☆インターネットには毎日
人の情報があふれている
肝心の自分のことには無知のままだ
☆いつ死んでもいいように
生きていく心構えが大事だ
☆あいまいさこそ
日本人の知恵である
多様 ....
ひとり、笑っちゃう。
笑っちゃう、おもいで。
昭和の歌謡の歌詞にあるよう
大阪あたりの恋バナは
こぬか雨ふる御堂筋には、
歌のとおりの失恋もなく、
濡れても泣かないひとりの ....
背中に 暖かな朝の陽射しを感じながら、
君の隣に座っていたのは なぜだったろう。
僕は君に触れてしまわぬように、
万が一にも触れて 傷つけてしまわぬように、
身体を折りたたんで 縮こまった ....
砂塵のなかで
無言でこちらをみつめる女の人がいた
なにも知らないほど
まだ若そうでもあり
なにかを諦めるほど
歳を経ているようでもあり
黒ずくめのスウェットを着て
漆黒の髪は ....
降りだした雨は悲しかった
いつもの道に咲く花々も
項垂れている
朝は洗濯物が
どこのベランダでも賑やかだったのに
急に閑散として
残った洗濯物は何も言わない
こんなことを悲しいと思う ....
智慧と慈悲をもってすれば
すべての関係を良化できる
誰をも壊すことはない
智慧と慈悲とで対すれば
あらゆる苦しみを取り去れる
そしてその後に残るのは
人々の穏やかな
幸せな生
....
ニホンカラ
チュウコクジンヲ
ヒトリノコラズ
センメツスルノト
ジショウシジンヲゼンイン
チュカチンミンキョワコクニ
オクリコムノト
ドチラガイイカ
タスウケツトルアルヨ
コレヒジョ ....
○
猿を動かすベンチを動かす舌を動かす指を動かす庭を動かす顔を動かす部屋を動かす地図を動かす幸福を動かす音楽を動かす間違いを動かす虚無を動かす数式を動かす偶然を動かす歌を動かす海岸を動かす意 ....
パパは大きくなった何になりたいの?
そう言う君は何になりたいの?
僕はパパみたいな科学者だよ!
おh!それはうれしいね!
それで、パパは何になりたいの?
君に負けない ....
吹き流されいく巻き戻されいく
一つの時の、また一つの時の
死者から生者へと生者から死者へと
さようならこんにちはこんにちはさようなら
生まれる前から生きて居る間に死んだ後からご挨拶
逆様 ....
心を
傷つけられても
これは心の問題だ
心があるから苦しくなる
でもね
心が無ければ死んだようだ
いいえ
私には魂という命がある
この魂の ひみつには
誰もさわることはできない
こ ....
落ち葉
散った花びら
涙
キャンバスに並べてみると美しい
失ったような気がしても
与えられているようだ
{引用=
楽曲は下記から聴けます
https://youtu.b ....
愛には対象が必要だ
自己愛でさえ他者がいて成り立つ
ひとりぼっちでは自己を愛せない
自己愛は他者の視線の中にいなければ
成立しないのだ
自己の愛情に他者が愛を返さない場合に
怒りが生じ ....
逆光に目を瞑り
刺す光に言葉を感じて
すべてを理解したと想った
夢も堕ち
感情が削除できるものならば
深い冬の孤独さえ
きのうのものだったと答えられる
夢 ....
○「楽しみ」
楽しみには苦しみがはりついている
表に裏があるように
○「自慢話」
人は何でも自慢話に変えるようだ
健康自慢
孫自慢
金持ち自慢
体験自慢
そして手術自慢まである
....
私は私でありながらも
私ではなく 次第に
私は私のものでありながら
他なるものが宿り活動し在り
ひたすら只々ひたすらに
緩やか薄暗き山道を
善きもの味方に
包み込まれながら
....
一人の老人がベンチに腰掛け
腕時計を止め
目の前を過ぎ去る人はなく
街並みだけが歩いてる
過去が現在に蘇り
現在が過去へ逃げ去る
老いは今を知らない
知る ....
齧って初めて知った事務の味
同じ林檎以上一心同体未満
従い先回り責任はワタクシに
黒子みたいに
忍者みたいに
齧った林檎が海上を滑る
同じ速度で海底を移動する
林檎が沈んだ時にキ ....
無理解は我執から起きる
悲しんでいるね天女よ
この世の構造は天とは違う
だがしかし
天上天下唯我独尊
天より下りしあなたは
この我執の世において
さらなる高みに上りうる
あなた ....
すべては理解可能だ
カオス(渾沌)さえもすでに解かれている
精神の力は縦横に走り
火と水がすべてを料理する
するとこの世はどうなるか?
完全な支配下に置かれ
共に存在し
苦の一切が消 ....
すこし悲しみのある朝
昨夜に知ったこと
少し期待していたこと
そんな想いはもう無いと思っていたけれど
朝目覚めて
胸にじわじわと広がる
少し滞る朝ごはんの支度
....
きっと悲しみは降りそそぎ
降り
降り
降り
降り
降りそそぎ
起きることさえ億劫になる
息が重くてたまらない
まぶたが痛くて開かない
一度でもいいプリズムを
この身にあ ....
ありがとう
優しいひと
宛先のない手紙を空に向けて飛ばす
風が想いを運んでくれる
逢いたいと願うだけでは
足らなかったの?
自分が自分を邪魔するように
伸びすぎた前髪が視界を遮るから ....
ぬけてぬけてすっこぬけ ちょん 、
まだまだ移ろい揺らぐらしき季節の
知らぬまにまに目の前やら頭の上
はらはらひらひらはらはらぱさり
(時空の伴奏、緩やか垂直に切り裂きて)
....
煮詰めた汁
きつい橋からただよう測り方もどうせ数字
どこにもない女がトー横も腐れ縁しばらくYouTube
ガスがいくらも漏れて12万で安かった40万もいた
ギリ ....
鳥はひとりぼっちで
仲間の歌を聞いたことがなかったので
遠くへ旅立つことにした
クマさんが近づいてくる
「今日もいい天気だな」
鳥は言った
「旅立つのさ」
クマさんは答えた
「達者 ....
クマなのにシロだなんて
恥ずかしくないの?
そちらこそ、
クマなのに黒だなんて
笑われないの?
そこにパンダが現れて
二人とも仲良くしても
クマ同士でしょ ....
言葉はどこまで行くのだろう
灼熱の太陽なのか
寒冷の海の中か
言葉はどこまで行くのだろう
私の心臓を射貫くのか
青き空を駆け巡るのか
言葉は
言葉はどこまで行くのだろう
君の命の中まで ....
スターターピストルが鳴った
言葉がフライングしても
やり直そうとしない
怒号や罵声が飛ぶ
失格になった
おかしな未来がゴールで揺れている
一度発した言葉は
なかったことにはできない
....
いつかは死ぬ
この厳粛なる事実に
私は震える
その時に安祥としていられるか
それは自分自身でも分からない
生き様と死に様が同じというなら
生きて
生きて
価値を創造し続けるしかない
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