ゆうぐれどきの
西の空は
蒼く透けて
闇に解けるまえの
悲しみの果てです
伝わるか伝わらないかっていうのは

何を云ったか が問題ではなくて

結局はその とどのつまり

誰が云ったか が問題なんじゃないかって
ポエムちゃん、サヨナラ
汗ばんだからだでふたり抱きあった
昨日までの嘘は水に流して
今夜からは本は読まないで眠る

潔く、完璧な AI に譲ろう
思えば、想いはすべて映像だった
ことばは ....
しっくり白い雲間の満月
静か充ちるこの夜陰に 、

 貴女の手から既に解き放たれ
 自らの意志で貴女へと向かう

私というこの在り方を業にしつつ
(たとえ悪魔に呪われて居ようとも)
こ ....
首とロープが
交わる彼方
未来などないきみの
最期の時

助けて!
だけの言葉
誰かに残し

あとは
階段を引きずられる
死刑囚

被害者遺族だけ
虚しい
死刑囚
断捨離は「いつか」を嫌う
読めなかった本を処分した
私が摂取できたであろう言葉とは
出会わないまま
その分無知を増やした
人間関係までも切ってしまった
その中に将来助けてくれる
人脈があ ....
私の故郷、それは一握りの花、園庭の子供たち
砂塵の飛び交い融解する苦肉に歓びの込み上げ
静かな祝祭と神聖と厳粛に揺蕩う赦しの夜陰

街の灯りの柔らかに広場に伸びゆき、
明けの明星が輝く迄踊り ....
 電話は大人しい
 躾がいきとどいている
 なにせ調教師がいるから
 どんな粗相もしないでいる
 だれかが季節の花を奪ってゆく
 ここには警官がいない
 ここには給油所がない
  ....
いつかこの世界が終わるなら
それは夏の終わりのようであればいい
光と熱はなおも強く地上を
支配しようとしているけれど
加速度をつけて日暮れは早まってゆく
僕らは睡くなってゆく

漂ってい ....
今日はいつもより早く
午前1時に起床した
何時もの通り
アイス珈琲を飲みながら
ゆっくりと釣り道具を点検する
準備万端異常無し
車を飛ばし渓を目指した

何時もと違うのは
バッハでは ....
○「気になること」
気にする一部分があれば
気にしない大部分がある

○「言葉」
言葉を信頼し
言葉でだまされる
言葉で好きになり
言葉で嫌いになる

○「事件事故」
大小さまざ ....
ハンカチをほどくと、
(ル・クレジオ『モンド』豊崎光一・佐藤領時訳)

そのたびに
(パヴェーゼ『ヌーディズム』河島英昭訳)

生まれかわる。
(ギュンター・グラス『ブリキの太鼓』 ....
ああ、海が見たい。
(リルケ『マルテの手記』第一部、大山定一訳)

きみは海を見たことがある?
(パヴェーゼ『丘の上の悪魔』10、河島英昭訳)

ぼくは
(サルトル『アルトナの幽閉者 ....
津軽海峡をわたって、
北国のみなみに訪れた、
とても素敵な黒いトンボ、


それは本当に良いことなのか?
それとも良くないことなのか・・・、
以前よりもずっと暖かくなった地球、


 ....
いくらでも眠り尽くしたる
なんも捻り出さんでも
そんな汗みたいなもん
土曜日の番組と人生の遠さ
数珠つけた千原せいじ
と俺の屁
いつまでも笑える側や思ってんのか
その笑いの虚しさは
病 ....
もう、
めんどくさいから云っちゃうけど

あたし、
涙に、刺さる詩が書きたい。


たとえばあるひとの詩は
そのタイトルからして
読もうと想わせてくれるし

 ....
世界樹から落ちた葉っぱが頭をかすめる

カーステレオからは三十年前のパンク



あたしいブラインドを買った

緑はたくましく育ってた




暑さはいつまで続くのだろう
 ....
太陽は私の心臓、
千切れ雲は私の髪の毛、
恒星は私の思考器官、

けれどこの夜、満月くっきり浮かび輝き

この私を地球大地にしっかり住み着かせ。
遠いつながり
僕を救って
誰かの蜘蛛の糸
しがみついて
不穏を生きる
不安や欲望
無限の孤独感
カオスな世界で
よじ登れはしない
それでも電磁の粒子
時々神の手みたいに
糸を伝っ ....
肉体の滅して
意識の保たれ在る

のならば 、

初めてその意識を
〈魂〉と云う

とするのならば、

肉体の生きて在る内に
生死の境域を超え得る意識

にして 、

初 ....
詩を
書くこと自体が
目的であり
よろこびであり
読者あっての詩です



詩とは
私にとって
死を含んでいる生(せい)だと言った
初心忘るべからず
今の今を生きている

 ....
絶望を
葬送した日に
影は濃くなり
いのちは伸びた
ここにある希望
ここにふたりの幼い少女がいます


ひとりは サラサラふわふわヘアにリボン
ふっくらやわらかそうな頬とクリクリとした可愛らしい瞳
上から下までいかにも高級そうないい服を着ています


 ....
 

夢のような
数の
物語や詩篇や言の葉が
過去
紡がれて来たのは知っている

それだから
私なんかが
口にすべきなにものもないのでは
とも
想いながら
詩を
書いて ....
今日は釣行の予定だった
午前2時に起きるため
昨夜は8時にクスリを食べた
頑固な不眠症で5~6時間が精いっぱいだ
それがなんと今朝は5時半に起床
こんなに寝たのはここ10数年来なかった
身 ....
あなたはくちびるを固くとじて
わたしは
かみなりをきいていた
無人でない駅のひとごみ
ベンチに残る
前のひとの温度

夏 情欲とみまがうほど
はげしい雨が降って
わたしは乱雑な鞄のな ....
雨が降っていました。
心に陰鬱が溜まっていました。
「バカばっかり。みんなみんな、死ねばいいのに」
心の中で、そう思いました。
思い出しました。嫌なことをされ、抵抗出来ませんでした。
「嫌な ....
最後の表現だと思いながら毎回表現してる
自分がいる
誰もが生きているこの世界に否定できる要素なんて何一つないよ
どれだけおかしいと言われてもそう思っている

人が決めた世界だ
世界は私達が ....
舟は雨を抱いて沈む
川面に写る星は
遠すぎる悲しみの形見だ

か細い星あかりをたよりに
こわくない夢を探せば
夜にちりばめた
魔法のしるしが消える

自分の身体がどこに
すがるべき ....
コンクリート壁が壊されたいま

砂埃舞う荒れた道幅の右端には鉄門が建ち

中腹には小高い丘が盛られ

数えきれない肢体が埋められているから
                    幼 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
※五行歌「悲しみの果てです」こしごえ10*24/8/20 15:26
あたし時々おもうの涙(ルイ)224/8/20 6:17
素敵な嘘atsuch...13*24/8/20 4:42
詩想、与えられし自由なるものにひだかたけし324/8/19 22:46
死刑囚[group]花形新次024/8/19 19:13
いつか424/8/19 18:57
祝福のうたひだかたけし224/8/19 18:15
点景中田満帆224/8/19 13:56
晩 夏[group]塔野夏子6*24/8/19 10:35
【渓流】今日の失敗レタス3*24/8/19 8:36
独り言8.19ホカチャン2*24/8/19 6:57
Interlude。田中宏輔12*24/8/19 0:59
9*24/8/19 0:53
黒トンボ本田憲嵩724/8/18 23:37
土曜日の番組と人生の遠さ奥畑 梨奈枝124/8/18 23:36
涙を、刺したい秋葉竹324/8/18 21:46
めもうし1*24/8/18 21:29
五行歌、この私・けれどこの夜ひだかたけし524/8/18 20:10
蜘蛛の糸424/8/18 18:52
詩想、〈魂〉と云う(一つ、今後の指標として)ひだかたけし424/8/18 17:58
※五行歌 五首「初心忘るべからず」こしごえ5*24/8/18 14:24
※五行歌「絶望を 葬送した日に」3*24/8/18 14:22
ふたりの少女と、通り過ぎ行く人々と涙(ルイ)224/8/18 10:28
くっだらない秋葉竹124/8/18 10:11
食べるレタス6+*24/8/18 8:14
完備 ver...424/8/18 5:58
現実鏡文志4*24/8/18 5:40
何時までもずっと武下愛1*24/8/18 3:05
AI-Generated Poem #2AI詩研究所224/8/18 2:30
苺庭園アラガイs5*24/8/18 1:58

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