詩想あらゆるラインを辿り
   花咲き誇る丘を越えて
     遥か遠い王国へ








これら季節の移り変わりに身を委ね
 委ね導かれるがまま進みゆきて
 細や ....
夜の耳工場で働く小人は
めっきり上がらない時給に
ぼやきながらも
今夜も対の耳を作っています

夜は短いようで長く
或いはまた短く
それは人生もおんなじだね
耳を買いに来る人は
そん ....
いのちは
生きるためにある
私は
最期まで
生きよう
○「頑固じい」
「俺の目の黒いうちは
決して許さんぞ!」
と白内障のじいが意気がる

○「代行時代」
「退職代行」に「離婚代行」に「謝罪代行」
自分の尻ぐらい自分でぬぐえよ!

○「 ....
わたしは頭が悪いから
何ができるというのでしょうか
誠実であることよりほかに

わたしは無知だから
何ができるというのでしょうか
謙虚であることよりほかに

わたしは貧乏だから ....
  

じっとしている
髪を撫でられているとき
じっとしている
髪を撫でてあげている
ときの君の肩

消えてしまうと立ってられないのは
からだ中の関節
一番悲しく怖いのは
 ....
海のうえを昨夜の花火の残骸が

恥ずかしげに漂っている

まるで月が落ちたみたいと騒いでいた

みんなの顔が馬鹿みたいに想いかえされる

わたしの心の月が堕ちたのは
 ....
人ひとりの命は地球より重いというのは
だいぶ重いね、重すぎだろう

人命を鴻毛の軽きにしてというのは
だいぶ軽いね、軽すぎだろう

せめて、体重分くらいは
目方増やしていきましょう

 ....
公と私。文字や言葉を大きく振り分ければ、
公言も私言もない、AIは破壊してくれる
、ついでに私の時間も連れていけ

まーいいか、薄給でさらに土曜日も休むことなく働き尽くし





 ....
瞼の裏側で眠りの松明が燃え盛る
タップを踏む睡魔が天然色の幻へと誘う
大地を俯瞰すれば麒麟の群れが走り
文明は密林のように摩天楼を生やした

水曜日の波が大通りへと押し寄せる
チョビ髭を歪 ....
ひるさがり、
オイシイモノを食べて、
りんかくが、
ほころぶ、
ゆるふわな、
しろいまるがおの、
ましゅまろ、
キミは、
ほほえんで、
そのひとみに、
ふたつの三日月をつくる、
 ....
シャッターの奥では、どんな夢を見ているのか。海も川も薄く、流れもゆるく凪いているように見えるのに。存在を消した爪の先までイバラ、締め上げて這いずり回る時の鎖を断ち切る。右寄りの心臓は判別不能な燈し火に .... 囀るな、囁くな、嘯くなよ、腐肉に群がる小蝿や蛆のような薄汚い愚民ども、俺の人生にお前らを相手にしてる暇はない、俺がこの世界で息をし続けている理由はただひとつ、容赦ないポエジーと相対するためさ…あら .... あの
トリュフが
たべたいーん
だよ↑

わかるよ
わかる
わかるよ
わかる

でさー
お前がそれして
トリュフなの
大丈夫

やっぱムリです
はい、次はハワイ!
調子こく 調子こく
でも間違えんな

お前な、それ最高に幸せなんど
なめんなや

調子こく 調子こく
でも間違えんな

調子こく場面でありながらも
なんとか
調子こかない面も見ろ ....
なめんななめんななめんなよー
俺はそれになりません
なめんななめんななめんなよー
輪廻は怖い うぬぼれんな
わーわーわーわー
なめたら終わり真っ逆さま
なあ、お前それだけん有頂天なんぞ
 ....
アナタの眼
ぐるぐる廻り
死の渦巻く虚無
露わになる瞬間に
身を委ね開き在れば

置き去りにしてきた哀しみ、

雨降りのこの日に鮮やか蘇り 

身の回りの全て透明に成りゆく。
墓石のような色をした雨に誘われて
遠く北の果てにゆれる赤ちょうちんを見にゆく大蟻食いの群れを見た
一握の砂のような生涯を送った歌人がいたことを
教科書で習ったことがある
わたしも前科三犯仮釈の ....
 われらはビーチグラス埋まる砂地で咲く
 浜木綿なのか

 空に憧れ
 海に真向い
 樹々にさまよい
 陽を讃え
 愛の溢れた瞳を求め微笑み合う
 ひとり あなた
 ひとり わたし
 ....
いつか忘れられる恋のために
いくつもの花瓶が投げ込まれ、
濡れた足にはりついた花びらの色とりどりに
蝶やら虫やら寄ってくる。
雨雲がやってきて去っていき、
そのあとに何の植物かわからない草が ....
僕は考えることが知ることに似て
虚しい
それは でも 一体なぜなのか
湘南で見た夕暮れのようだった
バスの中に入ると一人
僕は今日も生きたのだと思う
青く 存在する 見たことのある海を
 ....
これから雨の日が続くようだ
10日間の天気予報では来週の木曜日は晴れると
残念ながらその日は月に一度の通院日
{ルビ渓=たに}に入りたいが
増水で釣りにはならない
仕方がないので
髪の毛よ ....
きみという結晶は脆く傷付きやすい
透明な薄緑を纏った蛍石のようだ

ぼくは鈍重な鉛ようなのに
何故か妙に気が合った

初めて出逢ったのは渓流で宝石の魚を釣った夕暮れ
低温で溶けるぼくは直 ....
ひとりぐらし ひと 、
天国ㇵここ
あそこではなく
ひと、抜けて突破し
独りに徹し初めて此処ガ天国
恋って、不思議
架空の世界をみせてくれるから
なんだかキラキラした空気が
朝早くから幸せでくるんでくれる

だれにもらった訳でもない
平穏でなだらかな生活とか心とか
パリ ....
緑の広がり人の歩き
車の走りアスファルト伸び
アジサイ青々色付く最中に
わたしの生きて歩き在り

そうして 、

歩き在るわたしの最中に
緑の広がり人の歩き
車の走りアスファルト伸び ....
あなたの面影をください
あなたの抜け殻があれば
わたしは生きて行ける
鶴見川を渡る

川とは
あの世とこの世の境
すべからく
夕陽の名の元に照らし出される

鶴見川を渡る

私はあなたの所に行けない
瞬き一つ分の命で
体という体が軋んでいるのに
 ....
 

灰色の瞳のひとに
なりたいな
ひとの純白な夜のかたすみの
憎しみはほんとうのところ
涙が綺麗だと勘違いしている愚かさに似る
炎上する胸の奥から飛び散る汗と
同じ色しかしていない命 ....
宙にむかい
腕を伸ばし
体から跳び立とうとする
ちいさなあなた

さいわいよ
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
詩想・王国ひだかたけし4*24/6/1 17:18
耳工場そらの珊瑚9*24/6/1 14:18
※五行歌「いのちは 生きるためにある」こしごえ3*24/6/1 11:07
独り言6.1ホカチャン1*24/6/1 9:33
何が出来るというのでしょうか室町424/6/1 8:35
だれか、お願い秋葉竹124/6/1 7:21
ブラックコーヒーと白い嘘124/6/1 6:45
目方の味方りゅうさん3*24/6/1 6:32
未来から 始まる絵本 003足立らどみ224/6/1 6:28
ライク・ア・ムービーatsuch...6+*24/6/1 4:41
ましゅまろ本田憲嵩724/6/1 1:29
allegoryあらい324/5/31 22:55
sealedホロウ・シカ...324/5/31 22:04
トリュフをなめる[group]陽向(2躯-...124/5/31 19:17
有頂天の続き2[group]1+24/5/31 18:59
有頂天の続き[group]124/5/31 18:48
Gloriaひだかたけし324/5/31 17:55
かの岸辺の歌室町324/5/31 12:53
仏蝶リリー7*24/5/31 11:08
恋のためはるな224/5/31 8:48
帰りのバス番田 424/5/31 1:14
雨の日の釣り師のためにレタス5*24/5/30 22:59
きみに4*24/5/30 22:38
五行歌、ひとりぐらしひだかたけし524/5/30 20:37
恋のけもの秋葉竹124/5/30 20:13
ヒビキヒカリひだかたけし424/5/30 17:14
亡骸リィ024/5/30 8:04
鶴見川303.co...424/5/30 6:10
この雨の降りつづく夜の世界のかたすみで秋葉竹324/5/30 4:26
五行詩 あなたGiovan...524/5/30 4:15

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