やたら
「愛、愛、愛」
と、布教活動しているが、
そもそも、それは「恋」だし。

あなたが欲しい
これは恋だし。

私が幸せにする
これはエゴだし。

愛は求めない
愛はただ、 ....
今宵の月は、
とてもうつくしい、
まるで君の繊細な顎のように、
ぼくにはとても愛おしい、
まるで小鳥を捉えるように、
ついつい捕まえてしまいたいんだ、
こおろぎの歌を
聴く
合掌
この魂といういのちと共に
生きている
私の
体は
いずれどの道
死ねる
その日まで
生きる
小さく小さく
満足しながら
この道を
歩いてゆく
 ....
私の脳髄に
鈴の音鳴らし
響き続けるもの
今に私の意志に従い
思考の言葉を形づくり

改めて私なるもの
この肉体に
担われ保っていること
蚊帳へ入るが如きすれば、

にほふ蚊取り ....
この、心
こみあげるは
人生
痛み

得たものとは?
得た富とは?

生き急ぐ
降り注ぐ
ああ、

雑踏
雨音

わたしの今いる景色は
わたしは、
景色は

苦し ....
ジェシカ
いつも靄の向こうで
膝を抱えて座っていた

ジェシカ
いつも震えていたんだね
楽しそうに君は
踊っていたけれど

今は、やさしい人のとなり
每日、挑戦してる ....
この夏は海に呼ばれた。
思っている以上に癒しが必要だった。
波の音のピアスは砂浜に落ちていて、
夏色に輝く蝶は深呼吸を担っていた。

この海は幾星霜波と風が象った
遊び心と神秘に満ちたメッ ....
欠ける
話を
書ける

分ける
悲しみを
何等分にすれば
流せる

僕の
悲しみで汚染された
海に
皆が入る

魚は死に
珊瑚は汚れ
人々は痛み
そこに快楽はないなら ....
  〇


トウモロコシ畑が黄金色にキラキラと輝いている。一粒一粒の実から潜望鏡がのぞいている。死んだ者たちが小人の幽霊となって、一粒一粒の実のなかから潜望鏡でのぞいているのだ。百億と千億の ....
その神殿の石柱は見上げれば雲まで届くらしい
見上げたら脊骨が折れそうに曲がって私は魚になる
そのまま神殿の在る洞窟の足下の水たまりを
魚の私は泳ぐ
そのすぐ横を大きな踝が通り過ぎた
大きな神 ....
パパの背中は
海より広くて
空より高い

おんぶされて
私はしばしの
大人の身長

見えるものは小さく
遠くまで見晴らしがよく
大人の気分を満喫

早く大きなって
パパを ....
黄金の虫が炎に包まれ
檻の中から飛び立った
見学していた子供達の間から
歓声が上がった

黄金の虫はドーム状の硬い天井近く迄
舞い上がりふらふら堪え揺れ
すっと力尽きコンクリートの床に
 ....
子供の頃はガキ大将がいて
なんでもかんでも奪って胡座をかく
ガキ大将がそのまま大人になって
大声を出して
人々の関心を集める
そうして国を転がしはじめた
なんでもかんでも奪って胡座をかく
 ....
君の
愛は

すぐ
そこに
ある

僕は
分かってるよ
君は
良い子だ

誰より優しくて
それなのに
誰にも愛されてなくて
涙をこらえて
必死で歩いてる

あんな ....
      ―― 死んだ魚が光ることを、はじめて觀察したのは
                アリストテレスであった。〈左京〉

       
{ルビ頬=ほ}につたふ 涙 拭わず
 ....
ポチがどこの犬かは分からない

ポチは大型犬だ
シェパードとシベリアンハスキーと
あ、ゴールデンレトリバーも入っているかな
とにかく立派な大型犬だ

ポチは人懐っこい犬で
私を見ると
 ....
グレタの船は火の道を往く

十戒のように海を割り

水面すらない中空を

それでもグレタの船が往く


ジャンヌ・ダルクのように

ドラクロワのように ....
七億をすぎる人の 
文字への想い

親の願いを込めた
自分の名前すら書けずに
字を読むことすらできない、少女は
母からの手紙を読んでもらいました


詩はいつも文字や言葉を媒介す ....
かくしたってだめ
ものいわぬもの
ものいいはじめ

消えていく
図書館の温もり
大好きなお母さんら
とっくに去ったし

しったふりしたって
だめ
ほらもう
あるものあるもの
 ....
なんか、テレビみてて
ロシアとアメリカの大統領が
対談してるとか聴いて

ふと

「世界のど真ん中で」

という歌詞を想い出した


RCサクセション
「カバーズ」の中の一曲
 ....
月と太陽ではどちらが、海思いだろうか?
水面に映る我と我が身を見て、戯れに酔うナルシス
カモメとジェット機では、どちらが空思いだろうか?
飛翔飛躍を遊泳のように愉しむ、陽気とスリル
ウクレレと ....
明日はいつも私をどこかへ連れて行く
どこまでも私の手を引いて
毎日近い所や遠い場所まで一緒にいたね
やがて歳をとり身体が動かなくなった
毎日一緒にいた明日はもう来ないみたい
私は何処へ行けば ....
烏二羽 先祖を乗せて 宵闇へ どきどきに すこし
ぬれていく ものたちが
わたしのために 毎秒
再生ボタンを  押してしまった
ドレンホールにむかって
熱のないカップを 頬ずり
ほとぼりのように、かきまぜている
 ....
何も始まっていないし何も終わっていない。
炎天下を歩いている。
なんでもない。
今日がまだ日曜日でよかった。
発 言うだけで言うだけのもの見せぬから誰もお店に来なかつたのか ホロウ改

 脇 夏は来ぬ薄い羽衣とるときと燃ゆる大地の風は伝えた     らどみ帰

3 辞書詩から自称詩作成幾億年  ....
どれほど空が抜けるように青くても
君は優しく微笑んでくれたけど、僕は
いまだ精米されていない人々を見て
階段の上の方
ポケットに手を入れて
にやにや笑っていた
本当はもうどうしようもなく
 ....
シャッター商店街
賑わっていたのはいつの頃だろう
よくかまってくれたおばさんは
今何をしているだろう

丘の上から見る街は
まるでジオラマみたいだな
廃れた景色はなんだかつまらないな
 ....
いつもの食べるペースを
ゆっくり、ゆったり、スローに
味わい深く
身に染みるこのうまさ

いつものシャワーを
ゆっくり、ゆったり、スローに
湯船に浸かり
芯を解きほぐす

いつもの ....
昨日産まれたばかりの吾子は
わたしの横で寝ている
なんてかわいいのだろう
産毛のような髪の毛
耳も口も鼻も小さいけれど
とても精巧に作られていて魅入ってしまう
閉じられたまぶたの中でどんな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
愛と恋の履き違えりつ4*25/8/18 23:57
三日月顎本田憲嵩825/8/18 23:14
小鬼と私こしごえ7*25/8/18 22:30
詩想、思ふひだかたけし725/8/18 22:20
雨音(Rain's Voice)奥畑 梨奈枝2*25/8/18 22:08
ジェシカ降墨睨白島(...3*25/8/18 21:46
海に呼ばれて朝焼彩茜色725/8/18 21:28
汚染sonano5*25/8/18 19:00
COME TOGETHER。田中宏輔15*25/8/18 16:49
生贄降墨睨白島(...5*25/8/18 15:18
パパの背中多賀良ヒカル225/8/18 15:11
ゼロ地点、水晶天ひだかたけし4*25/8/18 13:15
ガキ大将525/8/18 12:40
10代さん林 理仁125/8/18 8:14
詩の水族館ハァモニィベ...6+*25/8/18 1:56
ポチりつ6*25/8/18 1:39
Lucky Dragon No. 5TAT525/8/17 21:08
 詩論 月乃 猫15*25/8/17 20:57
科学の子ひだかたけし725/8/17 20:27
らぶみーてんだー秋葉竹225/8/17 20:09
クエスチョン鏡文志6*25/8/17 19:34
明日も一緒にリィ4*25/8/17 19:01
真礼美125/8/17 18:17
GIFTあらい6*25/8/17 18:00
炎天下空丸725/8/17 16:50
ホロウ・シカエルボク、ぼやく/勝手にひとり半歌仙 表六歌 一足立らどみ125/8/17 14:47
季節はサンドイッチのようにトビラ5*25/8/17 14:42
私が育った街12*25/8/17 14:09
ゆっくり、ゆったり、スローに多賀良ヒカル625/8/17 13:09
ト或ル朝そらの珊瑚12*25/8/17 11:39

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