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風、吹け
強く、吹け
狭い、箱
壊せ壊せ

暑さで
世界が
歪んでる
揺れる揺れる

温度を上げてくこの箱が
今のこの地球写してる
増加していく人類で
減少していく隙間

 ....
低音で窓ガラスが割れました。
破片で作った首飾り
少しばっかり鋭利でごめんね。
キラキラ光るから大丈夫でしょ?

キラキラキラメキ
トキメキメキメキ
さらわれはしないから
また ....
まっすぐな 道も
あったのかもしれない
どこまでも続く、単調さがいつか
ありがたいものだと、
気づかされる

そんなもの本当にあるの?
真実は、蛇のように曲がりくねった
螺旋のそれ ....
{引用=

水面の きらめきが 遠くから 広がった
扇のように くりかえし くりかえし

君の 遠い視線に ささやく
はにかんだように とりとめもない

風の言葉…




 ....
給食費を払いたくない親がいるらしいけど
その子供は大食いらしいよ
なにより給食がすきなんだって
おかわりっていう声が明るいんだって

教室とろうかの隔たりが なくなって
オープンスペースに ....
型にはまったクッキーは端っこが
少し
欠けました
欠けてしまったクッキーのカケラは
少し
苦くてそれはもうクッキーじゃないのです

苦くて切ない思い出の人は
少し
太ってしまったみた ....
・地平線の夜
適当にゆうごはんをすませて、空気の音をきく
たったそれだけのことを
誰もしようとしないから

・轟音生活の末
誰かの心臓がさよならを告げる
なみだの氷で世界はまた少し、冷た ....
とあるマスターはこう言った
「一時の情に流されてはいけないよ」
と 熟練の笑みを浮かべながら言っていた



手元には注いだばかりの冷えたグラス
何度目かのおかわりすら忘れれば
カチリ ....
 
 
掌に、和子
昔、手をつないだことがある人
初恋の人

みぞおちに、浩人
祭りの日に喧嘩した
それから何故か知らないけれど
親友になった

右肩に、麗子
距離は縮まらなか ....
アミは命、生命。
アミドは生きている、命は生きてる。
アミタンで生き物、動物。
アミダルが生きること、つまり暮らすこと。

モスン デール モングン アガヤ
氷の上に銀色の器、それは月。
 ....
ぼくが煙草に火を点ける
同じように
きみも煙草に火を点ける
たちこめる匂い
ぼくの吐き出した煙が
きみのものと微妙に交わりあう
それはぼくらの心
ぼくらの気持ち


煙のよ ....
 
はだかの枝先が夜風に揺れると
闇に詩が浮かんだ
霜のように輝く月に向けて
誰にも読むことのできない言葉で
木々は詩をうたった
 
白鷺のつがいは
しずかに羽をふるわせて
銀色のせ ....
青灰色に輝く海岸沿いに
小さな赤い屋根の家が立つ
その家には
ブラウニーの妖精たちが棲んでいる


小さな妖精たちは
茶色のボロ着を身にまとい
いつからかその家に棲みついている
 ....
大きな引き出しは
アングリ口を開け
ようこそ、よくできたお客様です。
などと歯の浮いた世辞を言って
そのくせ、舌なめずりの音が
家中に響きわたっている。

それでも人の良いインテリ面した ....
先輩ってまんまセブントゥエンティーなんですね

褒められているのか
それとも貶されているのか
一回り年下の後輩が私の耳元で囁いた

街中でも見かけるあのスタイル
脚の短さを隠そうとしてパ ....
ライ麦畑が茜に染まり
盗賊の大地は安息を迎える
小屋に引き上げ
ふと
破れ裂けた手袋を見つめる
実りの季節に煙る
新しい生命の予感は
鼻腔に優しく
土深く埋葬された
五年前の思いを刹 ....
ある夏の日盛り、
少年は縁側で西瓜を食べていた
ふと、
太陽に西瓜の種ほどの翳りを、
極く僅かな変形を認めた気がした
気にもかけずに少年は
浴衣の足をブラブラさせながら食べ続けた

1 ....
僕は街を耕して

キミに地球を半分やる

君を中心に動くんだ

孤独の弧を描く月も

陽炎の滲むかなたに鼓動をする


感じるんだ、いちばんつよく

いつだってすぐに

 ....
くちにだせない
気持ちは
胸に抱いたまま
Moonlight Express

埋めてしまおう、
柔らかな後悔の穴へ
人が静寂の月に行きたがるのは、そのため
そこまでいけば、小さな ....
楽園の果て
かろうじて
軽んじて
隙間風
憂き目
払拭

止めていた煙草を吸えるようになった。

磨り硝子の窓から景色は見えない。

ゆっくりと、歩くひとが大勢ゆっくりと歩いてい ....
だいたいは同じ形の
だいたいは同じ色をした
少しずつ違う大きさのものを
中心から外へと

奥に
手前に
はしを重ねながら互い違いに
重なりと重なりとの間隔は
徐々に広げながら

 ....
{引用=
球体の遠心力が
技巧的な楽器の音のようにかき消えていった
技巧ではいつも歯が立たないのだから
やめておけば、と僕は
それにいった
それは歯をむき出して僕に反抗して
怒りに狂って ....
シナプスたちのように、うごきあい、点滅する
地上の生きた星たち
今日もどんなかんきょうにあろうと
かなで合っている
それを聴き入ったのは
目をとじれば
誰もが知らない顔の乗る移動の
車窓 ....
{引用=
木洩れ日おちる
春の小道
端はにゆれる
野の草の
やわらかな
つややかな

風撫でる 葉先
 (絡めた小指)



陽射しが 美しい絵画の色彩を奪っていくと言う
 ....
{引用=

いつまで ここで
こうしていられる
ましろいはこにわ
おたがいのわいしょうなじがを
こねくり こねくり
こねくりまわして
いつまで ふたり
つづけていくんだろう

い ....
ありがとう もったいつけてみたのに
りんごは赤かった
むいてみたら白い肌があらわれた
赤と白のはざまには昨日があった

とまどってみせたのに
だれにも発見されなかった
土色の顔には夕日は映えなかった ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=235166 雨に天井も破れた廃屋で
コタツに硬直した下肢を突っ込んだまま
つけ放したTVと電灯に照らされ数日間
干からびて死んでいた歯の無い男が
私の父親の人生の終わり

ひねくれた寂しい野良犬は
 ....
夜の雨の手
蒼とおる蒼
迷霊の足跡
川へつづく


背から土へ
脈動は抜け
眠りはひとつ
ひとつだけ来る


避けた風に指を入れ
音の温さを乱して ....
瑠王さんの自由詩おすすめリスト(1289)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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「春の頂」から- まどろむ ...自由詩4*10-2-25
子供事情- 朧月自由詩610-2-25
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In_The_Rye- 寒雪自由詩110-2-23
日蝕- salco自由詩510-2-23
_- tutty自由詩210-2-23
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真昼の流星- 唐草フウ自由詩13*10-2-21
きみのかわりに綴る- 高梁サト ...自由詩9*10-2-21
_- 鎖骨自由詩310-2-21
詩の回答- 自由詩210-2-20
とまどいの林檎- 朧月自由詩710-2-20
夕陽の国、空の少しだけこちら側- 小池房枝自由詩610-2-20
犬の糞- salco自由詩2*10-2-20
冬と水- 木立 悟自由詩310-2-19

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