意味など
とっくに剥がれ落ちた
この朧月夜に
墓石とあらゆる死に
花を手向け

改め新たに
極北の地から立ち上がる
自らを
ひたすら眼と化し耳と化して

何を ではなく 如何にし ....
月が

日・月・火・水・木・金・土に虐められてる

僕らと少し違うね!

すこし、歪だし!

君の文字が左右対称になってないもんね!

そんなことで!

それに君は毎日、姿 ....
星をくるむ透明な血
理由は内側から外側から
結節点にて陵辱しながら
からからなんだ
助けるって戻すってことなのか
俺は僕に踵を返し
料金を払って
なかったことにする
そろそろ羊水を拭き ....
どこに行っても
自分からは逃れられないから
自分の命を浄化するしかない
それには
みんなのために働くしかない
必ず変われる
その確信を持って
一日一日を過ごす
存在を認め合うと
何が起きるか

お互いに顔を見あって
赦しあう
声をかけあう
気にしあう

自分の過去を詮索されず
ただいっしょにいてくれる
そしてわたしのことを考えてくれる
 ....
愛にはとても根源的な力がある
破壊するのではなく優しく
所有するのではなく理解し

己と相手を分けずに
一体となる
相互の存在が
同じ時間と場を共有し
お互い以外に気にするものはない
 ....
生まれたくなかったかもしれない世界に
大きな泣き声で
生まれてきたのだから
つらいことがあったら
思い切り泣けばいい
そんなことを
普段忘れて固まってしまう
ツボに思い切り指を食い込ませ ....
わたしの影を
あなたは受け止めてくれる

木陰に座って
ぼーっとしていよう
沈黙の中に
鳥のさえずりが聞こえて
光は正午に向けて上ってくる

川が流れている
鳥が滑っていく
静か ....
スマホを置いて散歩へ

私達は便利の奴隷

人工知能もやって来て

共存してもしなくても

使っても使われても

私達は便利の奴隷

スマホとの距離感を

7オクターブ離し ....
○「師走」
今年も残り一月になった
時が僕に反省をせまる
今年は
悔いなく生きてこれただろうか
二度と戻らぬ日々を
精一杯生きてこれただろうか
残り少ない日々を
大切に生きてこれただろ ....
カーテンの隙間から
漏れる、鉄状のもの
汗や痛みなどの
混濁した

私たちの怒り、は
私たちの表情、は
私たちの時代、は
安価な口笛のために
無意味なものへと
分類されてい ....
君はいつも
爛漫に羽ばたきたかった
拵えたかごの中での日常と
生活から差し込む思いやりでは
あと少し満足できなかった
行き急ぐのは
眠りを忘れた 太陽の咲く遠くまで
飛んでいきそうな予感 ....
○「つながり」
山と川はつながっている
川と海はつながっている
海と空はつながっている
空と山はつながっている

自分と日本はつながっている
日本と世界はつながっている
世界と宇宙はつ ....
ぬけられます
 と、
白い戒律の剥がれた板に
赤錆びた日本語が
合法を装ってしがみついている
 
飢えと寒さのために、
大勢の煌めくことばが死んだ
ただ夢を叶えるために、
「嘘だ」
 ....
詩は書かれなかったのではなく抹殺されたのだとしたら誰がみつけてくれるだろう

ということで刑事コロンボが呼ばれてさっそく詩の埋め合わせをはじめることになった

まず机の引き出しをあけ、つぎにメ ....
下ろしかけていた自動シャッターのボタンをまた上げる方に押す。シロップ漬けのサクランボのような紅色をしたまあるい巨星。とても大きく膨らんだ夕日がシャッター先のひくい夕空に浮かんでいる。しばしのあいだ魅入 .... 迷惑系YouTuberを1人駆除すると
5000円貰えるとしたら
このライフル銃で
毎日渋谷、六本木あたりで
狩りをしようかなと思う
1日10人で五万は大きいぜ
ただ何かアニメが好きなだけ ....
赤銅色の概念の内訳は長く明らかにされなかった、そこには明らかに俺以外の人間の、あるいは俺自身が認識していない領域にいる俺の手によって封印が施されていた、と言うことは多分、これはいま知る必要の無いこ .... {引用=

心を鞭打つ海風を欲する日
波音もきびしく鳴り
冬が眠りにつくまえに
 海をめざす


息を荒げ 山の稜線を進みます 


遠く人知れぬ
潮騒がむかえ
曇天の 色を ....
シルフ 、涼やか
風の吹き寄せる
来る冬のすぐ手前
この小春日和に
それ 、天使の身体よ
びしっと引き締まりつ
やはらかくしなやか
朝に頂いた半熟卵の感触
未だ舌先に温ったかく残り
 ....
まるで誰かが読んでいた続きを持つように
ひとつ息をのむ ひとひらが、ふっと反転する

白線の胎動よ、屐声と馳せ来し
未生の律動をもて游ぶこの手
域をひらいた軛をほどき
舞いあがり地 ....
紛争のニュースがテレビから流れる

別にいいじゃん、そんなこと

大地震のニュースがテレビから流れる

別にいいじゃん、そんなこと

火山噴火のニュースがテレビから流れる

別 ....
今も忘れぬ 懐かしき日々
我が愛し 故郷よ
ジャムの香りや ライ麦のパン
美しい緑に囲まれ
農園 農園 農園 農園 今も心深く刻まれ

時は流れて 孤独な日々
行く当てもなく 流離えど
 ....
ランドンは三〇年前に植物の精神を両肺に移植し、
それ以降は羊たちと目を合わせることがない。

「どうして、ランドンは、サンドイッチに魚を入れないの?」

不可解なのは、
ランドンが便座を
 ....
どこへ向かうかわからない駅で
本当にひとりになったとき
何も信じられなくなったとき
ひとり遊びしながら電車に飛び乗った

お父さんを演じる
お母さんを演じる
子供を演じる
僕は私はここ ....
私が髪を切るとき

羊羹を包丁で
切るみたいであってほしい

髪型を変えても
大抵、夫は気づかない
それでいい
なぜか
それがいい

髪を切るのは
飽き性の私の
ささやか ....
○「子供の頃の記憶」

寒くなって来ると
子供の頃の記憶が浮かび上がってくる

今は
軽くて薄くて暖かい布団に
包まれるように快適に眠っているが
子供の頃の布団は
重たくて固くて冷た ....
○「幸せ」
幸せは
一つではない
人の数だけある
幸せは
比べられない
アマゾンの奥地に住む
裸族にも
幸せはある
バスタ新宿は
ひとの群れでむんとしていた
二酸化炭素が多くなって
何となく甘いような
粘度のある空気
ひとびとは
疲れてみえた

帰るのだ
(いえ、行く)
懐かしくもない
私を拒 ....
貴方と私は
同じ痛みを共有している。
離れていても
貴方と私だけは同一。
そう信じていたの。

窓一つない、頭上にあるのは唸る換気扇だけ。
そんな浴室で貴方は言った。
「星を見てるんだ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ひだかたけし425/12/1 19:49
日・月・火・水・木・金・土多賀良ヒカル125/12/1 19:05
うるむクイーカ225/12/1 18:27
逃れられない渡辺亘225/12/1 16:17
存在を認める杉原詠二(黒...2*25/12/1 16:04
愛の関係1*25/12/1 14:38
泣きツボ治療院1125/12/1 12:24
よい関係杉原詠二(黒...2*25/12/1 12:00
スマホを置いて散歩へ朝焼彩茜色625/12/1 11:36
独り言12.1bzenyam...2*25/12/1 9:32
混濁したたもつ925/12/1 7:02
へだたり唐草フウ6*25/12/1 6:53
独り言12.1zenyam...3*25/12/1 5:20
ぬけられますatsuch...15*25/12/1 2:36
償いの刑事コロンボ菊西 夕座4*25/12/1 0:25
幕を下ろす本田憲嵩1125/11/30 23:44
葬送のフリーレン花形新次025/11/30 23:01
religionホロウ・シカ...1*25/11/30 21:23
化石の物語月乃 猫15*25/11/30 20:38
ずっとずっと ねぇひだかたけし525/11/30 20:37
暴動あらい325/11/30 19:08
別にいいじゃん、そんなこと多賀良ヒカル125/11/30 19:03
故郷鏡ミラー文志5*25/11/30 17:19
ランドン牛坂夏輝325/11/30 15:09
劇団海825/11/30 12:16
羊羹のまま花野誉15*25/11/30 8:46
独り言11.30bzenyam...3*25/11/30 7:52
独り言11.303*25/11/30 5:47
高知行き703便りつ6*25/11/29 23:55
改稿「星を見てるんだ」泡沫の僕125/11/29 22:42

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