日本という国に何があったのかを考えるほどに虚しい気分になる。この国に生まれ育ったことは幸せなできごとなのだろうかと、深刻に考え込んでしまう。それは寂しいことだ。だけどそれは、誰もが考えるべき問題だ .... 死んだのだということだけが確かだった。自分のことなど理解できない。それは、寂しかった。だけどそれは、確かなのだろう。簡単なことなのかもしれなかった。何故なのだろうと思う。自分のことがよくわからない .... いつも死んでいるのだということが わからなかった
後悔ばかりだ
どうでもいいとされる 自分自身の価値について 理解したい 
社会なんてものは 大嫌いだ 
夢のような風景を見た。地下深く眠る道に漂う匂いを思い出した。日曜日の夕暮れを見ているみたいで寂しい。今、社員と名がつけば馬車馬並に働かされる存在だ。定時で帰れていた頃が、懐かしい。時間だけは、人の .... 詩を 書いていた
本当だった
目の前に 広がっていた
ちぐはぐな思いが
とぎれとぎれの
草むらの向こうに見えた それは
私自身の 感覚なのだった 
自分の中で
君は詩を 書いた
夢に感じていた
空を見ていた
詩を書き始めたのは何故だろう。多くは現実逃避が目的だった。人と、異世界に旅立ちたい。人としての言葉をかたることには成長させる意味などないのだと知っていたのだが。そうすることを許してくれたのは、気心 .... 目に見えないものばかりを見つめようとしていた。自分が、他人の中にいるのだと気づかされた。遠い日には、子供だった僕。アメリカの古い歌ばかりを聴いていたっけ…。僕は、壁のレンガばかりを見つめていたものだっ .... 数多くの死体が目の前に散らばっていた
私は 風景を見つめていた
それは 何のためだろう
誰のためだろう
わからないけれど 街は どこにも 見えない
夜の闇の中を走っていくトラックドライバ ....
意味がない言葉ばかりが
自分の中に 転がっている
失業したばかりの 月曜日 思い出の場所を目指した
きっと そこは あまり遠くはないところ
レンタカーを借りて 旅に出た

飛行機の 薄 ....
死ぬことだけが、無能な人にとっての真実だ お父さんは
お母さんではないのかもしれない いつも そんなおじいさんばかりを
お父さんにしていく
君に言うべきだった言葉が
僕の病的な恐怖心の中に消えていく
僕の中にはいつも見えているのかもしれない
この街のならず者であるという事実が
曇りがちな この街の空に きっと
僕の 人ではないという 真実が
この思いはいつも
続いていく 河口の向こうに そして 立つだろう
僕だけは ああ だけど
この遊歩道を歩いていく時 どこに待っているのだろう
僕を受け入れてくれる 女の子が
日本人が震災の瓦礫を受け入れようとしないのは何故だろう。中国人をののしるには、あまりにも下等な民族にも思える話しである。これは、あまりにも明快な現象としての国民性の現れである。分断化された県と県とが、 .... 詩の中で書きたいことが書けないのは何故だろう。それを表現とする人を、心の奥底で笑った。この現象は、一体、何故なのだろう。ペンを取る時、迷いの中で、書こうとすることだけが、私の主張をもみ消していく。 洋楽好きといっても、日本人である以上は、日本人である理由をどこかに隠しもっている日本人ばかりである。ブルースの影響が少しでもないと、結局は、洋楽であるとは言いきれはしないのだ。そんなふうに、多くの .... 遠くに見える夜の中で 僕は
何だろう
きっと 眠ること それ自体を 考えるべきなのだろう
時の内側を 路地裏へと 出て行く
いつも言うべきことなど日本語に表現することはできないのだと
成田空港の中で 僕は 足を止めさせられていた
そして あらゆる言葉による表現を否定できなくなっていく
生きていることを いつも 忘れさせられた
自分の中にある孤独で そして 何もない
いつも 何も 言葉はなくなった
言葉の意味の中で
何を考えているのだろう
庶民であるレベルでは 不可能な贅沢をしたい
間違いなのかもしれなかった 叶えられないような
だけどどこかに浮かんだ南国に行くことが可能であるなら
動かないでいようと ....
失うことだけが、いつもはっきりとしていた。しかし、この街の中はとても寂しかった。絶えることのない労働者によって生み出された流れの中で、僕はどこに行くのだろう。何も、真実であることとして、そこには、何も .... 帰り道を覚えることが
いつも 正確だったら 僕はうれしいと思えるけれど
正解はでない 暗がりの中で 
今日も何もない
残っているのは音楽だけだ
私の中に いつも 物は
立ちつくしていることの影にある
詩を書けばいいことではないか
悪口を表現してよ 君たちの 思う存分 
ナイフやペンを 僕は持っている
そこは 自分でも邪魔することのできない場所なんだ
素敵な音楽を 僕は奏でている

 ....
日本的な精神からはほど遠い芸術作品が街で散見されるようになって、久しい。昔はよかったという苦言をよく巷では耳にするが、あながちそれは悪口ではないということがよく理解できる。それは、何故だろう。例え .... 見えない路地の中を歩き回りながら、僕は、遠い街までやってきた。そこで出会う人たちの服装を脳髄に刻みつけさせられながら、ベンチで僕は、お好み焼きを食べて、自分自身の人生についてを考えあぐねていた。そ .... いつも見ていた
流れていた 音楽が
街の向こうに
消えていく
僕はいつもわからなかった
きっと 自分を失うことから 逃げてきたのだ   
僕は そうして いつも 立っている
今日も この ぼんやりとした地の上に
番田 (2088)
タイトル カテゴリ Point 日付
スメルス・ライク・ティーン・スピッツ自由詩212/3/28 2:19
セザンヌについてのいくつか自由詩212/3/27 1:23
_自由詩212/3/26 1:50
無意味な街自由詩112/3/25 1:48
乗り継ぎ自由詩312/3/23 2:03
_自由詩112/3/22 2:15
失われたもの自由詩112/3/21 2:12
あの日友達と自由詩112/3/20 2:14
ぼやけた体で歩いていく自由詩4+12/3/19 2:47
誰かの部屋の、テーブルで自由詩512/3/18 1:58
_自由詩112/3/17 2:30
孤独の中に自由詩112/3/16 1:59
ホワイトデーの朝自由詩112/3/15 1:59
御徒町から歩いてきた自由詩012/3/14 1:37
横浜のボードウォークに自由詩2*12/3/13 1:06
深夜の躁鬱2自由詩212/3/12 1:33
深夜の躁鬱自由詩212/3/11 1:41
下痢になっては書けないから散文(批評 ...112/3/9 1:17
無数の分かれ道自由詩112/3/8 0:56
_自由詩112/3/7 1:29
見えない感覚として描いたもの自由詩012/3/6 1:24
HISのサーチャージの前で自由詩112/3/4 0:06
日曜日のざわめき自由詩212/3/4 0:05
_自由詩312/3/2 1:43
自由詩112/3/1 2:16
君の、言葉自由詩212/2/29 1:20
君は、村上作品が嫌いか散文(批評 ...112/2/28 1:08
生きることについて。自由詩3+12/2/26 1:04
_自由詩212/2/24 3:35
自由詩512/2/23 1:30

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