鳥の飛ぶ
銀のピアスをもらったよ


こいつったら ときどき
姿をかえるから
翼を広げてとびまわる


だから、耳をひっぱったりして、
やんちゃな赤ちゃんみたい 
でも、ありがと ....
トロイメライの草いきれ
揚げ花火の調べ
命の水源から零れ出す、フラクタルな哀しみと
誰にでも、生きている限り、幸せになる権利がある
ということ


花火が落ちた焼け跡の空にも
 ....
シタールの音が哀切を持って
時を切り刻んでくれるような気がする
立冬を迎えた土曜日の夕暮れには
今年はついぞ聞くことの無かった
ヒグラシが似合うのだと思う
枯れ草を燻す煙がどこからか ....
全ての心に草冠をつけろ
そうすれば心が折れることはない
みんな王様だから堂々とするだろう
折れたら終わり 曲がったら終わり
そして人は硬く真っ直ぐ走り出すのだ
言葉を綴り始めるのだ
文字は ....
 土方がそんなに自慢かよ
 だったらなんで
 こんなとこで編集者なんかやってるんだよ

 お前は土方もできる
 編集者もできる
 それでも土方が自慢ってわけだ

 お前の奥さん
 小 ....
言葉を家へ持って帰る
言われてしまったことを
言わずにおいたことを
持って帰っても
家の人には言わない
代わりに別のことを言う
家の人が安らぐことを
自分の気散じになることを
そうする ....
30年前に飲んだ水薬の幻


人間は人間を定義し続ける


3LDKを王の間として読書する


格言集 言霊チャージでGO


10時にジャムトースト今日の炊飯玄米3合
透き通った青の天井見つめて、
寒空の下
薄いボロボロの服を着て、
その子は寝ている。
大きく目を見開いてその子は眠っている。

チェマダンの往来の真ん中で、
一人のコッチョビが眠 ....
私が
景色を切り取って綺麗にうたおうとしている朝に
母と祖母が冷たい戦争をしていた
庭では 冬支度がすすんでいた
家の中の空気と 外の空気が
同じぐらいの温度の朝だった

無言とは
ひ ....
ウォーターフロント 風の高層ビルに満月が架かる


護岸に寄せるさざ波 夜光虫の息


防波堤に寝ころび夏の大三角形を捜す


海風が髪を撫でるほど吹きつけて風


突堤で発火 ....
言葉は誰としてでもなく
残像として流れていく
どんな外側としてでもない 奴隷は
労働者としてでもない ひとつの肉体だ
足先だけで立ち止まりつづける 
そして 角のドライブスルーで メニュ ....
むらさき
むらさき
光の仕草へ
近づく空


歩いてわたる
歩いてわたる
うつぶせの鏡の群れが浮かぶ水
背から背へ 背から背へ


城壁の角
影が空を仰ぎ ....
蓮華座のまどろむ椅子に腰かけて


透明に降る雨の甘さ


宿命をバネに飛び上がり越える


新たな領土発見 どこにこの魂に


愛の支配言葉の力 物語の始まり


ドッ ....
意味の何も失った
僕はチョコにマトモなのだろう
そんなふうに 石像でも物体でもないけれど
頭領は 手にしている 
微風にイギリスを失って
空の縁は タンスにしまわれていく ユダヤ人の
 ....
まだぼくが幼かったころ
不倫あいてに
星野道夫の旅をする木を読んであげていたことがある
あいてはそのまま眠りたかったに違いない
まだぼくは幼かったから
からだをいたわるふりをして
あいてに ....
民衆革命 落雷の遠く呼ぶ日に


カモシカの臀部持つ少女の歩行


声低く呟きは凍てた空曇らす


第三文明 心の領土に建設


中庸の道説く中道のコーナー見て


尻の ....
友達のことも忘れて歩いていく橋は真上で誰かの言葉で隅っこすらなくしている声にできるのはいつも音楽だけで静寂だけが場所をなくしていくすべてがあったけれどもただ微かな闇のようなものの土に生えはじめたギ .... 今日は小雪
小雪に書かれた小説は
小雪小説

こんこんと降るような言葉の連なり
凛とも寒いほうの冬の始まり
温かくなるまでは力を矯めて
撓めて
やがて弾けるまでの物語


今日か ....
今日のどんぶり
アンバランス
明日は食えない
はいバランス
膨らむ財布にゃ
硬貨バランス
10円玉だけがやけに多い

崩れちまった
睡眠バランス
脳内麻薬でアンバランス
千鳥足を ....
木が倒れ
声は枯れ
栄養忘れの
内臓は腐り
夜は怒り
怒っちゃやーよと
雷はスベリ
鼻は咲き
泥が湧く
苦雪は山を覆い
空は雲を押し倒す
風の ....
コツコツと地下階段 黄泉の光も漏れて来て


馬頭人間シャワーカーテンに陰


夜のうちに暴れ回って墓場の菊


戻れない黄泉からは死霊の世直し


飛ぶ夢や妙に明るい都市に住 ....
ア「今度八丁堀に行ってくるよ。
  それにしても…八丁堀って言ったらさー…なんだっけ?知ってるっしょ。」
妹「何を言いたいんだ、ねーつぁんよ。」
ア「えっと、えーと、江戸時代!」
妹「江戸時代 ....
派閥を
離脱したんだけど

ついてきた人数
少ないんだよね

退くな俺

二周目の
青雲じゃないか
今日は大雨だった

雲っていたから
仕事をズル休みした

人間関係が悪い訳ではない
やる気がない訳でもない

欲しい物がない訳ではない
生活が豊かな訳でもない

自分に対する ....
ふと思いついたことを書く。

大御所の映画評論家の中には、映画はエンターテイメントが前提であると主張する人が多数いる。また、映画は産業であり、ビジネスであるということを大々的に主張し、周囲に吹聴す ....
文芸の友消えても言うべき事


ジミヘンのことごとく白くて精気霧散


前のめりの死 竜馬のごとく


神殿か独房か一人文芸


この青空を分かち合う微笑





 ....
白さのどこか
傷ではなくなっていく
空ではなくなった 草として 葉に
僕は誰かの海なのかと 手に
誰かに そうではなくなって 誰かの手ではなくなった
角に僕は 誰かの一人の街なのかと 僕自身 ....
カマイルカの背中のような月
山の端に突きささって
高層大気ただようクラゲ
明るいクラゲがやって来た

透明なクラゲに覆われて
ユーラシア東端の島弧からはひどく水色なシリウス
泳ぐようにス ....
製本工場に着くと
まず掲示板の自分の名札を見た。
忙しい時期は学生のバイトのやつらが
掲示板の前に群がった。
若い女の声と声。


キムラって誰。話したこともないよ。
どう ....
もうおれは
めんどくさくて
なにもできねーよ
さむいけどあるいてる

眠くはない
つかれてるだけ
眠くはない
負けてるだけ

ひとにあいたくて
ここまできたけど
ぼろいじぶ ....
都志雄さんのおすすめリスト(546)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
銀のピアス- 月乃助自由詩9*09-11-29
トロイメライの夢- しろう自由詩109-11-29
ヒグラシのヴィオロン- しろう自由詩109-11-29
- 新守山ダ ...自由詩109-11-28
悪循環- 藪木二郎自由詩209-11-28
創書日和【謝】謝辞- 大村 浩 ...自由詩7*09-11-28
日常- アハウ俳句309-11-27
花つばめ- Shaka自由詩609-11-27
食卓- 朧月自由詩909-11-26
フロコンの描く海にて- アハウ俳句5*09-11-26
金を手に入れて、そして…- 番田 自由詩209-11-26
傷の広場- 木立 悟自由詩509-11-25
自由な乗り越え- アハウ俳句2*09-11-25
ポップソングなんて- 番田 自由詩209-11-25
アラスカ行きの約束- 吉岡ペペ ...自由詩509-11-24
わが部屋の静物- アハウ俳句309-11-24
日曜日の憂鬱- 番田 散文(批評 ...209-11-23
うわぁ、寒いね- 海里自由詩109-11-23
バランス!バランス!アンバランス!- 北村 守 ...自由詩109-11-22
白黒。- ヨルノテ ...自由詩209-11-22
巡る黄泉- アハウ俳句4*09-11-22
加藤改め- アザラシ ...散文(批評 ...5*09-11-21
二階堂フルスロットル- 吉岡孝次自由詩209-11-21
17歳でいたい- くゆら自由詩409-11-20
芸術とエンターテイメントの対立に関して_メモ- 結城 森 ...散文(批評 ...309-11-20
友_失っても- アハウ俳句4*09-11-20
少数として、絶望していく- 番田 自由詩109-11-20
雲母水母- 海里自由詩209-11-20
立つ勢いの豚- カンチェ ...自由詩309-11-19
窓は開けない- 竜門勇気自由詩3*09-11-19

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