書物には値段がついている。知の価値はロハじゃないという事だ。
嗜好だけで知識が深まると思ったら大違い。人前に出せる知識を持つ人は、
それだけの投資と時間を費やしている。
その蓄えを維持する為には日々勉強もしている。
努力は労作。だから尊敬に値する。
こうした人が冷たく見えるなら、それはそう見る人のフィルターに過ぎない。
理性のスタンスとは礼であり節、それは義に他ならない。
相手にすり寄らない代り、心に踏み込んだり踏みにじったりもしない。
縁側で静かに微笑む爺さん婆さんの「善」と一体何処が違うのか。
一体そのどこが「冷たい」のか。思い上がっているというのか。
人間性は理知の両輪あってこそ前進するし維持される。
尚もその人は、惜しみなく自分の知識を分けてくれる。
蔭で無知・誤謬を嗤ったりせず、分け隔てなく誰にでも、だ。
狭隘な自尊心を傷つけられた相手に嫌われるのも承知で、分け隔てなく。
人に教えるという親切は、実は相当のユーモアがないと続かない事だと思う。
普通は擦り減りますよ、理解されないのが馬鹿馬鹿しくなって。
ユーモアとは、寛容な心だ。そして「鈍感」ではなく「辛抱」。
情も大事、理も知も大事。Oh、黄金のトライアングルじゃのう!
人は皆それぞれ。
だから坊や達、カリカリしないの。
ことこと十言、ごめんあそばせ。
ママより
by salco
競争心、自尊心、自己顕示欲の抜きん出ている人の恋愛はラブゲームであり、彼女は賞金首である。
手に入れば大切にガラスケースに収め、紫の別珍のガウンを纏い深くひとりがけのソファーに身を沈めながら、
ブランデーグラスを手のひらで揺らし、自らの偉大さを讃え悦に入るだろう。
「寂しくないよ。お友達を連れてきてあげるからね。」と、次の獲物に思いを馳せながら。
#ちっともひとことじゃないけど、「金言集」にはこれくらいの分量は入れそう。冬彦さんか。
by 鵜飼千代子
>>777
>>778
「出る杭」までいかず、せいぜいが鉄砲玉かな。
「鉄砲玉」でもいいからなりたい人だっているものね。
いくら叩かれても懲りない人もいるけど。
断言は避けたいが、アフォリズムは非女性的文学ジャンルかもしれない。私の敬愛するナタリー・バーネイはアフォリズムという形式を好んだ作家だが、彼女はレズビアンだった。
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