歩いていく道に誰かの姿がうかぶ。誰もが、しばらくして消えた。僕は続く草いきれの中を歩く。遠くに昔通っていた学校が姿をあらわす。僕は日々いじめられていたのだと、唇を噛みしめる。演劇の役者が思い出され .... 失う物の方が
多いと気づいた でも
趣味に
没頭しても
手を 見つめ
得た物は無だと気づく


電車の窓 そして
おぼろげにある
僕の姿が存在していて
でも 試験に向かうとき ....
友達を
失った日に
眠りに落ちていく
ベッドの上

手には でも
何もかもある きっと
ないものとしての
何かがある

自分を
探している時
眠りに落ちていく
ベッドから ....
遠い街の中で
見ていた幻
世界を見るのは
簡単だった

何もかも知っている
だけど 自分がいることから
眠いベッドの上で
眠りに落ちていく気がする

僕は行く
色を見ていた  ....
とても疲れた日には
何かをしているのだと思う きっと
だけど見えない物語なのかもしれない 
お台場が霞んでいる空を
飛んでいく きっと 魚が
今日は定期を忘れていた
でも金を払って
会社へ行った
誰もそのことは知らない 
時の知らない中だった
憂鬱な気がしていた そして
外を流れる景色のことは覚えていた
電車の中では僕を見る人 ....
誰もいないような日に
眠りに落ちていくだけだけど
掴みきれない言葉は だけど でも
手の中に使い古されたまま
闇に自ら隠れているようにも見える


昨日は六本木だった
スキマスイッ ....
誰もが行く道で
だけど 何も考えてはいないのだと
考えているとき そのことは 自分が
自分にとって眠いということだけだった
多くが 人にとって その
何も意味をもたないのだろう
画用紙 ....
多くが死んでいく気がする街の中で言葉を探している。だけどそれは同時に生きていくことを意味する。しかしそれはそこで自分にとっての明確な答えの何も意味しない。かつて隆盛を誇っていた秋葉原も今は電気街で .... 存在する自分に怯えている
そして眠りに落ちていく毎日
どうすればいいのかを考る毎日
この目は 何かを探している
遠い国では春が訪れ
そんなことを考えている
つまらない思いがする そんな ....
夜の明けた日に
だけど 眠りに落とされた
この世界があり
そんな 自分にこそ 世界がある


楽しいことを思う
そして 自分を思うとき 理解する
また 眠りに落とされては
思う場 ....
女子バレーを見ていると
人の冷たい空間は
そこに空間としてある 僕は
さっきまでは警備員だった


きっと彼らは主役だった
楽しいと思った きっと
自分の死んでいる日々が
心の中 ....
自分が確かな気がするから
詩を書きはしなかった
寝る時間しかなかったから
詩を書こうとせずにいただけだけれど
そう思わないか
自動車を手で押して
家に帰った 門塀の前
だけどネコがそ ....
自分を理解する時
何も見えなくなる
だからこそ気づかされる
人の言葉に


自分が見えない時に
他人を感じられないなんてのは
嘘だ
僕は死んだのだからさ


昼間から何も口 ....
声を忘れた
公園の片隅
見えない 子供たちの
その顔を見ていた


僕にもきっと
そんな時代があった
この目の奥に
死を感じながら


目を閉じればいつも
浮かんでくる
僕 ....
今日は寄生虫館で
目的もなく死んだ思いで
落ちていく夕日も見ずに過ぎた 音楽を
肝臓として機能させずに 見つめていた
昔 聴いたことのある
自転車を見ていた時の音楽 オーパーツの雑誌の中 ....
ペンを取る鉛筆立ての中は空っぽ
ノートの上でぼんやりと何かを考えている 
鉛筆のないテーブル 蝶の舞う緑色の庭のすみっこで
一人でいたら 生きる者はすぐに死ぬのかも知れない
一人で詩の言葉を書 ....
生きているから近づこうとする
でもベッドで眠るときに遠のくのだ 体が
この手によって傘を買う それは
流れる時の中で 遮る 雨を
屋根には濡らすための何も降らないから


カラオケの ....
僕は道を歩く
君がいないから 立ち止まる
歩き出すとき 腕を振る 僕は
抱き合う時を僕の夢に見て


そこにあるのは目だ 目覚める
そして眠る 体はないのだと
そして 目の風景とは ....
いつも思い浮かぶのは遠くにある街だ
帰り道を探していた気がする 僕は
見えるものに何だと思わされた
いること自体が わからなかった 君が


時折 何だろうと思う
壊された瞬間がある ....
階段をのぼりながら僕は
そして 今日も この部屋で 
誰かに読んでほしかった
だから 詩を書いた 
布団を敷いて
書くべきことを考えてばかりいた


子供だった時代を忘れた
僕の ....
ここはどこなんだ
この駅弁を買って 
慣れ親しんだ色に見える
あの階段を僕は下りていく 
駅の中は冷たい風の中
なぜかと歩き続ける
思いの中から そして
あの日の街に行くのだろう
 ....
女だって許してくれるさと
眠る そして
酒を飲まされている時の感覚がする
気づけばそう気づく


自分が何をしていたのかなんて
みかんの皮をむいたからこそ忘れた
こたつのあるその部屋の ....
何も見ていない
心の中が
疲れだったような
そんな日


いつも池袋で
人ごみに
まみれながら
夢を見ていた


ブルセラショップで
男の価値についてを考えていた
スカ ....
今の職場で
遠い日のことを思う
若かったころ 
夢で溢れていたっけ
あのころは そして
仕事に励んでいた


社用車で隣町まで行った 
友達を乗せて そして
クビになる日まで
 ....
誰もいない日
眠りに落ちていくような日の
昼下がり そんな
僕はどうも失業していたけれど 
かつては学校にも行っていたし
かつては人間だったわけなのだが
外に昼飯を買いに出ることすら怖 ....
くたびれた体で
僕はどこにいくことができるのだろうと思う 夕暮れ
僕のアイフォンの中から
今日も聞こえる音楽は家入レオだった


もうこんな歌 すでに
聴く歳ではないのだが 聴いてい ....
僕は今日も
冷たい風の中を歩くだろう
すれ違う人の冷たい目線にさらされながら
この腕を振って歩くさ
手には一冊の本を抱えて


だけど眠いだけ 友達は皆
結婚した
もう半年ほど
 ....
公園へ向かう冬の夕暮れ。いつも思い出のようなものを胸に、通いなれた小さな繁華街を通り過ぎていく。美容院の人の顔を思い出しながら。角の果物屋にはもう、梨やスイカの姿はなかった。それは、りんごやみかんの姿 .... ボーナスの配られるのを見ながら
自分がアルバイトなのだと実感している
ジェームスブレイクのような
感情のない目つきをしている僕
この会社では短いが
業界では精魂尽くしてきたつもりだ
そ ....
番田 (2078)
タイトル カテゴリ Point 日付
今日ナイキのスニーカー自由詩014/1/31 1:07
世界の終わりと夕暮れと自由詩214/1/30 0:30
セール品はいらない自由詩314/1/29 0:56
白い日自由詩214/1/28 1:13
H&Mのシャツ一枚自由詩214/1/26 0:40
日のでなかった日自由詩014/1/23 2:01
ありふれた日の日常自由詩014/1/22 1:11
きゃりーへの詩自由詩114/1/20 1:54
コンピューター館の次のテナント散文(批評 ...014/1/18 20:50
どうしようもない日自由詩214/1/17 0:07
風のない日自由詩114/1/16 0:50
財布をずっと放さずに自由詩014/1/15 0:35
南仏のバスから自由詩214/1/14 0:54
心の中の灯自由詩014/1/11 21:28
セントラルパークのどこかで自由詩014/1/10 1:27
僕は街の寄生虫自由詩214/1/6 1:51
凧の無い空自由詩314/1/3 2:18
日常生活の闇と詩自由詩114/1/2 0:52
脳についての考察自由詩213/12/30 23:03
詩に書かれた詩自由詩213/12/27 2:37
詩を書く自由詩313/12/26 1:39
武蔵小杉の乗り換えの時自由詩013/12/25 1:21
かつての心にいる人と自由詩313/12/24 0:19
女の見る夢自由詩013/12/21 2:08
あの頃君は独身だった自由詩113/12/20 1:07
今日コスプレの子と自由詩013/12/19 0:33
アイフォンを手にしながら自由詩113/12/18 2:05
新宿を歩くサラリーマン自由詩2+13/12/17 1:23
僕の街とAKB散文(批評 ...113/12/15 17:02
ボーナスの日自由詩313/12/14 2:14

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