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詩集・詩誌のスレッド (創作系)スレッドオペレーター:片野晃司
詩集・詩誌のレビューや宣伝、出版に関する話題など。

[284]白井明大[2008 10/30 23:09]大村 浩一
この本もおすすめです。詩を書いてくなかで、おとずれてくる問いと、その応え(答えとはかぎらず)のようです。

『詩の話をしよう』(辻征夫著 聞き手/山本かずこ ミッドナイトプレス刊)
http://www.amazon.co.jp/詩の話をしよう-ミッドナイトプレス-辻-征夫/dp/4434037099

大村さん>
こうして詩集や詩誌、詩にまつわる本、そして大村さんのように詩をあつかう場について話ができるというのはいいものですね。
松下さんの一連の、ぼくは4と5と7にどきりとさせられました。
「自分の中に滲出してくるものにどれだけ忠実でいられるか。そしてそれを、どこまでことばで掴み出して来れるかが、詩人の腕前ではないかな、と思う」
拝読しました。どこまで追いかけても先ばかりが続く、深いことだなと思います。
 

[283]大村 浩一[2008 10/30 21:03]白井明大
大村です。私人図書室の件で続報。
 私人図書室は今週末11月 1日(土)12時頃から、新司書イダヅカさんの手で一般開架さ
れます。本を借りたい方、ぜひおいで下さい。

 白井さんの取り上げた「びーぐる」は、実はもとこサンが買ったものでした。(笑)
まだ読んでないからと枕元に置いてありましたが、それじゃ誰も読めないじゃないかと
さきほど勝手に図書室に入庫してきちゃいましたー。(悶)
 だから見ても良いけど、まだ借りないでね。

>>282 白井明大さん
 松下さんのブログご紹介下さり、ありがとうございました。
 たまたまヤフーのIDを持っていたので、「生き事」の購入をお願いしちゃいました。
まだ在庫があるといいなー。廿楽さんが同人なのも知りませんでした。うーむ。

「初心者のための詩の書き方」では、私は2の「そばにあるものを並べたほうが詩にな
る」のほうに心惹かれました。
 そういえば昔の松下さんの詩に確か、こんな一節があったと記憶しています。ビジネ
スの廊下、という詩集。
「意地を見せているものの横で/茶を飲むことは/おそろしい」

 松下さんはこの「初心者のための…」で、詩の書き方のヒントを書きながら、同時に
ひとの心の動きを精密に冷静にとらえて描いている。
 世間に押し付けられた良識じゃなくて、自分の中に滲出してくるものにどれだけ忠実
でいられるか。そしてそれを、どこまでことばで掴み出して来れるかが、詩人の腕前で
はないかな、と思う。別に詩の学者になる必要は無い。言葉の職人という行き方もある
だろう、と最近の私は思っています。
 

[282]白井明大[2008 10/30 10:28]大村 浩一とうどうせいら石川和広
松下育男さんが主宰なさっている詩誌「生き事」の4号がさきごろ発行され、付録として「初心者のための詩の書き方」を松下さんがお書きになっています。

「生き事」4号は残部僅少とのことですが、同人の廿楽順治さんのブログで「初心者のための詩の書き方」を読むことができます。

たとえば、1にはこんな一節があります。

 ほんとうにせつなくなるのは
 とてもすきなものがそうでなくなる瞬間
 そこにうすい膜がはりつめていて
 それがとおりぬけるしゅんかんなんだ


やわらかなことばで、詩作の真実をあかるく照らし出す道しるべです。

松下育男 詩のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/fampine

廿楽順治-改行道中 松下育男「初心者のための詩の書き方」1
http://text.tsuzura.com/?day=20081018
 

[281]大村 浩一[2008 10/27 13:06]夏野雨手乗川文鳥あおば銀猫
 私人図書室です。下記の本が近日閲覧可能となります。
 今夏の東京ポエケット、10月の京都ぽえざるなどで大村が入手したものです。
 詩誌、アンソロジーについてはデータ作成時間の制約上、参加者全ての名前が
書けていない場合があります。その場合詩誌の代表者または編集長名としていま
すが、お許し下さい。
 白井さんが取り上げた「びーぐる」もあります。

日本詩集 たかくおよぐや 廿楽順治=著 思潮社
日本詩集 くさまくら 白井明大=著 花神社
日本詩集 流砂による終身刑 小川三郎=著 思潮社
日本詩集 複雑骨折 橘 上=著 思潮社
日本詩集 ハード・ポップス 広瀬大志=著 思潮社
日本詩集 textrock 大覚アキラ=著 jetcity publishing
日本詩集 heavymetaliric 大覚アキラ=著 jetcity publishing
日本詩集 薄明行(はくめいこう) 大谷良太=著 詩学社
日本詩集 カンパニュラ 犬飼愛生=著 drawn-game
美術   モテる美術鑑賞 紀ノ川 つかさ=著 私家版
日本詩集 違うことについてのいくつかの表現 イダヅカ マコト=著 私家版
日本詩集 レーチカ 森本ゆふ Out of Nice
詩誌   紫陽 第15号 京谷裕彰&藤井わらび=編 紫陽の会=発行
詩誌   紫陽 第16号 京谷裕彰&藤井わらび=編 紫陽の会=発行
日本詩集 きみに向けて 銀猫=著 ルナク=絵 私家版
日本詩集 野村尚志詩集1988年-2002年 野村尚志=著 武蔵野書房
日本詩集 静かな顔 北川浩二=著 ポエトリージャパン
詩誌   dionysos voi.27 茜靖、大谷良太、田中宏輔ほか=著 ディオソニス
詩誌   dionysos voi.29 茜靖、大谷良太、田中宏輔ほか=著 ディオソニス
日本詩集 1センチメンタル 岩田イオン 私家版
詩誌  雲雀料理 第5号 清野 雅巳、六崎杏介=編 私家版
日本詩集 エヴァー・ブルー 梓 いっせー ルナク=装丁 私家版
詩誌   アンソロジー 庭園 浅山泰美=編 私家版
日本詩集 The Wasteless Land.? 田中宏輔 書肆山田
日本詩集 水銀 有邑空玖=著 私家版
詩誌   月光 創刊号 文月悠光=著 私家版
日本詩集 箱詰め女子 泉由良=編 私家版
日本詩集 静かな祝祭 −パパゲーノとその後日談 荒木時彦=著 草原詩社
日本詩集 フォルマ、識閾、その歩行 荒木時彦=著 草原詩社
日本詩集 山越 森川雅美=著 思潮社
日本詩集 別冊Liric jungle anthology2008 平居謙=編 草原詩社
詩誌   びーぐる 創刊号 高階杞一、細見和之、山田兼士、四元康佑=編 澪標
詩誌   かたつむりずむ Vol.3 石川和広=編 
日本詩集 微炭酸フライデー 南原魚人=著 草原詩社
日本詩集 眩暈 三角みづ紀、川尾朋子=著 私家版
詩誌   紙子 清野雅巳=編 紙子編集室
日本詩集 Francesca reprise 山田なをこ (なを)=著 私家版
日本詩集 夜のガチャピンとモック 川原寝太郎、かづきあおい=著 私家版
日本詩集 食品詩倶楽部 犬飼愛生、樋口えみこ ほか13名=著 りっと=編 私家版
日本詩集 POETRY TRACKER 2 南原魚人、かづきあおい ほか13名=著 曵原健=編 私家版
日本詩集 BOB3 藤井五月ほか7名=著 関根悠介=編 私家版
詩誌   「狂詩曲」(ラプソディー) 南野ほのか、シンハ ほか=著 小島基成=編 私家版
 

[280]白井明大[2008 10/23 12:26]ピクルス夏野雨大村 浩一あおば
詩の商業誌が今月出たと聞き、先日書店でみつけて手にいれてきました。

「季刊 びーぐる 詩の海へ」創刊号(発行:澪標 1,000円)

http://homepage2.nifty.com/yamadakenji/1beagle.htm


貞久秀紀の詩「木橋」のことばのありようが、行分け詩と散文詩の端境を行き来するようでたのしく、

伊藤比呂美のエッセイ「詩の現在と未来」が、寄り道話のようでいて、じぶんの詩の道すじを行く人のその道を照らす様そのものであるようなのが面白く、

一読をおすすめする詩誌です。
 

[279]松岡宮[2008 10/22 01:13]佐々宝砂片野晃司あおば
下のほうでも言及されていますが、hotel 2(20)読みました。簡単な感想を。

★川江一二三「冷やしシャンプーあります」

>ときに悪しきものは良きものより華やかに見えるのか
>したたる汗 乾く間もなく
>肉脂の焦げる匂いが辺りに立ちこめてくる
(中略)
>ひしめき合う人びとの頭上になにやら
>不穏な御輿が浮かび上がる

このあたりの記述を読んで、ついこの間の夏、オリンピックが行われた、いつもどおり暑かった夏のことを、自分がもう忘れていることに気づきました。逆に言えばその夏の感じ、を思い出しました。

華やかで目立つものだけが真実ではないと知りつつ、それに惹かれたり、目が離せなかったりする、その御輿が気になってしまう自分がいます。

冷やしシャンプーしてもらうといいのかな。

★片野晃司「鹿島仰観」

>そこで手をひろげて仰向けに横たわり、
>右手は鹿島バイパス、
>左手は国道51号、
>背骨は国道124号、

なんかわからないけど気持ちよさそうですね。
末梢の、指先辺りの血管までものびのびしているさまが伝わってくるような詩でした。空間だけでなく時間的なノビノビも感じます、止まっているけどのびのびと広がるような感じ、読んでたらなんか旅に出たくなった。

★野村喜和夫「緋の迷宮」

 教え子を追いかけてゆくという情景を、そうか、描いて良いのだ、詩なのだな、という感想を持ちました。意外と偏見に囚われている自分が恥ずかしい。

★根本明「喝采2」
★かわじまさよ「箱のなかにはまた箱があり」

 いずれも高齢者を描いた詩でしょうか。加齢を、あるいは障害をどのように描くかというのはわたしにとっては興味深い点です。

かわじまさよさんの詩の、クールな描き方に惹かれました。

>BABY IN CAR
>のステッカーを貼って
>あかいちゃんちゃんこをきた
>ばあさんを車に乗せた

また読んだら違う感想になるかもしれませんが・・・。

松岡宮
 

[276]松岡宮[2008 10/13 22:21]石川和広石畑由紀子
ちょっと前ですが、上手宰さんから「冊」2008年9月号が送られてきました・・・・

・・・と書こうとしたら、きょう「上手宰詩集」が届きました。詩集はこれまでの詩篇の総合的なもののようで、なにやらソフトカバー。これについてはまた後日に書く、かも。

「冊」はわたしのようなものでもわかりやすいです。

★「ひとつのことばが/草野 信子」

>小鳥が
>死んでいるのを見つけた
>遠い秋の朝のように

>きょう
>ひとつのことばが
>もう 息をしていないことを
>知った

という出だしで始まる、言葉への愛があふれる美しい詩で、わたしにとっては印象に残りました。

話がぜんぜん変わるのですが、言語の研究でよく用いられる、朝日新聞の膨大な記事を分析して、単語の出現頻度を調べたデータベースや、辞書の8万語の単語についてその親密度を調べたデータベースがあります(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)。

ある言葉が、ある時代に、どれくらい親しまれ、どれくらい出現したか。

数値化されたそれは、また、時とともに移り行くものなのだな・・・・と、少し寂しいような気持ちになりました。

ふと振り返るとたくさんの言葉の骨組みだけが積もっている森・・・そんな読後感を残す詩です。


★「傍白/上手宰」

傍白という言葉は、はじめて知りました。意味は後にわかるようになっていました、よかった。

詩は、みずからを舞台俳優に模して語られます。

>舞台の端に歩み寄ると
>私は夜の海辺に立ちつくしているように感じる
>ひたひたとさざ波が私の足元を洗うと
>水の一粒ひとつぶに語りかけるように
>暗い海に言葉をぽろぽろと落とす

>それは孤独な演説者のモノローグ(独白)ではない
>誰にも気づかれぬよう自分だけに語る言葉でありながら
>いつも誰かに聞かれていなければならないアサイド(傍白)なのだ

という部分で、傍白という言葉の意味を知りました。

これが印象に残っていたのは、独白という概念しかないときは「ブログに書く日記って絶対日記じゃないよなあ」と思っていたのですが、

「そうかアレは傍白か、誰かに聞かれていなければならないのか、日記といいつつ他人に聞かれていることを前提として書いても、それでいいのか」と納得したことです。

詩としては最後になんとなく寂しいどんでん返し?があって、面白かったです。
わたしも、たくさんの波や砂たちがまるで自分の読者であるかのように、浮かれた気分でものを書き続けてゆくのかもしれません。

とりとめがなくなってきたので、このあたりで。

松岡宮
 

[275]伊藤透雪[2008 10/05 15:38]
10月12日のポエムバザールにて、立売り(ブースなし)で
コラボアルバム「風音」売ります。今回で販売は最終とします。
最終ということで定価¥1500を¥1000にと格安にてお分けしますので、
まだお持ちでない方は是非お買い求め下さい。

アルバム内容▼
松浦佳也氏作曲・演奏によるギターを中心にした
インストゥルメンタル曲が23曲(紙ジャケット仕様)、
伊藤透雪がその曲を借景にして書いた詩23篇収録24頁(並製本無線綴じ)

アルバムについて▼
曲を聞いて読むことによる、読者の自由な想像力を引き出す試み。
朗読とも、作詞とも違う、新しい形。
素直に書かれた作品の向こう側を、どうぞ感じてください。
曲は、ギターの弦が鳴く音も心地よい、優しい音楽です。
詩は、様々な視野と散文詩を交え、伊藤透雪の世界を存分に書いたもの。
その2つから生まれるハーモニーは、読者の方お一人お一人違うことでしょう。

+++++++++++++++++++++++++
10数部しかありません。先着順にお売りしていきます。
よろしくお願いします。表紙画像(フルカラー印刷)は
伊藤透雪のプロフィールをご覧下さい。
 

[272]あおば[2008 10/02 20:55]RT
宣伝です。
戯れ言詩集「九官鳥」第2版刊行のおしらせ。
11/09日秋葉原で開催の「第7回文学フリマ」で販売いたします。
http://bunfree.net/
販売ブース名「車輪人間」
手作りなので数が少なく売り切れの場合はご容赦下さい。
価格は99円です。内容は↓
http://members.jcom.home.ne.jp/aoba/910a5.pdf
よろしくお願いします。
 

[271]夏野雨[2008 09/19 20:34]あおば
夏野雨です。

第二詩集「オクターヴ」
通信販売いたします。

ご希望のかたは、
詩集送付先のご住所と宛名、部数をお書き添えの上、
夏野雨私信あるいは
intherain0000アットマークhotmail.co.jp
までお知らせください。

収録作品はコチラ↓
http://po-m.com/forum/myframe.php?hid=5156

オクターヴ
定価 1,250円(送料込)
137P B6判

お支払は、銀行振込あるいは郵便振替でたまわります。

その他お問い合わせご相談おきがるにおもうしつけください。
 

[270]大村 浩一[2008 09/18 21:08]
私人図書室です。
次回の開架日は9月21日(日)です。
ワシは不在ですが、奥主さんが司書をやってくれます。
Ben'sの前にお時間ある方、ぜひおいで下さい。
詳しくは3串の私人図書室コミュまで。
 

[268]今唯ケンタロウ[2008 08/30 20:10]そらの とこ小川 葉あおばりゅうのあくびとうどうせいら
ネット発のアンソロジー出版・iPプロジェクトでは、現在2008年度秋期の募集を行っております。
前回(『Drop of Words』同スレ1/12参照)の文月悠光氏に引き続いて、今回私が旗振り役をつとめていることもあり、今から呼びかけを行います。

参加者募集の、締め切りは、明日(8/31)!(詩作品の締め切りはまだ先。)


*檄文*

現代詩フォーラムのあれくれ物どもに呼びかけます。
ネット発のアンソロジー詩集・iPプロジェクト2008年度秋期(第5弾?)の参加者を募っています。
今回私・今唯ケンタロウが旗振り役をつとめることもあり、このような形で激を発させて頂きました。
尚、2008年度は秋期も表紙・装丁を今唯が担当します。・・・。(本同様、)見た面はあまくても、中身はハードなやつらの集結を期待しますm( _ _ )m

募集要項は、此方(以下転載)で御座います。
‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐
詩部門08秋期分の参加者募集を、本日よりおこないます。
参加者募集要項をご覧になって、よろしくご参加を願います。

iPプロジェクトは、(有)太陽書房と提携して年2回出版をおこないます。
通販は出版社HPの他、アマゾンで購入(マーケットプレイス)できます。
書店流通は、出版社と直取引をする書店と大学生協で注文できます。
ミクシィ参加は条件外ですので、お知り合いの方にもお声かけください。

太陽書房HPの参加者募集ページ
http://www.taiyo-g.com/anthology.html


<プロジェクト概要>
1.プロジェクト名称は、「iP(internet Poetry)プロジェクト」とします。
2.iPプロジェクトの目的は、インターネット上の募集による無償でのアンソロジー詩集の編纂および出版です。
3.iPプロジェクト事務局は、(有)太陽書房と提携して主宰(恵)と協力者によって運営いたします。
<参加者募集要項>
1.参加者募集の締め切りは、2008年8月末日とします。参加人数の多寡により、二次募集を実施する可能性もあります。
2.費用の負担は、アンソロジー出版後も一切ありません。出版書籍は刊行発売後に、著者自身で定価にて購入となります。
3.参加登録名は、ペンネーム(またはHN)でかまいません。本名を連絡する必要は、出版後も全くありません。
4.参加登録アドレスは、メールでのやり取りが主体となりますので必ず連絡が取れるものにしてください。
5.著作物の出版権は、iPプロジェクトに委任してください。著作権は参加者のものですが、印税は放棄してください。
6.参加登録の際には、原稿は送らないでください。参加受付が完了してから、改めて原稿の送付を依頼いたします。
7.参加者には無償で、現段階では4ページを提供する予定です。1ページの体裁は、17行×34文字を予定しています。

参加希望者は参加登録名と参加登録アドレスを記載の上、下記の主宰(恵)アドレスまでメールをください。
(個人アドレスの保護のために、ミクシィのコミュニティ上では受け付けません。ご面倒ですが、直接メールをください)
その際には、件名は「iP参加登録」としてください。

恵のアドレス k-megumi@mwd.biglobe.ne.jp


*有料(税抜き1万円)ですが、書籍巻末に1ページの広告掲載できます。
定価の安定化のため、法人(団体)・個人を問わず広告主を募集しています。
(広告内容によって個人と判断しましたら、半額の税抜き5千円となります)
イベント・自著の宣伝等、ご興味がありましたらぜひお問い合わせください。

‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐

*今まで商業詩誌『現代詩手帖』、『詩学』の詩書欄で採り上げられています。
同じく『詩と思想』来月号にも掲載される予定とのこと。
 

[267]りゅうのあくび[2008 08/27 20:41]
よろしくお願い致します。

現在、20〜30篇近くの叙情詩集に
付録で「心」の同文字数になる
考察2編と「心」の取扱説明書の付いた本を
企画制作中です。秋の終わりか冬の始まりに
プレゼンスする予定です。
付録には、かなり熱心になっています。


【内容】
タイトル(予定) こころ ― A material of the real comunications ―
構成テーマ 心と叙情風景
□詩集(リニューアル作)
去年よりここで書き溜めた詩をリニューアルして
登場させます。抒情詩が大部分を占めていて、恋の詩と
猫の詩が主体となります。
□付録(未発表作)
「心」の考察とは、「心」の哲学と云う領域で、さかんに研究が進め
られている分野でもあります。「心」の
同文字数になる定義的な考察2編がついていて、さらに、それに
「心」の取扱説明書が付いています。
メンタルケア方面での活用を含めて、
詩の創作にも活用できるのではと、期待してい
ますが、努めて一般ピープル向けに制作しています。
□レイアウト
兄妹で制作する予定です。
コンテンツは兄(竜野息吹)
レイアウトは妹(koko)が担当いたします。

出版社等販売ルートについては、後日、連絡いたします。
なお価格は未定です。
重ねて、よろしくお願いいたします。
 

[265]松岡宮[2008 07/25 23:48]角田寿星りゅうのあくび
>角田さん

自分が読んでも具合の悪くなるようなあんなぶっとい冊子を丁寧にお読みいただき、感想までお書きくださりありがとうございました。

自分がblogでツラツラ書いたものを束ねて思ったのは、
ひとは同じようなハシラでしか作品を書けないのかな、ということと、
ひとは時に応じて相反する矛盾したようなことも書くのかなあ、という、
それ自体、矛盾したようなことでした。

角田さんのコメントは、自分でもわかってない部分を的確にお示しいただいたように思い、感謝しております。

松岡宮
 

[264]角田寿星[2008 07/24 10:55]松岡宮あおばいとうりゅうのあくび
ポエムロゼッタの角田です。松岡さん、どうもありがとうございました。
お礼のかわりというわけではないんですが、ぼくもレビューをひとつ。

『駅員観察日記2』松岡宮。

質量ともに、とにかく膨大です。100篇をこえる、駅員に関する詩篇集。
ホームで改札で働く駅係員、車内での運転士に車掌、さらにはKOバスの運転手…彼らは冷徹な顔で過酷なダイヤを管理する存在であり、巨大になって客車を乗客を文字どおり支える存在であり、何かのトラブルには光速のはやさで駆けつける存在であり、乗客たちとはまったく違った何かを見据える存在であり、時にはストレスでその身をすり減らしていく存在であり…
と、駅員は変幻自在です。駅員の制服や体型、表情に仕草、さらには駅の状況や時間帯によって、駅員がその「かたち」を変えていくのは、いわば当然のことでして、駅員は刻々と姿かたちを変えながら駅員のすべての仕事をこなしていくのです。この詩集では、駅員への憧れと愛と「駅員さんはカッコいい」を縦糸に、克明に駅員さんの観察を綴ります。
面白いのは、作者にとって駅員というのは、その存在自体が「完全体」なんですね。体調不良や経験の不足、仕事の疲れやストレスや、あるいは何かのトラブルの際には、彼らは素早く超立体マスクを被り、鋼鉄の背中を持ち、あるいは背中から導線を飛び出させたりして、そうして粛々と滞りなく鉄道を運営していくのです。お客さまにはそんな気配を微塵とも感じさせないようにしながら。「それがプロというものだろう」と作者も言及しています。時には手袋を外して、車掌の仮面を少し取り外したりして、でも手袋をした瞬間、また車掌の顔に戻る。
憧れとか愛とか書きましたが、そんな言葉では済まされない膨大な何かを感じます。脳ミソで考えるだけじゃ、書けない何か。作者の本能に駅員さんが深く食い込んでいるさまを、ひしひしと感じました。

それでは、いくつかの詩篇の感想を。

・あさぴ新聞「声」欄御中
とある駅員さん美談、のねつ造。最近、駅員への暴力事件とか痛ましいニュースも多々報じられており、こうしたねつ造で、駅員さんの素晴しさを徹底周知させてほしいものです。でもあさぴ新聞も近頃は頑張ってまして、ねつ造記事は紙面の7割程度にとどめているようですよ。

・快速、急行、小田急線
小田急線内でのG痢とのソーゼツな闘い、そして勝利。それはとりもなおさず小田急車掌の存在の賜物であり、車掌さんへの素朴な感謝の念が、福音となって客車内に芳香となって立ちのぼります。

・友人、失禁、あっとステイション!
言葉を失った…素晴しい。「JRの駅で嘔吐失禁し駅員に介抱された」という友人からのメール。それに対する、すべてを投げ出さんばかりの、一途な羨望。それはやがて美しい嘔吐失禁への憧れになり、嘔吐失禁にまみれた駅員さんとの愛へと昇華する…アイス食べながらそんなこと考えてるんですね。駅でアイス10個食べなはれ。いい感じで具合悪くなるでしょう。

・発光する車掌
12月、師走の夜。発車の瞬間、高まる緊張感とともに、発光する車掌。冬の駅の、張りつめた冷たさと光の美しさが、心地よい。

・TX! TX! TX!
筑波エクスプレスのレビューもしっかりやってます。さすが。
ワンマン列車だそうですが、それなりに楽しんでるとこも、さすがです。

・AERA「排便」車掌の記事に捧ぐ
ありましたねえ、そんな事件が。ぼくは、人間をそこまで追いつめる社会構造にかるい嫌悪を感じましたけど…よく頑張った。車掌にはそんな言葉を贈りたいです。
この詩集には「当然」載るべき作品である、と思っていました。ありがとうございます。

・山に抱かれる小田急の車掌
これも美しい。ぼくは小田急は、箱根のロマンスカーに乗ったっきりですが、たしかに小田原あたりから視界がサッと開けますよね。小田急への、小田急車掌への、美しい賛歌です。

・駅員観察日記、西へ
わーいキングジョーだあ(意味不明)。でもあれは神戸なんですよね(もっと意味不明)。
大阪環状線ですかね。記憶に刻み付けるようなルポルタージュ。目の前でかがみ込んでメモをとる、若い車掌との密やかな交流。しかも、左利きでしたか!そうでしたか!南海のルポもよかったな。

少し前ですが、ぼくの息子のたあくんは、降車のあとしばらくホームに留まり、列車が通り過ぎるのを待って「電車バイバイ」をします。かなりの確率で、車掌さんが窓から顔を出して、笑顔で手を振ってくれます。
残念ながら、わが家のホームグラウンド京成線は、やや愛想が悪いです。東葉高速線はほぼ100%笑顔…運賃が高いせいかしらん。総じて若い車掌さんの方が、手を振って応えてくれますね。
 

[263]松岡宮[2008 07/21 22:23]いとう手乗川文鳥あおば
ぽえむろぜった。
下で第5号の宣伝があるなかで悪いのですが、第4号の感想を書きます(入手したのが先週のポエケットだったんです)。特集は「詩と顔」。

なんというか、すごく尖った、というか、あらがうような、激しさ、すべての作者さんからその激しい「あらがい」が感じられました。負のパワーというと言葉が悪いのかな、すごい、みんな、いきいきと、怒っている。

★花の名前をおぼえようとする/角田寿星(Canopus)

たあくんと父親の、根底にわずかな絶望のようなものを感じさせつつも、あたたかな雰囲気の詩。以下の2行は愛情がこもっていて、なんか泣けます・・・。

>たあくんがバターになった時の対処法だが
>実はきちんと考えてあるので心配いらない

なんて、ここだけ抜き出しても伝わらないかも・・・・全体を読まないとわからないですよね。

★顔 三部作/リーフレイン

雰囲気のある散文詩。
母の三面鏡のまえで、秘密の儀式を行う少女。
誰もが(わたしですら)経験のある、うしろめたい愉しみ。
田舎のおじいちゃんの家に行ったときの、なんともいえない、言葉にしない秘密があふれている雰囲気を思い出しました。

★人の顔/森川雅美

>人は四十を過ぎたら顔に責任を持てといって
>いた人のいまは痴呆の自分の顔も分からずに
(中略)
>遠い意識の果ての一粒の針の落下を
>手の内の握るための速度と交換し
>私もまたつまづくひとつの石だから
>誰かとともにさらされる小さな息であり続け

言葉づかいがすごい気持ちのいい詩で、ついたくさん引用してしまった。
流れるような単語づかい。深い言葉たち。いい詩だなあ・・・。

★ビストルー・ザ・フラワーフィールド・ウィズ・スカルス・インディファレント/今唯ケンタロウ

 ビジュアル詩というのでしょうか、言葉の配置、お花にっこり、波にも「お顔」、夢があってかわいらしい・・・・。最後に何も「さよなら」しなくてもいいんじゃないのかしら(笑)ずっとこのお花畑にいたいと思いました、活字の降る草原。

川本真琴、という固有名詞はちょっと世代のずれているわたしにはよくわかりませんでした。

★タイバン/蛾兆ボルカ

 母猫が胎盤を食べるのをみたことがあります!だからというわけでもありませんが、こんなお父さんいたら素敵だなと思う詩でした。愛を感じます。

オスネコは食べないかもしれませんが・・・。

松岡宮
 

[262]モリマサ公[2008 07/10 21:28]あおばmizu K手乗川文鳥しもつき七
「日曜は父親と遊園地に行こう」
あと数がすくなくなってまいりました
ポエケでうるので是非てにとってごらんください
現代詩手帳の8月号に広告をのせます
紹介文は三角みづ紀さんにかいていただきました
今度は賞を狙ってかいていきたいです
ポエ家でみなさんにみなさんの詩紙に会えるのを楽しみにしています
 

[259]大村 浩一[2008 06/19 19:39]
んなこたないぞ宮さん。(笑)
私人図書室の新登録本です。貸し出し可能となっております。
「悲惨鑑賞団」以外は大村の蔵書だったものです。
まだまだ増えます。ご期待下さい。

詩画集 ホイッスル 豊原エス(詩)、足田目朗(絵)・著 私家版
詩画集 歌いながら生きていく 豊原エス(詩)、足田メロウ(絵)・著 青幻舎
詩書 雲雀料理4号 清野雅巳ほか・著 私家版
日本詩集 日曜は父親と遊園地に行こう モリマサ公・著 一〇〇〇番出版
詩誌 パンチライン 三角 みず紀/モリマサ公ほか・著 私家版
小説 東電OL殺人事件 佐野 眞一・著 新潮社
小説 ぼくが狼だった頃 寺山 修司・著 文藝春秋
評論 Edge 映画と詩の間 Art Square
評論 討議戦後詩 野村喜和夫+城戸朱理・著 思潮社
評論 二十一世紀ポエジー計画 野村喜和夫・著 思潮社
日本詩集 ニューインスピレーション 野村喜和夫 ・著 書肆山田
海外詩集 エリック・サティ詩集 エリック・サティ・著 思潮社
歌集 春原さんのリコーダー 東 直子・著 木阿弥書店
評論 詩の構造についての覚え書 入沢康夫・著 思潮社
日本詩集 わが出雲・わが鎮魂 入沢康夫・著 思潮社
日本詩集 風の配分 野村喜和夫・著 水声社
日本詩集 特性のない陽のもとに 野村喜和夫・著 思潮社
日本詩集 狂気の涼しい種子 野村喜和夫・著 思潮社
日本詩集 イライザのために 永原孝道・著 七月堂
日本詩集 無国籍詩集アニマルハウスだよ! 平居謙・著 思潮社
芸術 芸術新潮特集 ナチスが捺した頽廃芸術の烙印 新潮社
日本詩集 2000光年のコノテーション 稲川方人・著 思潮社
日本詩集 封印 稲川方人・著 思潮社
日本詩集 アミとわたし 稲川方人・著 思潮社
日本詩集 密約−オブリガード 松尾真由美・著 思潮社
日本詩集 揺籃期 メッザ・ヴォーチェ 松尾真由美・著 思潮社
日本詩集 彩管譜 コンチェルティーノ 松尾真由美・著 思潮社
日本詩集 睡濫 松尾真由美・著 思潮社
日本詩集 誕生 和合亮一・著 思潮社
日本詩集 地球頭脳詩篇 和合亮一・著 思潮社
日本詩集 ガールフレンド 川口晴美・著 七月堂
日本詩集 Lives 川口晴美・著 ふらんす堂
日本詩集 詩七日 平田俊子・著 思潮社
日本詩集 女友達 関富士子・著 開扇堂
日本詩集 パレード 石関 善治郎・著 沖積舎
日本詩集 天上のあるるかん 原田道子・著 土曜美術社出版販売
日本詩集 倉尾勉詩集1967-1999 倉尾勉・著 倉尾勉詩集刊行会
評論 言語物質論(い)詩を読む 松岡正剛・著 工作舎
日本詩集 青い影 緑の光 北爪満喜・著 ふらんす堂
日本詩集 花火の家の入口で 吉増剛造・著 青土社
日本詩集 群青、わが黙示 辻井喬・著 思潮社
日本詩集 キリンの洗濯 高階杞一・著 あざみ書房
日本詩集 ハウスドルフ空間 藤井貞和・著 思潮社
日本詩集 素晴らしい海岸生物の観察 小笠原鳥類・著 思潮社
詩誌 kaderOd vol.1 広田修、伊達風人、佐藤雄一、志樹慧香、白鳥央堂、安川奈緒、田代深子、佐原怜ほか著 私家版
詩誌 kaderOd vol.2 広田修、伊達風人、佐藤雄一、白鳥央堂、田代深子、佐原怜、岡部淳太郎、外山巧雄、清野雅巳ほか著 私家版
日本詩集 ドストエフスキーの青空 宮尾節子・著 文游社
日本詩集 恋泥棒と花盗人 落合朱美・著 新風舎
日本詩集 詩遊人たち・3 るるりら、服部剛、望月ゆき、たかよし、水口京子、前田利夫、落合朱美、梓いっせー、ルナク、さち、緑川ぴの、土屋 怜、水無月一也、銀猫・著 詩遊会出版
日本詩集 みずのうつわ 夏野雨・著 私家版
日本詩集 オウバアキル 三角みづ紀・著 思潮社
詩誌 パンチライン 2号 三角 みず紀、モリマサ公ほか・著 私家版
詩誌 少女症 三角 みず紀、出縄由貴、中村かほり・著 私家版
日本詩集 光りながら崩れ、崩れながら光り 片平 誠・著 邑書林
文芸誌 Coda vol.1 なかむらしろまる、pnd/a、水樹夏也、添田小萩、そのに・著 Coda Webgroup
日本詩集 空中廊下 平田真紀・著 私家版
句集 俳句集 緑 平田真紀・著 私家版
写真集 僕が愛した愛しい水俣 塩田武史・著 岩波書店
小説 悲惨鑑賞団 山口 泉・著 河出書房新社
鉄道 全国軽便鉄道 岡本 憲之・著 JTB
日本詩集 季碑 海埜今日子・著 思潮社
日本詩集 深呼吸の必要 長田 弘・著 晶文社
日本詩集 産土/うぶすな 田野倉康一・著 思潮社
日本詩集 opus 朝吹 亮二・著 思潮社
日本詩集 ボリューム 4倍角 青木 栄瞳・著 思潮社
日本詩集 おやじは山を下れるか? 高岡淳四・著 思潮社
日本詩集 日々は橙色の太陽に沿って 奥野雅子 ・著 思潮社
日本詩集 朝のコラージュ 早川 聡・著 崑崙社
日本詩集 ガムテープで風邪が治る 水戸浩一(枡野浩一)・著 新風舎
日本詩集 クモラス 坂輪 綾子・著 思潮社
句集 マルガリータ 原 浩輝・著 ながらみ書房
歌集 手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ) 穂村 弘・著 小学館
歌集 東京式 藤原龍一郎・著 北冬社
日本詩集 かんぺきな椅子 坂輪 綾子・著 東京美術
文化 The SECRET OF DRAG QUEEN エミ・エレオノーラほか・著 杉並北尾堂
 

[258]松岡宮[2008 05/15 23:11]あおばいとう
なんかこのスレッド、わたしばっかり書いてますね、ごめんなさい。

hotel第2章No.19が届きました。わたしのようにあまり詩にくわしくなさげなところにも新刊をお送りいただきありがとうございます。

そんなにきちんと読んだわけじゃないのですが、思ったことがあったので書いてみることにしました。

☆海埜今日子
<<耳塔>> 塔、2000年

>あのひとはどきどきするほどあたしたちをはがし、てんとうさせ、
>かんじょうをもしったそぶりで、まずは手を、だいちのこんせきに
>むけてのようにおいたのだった(中略)
>しんどう、はめつのきおくをも、ぶうんぶうん、さそうようにして、
>いや、ひとびとのだれをもふきすさんで、まもうした壁のすんぜんで、
>じかんがひびく、ふるえる星をたぶんおぼえていたのだ、あの
>うごめき、あのうねりは。

ここには他者が、肉体レベルで他者がいるんだなという感じを受け、
そして、なぜだか、この詩世界を、遠い世界のように感じてしまいました。

遠いというのは、少なくともわたしには「ない」のかもしれない、
この感覚がないのかもしれない
そんな感覚です。

>かんたい、ぞうお、あるいはむかんしんめいて

>はえとりてーぷみたい、ねんちゃくさせ、えじきをかこみ

うまくいえませんが、わたしより年齢がうえの、女性詩人といわれるひとの作品について、伊藤比呂美さんとかも、面白い面白いと思ったりする一方で、よくわからないようなときも多くあります。

それは読解力もあるのですが、やっぱりそういう世界に対する感受性というか感覚がないんだなと実感しました。それが自分のなかではすごい発見でした。
いつか身につくかしら・・。

好きな詩人のひとり、柴田千晶さんの「派遣OL東京漂流」もなかなか面白かったです。

>枇杷囲む みな子をもたぬ 派遣社員

ほかの歌も、すごい面白かった!・・・のですが、社員経験のないわたしには、その本当のところでの理解が、これもやっぱりわかってないのかな・・・という感想も持ちました。わたしは仕事が苦しいとすぐ辞めちゃうし。すみません、やっぱりわかってなさそう。でも面白かった。

片野晃司
「ミカノハラミテ」

>その朝、薄明のなかで落ちていく家を見ました。わたしたちはばら
>ばらになり、白く燃えながら墜落していく家を、わたしたちは窓か
>ら見ていました。

・・で始まる詩、中国の地震の映像があふれる今、何かリアルなものとして
迫ってきました。

>あのひとの指の感覚を覚えたものたち、スイッチ、取っ手、パソコン、
>ケーブル、それらがどろどろに溶けてドアのすきまから廊下のほうに流れ

ああ、この壊れ感。
日常なんて磐石なものではない、そう実感するだけでも、かえって
自分の肉体をしっかりと感じなおすことが出来そうです。

とりとめありませんが、このへんで。


※散文詩の改行などは適当にかえました、すみません。
 

[257]松岡宮[2008 05/05 10:45]あおば佐々宝砂
CUBE/川江一二三/ミッドナイトプレス社

のかんそうです。

生まれて生活をこなしてゆくと、いろんな足跡をつけたりつけられたりする
のですが、なんというか自分につけられた足跡で、忘却していたようなもの
を思い出させるような作品でした。

>電車に乗ると背後に空間ができる
>どうやらほとんどのひとは見えないらしい
>それでも時々 ぎょっとした顔をして
>あわてて新聞に目を落とす中年男がいたり
>このひと痴漢です の言葉を呑み込む女子高生もいる
>見えるひとには見えるのだ ヒトガタの闇が
(第八夜/飼育)

これは男の死体をランドセルのように背負って電車に乗るというくだりです。ここを読みおもわず振り向いてしまったのはわたしだけではない
でしょう。わたしはあまり、ひとの背後にはいろんな過去や関係性の
糸がからみあっていると想定するのが得意じゃなく、そんなことを
あまり考えなかったのですが、ひとりの背後に10人の人間が背負われて
いるとしたら、いや、背負っているはずなのですよね、しかしそれは
意識しだすと恐ろしいものです。

>小学生の夏に魚をもらった
>あまりにもちいさくて あまりにも紅かったから
>天井裏で飼ってやった
>水が蒸発して 紅かったのが白くなっても
>天井裏で飼ってやった
>わたくしがいなくなっても かまわず
>天井裏で飼ってやった
>ひとり減り 十人減り 百人減って
>町が消滅しても
>天井裏で飼ってやった
(第10夜/屋根裏の魚)

しかしこの部分は思い当たるというか、乾いた魚のなきがらの刻印が
ふっとよみがえりました。生きているとじつにいろんなものを刻印して
ゆき、かつ、適切に忘れたり押し殺したりしているのでしょう。

幼い頃の記憶力のよさを思います。毎日が新しい発見ばかりで、あれも
これもと手に入れようとしていました。そんなものたちは、けっして
死なない、けっして忘却されない、消滅しないのでしょう。

>わたしは魂のたまを愛し続けていかねばならない
(第11夜/春のたましい)

>(減価償却割れの装置は速やかに排除すること 可能な限り)

個人事業主になって、減価償却という概念を知ったとき、なんとおそろしい
概念だろうと思ったものでした。もの自体は減らないのに・・・と。
いくつもの減価償却割れが、東京湾や屋根裏に残っているのかな。忘れちゃ
いけないと叫んでいるようです。

少し日々の見方が変わりました。

松岡宮
 

[256]松岡宮[2008 04/19 01:09]
上手宰さんより「冊 36号」が届きました。思えば2002年ごろからのお知り合いなんですよね。

この同人誌は派手じゃないですが、わかりやすい詩が多いです。少しコメントを・・・。

「こえ/近藤紀久子」より

>きのう抱きしめ屋の夢をみた
>お客は抱きしめ屋に行って
>気に入った者をえらび
>三十分三千円で
>抱きしめてもらい
>愚痴をいったり甘えたり泣いたりする
>抱きしめ屋にゆるされたことばは
>うん と そう だけで
>ほかのことは言ってはならない

 そういえば、今週くらいの週刊モーニングでも、添い寝屋みたいな話がありましたね(うろ覚え)。性の介在のない、というか、性の介在がないかのように触れ合う、そんな関係がほしいのは、わたしも共感します。できれば
淡雪のように消えてしまえる関係を・・・。


「永遠の帰郷のためのフーガ/葛巻真希雄」より

>その道を奥多摩駅から二十分くらい辿った所の杉林を拓いた急激な斜面に家を建てて
>父が隠遁生活を始めてからもうだいぶ経つが私がそこを訪れるのは数年に一度
(中略)
>永遠の帰郷はあるだろうか
>父も家も喪ってなおただその行為のみが在るような
>永遠の帰郷は

この詩は奥多摩の情景や青梅線の風景がミッチリと描かれていて、しかも一行が長く、うっそうとした森のようなフォルムの詩でした。隠遁する父の孤独がその文字の多さから伝わってくるようです。

父の孤独・・・私にとっても関心のあるテーマです。この詩の続き、一年後、三年後・・・もぜひ読みたいと思いました。


松岡宮
 

[255]大村 浩一[2008 04/14 13:00]手乗川文鳥松岡宮
 私人図書室です。以下の本が新たに登録されました。
大村の蔵書だったものです。
4月18日以降に貸出可能となります。(連番記入済ですがラベル未装着)

詩誌 あんど 第1号 山口哲男特集 森川雅美・編 あんど出版
詩誌 あんど 第2号 支倉隆子特集 森川雅美・編 あんど出版
詩誌 あんど 第3号 江代 充特集 森川雅美・編 あんど出版
詩誌 あんど 第4号 財部鳥子特集 森川雅美・編 あんど出版
詩誌 あんど 第5号 田野倉康一特集 森川雅美・編 あんど出版
詩集 君の見ているものは 下前幸一 20世紀の谷間社
エッセイ ラジオの時間(とき) こんのひとみ 学研
詩集 漂泊者を撃て! 天野茂典 花祭り社
詩集 詩集 ジョン コルトレーン 天野茂典 花祭り社
詩集 POETIC FREE アンソロジー POETIC FREE
詩集 ライブレッドの重さについて 徳丸康代 詩学社
詩集 category 斉藤隆聖 私家版
詩集 Out of Nice 森本ゆふ 私家版
詩画集 うた 豊原エス(詩)、足田目朗(絵) 私家版
詩集 いとでんわのかけかた 空無 かみやひろし・編 私家版
詩集 ひとさし夢 岩田 武昭 私家版
詩集 ハッチアウト 小林ひろえ 私家版
詩集 眠れない子守唄 山本つやこ 私家版
詩集 イルカの想い出 香澄 海 福富一郎・編 私家版
詩集 We lived in clover +Pius 小森岳史 私家版
詩集 遠い国の子供 小森 岳史 私家版
詩集 ジャンク派によるアンソロジー Junk 創刊号 陳 樹立ほか
詩集 空(あお)に浮かぶ白い花 コタン 私家版
歴史 戦争中は“極楽”だった 木村哲人 第三書館

 昨日のJAZZ映画館の朗読会の出演者や、村田活彦さんの朗読会で朗読さ
れた作品の大半は、私人図書室で読めます。
 特に村田さんが取り上げていた、前回新着リストにある浅川三吉さんの
詩集「神のえじき」は、絶版のうえ版元も倒産したため、非常に貴重なも
のになりました。
 カワグチタケシさんや小森岳史さんの詩集も貴重です。特に小森さんは
「3K」など首都圏の朗読イベではアクティビティの高い詩人ですが、詩集
はまだ私家版だけなので、テキストは貴重なものと言えます。
 

[254]大村 浩一[2008 04/13 00:11]よしおかさくら手乗川文鳥士狼(銀)
 私人図書室です。以下の本が新たに登録されました。
大村の蔵書だったものです。4月6日から閲覧・貸出可能となりました。

TOLTA1号 関口文子、南谷奉良、山田亮太、河野聡子
ウケる技術 小林昌平、山本周嗣、水野敬也 オーエス出版社
現代詩手帖2006年12月号 思潮社
現代詩手帖2007年1月号 思潮社
現代詩手帖2007年2月号 思潮社
現代詩手帖2007年3月号 思潮社
現代詩手帖2007年4月号 思潮社
現代詩手帖2007年5月号 思潮社
現代詩手帖2007年6月号 思潮社
現代詩手帖2007年7月号 思潮社
現代詩手帖2007年8月号 思潮社
現代詩手帖2007年9月号 思潮社
現代詩手帖2007年10月号 思潮社
現代詩手帖2007年11月号 思潮社
戦争を生きた詩人たち1 斎藤庸一 沖積舎
戦争を生きた詩人たち2 斎藤庸一 沖積舎
日月譚 園田恵子 思潮社
蘭の会アンソロジー 芳賀梨花子、佐々宝砂、宮前のん他 詩学社
子犬のしっぽをかみたくなった日 やまもとあつこ 高階杞一・編 空とぶキリン社
脳天パラダイス大詩集 平居 謙・編 彼方社
脳天パラダイス豪華大詩集 平居 謙・編 鹿砦社
脳天パラダイス詩人大作戦 平居 謙・編 鹿砦社
SPACE SHIP EE タカノ綾 (有)カイカイキキ
トランジッション 佐藤yuupopic jet city publishing
馬 川村慶子 日本未来派
[ggod-norae]はなうた 徐 悠史郎 私家版
おはなし大阪文学史 水口洋治 竹林館
ペチカ 佐々本果歩・編 ペチカクラブ
ペチカ 3号 佐々本果歩・編 ペチカクラブ
ペチカ 6号 佐々本果歩・編 ペチカクラブ
POEM ROSETTA 角田寿生・編 蛾兆ボルガ
パイロットボートの深夜行 北川浩二 ポエトリージャパン
おれ・ひと・釜ヶ崎 東淵 修 リトル・ガリヴァー社
幻影海峡 北村 守道 私家版
ある日、やって来る野生なお母さんたちについて 三上その子 まつ出版
いたずら 田添明美 思潮社
長いはしごを上っていけば 武 力也 OFFICE KON
全心ストリッパー 青木研治 朱鳥社
青いペンの話 三沢 宏行 草原詩社
歌集 嘆きの花園 藤原 龍一郎 ジャテック
Mix Juice おがわ 友美 彩図社
あなたが出かけてしまったあとに―24の断章― 荒木 時彦 アトリエ空中線
神のえじき 浅川 三吉 新風舎
約束の地 岩田 晴幸 ふらんす堂
メッセージ よしだ けいこ 近代文藝社
オリツバメ 遠藤 志野 星雲社
レインコートになりなさい 南川 優子 開扇堂
ポフウェル氏の生活 南川 優子 言水制作社
TAIWAN 龍 秀美 イメージゲート
阿ト理恵大全集 阿ト理恵 アトリエ書店
バナナ曲線 青木 栄瞳 昧爽社
究極Q太郎の詩 上巻 究極Q太郎 私家版
悲劇的な詩 究極Q太郎 私家版
歯が浮くような過激な言葉 究極Q太郎 私家版
母衣 創刊号 久谷 雉・編 グループ母衣
母衣 第二号 久谷 雉・編 グループ母衣
母衣 第三号 久谷 雉・編 グループ母衣
タデクイ 菊田正行、菅原径・編 アトリエ文呪
タデクイ 第4号 菊田正行、菅原径・編 アトリエ文呪
タデクイ 第5号 菊田正行、菅原径・編 アトリエ文呪
小画集 The Blue 斎藤千恵子 私家版
鏡の領域 藤澄霧弥 私家版
空中楼閣 藤澄霧弥 私家版
神聖である 神尾和寿 文童社
楽しい輪廻 石井飛鳥 株式人間飛鳥亭
A Week 琴生結希 私家版
selest 試作版 琴生結希 私家版
Sensitive Blue 東 しのぶ 私家版
歌集 林檎貫通式 飯田 有子 BookPark
POETRY TRACKER 01 南原 魚人 私家版
 

[253]大村 浩一[2008 04/13 00:07]
>>252 Ю(ユー)さん
図書室なんだから当たり前ですがな。(笑)
詳しくはイベント情報スレのここから。
http://po-m.com/forum/thres.php?did=12&did2=404
運営自体はmixiのコミュニティ機能を使ってやっとります。
てそんなに大げさじゃないんですが。
蔵書リストはワシのHPに掲示しとります。
 

[251]大村 浩一[2008 04/04 09:49]川村 透手乗川文鳥PULL.チアーヌあおば士狼(銀)ピクルス
 私人図書室です。以下の本が新たに登録されました。
大村の蔵書だったものです。4月6日から閲覧・貸出可能です。
今後どんどん増えます。ご期待下さい。

(書名  著者名  版元)
花火焼 桑原滝弥 にこにこ出版
こっそりとショルダー・クロー たけだ たもつ poenique
迷子 その他の道 岡部 淳太郎 ミッドナイト・プレス
反射熱 第1号
 岡部 淳太郎、葛西祐也、神山倫、佐藤銀猫、遠海真野、服部剛
風の配達する手紙 服部 剛 詩学社
詩集 明け方の碧 服部 剛 私家版
グッドモーニング 最果タヒ 思潮社
雑詩 2〜4 ほか モリマサ公 私家版
マジック・ユーザー 早坂 恒(たみ) 私家版
Blue Kid     川村 透 現代詩フォーラム
駅まで迎えに 吉岡 孝次 詩学社
SPARKLES 稀月 真皓(きづき みひろ)私家版
SURVIVE ANOTHER SILLY DAY 稀月 真皓(きづき みひろ)私家版
心を縫う 白井 明大(しらい あけひろ) 詩学社
基督の店 平居 謙 ミッドナイト・プレス
春の弾丸 平居 謙 草原詩社
野原のデッサン 石川 和広 草原詩社
ダブルな混ざり方 原田 吉裕(はらだ よしひろ) 新風舎
ロプロプ 佐々本果歩 草原詩社
Mass hysteria 佐々本果歩 私家版
希望について さいとういんこ SPLASH WORDS
too mich Caffeine makes her a poet さいとういんこ SPLASH WORDS
つまづく地球 長沢哲夫 SPLASH WORDS
カワグチタケシ詩集 カワグチタケシ SPLASH WORDS
international Kiein Blue カワグチタケシ 私家版
twenty two sonnets and some prose(s) カワグチタケシ 私家版
都市計画/楽園 カワグチタケシ 私家版
花本武の不在証明詩集 花本武 私家版
 

[248]葉leaf[2008 03/27 14:12]田代深子いとうピクルスあおば
kader0d2号の予約を受け付けております。刊行は5月初旬、頁数は150頁、定価は800円を予定していますが予約された方のみ600円(郵便料込み)で販売いたします。予約ご希望の方は、お名前(ご本名)・ご住所と郵便番号・部数の3点をお書きになったうえでsgkkn@olive.plala.or.jp(広田修)までメールをお送りください。折り返し確認のメールを差し上げます。当誌が完成しましたらあらためて購入意思と住所を確認するメールを差し上げますので、お返事をいただき次第郵送いたします。個人情報に関しましては当誌で責任をもって管理します。
http://kader0d.petit.cc/

執筆者(順不同)
白鳥央堂、佐藤雄一、広田修、伊達風人、田代深子、佐原怜、外山功雄、岡部淳太郎、清野雅巳
 

[247]光冨郁也[2008 03/08 20:59]
詩集『バード・シリーズ』新装版発行しました。
(詩集「サイレント・ブルー抄」収録)

詩集『バード・シリーズ』(狼編集室)
著者:光冨郁也(みつとみいくや)
A5版 ソフトカバー 表紙フルカラーカバー付き
本文100頁 詩編20編
定価1200円+税+送料
「バード・シジーズ/斜線ノ空」
 一バード「バード」「ブルースカイ」「翼」「冬」
 二マーメイド海岸「マーメイド海岸」「海の上のベッド」「霧(ミスト)」「漂着」
 三声「空き地」「ミニ扇風機」「夏風邪」「台風前(「乾電池」改題)」
 四斜線ノ空「斜線ノ空」「平野」「岬」

「サイレント・ブルー抄」
 (第33回横浜詩人会賞受賞作品から数編選抜)
 「白の誕生日」「コミック雑誌」「バラ線」「サイレント・ブルー」「スカイライン」

レビュー:
「詩集バード・シリーズ/斜線ノ空」 落合朱美
「+剥離+呼吸+孤独+写像+」 広田修
あとがき

*近日・武甲書店にて委託販売予定
*春にポエトリージャパンにて委託販売を予定

*3月中の直接の狼編集室へのお買い求めは1000円にて販売します。
 また狼編集室での直接のお求めでは通常送料1冊80円ですが、
 3月中は送料は無料サービスします。

*お求め・お問い合わせ先のメールアドレス:狼編集室
mitsutomi-wolf@memoad.jp
 

[246]ピクルス[2008 02/21 16:24]とうどうせいら夏野雨しもつき七
ネット詩集「no name24」、漸く発送中。
2月29日までに届かなかった方は、お手数ですが再度、御希望部数と送付先を御連絡くださいませ。

収録作品および作者名一覧 

「白日」室生遥子
「窓際の白い花が一刻も早く枯れますように!」中村かほり
「無題」ネージュ
「Air」藤井柚子
「フォークロワ」立花夜半
「名前がつけられない海」三角みづ紀
「スノウベル」小川つつじ
「てんの桜/ちの子宮」葛西佑也
「星の名前」南翼
「かえらぬもの」高木純子
「散る花と雪の季節」今田コボ
「冬の夜 雨にみた夢」黒田みぎ
「彼女からの報告」七月
「ウニカウル」フユキエリカ
「水色」水在らあらあ
「堆積」今唯ケンタロウ
「ちくたく」かみいとうほ
「心臓」鈴木賢一
「九月童話」紅魚
「骨」佐藤章子
「逃亡」溺
「「叛く」とそこには記して欲しい」白檀
「左舷調律者」中村めひて
「空が逃げていく」三角みづ紀

表紙イラスト 平山美也子
裏表紙マンガ タジロギ
本文中イラスト 杉原桂子ほか匿名希望


ありがとうございました!

諸事情により、もはや再び同じ顔触れでの詩集制作は叶わぬ事となり、掲載者の方々からも「幻の詩集ですね」、「これはプレミアが付くでしょ」などの声もありますが、どうですかね、
よく判りません、そこのところは。
でも、良い詩が揃ってますよ、ね?


なお、室生遥子さん、中村かほりさん、ネージュさん、藤井柚子さんの各作品は、最終選考で満票を獲得しております事、申し添えさせていただきます。

新規に欲しい方は御連絡ください。
無料ですが、発送には一ヶ月程度かかります事、御了承願います。

また、未詳24でも詩誌を作ります。こちらもヨロシクお願い致します。


 
 

[244]「ま」の字[2008 02/08 21:58]
 『飛ぶ 益野大成詩集』

 発行元の新風舎がああなってしまったので、最後の著者向け販売で10冊入手しました。本屋ではおそらく買えなくなるので、この際買っとこう、という奇特な方いらしたら、メールで連絡ください。

 入手費用が1冊あたり448円だったので、「1冊450円。送料は無名生(益野大成)負担」とします。私への送金にかかるお金は、すいませんが買い手の方がご負担ください。定価でご購入された方には申し訳なく思いますが、私の意志とは無関係な、出版社破産という事情で安く手に入れた本(それも自著)に定価1400円をつける度胸はありません、ご容赦ください。

追伸:世間では色々言われていますが、私は、自分のケースに関しては「だまされた」とは思っておりません。オリジナルカバー帯つき、小っちゃい字ながら大新聞に1度広告も載って75万(税別)なら、まあ安くはないけどバカ高いともいいづらい。多少の情報収集もしたから「全国の本屋になんか並ぶわけないベヤ。300部しか出してないし、まして詩集だし」ということも知っていた。 最善のやり方ではなかったが、最悪とも思わない。少なくとも出版社は言っただけの事はしたと認識しています(あくまで私のケースですけどね)。
 

[241]片野晃司[2008 01/03 10:59]
#>>240
#2千円でーす。ちなみにロシア語原文載ってないです。でもなかなかすばらしいもんです。
#私信で振込先口座お知らせしました。

 

[238]松岡宮[2007 12/01 21:16]あおば

下であおばさんが紹介されている「Cool Emotion」感想です。

ipプロジェクトとは、インターネットを媒介とするアンソロジー計画なのですね。はじめて知りました。

小さめのソフトカバーにみあった、淡い雰囲気を持つ詩集という印象を持ちました。詩がなんとなくプリミティブというか、そんなにこなれていないぶん作者性を感じられるようなものが多く、それぞれの個性を感じました。好きに書いているという感じ。

そんな中、ハードな雰囲気の詩、たとえば今唯ケンタロウさん「死霊」は印象に残りました。観覧車を廻す「僕」と遊園地の死霊たちとのコミュニケーション、詩でなくては表現できないものを感じました。

松岡宮
 

[237]あおば[2007 11/30 00:56]ピクルス
アンソロジー「Cool Emotion」刊行のご紹介。 

iPプロジェクト(詩部門)2冊目2007年11月30日発売
著作 ipプロジェクト
編集 恵
参加者(掲載順・敬称略)
吉井春樹/木下奏/赤月るい/水無月えるは/そらのとこ/ヤハギクニヒコ/Lyenna/今唯ケンタロウ/月島捷樹/山下顕太朗/あおば/文月悠光/たかぼ/かさね/明楽/任務城/恵
(現代詩フォーラム参加者も大勢参加)の17名

価格1000円
お求めは、発行所 太陽書房 まで。
http://www.taiyo-g.com/shousai32n.html

ISBN978-4-903447-32-2
 

[236]片野晃司[2007 11/27 20:25]あおば木葉 揺
詩誌「ガニメデ」41号
巻頭翻訳 たなかあきみつ/アレクセイ・パールシチコフ「石油」ほか
小句集 田中亜美
詩作品
中神英子 山田隆昭 渡辺めぐみ
小林弘明 粕谷栄市 森井マスミ
岩成達也 片野晃司 山本美代子
鈴木 漠 林 和清 紫 圭子 ほか
(以上、表紙より転載)

価格2100円 ほしい方は片野まで。在庫はそんなにたくさんはありません。

#なお、詩壇時評は片野が書いていますが、その中で間違いがあります。
#ローゼンメイデンの翠星石の髪は緑ではなく茶色でした。この場を借りて訂正いたします。
 

[234]光冨郁也[2007 11/23 06:32]角田寿星ピクルスあおば
文芸アート誌「狼」15号発行しました。
内容等は227の記事を参照ください。
予約終了しました。ありがとうございました。
販売は、光冨のブログ・メール等で引き続き受け付けています。
今後の販売予定は、ポエトリージャパン、武甲書店、TOKYOポエケット、文学フリマ等です。(あくまで予定です)
 

[233]とうどうせいら[2007 11/19 18:53]深水遊脚あおば木葉 揺角田寿星ピクルス
詩学に掲載予定だった、
詩誌評の原稿が犬飼愛生さんのブログにて公開されてました。

詩誌における発信とデザイン/犬飼愛生
http://drawngame.exblog.jp/d2007-11-05

drawn_game TOP
http://aoiinukai.chu.jp/

#犬飼さんお疲れ様でした
 

[232]とうどうせいら[2007 11/19 08:03]深水遊脚木葉 揺角田寿星ピクルスあおば
寺西幹仁くんを送る会:幹事 馬野さん 11/28
http://po-m.com/forum/hami.php?did=5147

の書き込み、はみだしにあったけど、
詩誌スレを直接リンクしてロムっている会員外のかたが多数いらっしゃるみたいなので、
こちらにもリンクしておきますね。
#>馬野さん
#わたしのブログとmixiのトップページにも貼らせてもらいました




書籍の注文、20日まで。



あと、以前作った
おすすめの詩学社詩集は?
http://w-o-w.jp/VOTE/V/9351ve244/
のブックガイドが10冊超えました。
投票してくれたかたありがとうございます。
もちろん売り上げにつなげることが目的だったけど、
ここから詩集を出した詩人のかたがたが、ネットサーフィン中、
ふと発見して、
「詩学社で詩集出してよかった〜」
って思ってもらえたら嬉しいと思って作りました。
アンケートはずっと置いておくので、また今回注文したほんを後で読んで、
これもよかったって思った時押したかったらいつでも利用されてください。
#あと、詩学バックナンバー用のアンケートは仕事とかで忙しくて間に合いませんでした(汗 残念。
 

[231]とうどうせいら[2007 11/11 02:12]深水遊脚角田寿星
>>223
に、追加。
詩学社に頼んだほんが数日前に届いたのだけど、
完売して届かなかったほんと、わたしがラスト一冊を買ったであろうほんを、挙げます。

在庫情報:追加11/7付

-完売-

(ガラス戸棚の分から)
純粋病 一色真理

(詩学BN)
2005年2月号
2004年8月号 

#頼み忘れがあったので、もう一回追加注文すると思います。発送作業しているボランティアのみなさんありがとうございます。
 

[230]片野晃司[2007 11/10 12:13]角田寿星
hotel 18号

■作品
老魚    片野晃司
おれ自身はあそこにいなかったんだ。    広瀬大志
迷路としてのスナック街    福田武人
雁信    海埜今日子
斧の平和/哲理の枷   野村喜和夫
泉源通り    柴田千晶
赤信号    かわじまさよ
空の芯    浜江順子
地にえがく    澤口信治
もやもやと つながる    川江一二三
炎天    根本 明
冷たいものを注文し、君にメールを打ち始めた。    井本節山
■エッセイ 海埜今日子
■書評 広瀬大志・川江一二三
(以上目次順)

定価500円 ほしい方は片野まで。16号、17号も在庫多数あり
 

[229]アンテ[2007 11/05 23:35]大村 浩一とうどうせいら深水遊脚あおば佐々宝砂ピクルス木葉 揺角田寿星川村 透
入手できた詩学を、すこしずつ読んでいます。
1998年にさしかかりました。研究作品選評の、田添さんの詩が読めるのが
すごく嬉しいです。楽しみ楽しみ。ニフティでもいつも声をかけていただいてたから。
ああ、このころはまだハワイに住んでたんだなあ(山海通り)、と想いながら。
最初の子が生まれて、ああ、ホノルルにパスポート取りに行ったっけ、とか。
10年ちかく前なんですね。そりゃそうですね、もう10歳になったもの。
なんか、すごく詩が身近な、気持ちに近いところにまだあるんだと思えてきます、
詩学読んでると。
買ってよかったです。うん、心から、読みたいから、買うって、
あんましないですもんね、なにげなく暮らしていると。
 

[228]深水遊脚[2007 11/04 23:29]角田寿星佐々宝砂あおばピクルス
詩学社の詩集、散文カテに少しずつレビューを書いてゆきます。まずはひとつめ。
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=138843
 

[227]光冨郁也[2007 11/04 08:16]角田寿星木葉 揺とうどうせいらピクルス
文芸アート誌「狼」15号、11月下旬頃発行予定です。

詩歌作品特集

短歌:木立悟、蛍、沢木理桜
詩:木立悟、蛍、広田修、佳運、落合朱美、石畑由紀子、
  A道化、漆矢石榴、コントラ、光冨郁也
評論:広田修

イベント記事:絵本カフェで詩のイベントp-cafeを観に行った
メールインタビュー:石畑由紀子、落合朱美

編集発行・光冨郁也

A5版 本文56ページ。
定価500円(税込み)+送料80円。
予約分は送料無料。

予約は
狼編集室mitsutomi-wolf@memoad.jpまで。
または、みつとみの個人メール等まで。
 

[225]角田寿星[2007 11/02 20:24]木葉 揺
>>224
えーとですね、まだ発売日時など、まったくの不明とのことでした。
おそらく12月以降になるものと思われ、その頃には詩学社自体が消滅しています。
予約はしたがって、無理です。今回は、アナウンスまで。
 

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