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僕は夢を見ているのかもしれなかった
オーディオの雑誌を ぼんやりとめくり続けながら
自分の持つべきオーディオシステムの構成について思いめぐらす
そうしている 僕自身は 凡人なのだが
理想と ....
何もわからない
話すことは 途絶えた
つながれた 手のまま 二人
そこには風景だけが目の前にはあった
足元には貝がらが散らばっている
もう 飽きたと 君は 言った
冬の海は
少し寂し ....
夜歩く世界に
道は 続いていた
思い出を追いかけさせられながら
歩いて行こうと思う 僕も 


角の向こうに 見えない 
白すぎる 雪が 積もっていた
それは僕には見えない何だろう ....
僕は 忘れていた
詩を 書くことを
わからないと思うからこそ忘れていた
イメージを ノートに 感じたかった


大きな山を見た
確かめられなかったのは紙の内側にある青い海だ
苦しん ....
詩を書いた
それを読み直していた
季節が過ぎる
公園のポプラの木も窓の外で揺れている


水上バスが波を立たせてドックへと向かう
隅田川が流れる
今日から僕は 失業者 茅場町で
 ....
夢を見ていた
バイトをしていた
家で絵を描いていた
夢ばかり見ていた
だけど歳を取り
知らない間にみんなバイトを辞めていく
ある者は営業になり
ある者は鉄道員になり
綺麗な看護婦に ....
ぼんやりと見ていた
何をだろう
青 赤 黄
いったい 何を
釣り道具と
エロ本を片手に出かける
白 黄 緑
プールから水色の空気が
日産自動車の景気が悪くなってきた

生きてい ....
何かを
枯葉の行方を追っていた
公園の中
子供の消えた世界で
心の笛を 吹いていた
波紋の中には何がある
そう思っていると
消えてしまった 波紋を 見ていた
時が生み出すものとはなんだろう


部屋からほど近いスーパーで新しい食べ物を探せば 夕暮れだった
トンカツ定 ....
今日も詩を書こうと思う
僕は書くことに何も満足してはいないのだ
だけど 一体 何故だろう
憂鬱な気持ちだけが妙にはっきりとしている

君は読むことをしないままだった
そんな ぼやけた毎 ....
詩を書いていた
未だ見ぬ自分をかきなぐっていた
一体 いつ
僕はそれを叶えるのだろう
意味がない言葉ばかりが
自分の中に 転がっている
失業したばかりの 月曜日 思い出の場所を目指した
きっと そこは あまり遠くはないところ
レンタカーを借りて 旅に出た

飛行機の 薄 ....
この思いはいつも
続いていく 河口の向こうに そして 立つだろう
僕だけは ああ だけど
この遊歩道を歩いていく時 どこに待っているのだろう
僕を受け入れてくれる 女の子が
海辺から光を見つめていた
存在していればいい 見ているものが いつも
ぼんやりと そして
時間をどこまでも流れていくのだろう
手にした物は
いつか 手にしていない物として 私の元を離れていく
私は防波堤の先端に立っていた
魚の形を いつも 追い求めていた


私は何をしていたのだろう
いつも人の形を遠くに  ....
時はいつも
私たちを孤独にする
今日も そんな気がしていた
ぼんやりと流れていく 風の中で
何かを叫んでみても
あまり 意味はない
意味のないことを続けてみても
明らかにその意味はな ....
言葉はいつも
私の手を すり抜けていく
それは 一体 なぜだろう
間違った道を 歩いてきた
言葉を 選んでは
同じ失敗を繰り返した日々

だけど 愛は 決してそんなものではないだろう ....
知っているのは
僕の 何も 知らない
いつも僕が歩いた
昨日 ぼんやりと 歩いた道だけ

知っているのは
だけど なんだったのか 忘れてしまった
帰り道を 見つめている
誰かの思い ....
時の中で 眠った
多くのものを 私は 見つめた気がしていた
今日もわからない だけど
理解させられた事実
ああ それは一体何なのか
時だけは流れていく
多くの 見るべき形が
私の 見 ....
僕にとってはどうだっていい
人間が思うことなんて
言葉もなく 流れた
詩には いつも
目的など ないだろう
垂れ流されるだけ
頭痛をもよおす
暗い部屋の ノートの上に
寂しい言葉を書い ....
私は思った
詩を書くのは何故だろう
失われた言葉ばかりだった
この 早すぎる時の流れの中で


それはリアルなものだろうか
それとも虚構であるものとは何だろう
あまりにも 自分自身 ....
窓の内側を流れる風景
友達は だけど 私にはいなかった
それは一体 何故だろう
私は意思の意味の無い時代の中で
また一つの愛を 失った
私は 夢を 一人で生きてきた
そうして、そうして、
眠ろうとする、そうして、
寒い日ですらないけれど、見えている周りに求め進んで行く。
ぼんやりと何かがあるのを、点をさまよう何かに視線を、
見つめながら、遥か遠くの点の中の ....
真冬の風の中で濁った息を吐きながら
夜のニューヨークのメインストリートを歩いた 
私は息を吐いては その向こうに
車の窓から 見つめている
私は今日も ブロンクス通りに向かうのだと思う
夜の ....
部屋の中で
言葉を東芝の冷房が無くしている
音楽が 傍らには 
音符が 効いている


日が 買っただけで 流れている
音楽の本 読んでいないのかもしれない
流れているのかもしれない  ....
何もない 海には 
吹いている 浮き袋が 透明な風が見えた
夢が
揺れているのかもしれない 遠くがあって 


そんなふうにして 喫茶店を 眠りにつこうとする
思いながら
ネタは何もな ....
01
何にもない道で、自分のことを追いかけて、楽しんでいる。


02
何にもない道で、私は言葉を叫ばされていたので、どこまでも暗かった。


03
何にもない道を歩いていくと、疲れ ....
何にもない 「気持ち」で
「空っぽ」になった 毎日を
「探し回る」のなら
俺には 「見つけられない」

何ひとつ 「見つけられない」であろう
「影」だけが 流れていく
景色の 「内側」を ....
空っぽな日々なのにひどく疲れている。俺なんて「誰にも存在しない」のだろう。庭は日の光を浴びてガラスケースのような色をしている。白色をした煙草の煙も芝に漂っているように思える。俺は目玉化してそれらを捉え .... 私はいつも考える
夕闇として読み進む 私は
私は私を読み進めさせられていたのかもしれない
言葉を 私は 本の 主人公として

誰一人知らない 日記を
私が読むとき 君は元気で暮らしていたの ....
都志雄さんの番田 さんおすすめリスト(60)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
暮れる万世橋の僕- 番田 自由詩413-2-24
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行くべき道を- 番田 自由詩212-12-19
AKB2がAKBの次に控えている- 番田 自由詩712-10-28
書いた葉は黄色い- 番田 自由詩212-10-9
角のコンビニ物語- 番田 自由詩912-9-19
青緑色の服- 番田 自由詩212-7-19
ベンチの公園で- 番田 自由詩212-7-8
ウルトラマリンの夕暮れに- 番田 自由詩4+12-7-6
詩に興味のない君の僕- 番田 自由詩512-6-25
くそったれの、人生- 番田 自由詩412-4-13
誰かの部屋の、テーブルで- 番田 自由詩512-3-18
横浜のボードウォークに- 番田 自由詩2*12-3-13
堤防の見えないものに- 番田 自由詩312-1-19
まぼろし- 番田 自由詩511-12-9
あまりにも暗い詩- 番田 自由詩411-11-13
間違った信念- 番田 自由詩411-11-6
もう、一人で生きていくには遅すぎた- 番田 自由詩411-10-30
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部屋の風- 番田 自由詩511-10-2
路地のガムだらけ- 番田 自由詩311-9-1
愛はいつも- 番田 携帯写真+ ...111-7-21
冬の日の窓- 番田 自由詩210-10-27
ある男の、ベッドに- 番田 自由詩210-9-17
いつしか失業してた- 番田 自由詩110-9-2
2010年の日記、夏- 番田 自由詩210-8-28
何にもない道へと- 番田 自由詩110-6-28
無知でもいいさ- 番田 自由詩110-6-7
テレビの隅っこ- 番田 自由詩310-6-6
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