ささやかなごく、日曜日
ファミリーレストランでアルバイトをしていたら
ひと組のささやかなカップルが入ってきた、
というどうでもいい話
は、詩にはならないだろうか

「いらっしゃいませ。何名 ....
夕暮れに爪を切る
夜 爪を切ってはいけないよ  と
いつか誰かに言われたから

冷たい風に
見上げれば
うすくうすく うすい空色
ほそくほそく 細い三日月

泣きたいほどに
 ....
さわやかとはなにか
やさしいのは春か
掃除機のきゅいーんが
許してくれるなら

行けばいいのですよ
さみしくなんかない
お空の飛行機が
落ちてしまうのなら

苦しくはな ....
蛸男と偶然すれ違った
僕と君たちと一体何が違うって言うんだ
開口一番蛸男は僕に突っかかってきた

何も違いやしないさ
君は十分に魅力的だよ

当たり障りのない言葉を返すと
 ....
自動販売機でコーヒーを押すとおしるこが出てきた。

『まいど!』

自動販売機が馴れ馴れしく礼を告げた。
客に対する無礼と商品を取り違えるいい加減さに腹が立ち。
違うぞコノヤロウと自動販売 ....
君の手は空には届かない
当たり前だけど

けれども最初から
そう思っていたら
君は何もしない人になる
無理だとわかっていても
やってみるのもいいものだよ
ああやっぱりダメだったね
そ ....
いつも触れたい 柔らかさ
マシュマロ気分ふわふわ

僕の知らない君を
一つずつ覚えていこう

 大きな冒険の中に 信じあえる何かがあるから
 より甘い力を手に入れて 空で手を離そう

 ....
ふと
したことについて
ふと
わたしは
道標に
いつまでも
宿題をわすれている

ふと
空が滑り
ふと
雲はいつのまにか
描きかけた
キャンバスの中に
紛れ込んでいる

 ....
私は元来
無口な男でありまして
うっかり、思慮深く思われがちですが
それは、本心を秘めている
というより、むしろ
現すタイミングを計れない
どうにも不器用な人間なのです


何か言わ ....
ぼろぼろに
なっても

また

誰かを
すくおうとしてる

ぼく
自身さえ

すくえないのに
愛されたあの日
愛したあの日
月が満ち
海の中

海の泡となった。
そして星となった。
本気で愛していた。
くしゃみをした。

泣いた泣き明かした。
星座をたどって
元来た場所 ....
今日は入浴剤のかわりに
思い出を溶かしてみることにした
みるみるうちに水が染まっていくが
どうもうまく混ざらない
思い出にも種類があったらしい

やわらかなパステルカラーとかたいモノクロ
 ....
固定観念に囚われない生き方をしよう
なんて、無理難題かも知れない

あたし達が生きる世界には枠があって
その中に止まっていなきゃいけなくて
また誰かが悲鳴をあげるの
こんなんじゃな ....
わたしのなかのうたが
青い蝶になって
空の彼方へ飛んで行った

鳴り止まないオルゴール
うたのないまま時は過ぎて

今頃おまえは
どこを飛んでいるのだろう
どこでうたを歌っているの
 ....
太陽    なのか?

がのぼったまんまだ

もう ずっと

ぐっしょりと潤んで


乾かして

からからに

ぼくらを

見上げない
滅多にぼくは
ちかごろ

 ....
小さな夢も
大きく育って
素敵に叶うと
信じてる

小さな希望も
大きな翼となって
はばたけると
信じてる
人を好きになる度に 誰かを傷つけて
 誰にも愛されなくなるようで恐いんだよ

誰の助けも借りず 借りられず傷ついて
 自分を追い込むだけ追い込んでも答えは見つからない

  誰か あたしを ....
人の幸せ考えて
行動できているかな
人の気持考えて
言葉を言ってるかな

愛のある暮らし
本当に楽しい
恋のある暮らし
毎日が刺激的

人を困らせてやろう
嫌がることしよう
人 ....
【女】

あまがえるが恋をしたからって
雨が止むわけでもないけれど
どうせ降り続くなら
恋をしたあまがえるの時がいいわね

【男】

耳そうじのやり過ぎで
三半規管が ....
雨上がりの午後3時

虹の架かる空を笑顔で迎え

長靴を履いて

水たまりにジャンプにする。
久々に口に運んだ
チョココロネは
何年もの年月を経て
味を変えた
 
話を聞くと
どうやら職人さんが
変わってしまったらしい
 
 
今では
チョコを被った
クリーム入りパンに ....
鳥篭に入れられた鳥は
再び大空を飛ぶ事を夢見る
借り物の安全や平穏よりも
自由な世界に憧れる

だけどいつしかち志を失い
逃げ出すことを諦めてしまう
果てしなく広がる空を見つ ....
鯨が大きなあくびをしていたから
試しに中に入ってみたんだ

そこはピンク色で
もごもごした物がたくさんいて
うん、なかなか悪くなかった

僕はせっかくのことだから
しばらくここに住んで ....
憧れるんです

田んぼの広がった
いや、あまり広がりすぎてはならぬ

緑あふれる、水車は回る
羊はめいめい、雲はゆったり
笛の{ルビ音=ね}ひゅるる

ひゅるるるる

右手に本を ....
夜にまぎれて
雨をみちびく雲の波
朧気に月は
触れてはいけないものがある
ということを諭すように
輪郭を無くし遠退いてゆく

深く、
深く息をして
雨の降りる前の
湿った空気の匂い ....
まだ
幼いままの夢を抱きながら
歩みを続けている
 
床に転がっていた
ガラス玉を指差して
綺麗だと笑っている
 
 
何万年も前
もっと世界が綺麗だった頃も
きっと僕ら
同じ ....
ゆきふらしはやっとこさ
目を覚ました
去年頑張りすぎたから
いつもよりたっぷり眠った

朝ごはんを食べて
歯を磨いて
お出掛け用の一張羅の服に着替えて
今年も仕事に取り掛 ....
何もかもがいやになって
下を向いて歩くのだ

メールを
打つふりなんかして
詩を書いたりしちゃうのだ

幸せな人は詩を書かない
というのは本当です
だけど
私の不幸など
ありふれ ....
手を繋いで



離れてしまわないように



強く強く


握りしめて












信じてないわけじゃない





けど
 ....
パパにおねだりして買ってもらった
世界
始めはとても小さくて
なかなか言うことを聞いてくれなかったけど
だんだん躾を覚えてきて
今じゃちゃんと言うことを聞く

あたしが小さな ....
優飛さんのおすすめリスト(1102)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ファミリーレストラン- チグトセ自由詩6*07-4-21
三日月- さち自由詩9*07-4-21
薄情娘- 蔦谷たつ ...自由詩11*07-4-21
蛸男- なかがわ ...自由詩3*07-4-21
自動販売機と俺。- もののあ ...自由詩14*07-4-20
君の手は空には届かない- ぽえむ君自由詩14*07-4-20
Power_Of_Sweet- 北大路京 ...自由詩7*07-4-20
在りか- tonpekep自由詩12*07-4-20
太宰ヒラメ- 佐野権太自由詩41*07-4-20
金魚すくい- 043BLUE自由詩607-4-19
シンディー- ペポパン ...自由詩8*07-4-19
バスタブ- 優羽自由詩11*07-4-19
はめ込むということ- 黒柴 悠自由詩1*07-4-18
うた- 未有花自由詩19*07-4-18
- 水町綜助自由詩24*07-4-17
たまご- 優羽自由詩5*07-4-17
No_More- 北大路京 ...自由詩11*07-4-17
心模様、曇り- ペポパン ...自由詩6*07-4-17
雨の日の会話- なかがわ ...自由詩4*07-4-17
ハレルヤ- 來稚自由詩6*07-4-16
パン屋にて- 山中 烏 ...自由詩407-4-16
鳥籠- 1486 106自由詩9*07-4-16
鯨のあくび- なかがわ ...自由詩4*07-4-16
いいなあ- 蔦谷たつ ...自由詩8*07-4-15
代わりに、雨- LEO自由詩36*07-4-15
うつくしいもの- 山中 烏 ...自由詩307-4-15
ゆきふらし- なかがわ ...自由詩2*07-4-15
スピカ- umineko自由詩13*07-4-14
繋ぐ- 蓮未自由詩2*07-4-14
世界球- なかがわ ...自由詩8*07-4-14

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