャマは
あまり着心地が良いとは思えない


だけど 廃止になった ....
とても疲れた 何故だろうと思うけれど 僕には外の世界が怖い
顔を なじみの定食屋にも出せない 日々 松屋に入り浸っている
生きている感覚自体から風邪でもひかないかと思うほどに遠のいていく
美術館 ....
詩を書いて
どうなるのかと
考えていた
疲れた心で


昼間は眠り
ネットをする 夜
まだ 金は
残っていた
就職は決まらない
冷たい風を 冬は 頬に叩き付ける
学校に行きたい
金を 見えないものに払うのは 嫌だけど


東京駅の大通りで
バスの 田舎へ向かうその名を見た
明日は仕事をしたくな ....
自分自身を言葉が伝えられたなら
僕は だけど そう思って 生きてきた
何故だろう だけど わからなかった
僕は何故生きているのだろう
そう思うほど だけど
眠気がやってきた すべてが遠い ....
疲れていた
免税店でキーホルダーを買った だけど 
辞めるべきではなかった だけど この 仕事を 
そうだった だけど あのときも
もう だけど 遅い
選んだ道は間違っていたのだ
仕事を辞めて
離着陸する飛行機を空港のロビーで眺めていた
コーヒーを飲みながら
いつまでも外国人たちの向かう先の世界のことを 考えていた
友達とイギリスに行ったのは そう言えば いつだった ....
言葉もなく過ごしていると
疲れを無意識に感じさせられた 僕は
声もなく 言葉もなく
眠りに落ちていきたかったのかもしれない


そして 僕は枯葉を見た
疲れ果てた落ち葉の色を見た
 ....
詩を書いたことがある
少ないのかも知れない まわりに そんな人は
寒い冬の明け方
仕事で 遠くに 出かけていく人を見た
僕には たぶん できそうもない
そうも言ってはいられない経済状況な ....
何も知らない日々が
ぼんやり流れているようだった
知らない恋人と僕は歩き続けていた
街の 住み慣れた世界の郊外にある 沼のほとり
その汚れた沼には誰も来ないようだった 
だけど 僕らも  ....
誰からの言葉もかけられないまま
僕は 去る この街を
そこにいるのは 誰だろう 例えば 
立っているのは こうしていても見えない 誰だろう
そんなことを思う 僕は
眠い だから 歩き出す ....
僕は見ていた
見ていないものを その中に
いつも 掌の中に
強く信じていた子供だった気がする
きっと 誰の言葉もなく

夢見た日々は
遠のいていった 何も残さずに
思いをグラウンド ....
時計が回るたびに
たどるべき道を 僕は ときどき忘れる
そうして思い出す あれは 10年前のシンガポール旅行でのこと
これから 僕は どこに行くのだろうと思っていた
行くべきであったろう  ....
詩を書いた
虚しすぎる言葉を書いていた
一つの詩を 人に 書くことが
明らかな意味をくれればと


僕は だから 今 書いた
書くことの意味を
なぜ 人は
自分を 隠すのだろう 
 ....
本を読んだことがある
読んだことのない 数知れない名の本を
僕の落ち着かない本屋の中を歩くとインクの匂いがした
それから 人知れぬ夜の場所へ 僕は歩いた
自分に
向けた 背で
生きて
何を思うべきだろう

金は何も 人に与えない
街をさまよう旅人である僕は今日も知らない
夏の駅に戻って 歩きたい 強い日差しを浴びながら 
緑の中で青 ....
詩を消した
書かれたノートには 跡が
例えば誰かのために書いた絵のように残っていた
僕には それは 寂しい気がする


例えばそこで言うべきことを話すこともなく別れるように
多くの言 ....
今日も詩を書いていた
何が僕に詩を書かせるのかを考えながら 窓に沈む 夕日を
一人で眺めていた
新宿の平たい街角でビルに沈む夕暮れを眺めていた
人は思い思いの方向に進む だけど それらが交わる ....
僕は 何気なく 思いついた言葉を
誰でもないような顔で 書いていた
何故だろう 言葉は 今もそこにある
誰であるということも無いままに だけどたたずんでいた気のする新宿の街角で
ぼんやりと ....
僕は 詩を
どんな風に書けばいい
書くと 疲れた
だからその絵を見ていた


運動は 僕に
疲れを与え
睡眠は 僕に
死を近づけてくる


死体が落ちていた
道ばたの角の ....
言葉は何も
具体的なイメージをそこには残さない
手にした紙に書かれた 黒と白とが
目の前には あるだけ


時計が回っていく
眠気が 同時に 肥大化する
修学旅行で 僕は
友達で ....
何かとても疲れているようだった
家に帰れば 違う仕事を探していた
休みの日は面接に向かう度に耐え難い疲労を重ねていた
しかし土日も休み無く働かなければならないとは 過酷だ
僕らには苦い ....
僕に責任はあるようには思えなかった
一体 何故だろう それは
ぼんやりと流れていく
やりきれない 毎日が
きっと 確かだった 体の疲れだけが
だけど仕事は決まらない 
コールセンターの ....
何かとても疲れた
遊びまくりたいと思う
そう思って池袋にナンパに出かけたけれど
誰もそうやすやすとは話しには乗ってこなかった


お金を払うとその女の子はついてきた
マクドナルドでポ ....
無造作に切られたような心が
例えば 何か そこに投げ出された散らばりが
僕は好きだった気がするのだ 庭の
手入れの行き届いた 花よりも


街は作為に満ちていた気がする そこに
目を ....
部屋に閉じこもっていた
失業して まだ 間もないころのこと 
理性を失えば人間なんてこうなるのは目に見えていた
思い描いた生活を だけど 送れてはいなかった

目が冴えて眠れなかったのだ ....
曲がり角で今と同じ自転車をこいでいた
10年前の 何も知らない僕が浮かんだ 
芸術を理解することに あの頃は 必死だった
そのくだらなさを知るのも 時間の問題だった  
僕は中央線の中でど ....
タクシーの横切る道を歩きながら
進んでいた 帰り道を のろのろと
茅場町の通りにも冷たい風が吹き荒れていた  
だけど うまくはいかない そう思うほどに
退屈な毎日は続いていくようだった  
 ....
僕は 忘れていた
詩を 書くことを
わからないと思うからこそ忘れていた
イメージを ノートに 感じたかった


大きな山を見た
確かめられなかったのは紙の内側にある青い海だ
苦しん ....
番田 (2087)
タイトル カテゴリ Point 日付
_自由詩0+12/12/7 14:07
女のものさし自由詩0+12/12/6 2:12
冬の失業自由詩212/12/5 1:54
四畳半の失業者自由詩012/12/4 2:43
理想、現実自由詩112/12/2 3:10
現代詩フォーラム…中毒自由詩112/11/30 2:19
乗り継ぎ自由詩012/11/29 2:48
シンガポールからマレーシア自由詩012/11/28 2:10
空に辞職と書いて自由詩112/11/27 2:23
心は六本木に自由詩112/11/25 2:09
裏原の中で買った財布自由詩1+12/11/23 1:44
信じた未来自由詩012/11/22 2:16
門の向こうに自由詩112/11/21 2:12
今に失うもの自由詩112/11/20 2:43
詩のこと自由詩412/11/18 2:14
言葉のない自由詩012/11/16 2:49
かけらの詩自由詩212/11/15 2:50
ミスタードーナッツで書かれた詩自由詩212/11/14 2:37
新宿のどこか自由詩212/11/13 2:44
屍のバッタ自由詩112/11/11 2:22
好きなようにやればいい自由詩212/11/9 1:45
ひとりぼっちの修学旅行自由詩012/11/8 2:32
販売員との立ち話自由詩312/11/7 2:24
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名前も知らない女の子自由詩212/11/4 2:10
飾りの無いもの自由詩312/11/2 2:47
いつかの認定日自由詩212/11/1 2:55
足跡をたどる自由詩112/10/31 2:57
冬は間近自由詩112/10/30 3:20
AKB2がAKBの次に控えている自由詩712/10/28 2:20

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