昨日久しぶりに友人に会い
私はカフェの片隅で 私の そして 
あまり面白くはない話をしていた しかし
あたりは暗くなった


オープンテラスのカフェだった
いつも賑わっていた
しか ....
友人の結婚式に向かう道で
彼と会うことを考えながら 私は 
目指していた 会場へ向かっていると
招待状を忘れていた事に気がついた


まるで不況だということを忘れたかのような  
少 ....
一人公園を歩けば
人と そして
季節の中にある寂しさを通り過ぎていく
もう来るべきではないのだろうと思う


葉や木々は 秋の色に変わり
少し温かい息吹をはらみはじめていた
その中 ....
久しぶりに晴れたので
走らせた 川に自転車を しかし
会社に通っていたこの道も
時間がいる 思い出すのに 今では


あの頃の 仲間たちは 
今でも 元気でやっているだろうか 
苦 ....
谷中で会った 日曜日に友人と
歩いた 彼の街を
街の何も私は知らない 人の
どこへともなく流れるこの日々を


よくわからないけれど
薄曇りの高台の向こうには冬を感じる
カフェが並 ....
隅田川に出かけたのは友人と土曜日のことだった
時々コーヒーの中を見つめていると
行きたくなる場所は静かで
晴れていて穏やかな日だった


首都高が通る曇り空の風景
その少し変わった
 ....
六本木で友人と会い 
そして通りを歩いた
どこか休日の落ち着かない通りで映像作品を見た私は
昔この街で仕事を探していたことがある


当時学校の帰りにハロワに立ち寄っていた
礼儀も知 ....
ニューヨークのグリニッジビレッジのレンガの道を歩きながら
あの日私が描いていた 夢 しかし
秋のことだった よく茂った
まだ緑色の葉が揺れる
私は一人で木陰を歩いていた
雨と熱気で楽しい気分になれた気がした
いくつかの歌手のステージ ずぶ濡れの私
そして拳を振り上げる私はカッパを着ていた  
普段 あまりない そんな経験は


日常は殺風景なオフィスで  ....
友人と 目を閉じて 新宿を歩いた
どうということもなく その
道を いつか来た しかし
よく 寄り道していた道を 学生の頃は


喫茶店に入り それから
飲んだ アイスコーヒーを
 ....
小さなスターバックスで
海辺のドアを開いてコーヒーを飲んでいると
二人の女性がやってきて 
そこで恋愛話をしていた


天気の良い日だった 
波を受けた 子どもたちは 
天使のよう ....
昔 私たちは 歩いていた
メトロの駅に 友人と降り立ち 私は歩いた   
マンハッタンの色々なエリアを 
あれは一体何を意味したのだろうか 


日差しの 強い中を 歩いた 私たちは
 ....
よく晴れた人ごみの空の下で
不確かだった 繁華街の中で
震えていた 対人恐怖症のような思いで いつも
人の視線の中を私は歩いていた


昔から いつも 出歩くのは不安だった
微笑みが 本 ....
電車を待っているとき、ホームはなんとなく静かだった。スーツ姿のサラリーマンはいなかったが、おじさんや女性など、何か似たような顔の人も多い。私は人種はそこまで多くはないので、知り合いと見間違える人も .... そこで 街に住む誰かが描いた絵や 
立体作品を見ていると
人気のない通りの何処かから 
バンドの演奏が ぼんやりと 聞こえてきたりした 


海に面した通りに スーパーマーケット そし ....
私が昔、パリからの航空機を利用し、マルセイユの空港に着いた時、薄曇りの空模様だった。空気は少しだけ乾いているように感じられた。そして、空港から街までの格安バスがあるらしかった。しかし、確か、10ユ .... 私は今日 投票に行った
私は 国民のひとりとして 一生のうち一度くらいは 
国の命運をかける投票をしてみたい 
投票に行くのはいいけれど 
しかし 政策の似たり寄ったりの政党は
肩を並べたよ ....
私は、暗がりの中で入口のドアを朝聞いた番号を頼りにカチャッと開けると、何か救われた気がした。私は街の明かりを頼りに、ドミへ戻った。ドアを開け、ルームメイトのアメリカ人の三人と挨拶をした。そして、私 .... 私は父の後を歩いた
そして 目も当てられないぐらい通りは快晴で 
何かこの店の名物らしく独特の味がした 
今日 私は 父とどじょうを食べた


私は時間に間に合った 
誰に会いに行く ....
休日に自転車で走り出す
どこに行くというわけでもなく だけど 
景色の向こうへと私を連れていかせようとする
その意識だけが 私の体を走りださせていた


私は友人の結婚式を欠席するかも ....
私は目を閉じている
しかしなぜだろう 雲の下
誰もいない部屋の中で泣かされていた
それを かつて書いた 詩として書こうとして


街は曇りで いつも
外を出歩かなかった私は
足の調子が ....
私は最近誰にも会わなくなった
ここからどこに行けばいいのかを思い浮かべる
疲れた 街の片隅で そして
私は 考えている 行くべき場所を 


街角には もう 見渡せば
そこで あじさいが ....
初夏の壁際で
午後の日差しを感じとる
静かな 音楽は ただ ラジオから流れている 
思い出すのは昔 友達と行った旅行のこと  


僕は あの頃 ロンドンにいた
でも テムズ川を 空の中 ....
私は目的もなく日曜日
渋谷で待ち合わせた 友人と
ぼんやりと テーブルで飲んでいた
240円のアイスコーヒーを


街は 休日
いつもそこにいた私の休日の時間
見るたびに思い出した ....
自転車で新緑の道を走り抜ける
今 私は
思い出のようなものを 確かに
感じている かつての私に 


この街を通り過ぎる時 
働いていた時に通った あの店も
この店も 今では
まるで ....
自分を隠しながら
日曜日のある日
静かな坂道を 歩いていた 私の姿
そうすることがどうやら許されているようだった


緑を繁らせた 今はもう 花はそこにはない
桜の散った 木々をもう 見 ....
雨上がりの街は
誰もいない
私は歩いた
そこにある道を歩いて行った

休日は 友達と 酒を飲んでいたが
人ごみは嫌いになり
公園に咲く花を眺めたりしていた
私も歳をとったのかもしれない ....
今年も桜を見に
自転車で桜並木の坂を降りていった
だけど 私は 今年は一人だ
来年は 誰かと一緒に来たいものだけれど


そんなことを考えながら 私は
人ごみの中に紛れこんでいた
 ....
ひとりのベッド
親のことはもう覚えていない
私は 一人なんだ
星の下で言葉をなくして
誰ともすれ違うことのない
道を歩いていく 私は私を探す 一体の体として
しかし他の誰でもない自分とすれ違うことはなかった
だけど 確かに道を 私は歩いていたのだが


桜はどこにあるの ....
番田 (2078)
タイトル カテゴリ Point 日付
ある日の原宿自由詩116/10/16 21:01
枯葉自由詩016/10/10 18:51
秋の代々木公園を自由詩016/10/2 20:55
水面の中に自由詩116/9/26 0:56
初秋の日曜に自由詩116/9/19 23:02
新大橋の西日の中で自由詩116/9/11 16:25
泉ガーデンの青い空自由詩216/9/4 17:50
秋の道自由詩116/8/25 9:53
休日のイリュージョン自由詩016/8/23 23:26
昨日新宿で自由詩016/8/15 22:05
夕暮れ時の二人自由詩316/8/9 0:16
2005年、ニューヨークで自由詩116/7/31 19:37
池袋の中の喧騒自由詩116/7/25 0:11
予備校時代の友人と散文(批評 ...116/7/18 18:57
夏のニューヨーク自由詩216/7/18 18:56
あるバス停で散文(批評 ...116/7/12 0:20
ある投票自由詩116/7/10 21:36
遠い日の夜散文(批評 ...116/7/9 16:28
父と雷門で自由詩316/7/3 20:05
枯れたパセリと自由詩716/6/26 23:29
夕暮れの窓自由詩316/6/12 21:30
ブルーホリデー自由詩216/6/5 22:52
パセリの花自由詩216/5/29 23:42
ABCマートの入口で自由詩216/5/15 21:08
中目黒の交差点で自由詩016/5/8 19:14
女たちと日曜日自由詩116/4/24 21:37
デザートロード自由詩216/4/17 20:39
リスタート自由詩016/4/3 22:39
君は今自由詩116/4/2 23:19
ある日の散歩道自由詩216/3/27 22:33

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